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うわー すごーい！ケーキだケーキ!!
しおりを挟む「うわー すごーい！ケーキだケーキ!!」
出来上がった、見た目完璧のケーキに興奮する山田はぴょんぴょんと跳びはねる。
「ん、まぁまぁだね！」
「美味そうだな…」
見た目も上手く焼き上がったケーキに同じ班の子たちもうんうん頷く。
出来上がったケーキを１カットずつ切り分けていく。班の人数分に配られたケーキを前に、全員がフォークを持つ。
…山田以外。
「？？おい？山田、食わねぇのか？」
「……(ﾆｺｯ) ハル達に食べてもらいたいから食べないよ」
「あー… お前、仲いいもんな」
ﾊﾟｸｯ！
「!?」
ドサッ！
「ハルに…
あれー？ 伊沢くん？？どーしたの！？？」
山田と今まで喋っていた生徒はケーキを口にした途端、見る見る顔を青ざめ… ぶっ倒れた。
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