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第二部 尾張の雄
12 今川の暗躍、再び
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「……ふむ」
三河。
岡崎城。
今川義元は、「今川仮名目録」という分国法の改正に向けて、文面を練っているところであった。
そして、のちに「仮名目録追加二十一条」といわれるそれは、室町幕府による守護不入(幕府公領、荘園への守護立ち入り禁止)を廃し、今川家は幕府の支配から脱するという姿勢を鮮明に打ち出していた。
「……では読み上げてくれるか、竹千代よ」
「承知つかまつりました」
竹千代と呼ばれた少年は、義元の書いた文案をまず丹念に見て、それから丁寧に読み上げた。
義元は竹千代のその慎重な姿勢に目を細め、そしてその声に耳を傾けた。
「……うむ。もうよい」
「よろしゅうございますか」
「今少し手直しすべきところがあると分かった。もうよい」
「ははっ」
義元は竹千代から文案を戻してもらい、再び文机に向かった。
竹千代――松平竹千代、こののち元服して松平元康となり、長じて徳川家康と名乗る少年は、まだこの時は、三河に潜む義元の、小姓のような立場にいた。
緊張の面持ちの竹千代をしり目に、義元は振り向かずに、こう言った。
「竹千代、おぬしの伝手のおかげで、何とか織田家をやり込めそうじゃわい」
「……恐れ入りたてまつります」
竹千代は冷や汗をかいた。
竹千代にとっても師である太原雪斎が、甲相駿三国同盟の絵図面を描き、その実現に奔走しているのは知っている。
その最中に。
義元は義元で、今川家のあり方――「今川仮名目録」に検討を加えていて、そして義元はいかにも「その片手間」といった感じで、織田家への陰謀をめぐらせているのだ。
「大給松平家・松平親乗どのか」
「……はい」
大給松平家、松平親乗。
松平元康の松平家の一門である。
のちに竹千代が駿府へ元服と祝言(義元の姪と結婚する)をする際に付き従うことになるが、今は大給城の城主として、三河に割拠していた。
「……ふむ」
義元は筆を走らせつつも、脳裏には尾張と三河の地図が浮かんでいた。
「餌としてはなかなかじゃのう……くっくく」
大蛇にも似た義元の笑いには、怖気を震わせる何かがあった。
竹千代は今、必死にその怖気に耐えていた。
これほどまでに恐るべき男、誰が斃せようか。
いるとしたら、それは神か、仏か……あるいは、天魔か。
「……竹千代、いかがした?」
義元が振り向き、いかにも心配だという表情でこちらを見ている。
これだ。
これだから、この男は海道一の弓取りとなりおおせたのだ。
竹千代は「大事ありませぬ」とかろうじて返事をした。
義元は「そうか」といって、少し休めと勧めた。
本気で案じているのだ。
だからこそ、この男は恐ろしい。
そして……この男が描いている、織田信長を、否、信長の命よりも大事なものを掠め取ろうとする罠が、とても恐ろしい。
「……くっくく、山口教継どころではない、もっと大物をのう……くっくく」
*
尾張。
那古野城。
今や、織田信長は、守護代・清州織田家を退け、一族の織田信光の協力を取り付けていた。そして弟の織田信行は、(内心はともかく)表面上は静観している様子だった
「……爺よ。そろそろではないか」
「……いえ、まだその時ではないかと。あと、一年は」
那古野城の一室にて、信長と帰蝶は、一の家臣である平手政秀を招き、茶の湯と称して、織田家の今後について話し合っていた。
帰蝶は黙って茶を点てながら、信長と政秀――ある意味、本当の親子よりも「濃い」二人の話に聞き入っていた。
そういえば、斎藤道三も信長に会いたいと言っていた。
この話が終わったら、提案してみるか。
そう思いながら帰蝶が茶を出すと、信長も政秀もうまそうに飲んだ。
「……ふぅ。道三どのの仕込みか、濃よ」
「さすが、絶品でござりまするな」
話が道三に向いてきたので、道三の話を振った。
「……そうじゃな。一度、会ってみたいな。かまわんじゃろ、爺?」
「そうですなぁ」
政秀としても、現状、信長の最大にして最強の後ろ盾である道三とは、「今後のことについて」、一度、話をしておきたいと思っていた。
「……例の、帰蝶さまの策のこともありますし。会いますか、やはり」
「よし、決まった!」
信長は指を打つ。
「濃、義父上とはどこで会うが良いかのう」
「濃尾の国境がよろしいかと」
「だなぁ」
信長の脳裏に、濃尾の地図が浮かぶ。
正徳寺、という寺の名が明滅する。
「そしたら、行くか」
信長は立ち上がった。
帰蝶も立ち上がった。
「……今さら驚きませんよ、もう」
信長の頭にはすでに、正徳寺に下見に行って、そのまま道三との会見の手配をするという計画が出来上がっていた。
それを帰蝶は察しており、政秀もまた同じだった。
「でしたら、お二人で……というか、若い連中を連れて、行ってくだされや」
政秀は人と会う約束があるので、遠慮すると言った。
「何じゃ? 誰ぞと会うのか、爺は」
「それが……何でも知多の水野どのの紹介でして」
「……それは無視できんのう」
尾張・知多半島の大名、水野信元は、徳川家康の母である於大の方の兄として知られる。つまり三河の有力諸侯である松平家に娘を嫁に出すくらいの影響力を保持していた。
信元は、織田信秀の生前に、信秀に味方して、共に三河に――知多の接している三河に、つまり今川に攻め入る仲であった。
ところが、信秀が死を前にして今川と和睦してしまう。
その和睦の条件が、知多の水野信元は今川方につく、ということになっていた。
「しかし爺」
「何です、信長さま」
「知多の水野というと……対応を誤ると、今後に差し障りが出るな。爺なら大丈夫じゃろうが」
「…………」
信長と政秀は、意味ありげな視線を交わした。
帰蝶もまた同じく、二人を意味ありげに見つめた。
あの時、信秀が亡くなったあの時、信秀は今川との和睦という策の肝を、この三人に打ち明けていた。
「知多の水野信元は、いずれ織田に味方することになっている」
――と。
そしてそれこそが、今後、織田が今川との和睦を破る時の秘策で、織田が今川を攻める時に、同時に水野も今川を攻めるという手はずになっていた。
今、信長は「そろそろ」という表現を使ったが、今川と手を切り、水野と同時に攻めるのが「そろそろ」かという意味である。
そして政秀としては、今、信長の勢力は伸長してきているが、やはりあと一年は必要と見ている。そして、今川に勝つには、それでもあとひとつ……というところであった。
「お方さまの策もさることながら、もうひとつ、あとひとつ……今ひとつ何か、が」
「また爺の心配性が始まった」
信長はからかうが、その信長こそが最も政秀の判断を信頼している。
「今ひとつ……か。正徳寺への道々、考えておこうかの」
「そうしてくだされ」
信長らを見送ったあと、ひとりになった政秀はため息をついた。
「あと一年か……」
信秀の死から一年。
そして、己の見立てとはいえ、あと一年か。
さしもの政秀も、いささか疲れを感じ、少し休みたいと思っている頃合いであった。
三河。
岡崎城。
今川義元は、「今川仮名目録」という分国法の改正に向けて、文面を練っているところであった。
そして、のちに「仮名目録追加二十一条」といわれるそれは、室町幕府による守護不入(幕府公領、荘園への守護立ち入り禁止)を廃し、今川家は幕府の支配から脱するという姿勢を鮮明に打ち出していた。
「……では読み上げてくれるか、竹千代よ」
「承知つかまつりました」
竹千代と呼ばれた少年は、義元の書いた文案をまず丹念に見て、それから丁寧に読み上げた。
義元は竹千代のその慎重な姿勢に目を細め、そしてその声に耳を傾けた。
「……うむ。もうよい」
「よろしゅうございますか」
「今少し手直しすべきところがあると分かった。もうよい」
「ははっ」
義元は竹千代から文案を戻してもらい、再び文机に向かった。
竹千代――松平竹千代、こののち元服して松平元康となり、長じて徳川家康と名乗る少年は、まだこの時は、三河に潜む義元の、小姓のような立場にいた。
緊張の面持ちの竹千代をしり目に、義元は振り向かずに、こう言った。
「竹千代、おぬしの伝手のおかげで、何とか織田家をやり込めそうじゃわい」
「……恐れ入りたてまつります」
竹千代は冷や汗をかいた。
竹千代にとっても師である太原雪斎が、甲相駿三国同盟の絵図面を描き、その実現に奔走しているのは知っている。
その最中に。
義元は義元で、今川家のあり方――「今川仮名目録」に検討を加えていて、そして義元はいかにも「その片手間」といった感じで、織田家への陰謀をめぐらせているのだ。
「大給松平家・松平親乗どのか」
「……はい」
大給松平家、松平親乗。
松平元康の松平家の一門である。
のちに竹千代が駿府へ元服と祝言(義元の姪と結婚する)をする際に付き従うことになるが、今は大給城の城主として、三河に割拠していた。
「……ふむ」
義元は筆を走らせつつも、脳裏には尾張と三河の地図が浮かんでいた。
「餌としてはなかなかじゃのう……くっくく」
大蛇にも似た義元の笑いには、怖気を震わせる何かがあった。
竹千代は今、必死にその怖気に耐えていた。
これほどまでに恐るべき男、誰が斃せようか。
いるとしたら、それは神か、仏か……あるいは、天魔か。
「……竹千代、いかがした?」
義元が振り向き、いかにも心配だという表情でこちらを見ている。
これだ。
これだから、この男は海道一の弓取りとなりおおせたのだ。
竹千代は「大事ありませぬ」とかろうじて返事をした。
義元は「そうか」といって、少し休めと勧めた。
本気で案じているのだ。
だからこそ、この男は恐ろしい。
そして……この男が描いている、織田信長を、否、信長の命よりも大事なものを掠め取ろうとする罠が、とても恐ろしい。
「……くっくく、山口教継どころではない、もっと大物をのう……くっくく」
*
尾張。
那古野城。
今や、織田信長は、守護代・清州織田家を退け、一族の織田信光の協力を取り付けていた。そして弟の織田信行は、(内心はともかく)表面上は静観している様子だった
「……爺よ。そろそろではないか」
「……いえ、まだその時ではないかと。あと、一年は」
那古野城の一室にて、信長と帰蝶は、一の家臣である平手政秀を招き、茶の湯と称して、織田家の今後について話し合っていた。
帰蝶は黙って茶を点てながら、信長と政秀――ある意味、本当の親子よりも「濃い」二人の話に聞き入っていた。
そういえば、斎藤道三も信長に会いたいと言っていた。
この話が終わったら、提案してみるか。
そう思いながら帰蝶が茶を出すと、信長も政秀もうまそうに飲んだ。
「……ふぅ。道三どのの仕込みか、濃よ」
「さすが、絶品でござりまするな」
話が道三に向いてきたので、道三の話を振った。
「……そうじゃな。一度、会ってみたいな。かまわんじゃろ、爺?」
「そうですなぁ」
政秀としても、現状、信長の最大にして最強の後ろ盾である道三とは、「今後のことについて」、一度、話をしておきたいと思っていた。
「……例の、帰蝶さまの策のこともありますし。会いますか、やはり」
「よし、決まった!」
信長は指を打つ。
「濃、義父上とはどこで会うが良いかのう」
「濃尾の国境がよろしいかと」
「だなぁ」
信長の脳裏に、濃尾の地図が浮かぶ。
正徳寺、という寺の名が明滅する。
「そしたら、行くか」
信長は立ち上がった。
帰蝶も立ち上がった。
「……今さら驚きませんよ、もう」
信長の頭にはすでに、正徳寺に下見に行って、そのまま道三との会見の手配をするという計画が出来上がっていた。
それを帰蝶は察しており、政秀もまた同じだった。
「でしたら、お二人で……というか、若い連中を連れて、行ってくだされや」
政秀は人と会う約束があるので、遠慮すると言った。
「何じゃ? 誰ぞと会うのか、爺は」
「それが……何でも知多の水野どのの紹介でして」
「……それは無視できんのう」
尾張・知多半島の大名、水野信元は、徳川家康の母である於大の方の兄として知られる。つまり三河の有力諸侯である松平家に娘を嫁に出すくらいの影響力を保持していた。
信元は、織田信秀の生前に、信秀に味方して、共に三河に――知多の接している三河に、つまり今川に攻め入る仲であった。
ところが、信秀が死を前にして今川と和睦してしまう。
その和睦の条件が、知多の水野信元は今川方につく、ということになっていた。
「しかし爺」
「何です、信長さま」
「知多の水野というと……対応を誤ると、今後に差し障りが出るな。爺なら大丈夫じゃろうが」
「…………」
信長と政秀は、意味ありげな視線を交わした。
帰蝶もまた同じく、二人を意味ありげに見つめた。
あの時、信秀が亡くなったあの時、信秀は今川との和睦という策の肝を、この三人に打ち明けていた。
「知多の水野信元は、いずれ織田に味方することになっている」
――と。
そしてそれこそが、今後、織田が今川との和睦を破る時の秘策で、織田が今川を攻める時に、同時に水野も今川を攻めるという手はずになっていた。
今、信長は「そろそろ」という表現を使ったが、今川と手を切り、水野と同時に攻めるのが「そろそろ」かという意味である。
そして政秀としては、今、信長の勢力は伸長してきているが、やはりあと一年は必要と見ている。そして、今川に勝つには、それでもあとひとつ……というところであった。
「お方さまの策もさることながら、もうひとつ、あとひとつ……今ひとつ何か、が」
「また爺の心配性が始まった」
信長はからかうが、その信長こそが最も政秀の判断を信頼している。
「今ひとつ……か。正徳寺への道々、考えておこうかの」
「そうしてくだされ」
信長らを見送ったあと、ひとりになった政秀はため息をついた。
「あと一年か……」
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そして、己の見立てとはいえ、あと一年か。
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