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序章 英国フォルティア学院
それは悪魔の囁き…
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「イオ…ッ イオッイオッッ!!」
「なんで…っ な、…ッで・・・ ど、して…っ!」
僕が何をしたっていうんだ… 僕は…ッ ぼ、くは…っ
もう、何もいらない… こんな世界・・・ いらない。み、んなみんな… 何もかも・・・ッ
「……生まれて来なければよかった。こんな… 辛い思いするくらいならッ!イオが僕のせいで… こんなことなら…っ !こんなことなら…ッッ!!!ッこんな醜い世界、消えて無くなればッ」
冷たくなったイオを抱いて憎悪と悲しみに満ちた瞳を目の前の周の親衛隊隊長に向ける…
『ーー…ねぇ、その願い
叶えてあげようか?』
何もかもに嫌気がさして心が冷えきっていく… クリフェイドに幼い顔の男の子はただ嗤う
『可哀想な おにいちゃん… ボクがね、手を貸してあげる』
「えっ」
半透明に浮く男の子は目の端で腰を抜かしている隊長を捉える
「ひっ…━!!な、なにこれっ!!!ば、ばけ…化け物っ!!」
歪んだ笑みを向けたと同時にいくつもの黒い手が地面から這い隊長の体に絡みつくと、その体を四方八方から貫いた。
『バイバイ』
ーーザ、シュッッッ!!
「か、はっ…!」
崩れ落ちる体。
それを見届けて、幼い男の子… ユタは呆然と地面に膝をつくクリフェイドの後ろから抱きついて、耳にそっと囁きを零すーー
『ね?言ったでしょ。手を貸してあげるって…』
くすり、と嗤いユタはゆっくりと口角を突き上げた。
「なんで…っ な、…ッで・・・ ど、して…っ!」
僕が何をしたっていうんだ… 僕は…ッ ぼ、くは…っ
もう、何もいらない… こんな世界・・・ いらない。み、んなみんな… 何もかも・・・ッ
「……生まれて来なければよかった。こんな… 辛い思いするくらいならッ!イオが僕のせいで… こんなことなら…っ !こんなことなら…ッッ!!!ッこんな醜い世界、消えて無くなればッ」
冷たくなったイオを抱いて憎悪と悲しみに満ちた瞳を目の前の周の親衛隊隊長に向ける…
『ーー…ねぇ、その願い
叶えてあげようか?』
何もかもに嫌気がさして心が冷えきっていく… クリフェイドに幼い顔の男の子はただ嗤う
『可哀想な おにいちゃん… ボクがね、手を貸してあげる』
「えっ」
半透明に浮く男の子は目の端で腰を抜かしている隊長を捉える
「ひっ…━!!な、なにこれっ!!!ば、ばけ…化け物っ!!」
歪んだ笑みを向けたと同時にいくつもの黒い手が地面から這い隊長の体に絡みつくと、その体を四方八方から貫いた。
『バイバイ』
ーーザ、シュッッッ!!
「か、はっ…!」
崩れ落ちる体。
それを見届けて、幼い男の子… ユタは呆然と地面に膝をつくクリフェイドの後ろから抱きついて、耳にそっと囁きを零すーー
『ね?言ったでしょ。手を貸してあげるって…』
くすり、と嗤いユタはゆっくりと口角を突き上げた。
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