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イヤな令嬢に会った
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~ジルベルト~
「二人の邪魔をしないでおこう」
「そうですね。少し離れて歩きましょう」
少し離れて歩いているとまるでオフィーリアとデートをしているような気分になる。今日のワンピースも良く似合っている。
「今日髪型がいつもと感じが違うね」
「あ、気が付きましたか? 公爵家のメイドさん達が結ってくれたんですよ」
ふわふわとした後れ毛がなんともいえない可愛さだ。
「昨日のお茶会はどうだった? 断れないって言ってた、」
「あぁ……はい」
言い淀んでいる。言いたくない事でもあったのだろうか?
「どこの家に行ったか聞いても良い?」
は? あまり良い評判を聞かない子息がいるよな? 伯爵夫妻はあの子息を庇いすぎて評判が悪くなっている。もしかして……王太子殿下やステファン殿と伝手があるオフィーリアと婚約して少しでも子息の評判を高めようという算段か?!
「もうお茶会はこりごりです。お友達とのお茶会は楽しいですけどね。昨日フローリア様と女子会をしましたが楽しかったです。あんな風に同じベッドで寝るなんて初めてでした」
一緒に寝たのか! 女子会恐るべし……
「ジルベルト様はルシアン様と男子会はしないのですか?」
するわけないだろう。何が楽しくて夜まで一緒にいなきゃならんのだ。フローリア嬢の事を延々と語られるだけだろう。
「しない。楽しいとは思えない。それよりオフィーリア努力すると言ったんだから敬語はなしだ」
「あ、そうだった、気をつけるね」
なんでオフィーリアはこっちを向かないんだろう。オフィーリアの顔を見ながら話をしたいのにな。
時々前にいる二人は、行きたい店を見つけると入っていく。それに付き合う僕達。
「これオフィーリアに似合うわね」
「この色はフローリア様に似合いそうです」
ヘアーアクセサリーのようだ。それを見ていたルシアンが二人にプレゼントしていた。くそ、良いな……僕もオフィーリアにプレゼントしたい!
「ルシアン様私の分まで良いのですか?」
「フローリアが欲しがっていたので問題ない。それより喜んでくれた方が嬉しいぞ」
「それでは、お言葉に甘えて。ルシアン様、ありがとうございます」
「ふふっ。お揃いね」
「はい。嬉しいです! 大事にします」
オフィーリアとフローリア嬢がきゃっきゃっと嬉しそうにしている。スマートにプレゼントをする男はできる感じがするな。覚えておこう。
ランチは元王宮のシェフが開いたレストランを予約してある。人の目を気にせず楽しみたいから。それにこの店のデザートは芸術的で美しいと評判になっていて女性に人気なんだそうだ。
レストランに入ろうとしたらある令嬢に声を掛けられた。
「あら。もしかしてロワール伯爵のジルベルト様ではなくて?」
……ん? 誰だ? 若い女性に声をかけられた。確かこの令嬢は……
「相変わらずキレイな顔をしていますわ。小さい頃から変わりませんわね。わたくし今からコスメショップに行くのですが宜しかったらご一緒しない?」
くすくすと笑う令嬢。
この令嬢は……そうだあの時の。イヤなオンナに会った。オフィーリアの前でカッコ悪い姿を見せたくないのだが……
「何か言ったらいかが? 無言だなんて感じが悪くてよ?」
オフィーリアが不思議そうな顔をしていた。
「ジルベルト様はコスメに興味があるの?」
こそっと聞いてきて恥ずかしくなった。ダサいよな。
「オフィーリア行こうか? ルシアン達を待たせてはいけないからね」
「お知り合いではないの?」
無視を決め込む僕を不思議に思ったのだろう。
「知らない人だよ」
「でも名前を、」
「一方的に知っているだけだろ。僕は知らない。話したこともなければ個人的に付き合いがあるわけでもない」
「まぁ! 人がせっかく誘って差しあげたのに失礼ねっ! ソレイユ侯爵子息の金魚のフンで一人では何も出来ないくせに、生意気ですわよ」
はぁっ。この令嬢は昔から苦手だ。偉そうで人をバカにして笑っているような令嬢だ。僕の事が嫌いなら放っておけば良いものの……見ろ。オフィーリアもどうして良いか分からずに戸惑っているではないか!
「貴女、ジルベルト様の何? 身長が伸びたから男性には見えますけど、昔は、」
「良い加減にしてくれないかな? そうやって人をバカにするような発言はよしてくれ。僕の大事な人に何を吹聴する気かは知らないけれど気分が悪い。悪いけれど金輪際僕に話しかけてきて欲しくないね。オフィーリア、行こうか」
オフィーリアと手を繋いで店へと入った。なんなんだ、あの女は!
「ジルベルト様、良かったのですか? あの方はきっと、」
「きっと何? 僕はあの令嬢が大嫌いなんだ。母に似ているこの顔を揶揄って楽しむような令嬢なんだ……」
男女だとか令嬢より令嬢らしいだとか、ジルちゃんなどと呼ばれて……面倒だと思っていたらルシアンがバカは放っておけ。と言った。僕も相手にするつもりはなく放っておいたら、相手はどんどん口撃してきた。子供のまま成長したんだろうな……
******
ご覧いただきありがとうございます( .ˬ.)"
そして貴重なお時間を使ってエールで応援頂きありがとうございます! このまま毎日更新していきますのでよろしくお願いします。
「二人の邪魔をしないでおこう」
「そうですね。少し離れて歩きましょう」
少し離れて歩いているとまるでオフィーリアとデートをしているような気分になる。今日のワンピースも良く似合っている。
「今日髪型がいつもと感じが違うね」
「あ、気が付きましたか? 公爵家のメイドさん達が結ってくれたんですよ」
ふわふわとした後れ毛がなんともいえない可愛さだ。
「昨日のお茶会はどうだった? 断れないって言ってた、」
「あぁ……はい」
言い淀んでいる。言いたくない事でもあったのだろうか?
「どこの家に行ったか聞いても良い?」
は? あまり良い評判を聞かない子息がいるよな? 伯爵夫妻はあの子息を庇いすぎて評判が悪くなっている。もしかして……王太子殿下やステファン殿と伝手があるオフィーリアと婚約して少しでも子息の評判を高めようという算段か?!
「もうお茶会はこりごりです。お友達とのお茶会は楽しいですけどね。昨日フローリア様と女子会をしましたが楽しかったです。あんな風に同じベッドで寝るなんて初めてでした」
一緒に寝たのか! 女子会恐るべし……
「ジルベルト様はルシアン様と男子会はしないのですか?」
するわけないだろう。何が楽しくて夜まで一緒にいなきゃならんのだ。フローリア嬢の事を延々と語られるだけだろう。
「しない。楽しいとは思えない。それよりオフィーリア努力すると言ったんだから敬語はなしだ」
「あ、そうだった、気をつけるね」
なんでオフィーリアはこっちを向かないんだろう。オフィーリアの顔を見ながら話をしたいのにな。
時々前にいる二人は、行きたい店を見つけると入っていく。それに付き合う僕達。
「これオフィーリアに似合うわね」
「この色はフローリア様に似合いそうです」
ヘアーアクセサリーのようだ。それを見ていたルシアンが二人にプレゼントしていた。くそ、良いな……僕もオフィーリアにプレゼントしたい!
「ルシアン様私の分まで良いのですか?」
「フローリアが欲しがっていたので問題ない。それより喜んでくれた方が嬉しいぞ」
「それでは、お言葉に甘えて。ルシアン様、ありがとうございます」
「ふふっ。お揃いね」
「はい。嬉しいです! 大事にします」
オフィーリアとフローリア嬢がきゃっきゃっと嬉しそうにしている。スマートにプレゼントをする男はできる感じがするな。覚えておこう。
ランチは元王宮のシェフが開いたレストランを予約してある。人の目を気にせず楽しみたいから。それにこの店のデザートは芸術的で美しいと評判になっていて女性に人気なんだそうだ。
レストランに入ろうとしたらある令嬢に声を掛けられた。
「あら。もしかしてロワール伯爵のジルベルト様ではなくて?」
……ん? 誰だ? 若い女性に声をかけられた。確かこの令嬢は……
「相変わらずキレイな顔をしていますわ。小さい頃から変わりませんわね。わたくし今からコスメショップに行くのですが宜しかったらご一緒しない?」
くすくすと笑う令嬢。
この令嬢は……そうだあの時の。イヤなオンナに会った。オフィーリアの前でカッコ悪い姿を見せたくないのだが……
「何か言ったらいかが? 無言だなんて感じが悪くてよ?」
オフィーリアが不思議そうな顔をしていた。
「ジルベルト様はコスメに興味があるの?」
こそっと聞いてきて恥ずかしくなった。ダサいよな。
「オフィーリア行こうか? ルシアン達を待たせてはいけないからね」
「お知り合いではないの?」
無視を決め込む僕を不思議に思ったのだろう。
「知らない人だよ」
「でも名前を、」
「一方的に知っているだけだろ。僕は知らない。話したこともなければ個人的に付き合いがあるわけでもない」
「まぁ! 人がせっかく誘って差しあげたのに失礼ねっ! ソレイユ侯爵子息の金魚のフンで一人では何も出来ないくせに、生意気ですわよ」
はぁっ。この令嬢は昔から苦手だ。偉そうで人をバカにして笑っているような令嬢だ。僕の事が嫌いなら放っておけば良いものの……見ろ。オフィーリアもどうして良いか分からずに戸惑っているではないか!
「貴女、ジルベルト様の何? 身長が伸びたから男性には見えますけど、昔は、」
「良い加減にしてくれないかな? そうやって人をバカにするような発言はよしてくれ。僕の大事な人に何を吹聴する気かは知らないけれど気分が悪い。悪いけれど金輪際僕に話しかけてきて欲しくないね。オフィーリア、行こうか」
オフィーリアと手を繋いで店へと入った。なんなんだ、あの女は!
「ジルベルト様、良かったのですか? あの方はきっと、」
「きっと何? 僕はあの令嬢が大嫌いなんだ。母に似ているこの顔を揶揄って楽しむような令嬢なんだ……」
男女だとか令嬢より令嬢らしいだとか、ジルちゃんなどと呼ばれて……面倒だと思っていたらルシアンがバカは放っておけ。と言った。僕も相手にするつもりはなく放っておいたら、相手はどんどん口撃してきた。子供のまま成長したんだろうな……
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