3 / 4
それでも俺はモテる
しおりを挟む
勇人は今日も元気。
通常、定年近くの男子は何故か意味もなくシカメっ面をしている人が多い。
しかし、今や死語になりつつある『ちょい悪オヤジ』に属する彼らは何故か意味もなくいつも口元が緩んでいる。
ランチタイム、、、
勇人は会社近くにある行きつけの店でパスタを食べようと奥のテーブルに座った。
勿論、手前のテーブルに以前同じ部署にいた玲子が一人でいることはチェック済みだ。
決して自分から話しかけたりしない。
勇人のデータ処理能力と記憶力は仕事に関して発揮されることはマズないが、勿論大好きな女子に関しては高性能なパソコン並みの能力を発揮する。
玲子・・・西村玲子、27歳、東和女子大学出身。趣味=スイミングとヨガ。身長157センチ、体重47キロ±2キロ、2年程度彼氏ナシ、好きな食べ物=寿司、口癖=『ダイエットしなきゃ』、それなのにパスタはカルボナーラしか食べない(笑)、好きなタイプ=強引な人
自然に勇人の目の前に浮かぶ玲子のデータ。
店員 「お決まりですか?」
勇人 「カルボナーラ」
傍) 出た(笑)目的は何?気持ち悪い
玲子 「あっ、三枝さん」
勇人 「やぁ~、西村さん、お久しぶり。今、お昼?一人?」
傍) 見たら分かるやん
玲子 「はい、そうなんです」
この時、勇人は既に席の移動を開始
勇人 「そっち、いい?」
傍) もう、行ってるやん(笑)
玲子 「ええ、どうぞ」
この時玲子は何故か嬉しい。自分でも認識がないのだが、強引な男子は歓迎なのだ。
勇人 「最近、前に一緒に働いてた時のことよく思い出すんだよ」
玲子 「またぁ~、ウソばっかり・・・」
勇人 「本当だよ。さっきカルボナーラ注文したのもね。。。」
傍) 第三者から見るとキモいだけだけど・・・
玲子 「あっ・・・」顔が赤らめながら
傍) オイオイ、マジですか
まだ、彼氏いないんだ・・・見込み客、GET!
玲子 「三枝さんって、いつも柔和な表情で素敵だと思ってました」
傍) 危険すぎる・・・
歯の浮くようなランチタイムが終わろうとしている時、勇人は玲子がまだ食後のコーヒーを飲み始めたばかりなのを確認して、
勇人 「ちょっと、昼一でやらないといけないことがあるから・・・」
玲子 「あ、わかりました。また、、、」
この引き際のアッサリ度合いが女子には効果があることを勇人は知っていた
傍) 何の効果???(笑)
コーヒーを飲み干し、玲子は入り口近くのレジへ。
店員 「お会計はお済です」
玲子 三枝さんったら、キュン♡♡♡
傍) そんなアホな(笑)
通常、定年近くの男子は何故か意味もなくシカメっ面をしている人が多い。
しかし、今や死語になりつつある『ちょい悪オヤジ』に属する彼らは何故か意味もなくいつも口元が緩んでいる。
ランチタイム、、、
勇人は会社近くにある行きつけの店でパスタを食べようと奥のテーブルに座った。
勿論、手前のテーブルに以前同じ部署にいた玲子が一人でいることはチェック済みだ。
決して自分から話しかけたりしない。
勇人のデータ処理能力と記憶力は仕事に関して発揮されることはマズないが、勿論大好きな女子に関しては高性能なパソコン並みの能力を発揮する。
玲子・・・西村玲子、27歳、東和女子大学出身。趣味=スイミングとヨガ。身長157センチ、体重47キロ±2キロ、2年程度彼氏ナシ、好きな食べ物=寿司、口癖=『ダイエットしなきゃ』、それなのにパスタはカルボナーラしか食べない(笑)、好きなタイプ=強引な人
自然に勇人の目の前に浮かぶ玲子のデータ。
店員 「お決まりですか?」
勇人 「カルボナーラ」
傍) 出た(笑)目的は何?気持ち悪い
玲子 「あっ、三枝さん」
勇人 「やぁ~、西村さん、お久しぶり。今、お昼?一人?」
傍) 見たら分かるやん
玲子 「はい、そうなんです」
この時、勇人は既に席の移動を開始
勇人 「そっち、いい?」
傍) もう、行ってるやん(笑)
玲子 「ええ、どうぞ」
この時玲子は何故か嬉しい。自分でも認識がないのだが、強引な男子は歓迎なのだ。
勇人 「最近、前に一緒に働いてた時のことよく思い出すんだよ」
玲子 「またぁ~、ウソばっかり・・・」
勇人 「本当だよ。さっきカルボナーラ注文したのもね。。。」
傍) 第三者から見るとキモいだけだけど・・・
玲子 「あっ・・・」顔が赤らめながら
傍) オイオイ、マジですか
まだ、彼氏いないんだ・・・見込み客、GET!
玲子 「三枝さんって、いつも柔和な表情で素敵だと思ってました」
傍) 危険すぎる・・・
歯の浮くようなランチタイムが終わろうとしている時、勇人は玲子がまだ食後のコーヒーを飲み始めたばかりなのを確認して、
勇人 「ちょっと、昼一でやらないといけないことがあるから・・・」
玲子 「あ、わかりました。また、、、」
この引き際のアッサリ度合いが女子には効果があることを勇人は知っていた
傍) 何の効果???(笑)
コーヒーを飲み干し、玲子は入り口近くのレジへ。
店員 「お会計はお済です」
玲子 三枝さんったら、キュン♡♡♡
傍) そんなアホな(笑)
10
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売
【ショートショート】おやすみ
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。
声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる