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第一章 ロードライトの令嬢

幕間 リッカの誕生日 中編

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 背後で佇んでいるオブシディアンとシギルを振り返ると、俺はへらりと笑ってみせた。

「ま、いいや。上に行きましょ、お二人さん。俺の部屋は上の階だから」
「い……いいのか? お前の妹、なんか怒って……」
「いーのいーの、あいつはいっつも、俺に対して何かしら怒ってんだから」

 ひらひらと手を振り、俺は先導して階段を上る。手前から順に、ミーアの部屋、両親の寝室、そして最奥が俺の部屋だ。
 もう一年も前に家を出たというのに、まだ俺の部屋は残してあった。……もっとも、段々と荷物やガラクタに占領されてきているから、そのうち物置へと変わるのは時間の問題なのだろうが。

 そこで、興味を惹かれたように、オブシディアンが壁際の本棚へと寄っていった。詰まっている図鑑や漫画や百科事典の背表紙を、惚れ惚れした顔で眺めている。

「なぁシリウス。これら、ラグナルへ持って帰らないか?」
「いいけど、俺もう読まないからさ。黒曜にやるよ」
「いいのかっ?」

 珍しく、オブシディアンの声が弾んでいた。いいよ、と許可を出そうとして、慌てて喉奥で押し留める。
 そう言えば、寄宿舎でのオブシディアンの部屋は本の山で埋め尽くされていた。普段から真面目で神経質そうなオブシディアンからは想像もつかない部屋の汚さで、初めて見た時は唖然としたものだった。

「……ちょっと待て。あの部屋のどこに置くつもりだ?」
「シリウス。部屋というのは平面じゃなくて立体なんだよ」

 つまりは、積み上げる気満々ということらしい。
 シリウスも人並みに本は読むが、オブシディアンほどではない。そもそも一度に読める本は一冊なのだから、一冊読んだら一冊戻す、を心掛ければいいのに。早速一冊を引き出したオブシディアンを見て、ハァと思わずため息をついた。

「シリウス様シリウス様。次期当主様に渡すとまた部屋が散らかるので、もしシリウス様が宜しいのでしたら、ロードライトの書庫にでも寄贈してくださいませんか?」

 と、そう提案したのはシギルだ。
 ぽんと手を打つ。ロードライトの書庫であれば、リッカにも手に取ってもらえるかもしれない。少なくとも、オブシディアンの部屋で積まれるよりは、本も幸せだろう。

「それじゃ、シギル、任せた」
「お安い御用です」

 そう言って、シギルは肩から鞄を下ろすとその口を広げる。蓋の内側に描かれた魔法陣に指で印を加えると、魔法陣が淡い光を帯びた。そのまま、本棚に詰まっていた本が鞄の中に吸い込まれていく。正直ずっと眺めていたくもあるものの、ここまで来た用事は別にある。

「お、これこれ」

 勉強机の引き出しには、懐かしの携帯ゲームが当時のまま置かれていた。ミーアはミーアで自分のゲーム機を持っていたから、これは恐らく俺が出て行ったときのままなのだろう。
 一年も放置されていたら、中の電池は空に違いない。まずは充電が先だと、充電器をコンセントに繋ぐ。

「なんだ、それ?」

 持っていた本をシギルに取り上げられたオブシディアンが、手持ち無沙汰に寄ってきた。「ゲームだよ」と言っても、どうにもピンと来ていない顔をしている。オブシディアンの知っている『ゲーム』と、この小さな機械が結びつかないのだろう。

「ま、見てなって……、……あれ?」

 俺はゲーム機を手に取ると、電源スイッチを押した。まだフル充電とはいかないだろうけど、それでも起動くらいはしてくれると思う。

 ……と、思っていたのだが。
 何度電源スイッチを押しても、画面がつく気配は全然ない。
 あれ? とうとう壊れたか? しばらく触ってなかったから、中のバッテリー死んじゃった?
 真っ暗な画面を見て、オブシディアンが首を傾げた。

「シリウス?」
「ちょっと待てって……あれ? んんん……」

 少しの間奮闘したものの、ダメだ、お手上げ。
 何でだよー! と憤慨しながらごろんと床に寝そべると、ふと部屋のドアの隙間から赤い髪が見えた。本人は隠れているつもりなのかもしれないけど、バレバレだ。

「ミーア! 覗いてないでこっち来いよ!」

 赤の頭がびっくりしたように飛び跳ねた。

「の、覗いてないもん! な、何やってんのかなぁって、ちょっと見てただけなんだもの!」

 世間ではそれを覗きと言うのでは?
 まぁいいや。

 オブシディアンとシギルも部屋のドアを見る中、いかにも恐る恐るといった様子で、ミーアが部屋に入ってくる。そんなミーアに、俺は手を突き出した。

「ミーア、お前のゲーム機ちょっと貸してくれない?」
「なんで? お兄ちゃんのじゃダメなの?」
「しばらく使ってなかったせいか、こっち電源付かなくなっちゃったんだよね。黒曜に……このお兄ちゃんにちょっと見せるだけだからさ」

「どうも」と、オブシディアンはミーアを見て柔らかく微笑む。思わずミーアが顔を赤らめたので、なんとなく面白くない気分になった。なんだ、所詮は顔か、顔なのか。
 てててっと駆けて行ったミーアは、そのまますぐにゲーム機片手に戻ってきた。

「何のゲーム入ってんの?」
「お店経営するやつ。……あ、ちょっと、中身まじまじ見ちゃダメだからね! 変なコトしたらコロすから!」
「見ないってば」

 妹というのは、本当にやかましくて口うるさい。あーあ、俺もリッカのような可愛くて大人しい妹が欲しいなぁ。あそこまで『お兄様大好き!』な妹じゃなくてもいいからさ。
 せめて、普通に兄として尊敬されてぇ……存在を邪険に扱われたくねぇ……。

 しかし、今回もまた、俺の手の中のゲーム機は何も反応してくれなかった。

「……あれ? ミーア、こっちも充電切れてるぞ?」
「ハァ? ちょっと、返しなさいよ!」

 そしてすぐさま奪い取られるゲーム機。ハァ。ま、いいんだけどね。元はミーアのだし……。

 ミーアは口を尖らせたまま、いくつかボタンを押す。すると、何事もなかったかのようにゲーム機はあっさり起動した。

「何よ、何もないじゃない!」

 何故か得意げなミーアだった。
 ミーアからゲーム機を渡してもらった俺は、なんだか釈然としない気分で眉を寄せる。そこで、オブシディアンが興味深そうな顔でゲーム機の画面を覗きこんできた。

「うわ、眩しいな。文字が光ってる」
「液晶って言うんだ。……ちょっと触ってみるか?」

 こくりと頷いたオブシディアンに、ゲーム機を手渡す。まずどこを持てばいいのか分からないオブシディアンに持ち方を教えながら、画面を覗きこんだ。

「いいか? このボタンでカーソルを動かして……」

 と、そこで画面が真っ暗になった。

「……、あの、えぇっと……?」

 困った顔でオブシディアンが見上げてくるが、困ったのは俺も同じだ。ボタンを上下左右に動かしても、どのボタンを連打しても、動かない。

「ごめん、ミーア……なんか、その、壊しちゃったみたい……」
「えっ……、は、ハァァアアッ!? なんでっ!? 何したのっ!?」
「す、すまない……何かをした覚えは全くないんだが……」

 オブシディアンが心底申し訳なさそうな顔をしているものの、でもオブシディアンはゲーム機をただ『持っただけ』で、余計なことは何一つしていない。それがミーアにも分かっているのだろう、ミーアも何とも怒りきれない表情で、オブシディアンからゲーム機を受け取った。動作を確認するように、自分でも何度かボタンをぽちぽちと押しては「ほんとだ……」と項垂れる。

「全然、動かなくなっちゃった……」
「……あの、本当に、申し訳ないことをした。僕ができることなら、何かお詫びを……」
「いいって、黒曜が何かやったわけじゃないのは、俺たちだって見てたんだからさ」

 オブシディアンは、しょんぼりしたミーアを見ては、どうしようと困ったように眉を下げていた。本人の良心が咎めて仕方ないのだろう。
 ……でも、本当に、急にどうしちゃったんだろう?

「……すみません。少々、よろしいですか?」

 と、そこでシギルが割り込んできた。
 動かなくなったゲーム機をミーアから借り受けたシギルは、軽く眉を寄せて検分しながら口を開く。

「おおよそ、今のを見ていて分かりましたが……元々、魔法と科学は相性が悪いのですよ。これはきっと、次期当主様の魔力がこの小さな機械に流れ込んでしまったせいでしょうね。シリウス様だとギリギリ保った機械が、次期当主様の魔力で――パン、と」
「やっぱり僕のせいじゃないか……」

 オブシディアンが余計落ち込んでしまった。
 シギルから受け取ったゲーム機を、迷いながらもミーアに返す。壊してしまったものの、一応はミーアの所有物だ。

「い、今の話はよく分かんなかったけど……でも、ゴミ渡されても困るもん!」

 と、喚いたミーアに突っ返されるのも含めて。
 ……いや、ごもっとも。

「ゴミ……」

 ただでさえ瀕死なのに、加えて流れ弾を食らったオブシディアンが呻く。ゴミにした自覚があるようだ。

「魔法と科学は相性が悪いって、そうなのか?」

 シギルを見て尋ねた。
 シギルは「第三分家アジュールの受け売りですけど」と前置いて、続ける。

「何でしたっけ、電波デンパとかいうやつが、非常に魔法とは相性が良くないらしくって。機械側にも魔法使い側にも、とちらにも悪影響を及ぼしてしまうんだとか」

 心当たり、ございません? と、シギルに言われて記憶を探った。
 ……う、そう言われると、なんだかいくつか思い当たる節が。

「……じゃー、よく家のテレビが映んなくなったのも俺のせいだったん……? 友人らから『お前が近くにいるとWi-Fi入んねーからあっち行って』って言われるの、言いがかりじゃなかったん…………?」

 悲しい事実だ。
 えぇぇと頭を抱える俺に、ミーアは「なるほどー」と手を打った。

「お兄ちゃんがいなくなったら、テレビ綺麗に映るようになったもの。やっぱりお兄ちゃんのせいだったのね」
「やっぱり!? やっぱりって何!?」

 妹から電波妨害装置ジャミングのように思われていたのも心外だが、それ以上に、友人間の戯言として流していた「シリウスがいるとネット繋がんねー」が真実だったことに動揺を隠し切れない。

「じゃあそもそも、リッカにゲーム機あげるって発想自体がアウトだったってことか……」

 俺の実家でこんな感じなのだ。≪魔法使いだけの国≫では、どんな有様になるのやら。想像したくもない。

「リッカってば、よくCTとかMRIとか撮れたよな」
「あれはですねぇ、魔力を遮る布をリッカ様に被せた状態で撮影していただいたんですよ。身体を開いたりしないのであれば、ひとまずあのような形で対処できることは分かりました」
「へぇ……」

 布で簀巻きにされたまま、断面図を撮られているリッカを想像しかけたものの、途中で止めた。どうやら俺の知らない部分でも、様々な困りごとが発生していたようだ。改めて、魔法使いが一般の病院に通うことの難しさを思い知る。

 ミーアがぱちぱちと目を瞬かせた。

「……リッカって?」
「あー、ミーアはちらっと見ただけだったかな。そこのカッコイイお兄ちゃんの妹で、今は心臓の手術が終わって、お祖父ちゃんの病院に入院してんの」
「……手術」

 ミーアの眉が頼りなげに下がる。言葉に迷うように一度視線を落としたミーアだが、やがて顔を上げると「はやく元気になると、いいね」と呟いた。

「なるさ。絶対にな」
「あぁ。……リッカのことを心配してくれて、ありがとう、ミーア」

 オブシディアンが嬉しそうに笑う。ミーアはそれを見てびくりと肩を震わせると、こくこくと頷きを返して、それからそそそっと俺の後ろに隠れに来た。
 ミーアは照れてるだけだとは思うのだけど、それでもオブシディアンは、ちょっと悲しそうな表情を浮かべている。俺は内心、オブシディアンに謝罪した。
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