侯爵令嬢リリアンは(自称)悪役令嬢である事に気付いていないw


「喜べリリアン! 第一王子の婚約者候補におまえが挙がったぞ!」


 ある日お兄様とサロンでお茶をしていたらお父様が突撃して来た。

「良かったな! お前はフレデリック殿下のことを慕っていただろう?」



 いえ! 慕っていません!



 このままでは父親と意見の相違があるまま婚約者にされてしまう。
 どうしようと考えて出した答えが【悪役令嬢に私はなる!】だった。

 しかしリリアンは【悪役令嬢】と言う存在の解釈の仕方が……






 *設定は緩いです

 

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