1 / 4
1
しおりを挟むピンポーン
チャイムが鳴って玄関を開ければ、宅配のお兄さんが居り
横にはおじさんが居た。
「サインかハンコお願いできますか? 」
私はサインをするとお兄さんはさっさと行ってしまい
おじさんがそこに突っ立っており、見た目は中肉中背のよく居るタイプで
どうやらこれが配布されたおじさんのようだった。
ちゃんと伝票も持っており、伝票には生もの表記されており
少し触ってみると冷たかった。
なので私はおじさんを家に迎え入れる。
おじさんは部屋を見渡すと地べたに座る。
私はとりあえずおじさんの向かい側に座ってみたが、落ち着かない。
「お茶飲む? 」
私がおじさんに聞けば、うなずくおじさん。
冷蔵庫からお茶を出してコップに入れた。
とりあえず出してみれば、ゴクゴクとお茶を飲み干したが、
それを見てもどうしていいのか全然分からなかった。
なので検索してみる事にした、こういう時はネットの力を借りよう。
おじさんスペース接し方と打ち込んでみるとすぐにヒットした。
何々
上の方から読んでみると、どうやら基本的には放置でいいようだ。
自分で勝手に行動するようになるらしい。
という事でとりあえず日常に戻る事にしたのだが……
おじさんが居る日常というのはなかなかにシュールだ。
おじさんが家にやって来て数日、気付けばすっかり日常に馴染んでいた。
おじさんは意外と役に立つのだ。
私が家にいない間に家事をこなしてくれたりするし、結構気が利く。
おじさんが居る生活も悪くはないと思い始めていた。
ピンポーン
チャイムが鳴る
「おじさん出て」
人が来た時におじさんに出て貰えば安心だし、面倒なことが減る。
「誰? 」
聞き覚えのある声が聞こえて来た。
どうやら勧誘とかでは無かったようなので私も玄関に行く
「おじさんいいよ。サトルは大丈夫だから」
「ああ、これがおじさんか。ビビった」
「は? 何で? てかどうしたの急に」
「いや、会いたくなったから」
「ふうん、入れば」
サトルは私の彼氏だ、一応。
こうして急に来たりするのが面倒ではある。
「へぇ、これがおじさんか」
サトルはそう言って私の横に座る
「サトルはおじさん初めて? 」
「おお、まあな」
そう言いながらも私に触れ来るサトル
会いたくなったって言ったって、結局はヤリたくなっただけなのだ。
おじさんは用事が終わるといつもの位置に座ってマンガを読むのが
最近の定番である。
私の持っている少女漫画を夢中で読んでいる。
「なぁ、おじさんてずっとああなの? 」
そんなおじさんを見てサトルが聞いて来る。
「まぁね。基本何もしないよ」
「そっか、じゃあ大丈夫だよな? 」
そう言うとサトルはさっそく私の胸を揉みだす。
「ちょっと、もう」
一体何が大丈夫なのか? おじさんが居るのに。
「ほら、大丈夫だって。こっち全然見ないし」
確かにおじさんは漫画に夢中だった。
それをいい事にサトル手は動く
「もう」
私はそういいながらもサトルの手を受け入れていた。
あん♥ あん♥ あん♥ あん♥ あん♥
ベットの上でサトルに責め立てられながら私は、
おじさんがいつの間にか、こっちを見ている事に気が付いた。
あん♥ あん♥ あん♥ あん♥ あん♥
他人に見られながらセックスする私。
あん♥ あん♥ あん♥ あん♥ あん♥
気づいているのに止められず、声を上げ続けていた。
サトルは結局ヤル事だけやって帰ってしまい、
私はおじさんと一緒にベットで眠りにつく。
その夜はおじさんがずっとごそごそしていた。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
幼なじみとセックスごっこを始めて、10年がたった。
スタジオ.T
青春
幼なじみの鞠川春姫(まりかわはるひめ)は、学校内でも屈指の美少女だ。
そんな春姫と俺は、毎週水曜日にセックスごっこをする約束をしている。
ゆるいイチャラブ、そしてエッチなラブストーリー。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる