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あの優しくて陽だまりみたいな無邪気なキミ君。大きなタレ目は笑うとくしゃっと細くなって、私はバーで一目惚れをした。彼氏は?って聞かれたけど居ないって当たり前のように答えて、一杯ご馳走されて、二杯が五杯になって、そして、当たり前のようにベッドの上で燃え盛った。


「ん、ひゃああっ」


突然、ショーツを剥ぎ取ってきたナオト君に後ろから中指と薬指を膣内に挿入されて、あまりの恐怖に一言も発せなかった私の声帯は喘ぎ声を上げた。


「良かった。美香子ちゃん恐怖で壊れちゃったかと思った。ちゃんと気持ち良くなってくれて嬉しい」


キミ君は私の膣がナオト君の指に掻き回されてるのをひとしきり眺めた後、乳首に吸いついてきた。突然、性感帯が同時に2箇所も犯されたものだから、私の中は愛液で溢れかえる。
怖くて震えていた筈なのに、体は火照り始めて下腹部は勝手に疼き出す。


「うわ、すっごいグチョグチョじゃん……最低、ミカ」


乳首をキミ君が舐め上げるさまを見て、ナオト君は軽蔑した視線を寄越してきた。口では私をなじりながらも、腰に当たるナオト君のモノは確実に硬く大きく変わっていた。


「美香子ちゃんの胸、明るい所で見たらホテルで見るより興奮するね」


キミ君は服を脱ぎ始める。そして、ナオト君は私の膣内から指をずるりと抜き出して、今度はクリトリスを親指と人差し指でキュッと摘むと唇にキスを落としてきた。

甘いけど、激しいキス。そして荒い息遣い。

ナオト君は何だかいつもよりも興奮しているようだった。口腔内の奥の方まで舌は侵入してきて、私は後頭部を彼の胸の中に沈めた。

あまりに気持ち良くてキスに夢中になっていると、おざなりになっていたクリトリスがねっとりとした感触に包まれる。ビクリと体が跳ね上がった。


「3人できもちいー?みかこちゃん」


レロレロとクリトリスを舌で舐め回して、呂律の回らない口調でキミ君は聞いて来た。


「んぁ、んっ……っ」


「違う。コイツは、こうしてやると気持ち良くなる」


するとナオト君はキミ君の顔を払い除け、中指をクリトリスに当ててぬるぬると撫で付けてきた。
キミ君はクリトリスから舌を離すと、そのままヒダを伝いながら膣内に舌をスライドさせた。そして、舌でピストンを始める。

私は彼氏のナオト君にクリトリスを指で弄られながら、浮気相手のキミ君に舌で膣内を犯されている。

通常では考えられないような現実を受け、脳内は逃避するようにして快感で真白く飛び散った。


「ああん、やだぁ!」


「……何が嫌なの?美香子ちゃんのおまんこ、すっごい濡れてるよ?ほんと、嘘つくの下手だよね」


股の間からニッと笑われて、愛くるしい上目遣いに胸が高鳴るが、それを制止するかのようにナオト君は私の腕の下に回って乳首を吸い上げる。

乳首を舌で舐め上げつつも、クリトリスの刺激にも余念がない。いつものテクニックだ。なのに今までで一番念入りに刺激されて、私は子宮内が熱く込み上げる感覚に抗いながらも、いつしかこのプレイに夢中になっていくのを感じた。


「ん、んあ……っ!らめ、あはっ」


ぐちゅぐちゅとわざとに音を立ててキミ君は膣から溢れる愛液を執拗に舐め回す。ナオト君の愛撫に負けないように張り合っているかのようだ。


「実はね、ハニートラップともう一つ。これがナオトの真の頼み事だったりして」


舌を膣内から抜き出すとキミ君は悪戯っぽい笑みを浮かべながら話し始めた。


「ナオト、実はNTRのがあって、美香子ちゃんが大好きで堪らない癖に本当は他の男に犯されてる所が見たかったんだよね?」


「……う、そっ、あぁっ……やぁっん、う」


ケラケラと笑いながらキミ君は指を2本挿入してきて激しく上下させてきた。

ナオト君は返事をしなかったが、代わりに胸に赤い痕を付け始めた。それが答えを示しているようにも思えた。


「歪んでるよね、一番嫌な事な事が、一番興奮する事だなんて。僕は考えられないなあ」


長い前髪の隙間から私の顔を覗き込み、『ね?美香子ちゃん』と呟き、キミ君は2本の指の関節を曲げてGスポットを刺激し始めた。


「あ、や!やめっ、あ、ああっ」


が良いって事も、事前にナオトが教えてくれた事だし。
どんだけ変態なんだよって思いながらも、美香子ちゃんの反応見て『本当にここ弱いんだー』って楽しんでたよ」


「そんなことっ、ひ、ひどいよっ……」


ナオト君は低く重い声で耳打ちをする。


「酷いのはどっちだよ」


そして自分の服を脱ぎ始めて、隆起したペニスを顔面に突き出してきた。私の性癖がMである事を十分よく知るナオト君は、そのまま私の後頭部を掴みながら口の中に自身を運んで、腰を揺らし始める。

喉の奥にナオト君の先端が当たって、私は彼の細い腰にしがみ付きながら喉奥で喘ぎを上げた。

ナオト君も小さく低い声を漏らす。余程気持ちが良いのか、その歪んだ表情を見て興奮を感じていると、キミ君はイラマチオの邪魔をしないように私の背中をゆっくりとシーツに寝かせながら腰を高く上げた。


「お先に……挿れちゃうね」



 



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