彼女の推し裁判

本文

※付き合ってるカップル設定。
「最近私に愛が足りてない」
と言われた時のお話。

🍒＝♀

🐼＝♂


🐼:あのー。すみません。

🍒:むぅー。

🐼:あのー。なんで僕は正座させられてるのでしょう？膝のお皿が割れそうです…。

🍒:あんたねぇ。なんで私が怒ってるか分かってんの？！

🐼:えっ？！ 怒ってらっしゃった？！
そんな顔するのも素敵だよハニー♡

🍒:うっさい！とりあえず聞きなさい！

🐼:ｳｨｯｽ

🍒:宜しい。それでは被告人、前へ。

🐼:いや、もう前いるし
なんなら痺れてきたし

🍒:足は崩すのを許可しよう。

🐼:ありがとうございます女王様。

🍒:誰が女王様よw (咳払い)
最近私に愛が足りてないと
思うのですが、心当たりは？

🐼:ええっ？ 足りてない…？
いつもすきすきちゅっちゅ♡んーまっ♡
って感じよ？

🍒:おぉう/// それも悪くないわね///

🐼:満更でもないんかいw

🍒:でも！それを直接伝えてない点についてはどう思いますか？

🐼:あー…。それは確かにあるかも。

🍒:判決を言い渡す。

🐼:はえー裁判所だな
裁判長せっかちなんかw

🍒:誰がせっかちドジっ子裁判長よ！

🐼:誰もそこまで言ってねぇってwww
んで判決とは？

🍒:今から私の推せるポイント
あるだけいいなさい！

🐼:それ判決なのか？w
んー。推せるポイントか～。
そりゃあもちろんちくb(殴り)…ｺﾞﾎｫ…。

🍒:えっち！！ なんかこう好きなとことか
ここが可愛いとかの推すよ！ただのセクハラじゃない！

🐼:大変失礼しました。またベッドの上で
堪能させていただきます。

🍒:私のはブランデーか何かか！！
もう～。それで？どれくらい言えんの？

🐼:まずだな。

🍒:うんっうんっ！

🐼:顔が可愛い。

🍒:つ、続けて？///

🐼:話し声とか笑い声が好き。

🍒:へ、へぇー。な、なるほどね？

🐼:あとは甘えてくる時のふわっと香る
匂いとか抱きついた時の腕の力、あとは
見てくる目線も好き。

🍒:～～～ｯｯｯ(声にならない声)

🐼:あの…大丈夫すかw

🍒:続けたまえ…。

🐼:あっ。1番重要なこと言うの忘れてた！

🍒:どうせ「おっぱい！」とか言うんでしょ！

🐼:人として大好きだよ。

🍒:えっ…。

🐼:だってさ顔も声も好みってあるじゃない？でもさ、僕は君が見せるその瞬間瞬間が
何よりも愛おしくてさ、その綺麗だけど
ひねくれてるその心と僕の前だけに
見せてくれる幸せそうな時間が大好きなんだ。

🍒:バカ…。泣くよこんなん…。
ありがとぉ。

🐼:あ、あと
おっぱい！！！！！(大声)

🍒:感動とありがとうを返せ。今すぐだ。

🐼:すみません。ちょっと小っ恥ずかしく
なったので照れ隠しです。ﾊｲ。

🍒:でもそんなに思ってくれてたんだね。

🐼:まぁな。これでも彼氏だからな。
まだまだ出るけど時間が足りなくなるし
あとは態度で示すよ笑

🍒:分かりました。
では最後に一つだけお願いがあります。

🐼:なんなりと女王様。

🍒:だから違うってw
えーと。その…。だから。えーとね。

🐼:ん？な、なに？

🍒:「大好き」って言って…？

🐼:可愛すぎかよ…。そういうとこやって…。

🍒:うっさい/// はよ言えーー///

🐼:大好きだよ🎶 これからもずっと笑

🍒:～～～～ｯｯｯ(声にならない声)
最後にカッコ笑いがついてた気がするけど
目を瞑っとくわ。

🐼:あざーす笑 ずっと俺の最推しだよ🎶