たっくんは疑問形 〜あなたと私の長い長い恋のお話〜
第3回ライト文芸大賞 奨励賞、ありがとうございました。
『たっくん……私にたっくんの、空白の6年間を全部下さい』
『小夏……俺の話を聞いてくれる?』
小夏と拓巳は5歳の夏に運命の出会いをし、恋をした。 2人は拓巳の母親の恋人による暴力でジワジワと追い詰められ傷つけられ、 9歳の寒い冬の日に引き裂かれた。
そして6年ぶりに高校で再会した拓巳は、外見も中身も全く変わっていて……。
これは初恋の彼を想ったまま恋することをやめた少女、小夏と、 暗い過去を背負い、人を愛することを諦めた少年、拓巳の20年越しの恋のお話。
* R15です。第1章後半および第3章で児童に対する暴力、ケガなどの描写があります。第4章から性描写、微ザマァが入ります。
*本編完結済み。不定期で番外編を追加中です。
*イラストはミカスケ様です。
『たっくん……私にたっくんの、空白の6年間を全部下さい』
『小夏……俺の話を聞いてくれる?』
小夏と拓巳は5歳の夏に運命の出会いをし、恋をした。 2人は拓巳の母親の恋人による暴力でジワジワと追い詰められ傷つけられ、 9歳の寒い冬の日に引き裂かれた。
そして6年ぶりに高校で再会した拓巳は、外見も中身も全く変わっていて……。
これは初恋の彼を想ったまま恋することをやめた少女、小夏と、 暗い過去を背負い、人を愛することを諦めた少年、拓巳の20年越しの恋のお話。
* R15です。第1章後半および第3章で児童に対する暴力、ケガなどの描写があります。第4章から性描写、微ザマァが入ります。
*本編完結済み。不定期で番外編を追加中です。
*イラストはミカスケ様です。
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うわっ、とうとう亮ちゃんの暴力が始まった。こういうのってエスカレートするんだよね、、、。嫌な予感。
Midoriko様
はい。仰る通り、ここから亮ちゃんの暴力がエスカレートしていきます。
拓巳にも小夏にも辛い展開で私自身も辛いのですが、その先の明るい未来に向けて続けさせていただきます。
まとめて感想で失礼。自分の子でもないたっくんのために絵本を買ってくる早苗さんは理想の母親ですね。そして穂華と涼ちゃん最低!小さな子供がいる家に変な男を居座らせるな!そりゃあ公園で時間潰したくなるに決まってるわ。ドロッと溶けたチョコレートパフェがこれから起きる嫌なことを暗示してるみたいで怖い。
くさたおる様
いえいえ、まとめてでも何でも感想いただければありがたいです。
いつもありがとうございます。
そうですね、早苗さんは理想の母親像、穂華はその反対です。そこに涼ちゃんという毒が加わり、月島母子が折原家も巻き込んでグチャグチャになっていきます。
ここから辛い展開が続きますが、お付き合いいただければ幸いです。
うわ〜っ、、、涼ちゃんがじわじわと侵食してきてる!!!うさぎのミルクとのお別れやたっくんの誘拐事件があって大切なものが無くなる恐怖を知っている小夏は頑張って願掛けしたんですね。願いがかないますように!、、、だけどあらすじてきに、悲しい方向に行っちゃうんだろうな〜。
Midoriko様
はい、涼ちゃんがジワジワと浸食中です。
そして申し訳ないのですがここからかなり辛い展開になっていきます。
どんよりしていますが、最後には光がありますので、辛抱強くお付き合いいただければ幸いです。
最新話まで拝読しました。
たっくんさんのお母さんが、変わってしまいつつありますね……。
厳密に言うと、もともと潜んでいた性質が出てこようとしている、といいますか……。他の方が仰られているように、すべてが自分第一になってしまっています。
本当につらいのは、子供のたっくんさんなんですよね。
でも。けれど……。酷い考えになってしまっているけど、たっくんさんにとっては唯一の家族。作者様が仰られているように、大事なんですよね……。
難しい問題、ですね。
柚木ゆず様
ああ、そうですね。
元々潜んでいた性質が出てきた。その通りかも。
母親であることより女であることを選んだ穂花さんのせいで、今後もたっくんは追い詰められていきます。
辛い展開が続きますが、お付き合いいただければ幸いです。
うわ〜、最低の毒母。”好きで母親になったんじゃない”って言うけれど、たっくんだって好きでこんな人の息子に生まれたわけじゃないよね。たっくんだって小夏のお母さんみたいな優しい人の子供に生まれたかったと思う。たっくんにとって小夏と小夏の家が救いになってたんだろうな、、、。
Midoriko様
本当に仰るとおり。
たっくんだって穂花さんよりも早苗さんみたいな穏やかで優しい母親のいる家庭に生まれたかったはず。
それでもたっくんにとって穂花さんは大事な母親で、逃げることが出来ないんですよね……。
最新話まで拝読しました。
19ですが、深い言葉が何度も出てきましたよね。
たっくん達の言い分、そして園長先生の言葉には、形容しがたい重さがありました。
たっくん達の言っていることは、よく分かるんですよね。正しくも、あるんですよね。
そして園長先生の言葉も、正しい。その通りだと思うんですよね。
だから……。難しい。
その言葉が自分に返ってきてしまう、だけど、その言葉を先に聞いていても、絶対に言ってしまっていたはず。
二律背反と、いいますか……。本当に難しい、デリケートな部分で、拝読していて色々と考えさせられました。
柚木ゆず様
ありがとうございます、『二律背反』という言葉を初めて知りました。
そうですね。園長先生の言う通りだとは思いますが、私的にはたっくん達の気持ちを間違っているとは言いたくないというか……まさしく二律背反ですかね。
深い言葉を学ばせていただきました。
たっくんがこちらでも読めるとは!私が沙和子さんファンになった記念すべき作品です。こちらでどのように生まれ変わった作品になるのか楽しみにしていますね。
13話までの感想。たっくんを見ているととても子供とは思えないくらい達観しているというか大人の男性の恋愛表現を見ているようでドキドキしてしまいますね。こんなの小夏じゃなくても惚れてまうやろ~!
いくら体格差があると言っても人1人背負って滑り台のツルツルの方から上るのは本当に大変だったと思う。愛ですね。
くさたおる様
はい、向こうから転載するにあたり文章を加筆修正しているので、こちらの方が完全版という感じですね。
毎話どこかしら書き換えてますが、後半にかけて気になっていた部分を大幅に直そうと思っているので、お楽しみいただけたらと思います。
高いところが苦手で寂しい思いをしてる小夏のために手足を真っ赤にして登るたっくんの姿に感動。こんなの絶対に恋しちゃうよね。そして小夏のために三つ編みをするたっくんが健気すぎる!まさしく青い目の王子様だー!
Midoriko様
まさしくたっくんは青い目の王子様ですよね。
小学校入学前の子供が誰かを背負って滑り台を登るなんて本当にキツかったと思います。
それでもたっくんは小夏のために全力で頑張るのです。
最新話 17まで拝読しました。
たっくんさんが一緒に来てくれて、よかったです。
ただでさえ深夜で危険な時間帯ですから、男の子の存在は心強いですよね。しかも小夏さんの隣にいるのは信頼している頼りになる男の子ですから、怖さは全然違いますよね。
そしてたっくんさんは、勇敢でカッコいいです。
こんな状況下で、しかも突然現れた謎の人物が相手ですからね。自分だったら絶対に、動けずにいます。
柚木ゆず様
最新話まで読んでいただきありがとうございます。
はい、たっくんは勇敢で優しい男の子です。
小夏だけだったらどうなってたでしょうね。
一緒に来てもらえて良かった。
第10話まで読了。小夏のことを家来だと言いながらもたっくんの行動は小夏を守るナイトそのものだよね。追いかけっこの時といい卒業写真のジャングルジムといい、あんな風にされたら誰でも惚れちゃうでしょう!私は7話の空想のお話が好き。小夏の話を面倒臭がらずに聞いてくれてお話にもニコニコ参加してくれて、、、サッカーから戻ってきてくれた時にはグッときた。こういう幼馴染が欲しい!
Midoriko様
こんな王子様みたいな幼馴染がいたら最高ですよね。
7話は私も気に入っています。
私自身も空想癖があって自分の世界に閉じこもりがちなので、たっくんみたいに一緒に楽しんでくれる人っていいな……って思います。
家来と言いつつナイトのたっくん、気に入っていただければ幸いです。
15まで拝読しました。
15のトイレでのコソコソ話、ショックですよね……。
子供ゆえの残酷な無邪気さがあるにはあるのですが、それでも酷いものですよね。もしも自分が聞いてしまっていたら、泣いていたと思います。
ですが暗さや辛さだけがあるのではなくって、お話の各所で『光』が感じ取れます。その存在が丁度なバランスを保っていて、その比率が相変わらずお上手だなぁ、と感じています。
柚木ゆず様
子供って残酷ですよね。
辛い出来事があっても言い返せない大人しい小夏にとって、たっくんが救世主なんだと思います。
『お話の各所で光』とは、素敵な表現ですね。
全体的に暗いお話なので、何処かに救いを感じるようにしていきたいと思っています。
本日、最新話まで拝読しました。
ライト文芸ということで、至る所に文芸らしさを感じます。
序盤にあった小夏さんの、たっくさんのお母さんへの感じ方などですね。こういう表現が絶妙で、文芸を読んでる、と実感できます。
もちろんキャラクターさんもやっぱり魅力的で、二人をずっと追いたくなります。誕生日会のお話のたっくんさん、カッコよかった……!
柚木ゆず様
ありがとうございます。
自分の中で『ライト文芸』の定義が良く分からず、これでいいのかと迷いながらな感じですが、優しいお言葉に励まされました。
たっくんがカッコいいと思っていただけると嬉しいです。
新連載お疲れ様です。近況ボードを読みました。確かに”兄の遺言”と似た空気感かも。だとしたら感動必至!今の時点で既に女子の意地悪さとかドロッとした感じが思いっきり表現されてますね。最後まで読み続けます!
Midoriko様
ありがとうございます。
はい、『兄の遺言』とは違ってR18ではありませんが、切ない系で雰囲気は似ていると思います。
嫌な人間が次々と登場するので精神的にキツい部分があると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。
最新話まで拝読しました。
1~3までは、心配事がありつつも素敵な関係が築けそうに感じました。ですがその後、プロローグの状態になってしまうんですよね……。
その過程が気になりますし、そしてなにより、そうなった二人がどうやってハッピーエンドに至るのかにも興味があります。
作者様の作品はどれも土台がしっかりしていますし、その土台の上で生きているキャラクターさん達も魅力的な方ばかりです。なので素晴らしいお話になること間違いなし、です。
柚木ゆず様
早速読んでいただきありがとうございます。
そうです。第1章は小夏の回想で進んでいきます。
小夏とたっくんにはこれから苦難が待ち受けていますが、2人の恋を見届けていただければ幸いです。
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