室長サマの憂鬱なる日常と怠惰な日々

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序章 英国フォルティア学院

とんだ無茶振りっス!!!

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「おいっ!クリフェイド!!お前、英理になんてこと言ってンだよ!?友達に屑なんて最低なんだぞっ!」

「五月蝿いっ!!僕はお前と話していない!英理と話してるんだっ 関係ない奴が口出しするなっっ!!」


話しに割り込んできた周を睨みつける


「なっ!そんなこと言うなよ!!俺たち友達だろっ!?」

「ふざけたこと吐かすな!誰と誰が友達だっ!? 人の個人情報を他人に盗ませようとするのがお前のいう友達か!?」


「――っ!」


クリフェイドの言葉に何も言えなくなった周は・・・

「ふっ!…ぅ……ッ ヒック、俺は… フゥッ… クリフェイドと、ヒック! 仲良くなりたかっただけな・・のにっ なんで怒るんだよぅ… ふぇぇっ」


目に涙をいっぱい溜め、泣き出した--


『……………』

「………」


(マズイ… マズイマズイっスよ!?王道が泣く→虜になってる役員は室長を睨みつける→室長マジギレする。…………イヤイヤイヤ!マズイっちよ!? )


『あの… 陛下、時間が……』


困惑な声に陛下はふむ、と小さく頷く。

『カタルセ、すまないが… 時間が押していてな、悪いが室長に早く代わってもらいたいのだが』


と、電話ごしに伝わる陛下の声には困惑が混じっていた。

(オ… オレっちに死ね、というっちか!?)


それはあまりにも自殺行為だった。
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