1 / 3
1
しおりを挟む私は死んだ。
ああん
その日、私は知ってしまったのだ。
知らなくてもいい事実を見てしまったのだ。
もっと
私の好きな人が、運命だと思っていた人が、キスをしている場面を。
ちょうだい
それは濃厚で今にも匂い立つような、とても深い深いキスで、
お互いが息をするのも忘れるくらいに求め合う激しいものだった。
ぺちょろずびズバ
でも私だってある程度の抗体はあったのだ、生娘でもあるまいし。
ただその相手が男だったということが私の想像を超え、宇宙、そしてヘブンへと
到達してしまった。
ショック死だった。
「ああああ、もうイクよ、イクよ! 」
「来て来て来て来て、我慢できな~い! 」
そして今私の目の前で繰り広げられているこの光景は何だ?
私の葬式の夜にどうしてこんな事になっているのか、理由は知っている。
だってずっと見ていたから。お互いの喪服に興奮したらしい。
ふざけるな! こんな夜にどうしてそんな事が出来るんだ! おかしいだろ!
どんな感覚をしてるんだ!
お父さん、お母さん、ごめんなさい。
凶子はもうそこにはいません。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
ゆるふわメスお兄さんを寝ている間に俺のチンポに完全屈服させる話
さくた
BL
攻め:浩介(こうすけ)
奏音とは大学の先輩後輩関係
受け:奏音(かなと)
同性と付き合うのは浩介が初めて
いつも以上に孕むだのなんだの言いまくってるし攻めのセリフにも♡がつく
【R18】気持ちいいのがバレるまで
葉住 純/Hasumi Jun
BL
【注意】
◆R18作品です。18歳未満の方はお控えください。
◆BLです。本当にお気をつけください。
◆4話まで予定しています。
【あらすじ】
ちょっとしたことでも大袈裟なくらいくすぐったがる拓海を見て、奏のイタズラ心に火が点き⋯⋯。
王道です。
【要素】
◆くすぐり
◆寸止め
◆亀頭責め(ちょっと)
【本文抜粋】
(こんな感じで書いてあります)
奏は俺の肩に顔を近づけ、耳元で言う。そしてそのまま俺の首に唇を這わせた。いつの間にか奏の両手は俺の腰に巻きつき、ぎゅっと抱きしめられている。
「ちょっ、まじでくすぐったいんだって」
俺は首を動かし、奏から逃れようとした。しかし奏は
「耳も? 拓海お耳好きだもんね?」
と言いながら、今度は耳に唇を寄せた。
「んっ⋯⋯だから、やめ⋯⋯」
召喚された美人サラリーマンは性欲悪魔兄弟達にイカされる
KUMA
BL
朱刃音碧(あかばねあおい)30歳。
ある有名な大人の玩具の開発部門で、働くサラリーマン。
ある日暇をモテ余す悪魔達に、逆召喚され混乱する余裕もなく悪魔達にセックスされる。
性欲悪魔(8人攻め)×人間
エロいリーマンに悪魔達は釘付け…『お前は俺達のもの。』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる