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第3章 ダークエルフの隠れ里

第14話

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「ふはははははははははははっ!良し!良し!! 」

 呵呵大笑と大笑いしている「生ける伝説」こと「黒き武神」こと「先代当主様」こと「ジェイーネ・ラル・キサラギ」こと『爺さん』………。

 何が楽しいのか、大変上機嫌である。

 あの、里の入り口での一件の後、爺さんに命令されたダークエルフや獣人の武士団の人達は、里を挙げての大宴会の準備の為、大急ぎで引き返していった。

 騒ぐだけ騒がれて、今度は逆に取り残されてしまった形になってしまった。しかも…、

「ではヒロトよ!儂も用意があるので、一足先に戻っておるぞ! ランド!何をボヤボヤしておるのじゃ、さっさと付いて参らんか!ゆくぞ!ふはははははははははははっ!! 」
「えっ!? …ちょっ!  お待ちください父上!?  ええぃ! レイナルド、後は頼むぞ! セイリア、後ほどな!………(ぺこり)  お待ちください! 父上! 父上ーーーー!! 」

 爺さんは高笑いしながら、現当主のランドさんは、早口で捲し立てた後、爺さんを呼びながら走り去っていった。

 うーむ、前に観た「新喜劇」っていう喜劇の、人物の舞台からのはけ方みたいだな。
 しかし、ランドさんは俺に対しては何も言わずに、頭だけ下げて去っていくとは、何となく納得出来てないんだろうな?

「はっ!?  そ、そうです、ヒロト様!? 」

 呆気に取られていたセイリアも、やっと我に返ったみたいだな?

「何だ?セイリアさん。言っておくけど、もう土下座は無しで頼むぜ? 」
「えっ!?あ!いえ、でも! 」

 やっぱり今の騒ぎの事を謝る(土下座する)つもりだったな?

「さっきも言ったけど、堅苦しいのは嫌いなんだよ。もういいから、里に案内してくれないか?実は結構楽しみにしてたんだけどな?これでもさ 」
「…ヒロト様がそう仰しゃるのなら…、ですが、一言だけ言わせて下さい。先程は我が父上が失礼を致しました。本当に申し訳ございませんでした 」

 流石に土下座はしなかったが、どうしても謝りたかったんだろう、深々と頭を下げてきた。

「いいよ、気にしてないから。いいお父さんじゃないか 」
「いえ…、本当にお恥ずかしい限りで………//////」

「姫様、あまりヒロト様を困らせてはなりませんぞ?さあ、いつまでもこんな処でボヤボヤしておらずに、そろそろヒロト様を我等の里にご案内致しましょうぞ 」

 レイナルドさんグッジョブ!これでやっと里の中に入れそうだな。

 レイナルドさんの先導のもと、空間にポッカリと口を開けたようになっている「門」を潜る。
 
 門を潜り抜けながら、横に並んだセイリアがこの門や結界について色々と教えてくれた。

 この外からは見えない不思議な門の名は「朱門」と言い、ダークエルフ達の隠れ里を取り囲む結界の東西南北にある出入り口の一つ、南にある門らしい。
 さっきは完全武装の兵士達に気を取られて気づかなかったが、門が開いていても、その中は霧か霞がかかったようになっていて、中の様子は全くという程窺い知れなかった。

 これは、里をぐるりと取り囲む隠蔽魔法の結界が二重構造になっていて、例え一つ目の結界である「不可視の門」が開いていたとしても、招かれざる客の場合は入った途端にこの霧に巻かれて方向感覚を狂わされ、知らない内にまた門から出て行く事になってしまう、との事だった。

 つまり、この隠れ里に入る為には、先程のカークスやスケールのように中に居る門番に声をかけ、中の者の同意が無ければ、例えこの里の者でも中には入れない、という仕組みになっているそうだ。

 なぜそこまで?と思うかも知れないが、今日の事件を思い出してほしい。
 エルフ族は、普通のエルフ族もダークエルフ族も、男女を問わず非常に整った容姿をしている。おまけに長命である為に、殆ど老化は無し。もし捕らえて奴隷として売る事が出来れば、例え一人であっても大儲けだ。
 この隠れ里のあるロードベルクという国では、基本的に認められているのは犯罪奴隷のみだそうだが、それでも違法な奴隷売買は後を絶たないという。そんな連中からしてみれば、此処はまさに宝の山。
 昔は、そういった違法な奴隷商人達が忍び込んで攫おうとする事件が絶えなかったようだ。
 
 事実、諸外国だけでなく、この国の王都や各都市でも、毎年何人かのエルフ族の者が行方不明になっているらしい。王国が行う違法奴隷売買組織の摘発の際に、何人かの行方不明者は見つかる事があるらしいが、その殆どは発見される事も無く迷宮入りとなっているそうだ。
 
 その為、約300年ほど前に、当時まだ当主だった爺さんが中心となって、この里を取り囲むように壁と四つの門を建設し、不可視結界+進行撹乱の二つの隠蔽魔法を施した。以来、奴隷商人達は疎か余所者がうっかり迷い込むことも(ついでに魔獣の被害も)無くなって、割と平穏な毎日を過ごせている…、とセイリアが教えてくれた。

 まあ、この里のダークエルフ達は、あの「黒き武神」の影響で鍛錬を怠らず、程度の違いはあれど有事の際には全員が刀や槍をその手にして戦えるそうで、これまでのところは全員返り討ちにしていて被害は0だったらしいが、今回のセイリア誘拐は、そんな事例の一つだった訳だ。
 ただ、今回は貴族の馬鹿息子が奴隷売買組織を通さず「墓場の風」に直接依頼していた事から、もしも誘拐が成功していた場合は、この先一生セイリアは見つからない可能性があった。

 だから、あの親父さんの取り乱し様も納得が出来る。だから気にしないでくれ、とセイリアに伝えると、やっと安心したのか笑顔になってくれた。

 うん、セイリアはせっかく美人なんだから、眉間に皺がある顔よりも、笑顔の方がずっと似合う。

 そう思いながらセイリアの方を振り返ると………、あれ?真っ赤になったセイリアが、門の中程で固まってる?

『…クスクス………マスター?今の全部、口に出してましたよ? 』

 アイが笑いながら話しかけてきた。

 マジか!?うわ~恥ずかしい!どうやって話しかけようか?

「はっはっは!ヒロト様!これが我等ダークエルフの隠れ里、『秀真ほつまの國』に御座いますぞ!とくとご覧あれ!」

 セイリアの方を振り返っていた為に、先導していたレイナルドさんの楽しそうな声が後ろから聞こえてきた。何だか子供が宝物を自慢するような、そんな楽しげな声に思わず前方に向き直ると………。


「おお………………………っ!? 」

 いつの間にか隠蔽魔法の霧は全て消え去り、辺りは夕焼けの赤から夕闇へと移り変わる美しい光の中で、青々とした水田がどこまでも広がっていた。

 水田に引かれた水路を流れる水の音、さわさわと風に吹かれたまだ若く青い稲穂の奏でる音に、暫し耳を傾ける。

 初めて見るはずなのに、何処か懐かしい、かっての”日本”の原風景によく似た、『秀真の國』…。
 
 込み上げる”想い”………。

 ああ、なんだよ、俺って結構女々しい奴だったのかな?まだ、たった一日しか経ってないのに、こんな気持ちになるなんてな。

 ダークエルフの隠れ里、秀真の國は、森が終わったかと思える程大きく開けた土地の中にあった。
 目の前に広がる田園風景のあちらこちらに茅葺き?屋根の民家らしきものが点在している。
 その先、遠くに視線を移せば、開けた土地の更に真ん中に小規模ながら森があり、その周りを取り囲むようにして、街が広がっていた。
 だが、最も目を引いたのは、更にその中央にあるモノ、ここから街まではまだ数キロもあるはずなのに、まるで距離感が狂ってしまったか?と思うほど高く、夕陽にキラキラと輝く、大きな、大きな「大樹」だった。

『綺麗………… 』

 思わず、といった感じでアイが呟く。

『そうだな、美しい里だな…… 』
『ありがとうございます、マスター。我儘を聞いて下さって 』
『いや…、いいんだ。俺も此処に来れて良かった。…アイのおかげだ… 』

 既にすっかり陽は傾いて、辺りは夕闇に包まれだしていたが、その移ろう光の中に浮かぶ風景を眺めながら俺達は二人、そんな穏やかな会話を続けたのだった。

「如何ですか、秀真の國は?」

 はっ!?っとして振り返ると、セイリア達がにこにことした笑顔でこちらを見て笑っていた。

「ご、ごめん!何だかつい、この光景に見惚れてしまって…。悪いな、セイリアさん達だって疲れているだろうに、待たせちゃったよな? 」

 そう謝る俺に帰ってきたのは、笑みを深めた五つの笑顔だった。

「いいえ、逆に大変嬉しく思ってヒロト様を眺めておりました 」
「そうですな、姫様。吃驚はして頂けるとは思っておりましたが、いやはや、ここまで見入って頂けるとは……… 」
「そうですよ、ヒロト様!里を見つめるヒロト様のお顔を見ているだけで、こちらまで嬉しくなってしまいました!」
「「この里の者として、最高の誉れで御座いました 」」

 優しい人達だな、もうすっかり日も暮れているのに、急かす事も無く待っててくれるなんて。

 うん、何だか騒がしかったけど、やっぱり来て良かった。

「さあさあ、ヒロト様、まだ街までは暫しの距離が御座います。完全に日が暮れてしまう前に参ると致しましょう 。きっと先代様が首を長くしてヒロト様をお待ちですぞ 」
「分かりました。じゃあ、お願いします 」

 あー、爺さんね…、何だかウキウキしてた感じだったし、待ってるんだろうなぁ。

 苦笑しつつレイナルドさんに答えると、俺達六人は街へと急ぐのだった。



 街に着くと、入り口である門だけでなく、そこから垣間見える大通り、また街の外周を取り囲む壁の至る所にも篝火が焚かれ、既にすっかり夜の帳に包まれた街を明るく照らし出していた。

 此処に至るまでのクネクネと曲がりくねった水田の道の途中にも篝火が焚かれていたが、こうして街全体が炎によってユラユラと浮かび上がる様は、現代の電気の明かりに慣れた俺にはとても幻想的に映った。

 頭を垂れ臣下の礼を取る門番が護る門を潜り抜けると、秀真の街並みが広がっていた。
 何だか本当に時代劇のセットの中に紛れ込んでしまった気分になってくる。
 普段ならばもう、それぞれの家路に着いているのだろうが、今日だけは街中が喧騒に包まれ、男も女も忙しく動き回り俄かに活気付いていた。
 幾つもの篝火に照らされたその光景は、ともすれば古えの合戦の準備にも見える。

 いや、実際に戦の準備と変わらない。なにせ先代当主より命の下った『秀真の國大宴会』という大戦おおいくさの準備なのだから。

 ただ、本当の戦と違うとすれば、忙しく動き回る人々の顔つきだろう。悲愴感も緊張感も一切なく、どの顔も非常に嬉しそうだ。

 自分達の姫であるセイリアが無事だった事は勿論だろうが、やっぱり普段の娯楽が少ないからだろう、単純に宴会が嬉しいんだろうと思う。

 そんな戦というか祭りの前のように騒がしい街中を、中心部にあるというキサラギ家の屋敷を目指して歩いていった。


「おおっ!ヒロトよ、やっと参ったか!待ちかねておったぞ! 」

 篝火に照らされた、いかにも武家屋敷然とした建物、大通りを真っ直ぐ…では無く、幾つかの角や交差した道の先にキサラギ家の屋敷はあった。
 
 屋敷に到着した俺達を出迎えたのは、誰あろう「黒き武神」その人だった。
 あ~あ~、先代当主自らがわざわざ出迎えなんかに出て来ているせいで、家臣らしき皆さんが、どうしていいか分からずにオロオロしてるじゃないか……。

「悪かったな、『爺さん』。あんまり秀真の國この里が綺麗だったから、思わず見惚れてしまっていたんだよ。あ!? セイリアさん達を叱らないでやってくれよ?
俺の為に、わざわざゆっくり里を見せてくれてたんだから 」

「「「「…っっっ!?!?!?」」」」

 「生ける伝説」に対して、『爺さん』呼ばわりしながら酷くぞんざいな態度で答える人間の若僧に、側に控えていた家臣団が目を白黒させて、パニックを起こしたように何度も俺と爺さんを交互に見ている。

 先代当主自らが出迎えするのも前代未聞なら、自分達の英雄をぞんざいに扱われる事も初めてだろう。

 そりゃあパニックも起こすよなぁ………。

「なあ、爺さん… 」
「なんじゃ? 」
「やっぱりこの呼び方やめないか?なんか見ていて家臣の人達が気の毒なんだが…… 」

 俺に対して、爺さんがあまりにフレンドリー過ぎて、家臣の人達が怒りたいのに怒れないというジレンマに陥っているじゃないか……。

「いやじゃ !儂はその呼ばれ方が気に入ったんじゃ。それ以外の呼び方は認めんからの!」

 いやじゃ!って、おい、九百歳オーバー……。

「そんな事より、ヒロト、着いて参れ!もう準備は出来ておるのじゃ、今宵は夜通しで飲むぞ!ふはははははははははははっ!! 」

 って、オイ!?アンタ孫娘を放ったらかしかよ!?

「ヒロト様、申し訳ありませぬが諦めて下され。ああなった先代様は、もう誰にも止める事は適わんので御座る…… 」

 ああっ!?レイナルドさんがまた遠い目になってる!! うわ~、今から嫌な予感しかしないんですが!?

 ……やっぱり帰ろっかな…?


『…クスクス……! 』


 ……アイさん、楽しそうだね………………。







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