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シーズン5 アーム戦役
第5ー1話 歓声と静寂の凱旋
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物事には必ず表と裏があるものだ。
表面的に起きた出来事と結果に至るまでの裏がある。
大衆は裏を知る事なく表だけを見て賛否を議論するのだ。
突如として平和であった天上界を混乱に陥れたアルテミシア軍団の襲来は多くの犠牲者を出した。
だがその脅威も鞍馬虎白という新星によって落着したと大衆は思っている。
歓喜に包まれる輝かしい凱旋がいせんが表の事実だ。
当事者である虎白は託されてしまった女帝の妹に布を被せて馬車で運んでいる。
人々から「英雄」と呼ばれて称賛されているが、虎白はアルテミシアという女の魅力に惹かれながらも殺害したという悲しみに暮れているのが裏の事実だ。
冥府軍の撃退に感激して虎白と白陸軍の将兵達に駆け寄ってくる天上界の民達に愛想笑いをしながら帰還した。
「やっと帰ってきたな・・・」
「疲れたねえ・・・ひとまずゆっくり休もう・・・」
「みんなは風呂に入って体を綺麗にしてこい。 俺はレミテリシアと話さないと・・・」
疲労困憊となった竹子達と白陸軍将兵は城に入るやいなや倒れ込んでしまった。
すると本国の守りをしていた宮衛党の兵士達が濡れた布や食事を運んできたのだ。
だがこの宮衛党がもたらした戦果は凄まじかった。
アルテミシア軍団の将軍を討ち取るという大戦果を上げたメルキータと友奈が率いる宮衛党だったが、事実を知らない竹子達は疲れた様子で安らぎを得た。
自慢するわけでもなく竹子の顔を濡れた布で拭いているメルキータは落ち着いた様子だった。
すると竹子は疲れた表情のまま、ぎこちない笑顔を見せると本国防衛戦での出来事を尋ねた。
「ま、守りきれたよ。」
「たくさん攻めてきたの?」
「あ、いやあ・・・まあそれなりにね。 民と共に奮戦したまでさ。」
どこか様子がおかしいメルキータを見て目を細める竹子は兵士に食事を食べさせている友奈に声をかけると、将軍を討ち取った話しを自慢気に始めた。
小さい手を口元に当てて驚く竹子は主戦場の平原で突如としてアルテミシア軍団が退却した理由がメルキータだった事に微笑んでいた。
友奈が嬉しそうに話している様子を和やかな雰囲気で白陸兵達も聞いていたのだ。
一方で城の地下に運んできたレミテリシアの猿ぐつわを外して目の前に座っている虎白は怒りと悲しみに暮れる彼女を哀れんだ目で見ている。
「お前ら必ず殺してやる・・・姉さんを返せ・・・」
「お互い譲れなかったんだ・・・俺だってもっと違う形で出会いたかったと思っているよ。」
薄暗い地下牢で話す虎白を睨み殺すほどの剣幕で見ている残された妹は下唇を力強く噛んでいる。
綺麗な唇に歯がめり込んで出血しているが、痛みを感じないほどに怒っているのだ。
懐から布を取り出して虎白が唇の血を拭こうとすると女の様に細くて綺麗な指に噛み付いた。
だが虎白は眉一つ動かす事なく哀れんだ目を逸らさずに見ている。
「お前の痛みはこの指なんかと比べ物にならない。 俺もお前をどうしてやるべきなのか考えている。 殺したいよな・・・だがこっちも死ぬわけにいかなくてな。」
そう話した虎白にレミテリシアは即答した。
じゃあ殺せと。
手錠、足かせをされて動く事のできないレミテリシアはかしゃかしゃと鎖の音を激しく鳴らして虎白の首元に噛みつこうとすり寄ってきた。
するとレミテリシアは目を疑う光景を見た。
眉一つ動かしていない虎白だったが、その瞳からは静かに涙が流れていたのだ。
「どうしてお前が泣くんだ!? さあ喜べ!! 姉さんを殺して軍団を崩壊させたんだぞ!!」
口ではそう怒鳴りつけたが、泣いている虎白の様子に困惑していた。
だが彼女の困惑は次の行動によってさらに謎めいた心境になるのだ。
泣きながら動き始めた虎白はレミテリシアを力強く抱きしめたではないか。
黒髪から覗かせる耳へ入ってくるのは荒い息遣いと鼻をすする音だ。
「な、何をしているんだ!?」
「姉を守れず、俺の元にいるお前の痛みはどれほどなのか・・・だがアルテミシアの最後の言葉だったんだ・・・妹を頼んだぞって言われてな。」
そう話しながら泣いている虎白だったが、抱かれているレミテリシアは目を見開いていた。
しばらく硬直していた彼女は、大きく息を吸い込むと微かに笑い始めたではないか。
何度もうなずいているレミテリシアの表情は一気に泣き顔へと変えると溢れるほどの涙を流し始めた。
「そういう事だったんだな、あの天気雨は・・・船を分けるべきじゃなかった。 狐に拐われるという予報だったか・・・」
アルテミシアが外した天気予報に納得した様子のレミテリシアは静かに下を向くと、虎白の肩に倒れ込む様に額をつけた。
地下牢という薄暗い空間で重苦しい空気だけが流れている。
虎白は静かにレミテリシアの頭を何度もなでていた。
「姉さんらしい・・・お前の事が気に入った様だな・・・」
「俺もだよ。 もっと知りたかった・・・レミって呼んでいいか?」
「その呼び方は姉さんにしか呼ばれた事ない・・・家族になったつもりか?」
彼女からの問いに虎白は抱きしめていた体を一度離すと、対面して互いの顔を見つめ合った。
見れば見るほど良く似ている顔は儚く、目元を赤く腫らしている。
そんな悲しき者の前で虎白は正座をして深々と頭を下げたのだ。
「どうか、俺に背負わせてくれ・・・お前の未来と姉の思いを。 俺はアルテミシアに託されたと思っているんだ。 必ず戦争のねえ天上界でお前を幸せにする。」
常軌を逸している虎白の奇行に驚きを隠せないレミテリシアはしばらく言葉を発する事がなかった。
静寂に包まれる地下牢で頭を下げ続けている虎白は微動だにせずに返答を待っている。
するとレミテリシアは鎖の音を鳴らして近づいてきた。
顔を上げた虎白は、泣き止む事のない彼女を見て再び抱きしめたのだ。
レミテリシアは静かにうなずくと、声を上げて叫び声にも悲鳴にも聞こえる号哭ごうこくを上げたのだった。
表面的に起きた出来事と結果に至るまでの裏がある。
大衆は裏を知る事なく表だけを見て賛否を議論するのだ。
突如として平和であった天上界を混乱に陥れたアルテミシア軍団の襲来は多くの犠牲者を出した。
だがその脅威も鞍馬虎白という新星によって落着したと大衆は思っている。
歓喜に包まれる輝かしい凱旋がいせんが表の事実だ。
当事者である虎白は託されてしまった女帝の妹に布を被せて馬車で運んでいる。
人々から「英雄」と呼ばれて称賛されているが、虎白はアルテミシアという女の魅力に惹かれながらも殺害したという悲しみに暮れているのが裏の事実だ。
冥府軍の撃退に感激して虎白と白陸軍の将兵達に駆け寄ってくる天上界の民達に愛想笑いをしながら帰還した。
「やっと帰ってきたな・・・」
「疲れたねえ・・・ひとまずゆっくり休もう・・・」
「みんなは風呂に入って体を綺麗にしてこい。 俺はレミテリシアと話さないと・・・」
疲労困憊となった竹子達と白陸軍将兵は城に入るやいなや倒れ込んでしまった。
すると本国の守りをしていた宮衛党の兵士達が濡れた布や食事を運んできたのだ。
だがこの宮衛党がもたらした戦果は凄まじかった。
アルテミシア軍団の将軍を討ち取るという大戦果を上げたメルキータと友奈が率いる宮衛党だったが、事実を知らない竹子達は疲れた様子で安らぎを得た。
自慢するわけでもなく竹子の顔を濡れた布で拭いているメルキータは落ち着いた様子だった。
すると竹子は疲れた表情のまま、ぎこちない笑顔を見せると本国防衛戦での出来事を尋ねた。
「ま、守りきれたよ。」
「たくさん攻めてきたの?」
「あ、いやあ・・・まあそれなりにね。 民と共に奮戦したまでさ。」
どこか様子がおかしいメルキータを見て目を細める竹子は兵士に食事を食べさせている友奈に声をかけると、将軍を討ち取った話しを自慢気に始めた。
小さい手を口元に当てて驚く竹子は主戦場の平原で突如としてアルテミシア軍団が退却した理由がメルキータだった事に微笑んでいた。
友奈が嬉しそうに話している様子を和やかな雰囲気で白陸兵達も聞いていたのだ。
一方で城の地下に運んできたレミテリシアの猿ぐつわを外して目の前に座っている虎白は怒りと悲しみに暮れる彼女を哀れんだ目で見ている。
「お前ら必ず殺してやる・・・姉さんを返せ・・・」
「お互い譲れなかったんだ・・・俺だってもっと違う形で出会いたかったと思っているよ。」
薄暗い地下牢で話す虎白を睨み殺すほどの剣幕で見ている残された妹は下唇を力強く噛んでいる。
綺麗な唇に歯がめり込んで出血しているが、痛みを感じないほどに怒っているのだ。
懐から布を取り出して虎白が唇の血を拭こうとすると女の様に細くて綺麗な指に噛み付いた。
だが虎白は眉一つ動かす事なく哀れんだ目を逸らさずに見ている。
「お前の痛みはこの指なんかと比べ物にならない。 俺もお前をどうしてやるべきなのか考えている。 殺したいよな・・・だがこっちも死ぬわけにいかなくてな。」
そう話した虎白にレミテリシアは即答した。
じゃあ殺せと。
手錠、足かせをされて動く事のできないレミテリシアはかしゃかしゃと鎖の音を激しく鳴らして虎白の首元に噛みつこうとすり寄ってきた。
するとレミテリシアは目を疑う光景を見た。
眉一つ動かしていない虎白だったが、その瞳からは静かに涙が流れていたのだ。
「どうしてお前が泣くんだ!? さあ喜べ!! 姉さんを殺して軍団を崩壊させたんだぞ!!」
口ではそう怒鳴りつけたが、泣いている虎白の様子に困惑していた。
だが彼女の困惑は次の行動によってさらに謎めいた心境になるのだ。
泣きながら動き始めた虎白はレミテリシアを力強く抱きしめたではないか。
黒髪から覗かせる耳へ入ってくるのは荒い息遣いと鼻をすする音だ。
「な、何をしているんだ!?」
「姉を守れず、俺の元にいるお前の痛みはどれほどなのか・・・だがアルテミシアの最後の言葉だったんだ・・・妹を頼んだぞって言われてな。」
そう話しながら泣いている虎白だったが、抱かれているレミテリシアは目を見開いていた。
しばらく硬直していた彼女は、大きく息を吸い込むと微かに笑い始めたではないか。
何度もうなずいているレミテリシアの表情は一気に泣き顔へと変えると溢れるほどの涙を流し始めた。
「そういう事だったんだな、あの天気雨は・・・船を分けるべきじゃなかった。 狐に拐われるという予報だったか・・・」
アルテミシアが外した天気予報に納得した様子のレミテリシアは静かに下を向くと、虎白の肩に倒れ込む様に額をつけた。
地下牢という薄暗い空間で重苦しい空気だけが流れている。
虎白は静かにレミテリシアの頭を何度もなでていた。
「姉さんらしい・・・お前の事が気に入った様だな・・・」
「俺もだよ。 もっと知りたかった・・・レミって呼んでいいか?」
「その呼び方は姉さんにしか呼ばれた事ない・・・家族になったつもりか?」
彼女からの問いに虎白は抱きしめていた体を一度離すと、対面して互いの顔を見つめ合った。
見れば見るほど良く似ている顔は儚く、目元を赤く腫らしている。
そんな悲しき者の前で虎白は正座をして深々と頭を下げたのだ。
「どうか、俺に背負わせてくれ・・・お前の未来と姉の思いを。 俺はアルテミシアに託されたと思っているんだ。 必ず戦争のねえ天上界でお前を幸せにする。」
常軌を逸している虎白の奇行に驚きを隠せないレミテリシアはしばらく言葉を発する事がなかった。
静寂に包まれる地下牢で頭を下げ続けている虎白は微動だにせずに返答を待っている。
するとレミテリシアは鎖の音を鳴らして近づいてきた。
顔を上げた虎白は、泣き止む事のない彼女を見て再び抱きしめたのだ。
レミテリシアは静かにうなずくと、声を上げて叫び声にも悲鳴にも聞こえる号哭ごうこくを上げたのだった。
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