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序章 英国フォルティア学院

眼鏡デビュー?インテリ系目指します!

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――‥

はぁぁー…

クリフェイドは鏡前で身嗜みを整えながら、昨日のことを振り返っていたクリフェイドは制服の袖に腕を通したところで、ふと鏡に映る自分を見て首を傾げる‥

やはり、眼鏡をかけるべきか--?


少し幼くも見える自分の童顔に溜め息を吐くクリフェイドは銀縁の細いフレームの眼鏡をかける。

何気に気にする童顔な顔も、銀縁眼鏡をかければ不思議なことに端正な顔付きに見え、迫力やら気品やらも感じられる…


いつか、やめてやる…

昨日、マコーネルに嫌みを言われたことを思い出したクリフェイドは密かに誓った

あんなところ、絶対いつか辞めてやる…っ


ーーと。

コンコン‥


ノックの音に部屋の扉に顔を向けると昴が会釈した

「坊ちゃん、準備はもう出来ましたか?後、30分ほどで入学式が始まりますが…… って、なんです?インテリな眼鏡をかけちゃって‥」

せっかくの可愛い顔が凛々しい顔付きになってるじゃないですか、と少し残念そうに肩を竦める昴にクリフェイドは少し満足。


「可愛いは余計だが、まぁ良しとしよう」

昴の反応に満足するクリフェイドは昴の”可愛い”という言葉に少し反応したが、そこはあまり五月蝿く言うことはなかった‥。

これから送る学園生活、それは波瀾万丈……

だが、そのときのクリフェイドは黒いリムジンの中でこの先に自身が非凡に巻き込まれることなど露知らず、平凡ライフを送る計画を企てていた‥。

――‥ キキーッ…

ガチャッ

「…着きましたよ坊ちゃん」

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