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え… まさか、あのっ 山田の父親なんですか!!?
しおりを挟む『え!?あなたがっ あのっっ 山田の父親なんですか!!?』
『あの… ですか。
僕の息子が何かご迷惑でも……… 迷惑かけてますね』
今の状況を見て、しょんぼり‥する彼に副会長は周りを見てようやく気づいた。
『な、なんですか此処は!?牢屋!!!?』
そう、見るからに牢屋だった…。
そうです!思い出しました!!
『私、撲られたんですよ!彼に!!』
『…すみません。僕の息子が。いつもはいい子なんですが…』
(どこがいい子なんですか!?)
『ふぅー… どうしましょう‥。今日は理事長に大事な話があったのですが…… 時間が』
『っていうより、若くないですか!?とても子供持ちに見えないんですけど!!?』
『あはは‥。よく言われますよ。お兄さんですかって… はぁ…面倒くさいから、そのまま頷いてますけどね』
『その面倒くさいところは山田そっくりなんですね!!!』
副会長の突っ込みが入る中、
『ふぅー… あの子をこの学園に入れたのは…』
『え、無視ですか?華麗にスルーして山田の話ですか!?』
彼は副会長の突っ込みを無視し、山田をこの学園に入れた理由を語りだした――…。
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