夏の扉が開かない
コントラバスをたしなむ大学生の泰生(たいき)は、3回生になり通うキャンパスが変わったことを理由に、吹奏楽部を退部する。だが1回生の頃から親しくしていた旭陽(あさひ)との関係が拗れたことも、退部を決めた理由であることを周囲に隠していた。
京都・伏見区のキャンパスは泰生にとって心地良く、音楽を辞めて卒業までのんびり過ごそうと決めていた。しかし、学校帰りに立ち寄った喫茶店でアルバイトをしている、同じ学部の文哉(ふみや)と話すようになり、管弦楽団に入部しろとぐいぐい迫られる。生活を変えたくない気持ちと、心機一転したい気持ちの板挟みになる泰生だが……。
綺想編纂館朧様主催の物書き向け企画「文披31題」のお題に沿って、7/1から1ヶ月かけて、2000字程度の短編で物語を進めてみたいと思います。毎回引きを作る自信は無いので、平坦な話になると思いますし、毎日更新はおそらく無理ですが、実験的にやってみます。私が小さい頃から親しんできた、ちょっと泥臭い目の京都南部を感じていただければ。
この物語はフィクションです。実在する人物・団体とは、何ら関係ありません。
京都・伏見区のキャンパスは泰生にとって心地良く、音楽を辞めて卒業までのんびり過ごそうと決めていた。しかし、学校帰りに立ち寄った喫茶店でアルバイトをしている、同じ学部の文哉(ふみや)と話すようになり、管弦楽団に入部しろとぐいぐい迫られる。生活を変えたくない気持ちと、心機一転したい気持ちの板挟みになる泰生だが……。
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『カラカラに乾いた場所』まで読了。
水を与えられて、はじめて喉の乾きを知るように、人との出会いが主人公にもたらすもの。
方言を交えた会話から、読み手の心に染みこむようです。
モサクさま、どうもありがとうございます(^ ^)
今までおそらくのんびり、あるいはぼんやり生きてきた主人公ですが、自分の内側をしっかり見つめ始めているようです。そこを含め、あと少しお見守りいただけますと幸いです!
ここで新しい出会いが!
今後が楽しみですね(*^^*)
たらこ飴さま、感想ありがとうございます♪
登場人物を増やすのは創作上悪手ではあるのですが、主人公がやや内向きなので、引っぱってもらわないと(笑)。上手く着地できるようお見守りください!
『蚊取り線香の煙が〜』まで読みました。
胸のつかえが少しとれたような。
人との出会いや別れの必然、みたいなものを感じました。
お題の扱いが、まるで用意されたもののようです。続き楽しみにしています!
モサクさま、ありがとうございます! 若い頃って、他人との関係にひびが入ると、もうこの世の終わり感ありますよね(笑)。実際は、はなからあまり親しくしないようです。それも寂しいですね。
お題は結構、日々ギリギリの攻防です。お褒めに預かり、恐縮です!
泰生と旭陽くんの間に何があったのか、気になります。
楽しみに拝読させていただきます(*´꒳`*)
たらこ飴さま、早々にありがとうございます! プロローグの種明かしをどのタイミングでするかさえ決まってませんが、楽しんでいただけますように。
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