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第二章
マリー謝る?
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コンコンコンとノックする
「はい、誰?」
「お兄様?私」
ガチャっと扉が開けられる
「ユーリウスちょっと良いか?」
「どうぞ」
ユーリウスの私室である
アランとマリーは仲良く二人で腰掛ける、いつものスタイルだ
「昨日の事だが、マリーは反省をしている」
「そうですか」
「お前はまだ怒っているか?」
「私にも分かりません」
「マリー何かユーリウスに言う事はないか?」
「お兄様、心配をおかけしてごめんなさい」
「あぁ。」
「学園内でこんな騒ぎになるとは思っていませんでした。ちょっとそこまでと言う軽い気持ちがこのような事になって反省しています」
「そうだね」
「皆さんに心配をお掛けした事、心よりお詫びいたします」
「次はない」
「はい、肝に銘じます」
「な?反省してるんだ、許してやってくれ」
アランが口添えする
「許すも何も……」
「ユーリウスがあんなに怒るって事はお前の事が心配でしょうがなかったからだ、わかるよな?」
「はいあんなお兄様もう見たくありません」
「私もちょっと感情的になりすぎたね、言い過ぎたよ」
「いいえ。私が悪いんです。もう一人になりません、移動や登下校はフランと行動をとります。それ以外はアラン様と一緒にいます。お兄様の言われる通りにいたします」
「あぁ、そうしてくれ」
「お兄様にご迷惑がかからないよう気をつけます」
「ああ?そうだね?」
「アラン様、これからもよろしくお願いします」
「もちろん」と、ギュっと手を繋ぐ
「では失礼致します」
「まて!マリー私にも頼っていいのだよ?」
「お兄様にはシャルがいますもの、私如きの相手はしなくても良いのですよ」
「そう言うわけにはいかん。私は兄だぞ?マリーを守る権利がある」
「そこはアラン様がいますもの。ね!アラン様」
「そうだな。お前は私の隣にいてくれれば良い」
「なのでお兄様?私は今度こそ兄離れを致します」
「何を言ってるんだ?マリー」
「お兄様に怒られたことを反省していると言っているのです」
「だからと言ってその態度はなんだ?」
「お兄様が、初めにそのような態度をとられたのですもの」
「はぁー。言い過ぎたよ……降参」
と両手を上げ降参ポーズを取るユーリウス
「マリー怒って悪かった。マリーがいなくなったと聞いて、もういてもたってもいられなくなったんだ。行方は分からないし、お前に何かあったらと思うと自分が許せなくて」
「お兄様……最初からそう言ってくだされば良かったのに。仲直りして差し上げますわ」
「優しいなマリーはありがとう」
とユーリウスがマリーを抱き寄せた。
「なんか立場が変わってきてないか?」
とアラン
「だってお父様みたいに怒るんだもん!そんなお兄様好きじゃないもん。心配かけたのは分かるけど、私だって怖かったのに!」
とうるうると涙する
「悪かった、私が言い過ぎたよ。許してくれ。マリーも怖い思いをしたのに、分かってやれなくてごめん。」
よしよしと頭を撫でる
「もうアラン様と会うなとか言わない?」
「言わないよ。だから私もマリーと一緒にいて良い?」
「うん」
「よし!仲直りしたな?離れろ!」
アランが割り込む
「俺も反省するよ。怖かったよな?そんなことも分かってやれなくて、心配したとばかり言ってしまった」
と抱き合うアランとマリー
「また始まった、そろそろ出て行って下さっても良いですよ。アルベルト王子からの報告を貰うまで学園は休んでくれ。いい?」
「うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「仲直りできて良かったな」
「うん」
肩を抱き寄せながら移動する二人。
「アラン様の匂いすき」
「どうした?突然」
「優しさに包まれてる感じするもん」
「なんだ?それ」
と笑う。満更ではない顔
「あのまま連れて行かれてたら、アラン様の匂い忘れちゃってたかも」
「それは困るな」
「うん。何かあってもアラン様の腕の中が帰る場所だって思ったよ」
えへへと笑うマリー
「その言葉忘れるなよ?さてフランの所いくか?」
「えー。いく?」
「行けよ。心配してた」
「……うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コンコンコン
「フランいい?」
「どうぞ」
「あの、心配ばかりかけてごめんなさい」
「うん僕がちゃんとしてなかったからなんだよ。姉さんがそそっかしいの分かってるのに一人にしたからだよ」
「フランは悪くないのよ。私がみんなの言うことを聞かなかったからこうなったの。もしかしてあのまま国外に連れて行かれたら戻って来れなかったんだって、お父様に言われてようやく気づいたの。私って本当にバカなんだわ。ごめんフラン」
フランがマリーに近づき抱きしめる
「これからはちゃんとみんなの言うこと聞いて。一人で行動しないで。僕が側にいるからいなくならないでよ」
とフランが涙声でマリーに言う
「ごめん、ごめんなさいフラン」
とマリーも泣き出し
「うん、頼むよ姉様」
「フラン」
と二人の世界に入っていきフランがマリーの頬にキスを落とし二人で笑い合ったところで
「もう満足か?!」
とアランが口を出すと
「アラン様、フランと仲直りが出来ました」
とマリーが笑顔で言うと
「そろそろ離れろ」
と呆れた声で言う
渋々離れる二人……
「仲直りできて良かったよ……フラン悪かったな、マリー行くぞ」
「フラン学園に行けるようになったら一緒にいてね。頼りにしてるからね」と頬にキスをする。
「うん、姉様一緒にいよう」
と言いあい、アランに引き離された
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「フランが昔のフランに戻ったみたいで嬉しい!」
ルンルンとスキップをしそうな勢いのマリー
「それは良かったな」
はぁーとため息を吐くアラン
「どうしたの?」
「ん?昔のフランなら俺にとっては面倒だなって思っただけ」ポツリ呟く
「なに?聞こえなかった」
アランの腕に絡まるマリー
「早く結婚したいなと思っただけだ」
「うん!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はい、誰?」
「お兄様?私」
ガチャっと扉が開けられる
「ユーリウスちょっと良いか?」
「どうぞ」
ユーリウスの私室である
アランとマリーは仲良く二人で腰掛ける、いつものスタイルだ
「昨日の事だが、マリーは反省をしている」
「そうですか」
「お前はまだ怒っているか?」
「私にも分かりません」
「マリー何かユーリウスに言う事はないか?」
「お兄様、心配をおかけしてごめんなさい」
「あぁ。」
「学園内でこんな騒ぎになるとは思っていませんでした。ちょっとそこまでと言う軽い気持ちがこのような事になって反省しています」
「そうだね」
「皆さんに心配をお掛けした事、心よりお詫びいたします」
「次はない」
「はい、肝に銘じます」
「な?反省してるんだ、許してやってくれ」
アランが口添えする
「許すも何も……」
「ユーリウスがあんなに怒るって事はお前の事が心配でしょうがなかったからだ、わかるよな?」
「はいあんなお兄様もう見たくありません」
「私もちょっと感情的になりすぎたね、言い過ぎたよ」
「いいえ。私が悪いんです。もう一人になりません、移動や登下校はフランと行動をとります。それ以外はアラン様と一緒にいます。お兄様の言われる通りにいたします」
「あぁ、そうしてくれ」
「お兄様にご迷惑がかからないよう気をつけます」
「ああ?そうだね?」
「アラン様、これからもよろしくお願いします」
「もちろん」と、ギュっと手を繋ぐ
「では失礼致します」
「まて!マリー私にも頼っていいのだよ?」
「お兄様にはシャルがいますもの、私如きの相手はしなくても良いのですよ」
「そう言うわけにはいかん。私は兄だぞ?マリーを守る権利がある」
「そこはアラン様がいますもの。ね!アラン様」
「そうだな。お前は私の隣にいてくれれば良い」
「なのでお兄様?私は今度こそ兄離れを致します」
「何を言ってるんだ?マリー」
「お兄様に怒られたことを反省していると言っているのです」
「だからと言ってその態度はなんだ?」
「お兄様が、初めにそのような態度をとられたのですもの」
「はぁー。言い過ぎたよ……降参」
と両手を上げ降参ポーズを取るユーリウス
「マリー怒って悪かった。マリーがいなくなったと聞いて、もういてもたってもいられなくなったんだ。行方は分からないし、お前に何かあったらと思うと自分が許せなくて」
「お兄様……最初からそう言ってくだされば良かったのに。仲直りして差し上げますわ」
「優しいなマリーはありがとう」
とユーリウスがマリーを抱き寄せた。
「なんか立場が変わってきてないか?」
とアラン
「だってお父様みたいに怒るんだもん!そんなお兄様好きじゃないもん。心配かけたのは分かるけど、私だって怖かったのに!」
とうるうると涙する
「悪かった、私が言い過ぎたよ。許してくれ。マリーも怖い思いをしたのに、分かってやれなくてごめん。」
よしよしと頭を撫でる
「もうアラン様と会うなとか言わない?」
「言わないよ。だから私もマリーと一緒にいて良い?」
「うん」
「よし!仲直りしたな?離れろ!」
アランが割り込む
「俺も反省するよ。怖かったよな?そんなことも分かってやれなくて、心配したとばかり言ってしまった」
と抱き合うアランとマリー
「また始まった、そろそろ出て行って下さっても良いですよ。アルベルト王子からの報告を貰うまで学園は休んでくれ。いい?」
「うん」
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「仲直りできて良かったな」
「うん」
肩を抱き寄せながら移動する二人。
「アラン様の匂いすき」
「どうした?突然」
「優しさに包まれてる感じするもん」
「なんだ?それ」
と笑う。満更ではない顔
「あのまま連れて行かれてたら、アラン様の匂い忘れちゃってたかも」
「それは困るな」
「うん。何かあってもアラン様の腕の中が帰る場所だって思ったよ」
えへへと笑うマリー
「その言葉忘れるなよ?さてフランの所いくか?」
「えー。いく?」
「行けよ。心配してた」
「……うん」
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コンコンコン
「フランいい?」
「どうぞ」
「あの、心配ばかりかけてごめんなさい」
「うん僕がちゃんとしてなかったからなんだよ。姉さんがそそっかしいの分かってるのに一人にしたからだよ」
「フランは悪くないのよ。私がみんなの言うことを聞かなかったからこうなったの。もしかしてあのまま国外に連れて行かれたら戻って来れなかったんだって、お父様に言われてようやく気づいたの。私って本当にバカなんだわ。ごめんフラン」
フランがマリーに近づき抱きしめる
「これからはちゃんとみんなの言うこと聞いて。一人で行動しないで。僕が側にいるからいなくならないでよ」
とフランが涙声でマリーに言う
「ごめん、ごめんなさいフラン」
とマリーも泣き出し
「うん、頼むよ姉様」
「フラン」
と二人の世界に入っていきフランがマリーの頬にキスを落とし二人で笑い合ったところで
「もう満足か?!」
とアランが口を出すと
「アラン様、フランと仲直りが出来ました」
とマリーが笑顔で言うと
「そろそろ離れろ」
と呆れた声で言う
渋々離れる二人……
「仲直りできて良かったよ……フラン悪かったな、マリー行くぞ」
「フラン学園に行けるようになったら一緒にいてね。頼りにしてるからね」と頬にキスをする。
「うん、姉様一緒にいよう」
と言いあい、アランに引き離された
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「フランが昔のフランに戻ったみたいで嬉しい!」
ルンルンとスキップをしそうな勢いのマリー
「それは良かったな」
はぁーとため息を吐くアラン
「どうしたの?」
「ん?昔のフランなら俺にとっては面倒だなって思っただけ」ポツリ呟く
「なに?聞こえなかった」
アランの腕に絡まるマリー
「早く結婚したいなと思っただけだ」
「うん!」
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