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第2章 京香の愛犬、シロ
京香のお母さん
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京香の胸の中にいる間、我輩はどうやって使用済みの下着や衣類を、譲り受けようか考えていた。言葉が通じないので、説明して直接京香から貰うことはできない。
妲己ちゃんの話では、洗濯されてしまっては、供え物に使えないらしかった。すると、京香が脱いでから洗濯されるまでの間に、盗み出すしかないだろう。我輩はそう結論した。
京香は、ある1軒家に入った。閑静な住宅街に建つ、2階建ての和風建築だった。夜の今は黒い影になっているが、敷地の背後には丘のような裏山がある。落葉広葉樹らしきいくつもの葉が、風に揺れてざわめいている。庭の植え込みの間からは、えんまコオロギなどの秋の虫が、もの悲しい夜の調べを奏でていた。
「ただいま~、ねえ、お母さん、犬を拾ったの」
「まあ、犬ですって。お母さんにも見せてちょうだい」
帰宅した京香が犬のことを告げると、興味深そうな表情をした母親が奥から現れた。京香の親だけあって、母も西王母様に似ていた。西王母様似の京香が好みならば、この母親も夢幻仙様は好むのだろうか? 後で妲己に聞いてみるか。
我輩は、京香の胸の中から、玄関廊下の上に下ろされた。ここが勝負と舌を出して尻尾を振り立てた。キュートな瞳で、愛くるしく母親を見つめる。
ワンッ、ワンッ❤️
「まあ、可愛らしいボクちゃんね~❤️」
我輩は、母親の手で仰向けに寝かせられた。露出する股間に母親の指が伸びる。
キャイ~ン、キャイ~ン❤️
「フフフ、ずいぶんと元気の良い男の子ね❤️」
母親の指にリンガをツンツンつつかれると、不覚にも我輩は、体をくねらせて悶えてしまった。
「京香も見なさい。この子、オチンチン出して喘いでるわよ❤️」
「お母さん、それがしたくて犬がほしかったわけ?」
「何言ってるの、違いますよ。私は、あなたほどオチンチンに飢えていませんよ❤️」
「······」
「いい年して、犬のオチンチンで物好きそうに顔を赤くしないの」
それからも暫くの間、我輩はオチンチンを弄ばれて悶え続けた。あろうことか、しまいには京香にまでオチンチンを楽しく遊ばせてしまった。
だが、この母娘から気に入られることに成功した。どうやら、京香の愛犬"シロ"として、この家族の1員に迎えてもらえたようだ。
「シロはずいぶんと汚れているのね。毛も縮れているみたいだし」
お母さんは、妲己ちゃんの爆風で縮れた毛を、まるでレゲエ頭をすくようになぞった。
「私、これからお風呂にはいるから、シロも一緒に綺麗にしてあげる」
「どんなハンサムボーイになるか楽しみね❤️」
京香は荷物を置きに自室へ向かった。あぁ、早くこの気持ち悪いショーツを脱いで、さっぱりしたい。ショーツの不快感を避ける京香の歩みは、自然、尻を振るいやらしいものとなった。
「京香、あんた何を色気づいてるの? そんなことしたって、シロは靡きませんよ。そうでしょう、シロ❤️」
ワ······ワンッ······
「違うって、そんなんじゃないってば!」
「そういう風にしか見えないわよ。ねぇ、シロ❤️」
ワン······
自室から着替えを手にして戻って来ると、京香は我輩を掬い上げた。そして、尻をフリフリ脱衣所へ向かった······
妲己ちゃんの話では、洗濯されてしまっては、供え物に使えないらしかった。すると、京香が脱いでから洗濯されるまでの間に、盗み出すしかないだろう。我輩はそう結論した。
京香は、ある1軒家に入った。閑静な住宅街に建つ、2階建ての和風建築だった。夜の今は黒い影になっているが、敷地の背後には丘のような裏山がある。落葉広葉樹らしきいくつもの葉が、風に揺れてざわめいている。庭の植え込みの間からは、えんまコオロギなどの秋の虫が、もの悲しい夜の調べを奏でていた。
「ただいま~、ねえ、お母さん、犬を拾ったの」
「まあ、犬ですって。お母さんにも見せてちょうだい」
帰宅した京香が犬のことを告げると、興味深そうな表情をした母親が奥から現れた。京香の親だけあって、母も西王母様に似ていた。西王母様似の京香が好みならば、この母親も夢幻仙様は好むのだろうか? 後で妲己に聞いてみるか。
我輩は、京香の胸の中から、玄関廊下の上に下ろされた。ここが勝負と舌を出して尻尾を振り立てた。キュートな瞳で、愛くるしく母親を見つめる。
ワンッ、ワンッ❤️
「まあ、可愛らしいボクちゃんね~❤️」
我輩は、母親の手で仰向けに寝かせられた。露出する股間に母親の指が伸びる。
キャイ~ン、キャイ~ン❤️
「フフフ、ずいぶんと元気の良い男の子ね❤️」
母親の指にリンガをツンツンつつかれると、不覚にも我輩は、体をくねらせて悶えてしまった。
「京香も見なさい。この子、オチンチン出して喘いでるわよ❤️」
「お母さん、それがしたくて犬がほしかったわけ?」
「何言ってるの、違いますよ。私は、あなたほどオチンチンに飢えていませんよ❤️」
「······」
「いい年して、犬のオチンチンで物好きそうに顔を赤くしないの」
それからも暫くの間、我輩はオチンチンを弄ばれて悶え続けた。あろうことか、しまいには京香にまでオチンチンを楽しく遊ばせてしまった。
だが、この母娘から気に入られることに成功した。どうやら、京香の愛犬"シロ"として、この家族の1員に迎えてもらえたようだ。
「シロはずいぶんと汚れているのね。毛も縮れているみたいだし」
お母さんは、妲己ちゃんの爆風で縮れた毛を、まるでレゲエ頭をすくようになぞった。
「私、これからお風呂にはいるから、シロも一緒に綺麗にしてあげる」
「どんなハンサムボーイになるか楽しみね❤️」
京香は荷物を置きに自室へ向かった。あぁ、早くこの気持ち悪いショーツを脱いで、さっぱりしたい。ショーツの不快感を避ける京香の歩みは、自然、尻を振るいやらしいものとなった。
「京香、あんた何を色気づいてるの? そんなことしたって、シロは靡きませんよ。そうでしょう、シロ❤️」
ワ······ワンッ······
「違うって、そんなんじゃないってば!」
「そういう風にしか見えないわよ。ねぇ、シロ❤️」
ワン······
自室から着替えを手にして戻って来ると、京香は我輩を掬い上げた。そして、尻をフリフリ脱衣所へ向かった······
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