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あ、マジでやべぇかも‥。
しおりを挟む「俺!!お腹空いたっ!みんなで食堂に行こうぜ!!」
「…ちょっと待って下さい。それは私も入っているんですか?」
雪城の少し引き攣ってるような声…
「オイっ てめぇ!さっきからふざけたこと言ってんじゃねぇぞ!?真央からの誘いを断ろうってか?あ゙?」
毛むくじゃらの取り巻きの不良君らしき声とガタッと机か椅子かわからない派手にぶつかる音が聞こえた。
あ、マジでやべぇかも‥。
いやまぁ、雪城のヤツがブチ切れても?別に俺には関係ねーし?――…なーんて思ってたら‥
─ガッ!!─
「い゙…!?」
「……まったく、この私もナメられたものです。こんな半端なチンピラ如きに喧嘩を売られるとは…」
ブリザードを纏ったかのような冷たい声、
一瞬にして静まり返る教室。ちらりと盗み見ると、
(あー… やっぱり)
氷点下程の冷たい目でまるでゴキブリを見下すように… 雪城が不良君の腕を捻り上げていた。
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