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58話 魔王の古傷
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夜に紛れて多くの敵が迫ってきていた。防衛線はとうに突破されており、迎撃部隊も崩壊寸前。後ろで控えるべきガレオンが、前線に出ざるを得ない状況になっていた。
しかし、今になってなぜこんな軍団が襲ってくる。しかも全員所属がバラバラだ。手を組むはずの無い集団が一つ、また一つと寄り集まって出来た巨大な混成部隊である。
統率がまるで取れていない烏合の衆だが、兎角数が多すぎる。倒しても倒しても新しい敵が湧いて来て、対処しきれない。進軍速度もあまりに異常で、生産地域や工業地帯を無視し、中枢に真っ直ぐ突き進んでいる。
それに……普通仲間が倒れれば委縮して逃げるはずなのに、全員狂ったように突撃してくる。こいつら、恐怖を感じないのか。
「無事かアスタ!」
「今はな! だがこれではじり貧だ!」
いつ防衛線が崩れてもおかしくない。肉体と精神が削られ、ガレオンは次第に焦り出した。
それを察し、イナンナが肩を叩いて疲れを取ってくれた。
「少しは楽になっただろ、もう少し頑張ろう。こいつらは数だけで一人一人は強くない、叩き続けていけばいずれ居なくなる! あたし達の後ろにだけは、絶対に行かせないよ!」
「分かっている!」
イナンナに引っ張られ、ガレオンは再び立ち上がった。
すると見計らったように、敵が突然雄たけびを上げた。
肉体が膨張し、力が急激に増大する。瞬く間に防衛線は破られ、守るべき城下町へなだれ込まれてしまう。
「ぐあっ!?」
後方へ気を取られた隙に背中へ一撃を受けた。その重さは、ガレオンですら膝を折る程。何発も受ければ、命の保証はない。
城下町へ急がなければ……しかしここを離れれば防衛線は瓦解してしまう……。
どうする、どうすればいい!
「行け、アスタ」
イナンナは敵の波を見据え、仁王立ちした。
「あたしがこいつらを食い止める、お前は街の皆を助けてこい。心配するな、ここは絶対守り抜いてやるから」
「だが」
「あたしを誰だと思っている? お前の女だぞ」
唇を噛み、ガレオンは頷いた。
イナンナの無事を祈りつつ、城下町へ戻ると、既にあちこちで火の手が上がっている。侵入した敵は破壊の限りを尽くし、住民を次々に襲っていた。
「手を触れるな、貴様ら……イナンナの夢を汚すな!」
それから、ガレオンは無我夢中で戦い続けた。
その間の記憶は全くなく、進撃が終わる頃には、夜明けになっていた。足元には、ガレオンが倒した屍が、山のように転がっている。
城下町の被害は甚大だ。住居は破壊され、城も崩れ、多大な犠牲者が出ている。イナンナの夢が、無残にも踏みつぶされていた。
「ガレオン……生きてたっすか……」
疲弊しきったマステマが、ガレオンを見つけて歩いてきた。彼女も必死になって戦ってくれたのだろう、血と泥と傷に塗れ、今にも倒れそうだ。
「なんだったんだ、こいつら……いきなり現れて……!」
「にしても不自然アル、誰かに操られてたみたいネ」
ルシファーとアバドンも合流した。皆、どうにか命は無事なようだ。あとは……。
「イナンナ……くそ……!」
ガレオンは駆け出した。敵の増援は来なかった、イナンナが必死になって食い止めてくれたのだ。
生きていてくれ、頼む。
戦場跡地には、敵味方問わず夥しい数の亡骸が倒れていた。その中心にたった一人、立っている女が居る。
全身に剣や槍が突き刺さり、左腕を失ってもなお、砕けた斧を握りしめて立ち続ける、イナンナの姿があった。
「よぉ、アスタ……そっち、大丈夫か……?」
「……生きて……いるのか……?」
「当たり前さぁ。あたしは……お前の妃になる女だぞ? こんな所で死ぬわけないって。けど、手を貸してくれ……なんかさ、動けないんだよ……」
「ああ、今行く……行くから……もう、喋るな……」
生きている事自体が奇跡だ。ガレオンとの夢を守るために、イナンナは命の限り、彼を守り抜いたのだ。
でもよかった、イナンナが生きていて……その安心感が、ガレオンに僅かな隙を生んだ。
『ああダメダメ、死んでくれないと。君のための物語が白ける』
突然、イナンナの背後に翡翠の羽を持つ巨大な鳥が出現した。
そいつはガレオン達の前でイナンナの腹を貫いた。イナンナは吐血し、ガレオンはあらんかぎりの悲鳴を上げた。
『あぁ~い~い声だぁ……僅かな希望を打ち砕かれた瞬間に見せる、巨大な絶望、悲しみ。まさしく芸術、最高の喜劇だ! 君のその顔、ずぅ~っと見たかったんだよ』
巨鳥は心から愉し気にガレオンを嘲笑った。イナンナを抱き留め、ガレオンは敵を見上げた。
『ああ、皆まで言わなくていい。どうかな、エンタメは楽しめたかい? 幸せの絶頂から突き落とされる男女の姿、とても美しかったよ。わざわざ君達のためにエキストラを用意してあげたのだから、感謝してほしいものだね』
「貴様……ぁっ……! 貴様ぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ガレオンは立ち向かうも、力を使い果たした彼に勝てるはずもなく、羽ばたき一つで一蹴されてしまう。
鳥は高笑いすると、悠々と飛び去ってしまう。美しい姿に似合わぬ、べったりとした汚い鳴き声が、ガレオンを嗤い続けた。
奴があの軍勢を嗾けたのか、それもただ、イナンナを殺すためだけに。
「ガレオン! まだ息あるっすよ!」
「……イナンナ!」
マステマからイナンナを受け取るも、腹に空いた大穴は塞げない。彼女の命は、風前の灯火だ。
「アスタ……なんだ、泣いてるのか……男前が台無しだぞ……?」
「もう、口を動かすな……すぐに戻って、手当を……!」
「いいよ、自分の事くらいわかってる……それよか、少しでもアスタと一緒に居たい……」
「だから口を動かすな! 俺は少しなんかじゃない、ずっとお前と居たいんだ! 俺達の夢を叶えるんだろ、その入り口に立っただろ! なのにお前が居なくてどうする! 俺の夢はお前が居ないと実現しない……お前が居ない世界など俺は……必要ない……!」
「嬉しいなぁ、そんなに言ってくれるなんてさ……でもさ、あたしはアスタの生きている世界が、必要なんだ……アスタが生きていれば、あたしは死にやしないよ。アスタがあたしの夢を現実にし続ける限り、あたしはずっとアスタの中で生きていられる。だからさ、あたしからの一生のお願いだ。皆が幸せになれる世界を造ってくれ。そんでもって、アスタが幸せになってくれりゃ、あたしは満足さ」
「……ああ、約束だ。必ず、実現してやる……!」
イナンナは小さく笑うと、ガレオンと口づけを交わした。
眠るように目を閉じると、胸が動かなくなる。ガレオンはイナンナを抱きしめ、慟哭した。
彼の声は荒野にずっと、木霊し続けた。
しかし、今になってなぜこんな軍団が襲ってくる。しかも全員所属がバラバラだ。手を組むはずの無い集団が一つ、また一つと寄り集まって出来た巨大な混成部隊である。
統率がまるで取れていない烏合の衆だが、兎角数が多すぎる。倒しても倒しても新しい敵が湧いて来て、対処しきれない。進軍速度もあまりに異常で、生産地域や工業地帯を無視し、中枢に真っ直ぐ突き進んでいる。
それに……普通仲間が倒れれば委縮して逃げるはずなのに、全員狂ったように突撃してくる。こいつら、恐怖を感じないのか。
「無事かアスタ!」
「今はな! だがこれではじり貧だ!」
いつ防衛線が崩れてもおかしくない。肉体と精神が削られ、ガレオンは次第に焦り出した。
それを察し、イナンナが肩を叩いて疲れを取ってくれた。
「少しは楽になっただろ、もう少し頑張ろう。こいつらは数だけで一人一人は強くない、叩き続けていけばいずれ居なくなる! あたし達の後ろにだけは、絶対に行かせないよ!」
「分かっている!」
イナンナに引っ張られ、ガレオンは再び立ち上がった。
すると見計らったように、敵が突然雄たけびを上げた。
肉体が膨張し、力が急激に増大する。瞬く間に防衛線は破られ、守るべき城下町へなだれ込まれてしまう。
「ぐあっ!?」
後方へ気を取られた隙に背中へ一撃を受けた。その重さは、ガレオンですら膝を折る程。何発も受ければ、命の保証はない。
城下町へ急がなければ……しかしここを離れれば防衛線は瓦解してしまう……。
どうする、どうすればいい!
「行け、アスタ」
イナンナは敵の波を見据え、仁王立ちした。
「あたしがこいつらを食い止める、お前は街の皆を助けてこい。心配するな、ここは絶対守り抜いてやるから」
「だが」
「あたしを誰だと思っている? お前の女だぞ」
唇を噛み、ガレオンは頷いた。
イナンナの無事を祈りつつ、城下町へ戻ると、既にあちこちで火の手が上がっている。侵入した敵は破壊の限りを尽くし、住民を次々に襲っていた。
「手を触れるな、貴様ら……イナンナの夢を汚すな!」
それから、ガレオンは無我夢中で戦い続けた。
その間の記憶は全くなく、進撃が終わる頃には、夜明けになっていた。足元には、ガレオンが倒した屍が、山のように転がっている。
城下町の被害は甚大だ。住居は破壊され、城も崩れ、多大な犠牲者が出ている。イナンナの夢が、無残にも踏みつぶされていた。
「ガレオン……生きてたっすか……」
疲弊しきったマステマが、ガレオンを見つけて歩いてきた。彼女も必死になって戦ってくれたのだろう、血と泥と傷に塗れ、今にも倒れそうだ。
「なんだったんだ、こいつら……いきなり現れて……!」
「にしても不自然アル、誰かに操られてたみたいネ」
ルシファーとアバドンも合流した。皆、どうにか命は無事なようだ。あとは……。
「イナンナ……くそ……!」
ガレオンは駆け出した。敵の増援は来なかった、イナンナが必死になって食い止めてくれたのだ。
生きていてくれ、頼む。
戦場跡地には、敵味方問わず夥しい数の亡骸が倒れていた。その中心にたった一人、立っている女が居る。
全身に剣や槍が突き刺さり、左腕を失ってもなお、砕けた斧を握りしめて立ち続ける、イナンナの姿があった。
「よぉ、アスタ……そっち、大丈夫か……?」
「……生きて……いるのか……?」
「当たり前さぁ。あたしは……お前の妃になる女だぞ? こんな所で死ぬわけないって。けど、手を貸してくれ……なんかさ、動けないんだよ……」
「ああ、今行く……行くから……もう、喋るな……」
生きている事自体が奇跡だ。ガレオンとの夢を守るために、イナンナは命の限り、彼を守り抜いたのだ。
でもよかった、イナンナが生きていて……その安心感が、ガレオンに僅かな隙を生んだ。
『ああダメダメ、死んでくれないと。君のための物語が白ける』
突然、イナンナの背後に翡翠の羽を持つ巨大な鳥が出現した。
そいつはガレオン達の前でイナンナの腹を貫いた。イナンナは吐血し、ガレオンはあらんかぎりの悲鳴を上げた。
『あぁ~い~い声だぁ……僅かな希望を打ち砕かれた瞬間に見せる、巨大な絶望、悲しみ。まさしく芸術、最高の喜劇だ! 君のその顔、ずぅ~っと見たかったんだよ』
巨鳥は心から愉し気にガレオンを嘲笑った。イナンナを抱き留め、ガレオンは敵を見上げた。
『ああ、皆まで言わなくていい。どうかな、エンタメは楽しめたかい? 幸せの絶頂から突き落とされる男女の姿、とても美しかったよ。わざわざ君達のためにエキストラを用意してあげたのだから、感謝してほしいものだね』
「貴様……ぁっ……! 貴様ぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ガレオンは立ち向かうも、力を使い果たした彼に勝てるはずもなく、羽ばたき一つで一蹴されてしまう。
鳥は高笑いすると、悠々と飛び去ってしまう。美しい姿に似合わぬ、べったりとした汚い鳴き声が、ガレオンを嗤い続けた。
奴があの軍勢を嗾けたのか、それもただ、イナンナを殺すためだけに。
「ガレオン! まだ息あるっすよ!」
「……イナンナ!」
マステマからイナンナを受け取るも、腹に空いた大穴は塞げない。彼女の命は、風前の灯火だ。
「アスタ……なんだ、泣いてるのか……男前が台無しだぞ……?」
「もう、口を動かすな……すぐに戻って、手当を……!」
「いいよ、自分の事くらいわかってる……それよか、少しでもアスタと一緒に居たい……」
「だから口を動かすな! 俺は少しなんかじゃない、ずっとお前と居たいんだ! 俺達の夢を叶えるんだろ、その入り口に立っただろ! なのにお前が居なくてどうする! 俺の夢はお前が居ないと実現しない……お前が居ない世界など俺は……必要ない……!」
「嬉しいなぁ、そんなに言ってくれるなんてさ……でもさ、あたしはアスタの生きている世界が、必要なんだ……アスタが生きていれば、あたしは死にやしないよ。アスタがあたしの夢を現実にし続ける限り、あたしはずっとアスタの中で生きていられる。だからさ、あたしからの一生のお願いだ。皆が幸せになれる世界を造ってくれ。そんでもって、アスタが幸せになってくれりゃ、あたしは満足さ」
「……ああ、約束だ。必ず、実現してやる……!」
イナンナは小さく笑うと、ガレオンと口づけを交わした。
眠るように目を閉じると、胸が動かなくなる。ガレオンはイナンナを抱きしめ、慟哭した。
彼の声は荒野にずっと、木霊し続けた。
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