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序章 英国フォルティア学院

崩壊

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ふと、クリフェイドは父に視線を移す。


「と…… うさ… ん…?」



アクシオンとヒューの目がまるで周だけしか見えないような態度に



「父さんたちに何を……」


「ふぇ…っ ヒック!やっぱりクリフェイドは俺のこと許してくれないんだ… ふぇぇぇっ!」



泣き出す周にアクシオンたちはオロオロ…


「クリフェイド!!」

クリフェイドを叱り付ける父、アクシオンに… 何かを言おうとするも、



言っても、意味がないと諦めたクリフェイドは口をつぐんだ。



「クリフェイド!自分に非があるときは謝るんだ」


ヒューが無言のまま突っ立ってるクリフェイドに諭すように言う


しかし、


もちろんクリフェイドは謝る気なんて、毛頭ない。



「…兄さんは自分に非があるときは謝るべきだと今、おっしゃりましたが…

あいにく、僕自身に非はありません。僕はそう思っているので謝りません」


…誰が悪くもないのに謝るか!!


「クリフェイド!待ちなさい… クリフェイド!!」


これ以上は無駄だと判断したクリフェイドは踵を反し、後ろで怒鳴り声をあげるアクシオンを完全無視。


自室へと戻っていった‥。


――――――…

――‥ クスッ


「ふぇぇぇ!」

「あー… よしよし。ほら、泣き止みなさい」


皆して、泣き喚く俺をあやすように囲む… ここの住人。

アハハハッ!あーっおかしっ!どう?愛されていた自分が突然見放される気持ちは…?


つか、あんなウザいキャラとかホントにいるかっつーの!バァカ… あははっ!!

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