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第29章 動乱 ロードベルク王国 組曲(スウィート)
第291話
しおりを挟む砲火が絶え間なく鳴り響き、打ち出された砲弾が唸りを上げて船体を砕き、引き裂いて行く。
王都を制圧するべくグランベルク港に向かったヨゴルスカ別働艦隊と、それを阻止、殲滅せんと追撃に出た【踏波亀兵】部隊が交戦してより、未だ一時間と経ってはいないが、既にヨゴルスカの艦艇はその三分の一が海の藻屑と変わり果てていた。
「………こっ、こんなことが………っ⁉︎ 」
ついさっきまでは世界でも最大級、最新鋭のはずだった五本マストのガ級、二番艦【バルボルド】の船尾楼から、後方の戦況を伺っていたハゴーハは、唇を戦かせて呟いた。
今も船団後方では爆音が響き、あちらこちらで次々と爆炎が閃いている。
チカチカと無数に瞬いて見えるのは、味方の魔法使い達が放つ攻撃魔法の魔法陣の光だろうが、あれほどの攻撃魔法を撃っているにもかかわらず、音は一向に止む気配を見せるどころか益々激しさを増し、追い風に煽られてキナ臭い匂いもどんどんと強くなって来ている。
ハゴーハは船尾楼の手摺りを握り締めながら、段々と焦りを強くしていた。
(「…な、何故だ!この反乱は余裕で勝てる戦いではなかったのか⁉︎ 国内の上位《土属性》魔法使いの八割を取り込み、巨大なゴーレムの圧倒的戦力で国王軍を蹂躙する。海上はフーリムン様が海軍戦力のほぼ全てを掌握し、残るは沿岸警備隊に押し込んだ連中の、僅かなオンボロ船しかなかったはずなのに………っ‼︎ 」)
もともとグランベルク港は商業港として、ヨゴルスカ港は軍港として分けられていた。その為、沿岸警備隊にはグランベルク港近海を巡回、警備する為に、現役を退いたような二線級の艦艇しか配備されていなかった。
これは、当然ながらフーリムンの仕業である。オルガ達のような、ヨゴルスカに居られては都合の悪い者、自分に従おうとしない跳ねっ返り達を遠ざける為に、今まで存在していなかった沿岸警備隊をわざわざ設立してヨゴルスカ以外の港に次々と左遷したのだ。
しかし、手駒である海賊達が沿岸警備隊に捕らえられては色々と都合が悪い。
そこで、もし捕捉されても追い付けないよう、足の遅い旧型艦を沿岸警備隊に払い下げ、元々配備されていた軍艦は海軍組織の増強と集約化を名目に、ヨゴルスカとフーリムンの息がかかった軍港へと移してしまったのだ。
ボージャック公爵を迎え討つ為、国王軍が出撃して防御が手薄になった王都を、既に王都に入り込み潜伏している者達に手引きさせて海から奇襲して制圧する。もし計画に気付いた王国側が、沿岸警備隊を対抗策として出して来たとしても、商業港であるグランベルク港にいるのはいつ引退してもおかしくないようなオンボロ船ばかり。障害にすらならずに余裕で王都への上陸を果たせるはずだった。
ーーーー そのはずだったのに………っ‼︎
ハゴーハはもう、周囲の目も関係なく、叫び出したい気持ちでいっぱいであった。
あの生意気なオルガが七隻の警備艇と共に我々の前に立ちはだかったのはまだいい。と、いうか、予想の範囲内であり何も問題無かった。
だが、突如として海の中から浮かび上がって来た"鉄の船"。あれから全てが狂い始めた。あの攻撃、そして破壊力。あれは、きっと間違いない。あの競技会とやらで見た、新型ゴーレムと同じモノであるに違いない。
ヤバイと焦っていたところで、都合良く「先行して王都制圧に向かえ」とフーリムン閣下から命令が下り、不審な行動を取る事なく鉄火場から離れることが出来たと思っていたのに、何故あんな訳の分からないモノが追い掛けてくるのだっ⁉︎
(「そもそも、何故海の上を疾るゴーレムなぞが居るのだっ!そんな話は聞いておらんかったぞっ?だいたい"新型ゴーレム"はまだまだ開発段階ではなかった………の…か…っ?………………………………………まさかっ⁉︎ 」)
持ち前の洞察力が悪い意味でいい仕事をしてしまい、気付かなければ良かった"真実"へと考えが辿り着いてしまったハゴーハ。
「まさか⁉︎ まさかまさかまさかまさか…っ‼︎ わ、我々は国王派にハメられていたというのか………っ⁉︎」
そのあまりの衝撃に、ハゴーハは思わずそれを口に出してしまうほどのショックを受ける。
「く…っ、うう…うっ!魔法使い共、何をしている!もっと攻撃魔法を撃って撃って撃ちまくれ!必ずゴーレムを沈めろっ!この艦に近付けさせるなあああああぁっ‼︎ 」
その悪い想像を打ち消すように、ハゴーハは金切り声で叫ぶのだった。
「ふむ…。こちらも好き勝手に動いてはいるが、ヨゴルスカの連中も大概連携など取れておらんな……?」
自分達を迎撃しようと必死になって魔法を放って来ているようだが、それはそれぞれの艦から無闇矢鱈と撃って来ているだけ。そこにはまるで統率というものが伺えない。連携以前の問題だ。とコーウェンは分析した。
「まあ、もともと海賊や立場を利用して騙し討ちしかしてこなかったような者達だ。所詮は烏合の集、有象無象ばかりか… 」
いくら強力で、これまでに無いほどの素晴らしい兵器だ。といっても、これが初の実戦投入である。戦場で予想外のことが起きるのはある意味当たり前のこと。いい気にならず、気を引き締めて事に当たらなければならない。と考えていたコーウェンだったが、いざ蓋を開けてみれば殆んど一方的なワンサイドゲーム。
通信機から漏れ聞こえて来る隊員達の声からすると、二、三騎ほど肩や腕に流れ弾的な被弾を被ったようだが、〈魔導ジェネレーター〉によって供給される潤沢な魔力によって強化された騎体の、装甲表面を僅かに歪めたり焦がしたりした程度で、作戦行動を阻害するほどの損傷はひとつも無い。
これまでの船舶など止まって見えるほどの機動性に圧倒的な火力。加えて敵の攻撃など歯牙にも掛けぬ強固な防御力を持つ装甲まで備えているとくれば、ついつい連携も甘くなり、好き勝手に動きたくなる気持ちは分からないでもない。
おまけに、相手は今まで散々煮え湯を飲まされ続けた海賊達と、それ等と裏で結託し操っていたヨゴルスカ海軍なのだ。
(「…やれやれ、この俺だとて思いは同じ。連中の気持ちは分からんでは無いが………?」)
ーーーー 危険過ぎる。ーーーー
と、コーウェンは独言る。
強大な力に酔い、ただ力を振り回すだけなのであれば、それはただの"暴力"と変わらない。ー『何を以ってその力を振るうのか?』ー 自身が力を振るうべき理由、そうした己の中に強固な信念が無ければ、容易く力に呑まれ、やがてはフーリムン達と同じ外道に堕ちてしまうだろう。
これほどまでの"力"を手に入れて、自分達は迷わずにいられるだろうか?
だが、そこまで考えたところでコーウェンはフッと笑う。
(「だからこその"教官殿"…か。仰っていたな、『上っ面の強さだけでは意味が無い』と。…さて、こんな些細なことで悩むとは、まだまだ俺も精進が足りんようだ。これは部隊纏めて教官殿に再訓練をお願いする他はないな。ならば………!」)
「ぬぅん…っ‼︎ 」
コーウェンの騎体の名は【バーサークタートル】。他の【ST】とはまた別に、指揮官騎用として開発された騎体である。特徴として、部隊指揮用に通信強化の為のトサカ飾りのような通信アンテナを備えていることと、左腕に防御と近接戦闘用装備を内蔵した盾を装備していた。
コーウェンは騎体に迫っていた魔法弾を、その左腕に装着した盾で弾き飛ばし、そのまま速度を落とすことなく前方に居たギ級に肉薄すると、突き刺すような姿勢で船体に向けて左腕の盾を叩き込んだ。
「今だけは、この俺も思う存分に暴れさせてもらうぞっ‼︎」
コーウェンがトリガーを押し込むと、セーフティが解除され、直後に盾に仕込まれた仕掛けが作動する。
ーーー ガキュンッ…ッ‼︎ ーーー
盾に仕込まれていた近接戦闘用装備とは"杭打ち機構"。だが、ただのパイルバンカーではない。軛を外された杭が勢いよく船体に突き刺さった瞬間、杭自体に付与された術式が発動し、その威力を開放した。
ーーー ゴッバアアァァン………ッ‼︎ ーーー
激しい衝撃音と共に、杭が突き刺さったのとは反対側の船体が、内側から弾け飛んで大穴を開ける。杭に付与されていたのは《衝撃波》を打ち出す魔法。杭が装甲を突き破った瞬間に、内部を衝撃波でズタズタに引き裂くというとんでもない代物であった。
「はっはっはぁーーっ!うむ、やはり思い切り暴れるのはスッキリするな!どうせ後からコッテリ絞られるのだ、今までの鬱憤、纏めて晴らさせてもらうぞっ!」
操縦殻の中で、何やら吹っ切れたいい笑顔でひとり笑うコーウェン。彼もオルガの同僚、やはり脳筋であったようだ。そして、海上騎士団の面々には非常に迷惑な事に、スコアなどもう関係なく、再訓練が決定した瞬間でもあったのだった。
ー『〈紅甲隊〉!我々はこのまま前進し、頭を狙う。各騎互いの位置を確認しつつ、存分に暴れて良し!行けっ‼︎ 』ー
右肩を真紅に染めた、旗艦【ジークランス】直属の部隊である〈紅甲隊〉の通信機に、コーウェンからの通信が響く。
ー『おいおい…、どうしちまったんだウチの団長は?』ー
ー『さあな、だが、願ったり叶ったりだろう?他の部隊を見てて、ずっとウズウズしてたんだ。俺も行かせてもらうぜ!』ー
ー『違いない。…どうだ「QB」、どっちがスコアを伸ばすか勝負しないか?』ー
ー『………興味は無い。俺は俺の任務を遂行するだけだ… 』ー
ー『相変わらずクールな奴だねお前は…って、おい!行っちまった………。って、ヤベ!負けてられねえぞ! 』ー
〈紅甲隊〉。それは、識別の為に肩部を色分けされたST隊の中でも、旗艦付きとして特にエース級の者達を集めた部隊である。
彼等は騎体位置を巧みに入れ替えながら、次々と敵艦を葬って行く。
その中でも更に"トップエース"と呼ばれていたのが『QB』と呼ばれた青年騎士である。
訓練において新型ゴーレムの高い操縦適性を示した彼にも、STとは違う試作騎が与えられていた。
【ソルティーハウンド】。それは、今後の運用展開を鑑み、海上だけでなく揚陸後の陸上においても高い運動性能を持ち、上陸後は高火力によって海岸線を制圧、その後に続く味方部隊の上陸路を確保する事が可能である事を前提として開発された高性能な騎体であった。
脚部の〈推進ボード〉も、他のSTと違い、細長くまるでスキー板のような形状をしており、踵側には上陸時には陸上走行用へと変形する推進装置を備えていた。
そのトップスピードはST以上。逆に小回りこそ効かないが、QBは、巧みな騎体捌きで敵魔法弾を右に、左にと回避しながら、全身に備え付けられた火器を適宜使用して確実に敵艦を沈めて行く。そしてついに………。
「き、来た…⁉︎ な、何をしておるかあああっ!は、早く奴を止めろ!さっさと沈めないかああああああっ‼︎‼︎ 」
ハゴーハが乗艦する、五本マストの二番艦【バルボルド】を捉えたのだった。
ヒステリックに叫ぶハゴーハの命令に従って、次々と魔法弾を【ソルティーハウンド】に向けて放つ魔法使い達。
しかし、当たらない。まるで次に何処へ攻撃があるかが分かっているかのように、その全てが避けられてしまう。
だが、何事にも予想外という事態は発生する。QBが大きく【ソルティーハウンド】を旋回させ、再び正面に【バルボルド】を捉えた時、それは起こった。
あまりに動き回るQBの動きに翻弄され、四方八方へと放っていた魔法弾のひとつが、並走する味方艦のマストへと直撃。偶然にも【ソルティーハウンド】の進行方向へと倒れ込んで来たのだ。
「おお…っ!でかした、ざまを見よ!そのまま潰れてしまえ‼︎ 」
ハゴーハの顔が、喜びに満たされた次の瞬間、そのままポカンとした間抜けなものに変わる。
「は………っ?」
【ソルティーハウンド】は宙を舞っていたのだ。
(「………………!」)
自騎に向かって倒れ掛かって来るマストを見たQBが選択したのは、回避ではなく加速。更に鐙を踏み込み、【ソルティーハウンド】の速度を上げたのだ。
ーーー ドッパァアアアアアァァンッ‼︎ ーーー
派手な水飛沫を上げて海上へと落下したマスト。QBは、その際に発生した大波をまるでジャンプ台のように利用して、騎体を飛び上がらせたのだった。
「は?ゴーレムが………飛んで…る、だと?」
呆然と呟くハゴーハの頭上、【バルボルド】を飛び越えるように弧を描きながら、【ソルティーハウンド】が宙を舞う。そして、モーグル競技のエアーの技のように身を捻らせると…、
「ーーーー 終わりだ 」
ーーー ドウッ!ドウッ!ドウッッ‼︎ ーーー
ガキンッ!とその背に背負ったフォールデングカノンが起き上がり、逆さまになった状態のまま【バルボルド】の船体を撃ち貫いた。
「ば、馬鹿なああああああああああああああああああっ‼︎⁉︎ 」
指揮官を失ったヨゴルスカ別働艦隊が潰滅したのは、この後僅か数十分後のことであった………。
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