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第四章 十五歳になりました。さぁて、乙女ゲームの始まりです!
学園生活スタート!
しおりを挟むサキちゃんの年齢を変更しました。
九歳→八歳
よろしくお願いしますm(__)m
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(わぁ!)
目の前の建物にソフィアは感動していた。
この国の魔力持ちを全てここに集め、他国から留学生や受験?に来る人もいるのだから当然でかい。
あと、この学校は三年間通う制度である。
寮もあり、そこには沢山の人が住むため広いのは当然だとも言えるが王宮と匹敵するであろうこの魔法学校に感動して、期待してソフィアは魔法学校に足を踏み入れた。…馬車で。
校舎に入るとゴミ1つ落ちていず綺麗だった。
(これは魔法でやってるのかな)
魔法が好きなソフィアはアルとパルマとカナエと一緒に魔法学校を見つつ、クラス表を見に廊下を歩いた。
ちなみにサキはこの学校の三年生。最上級生で頑張っている。「学校では一杯お世話しますからね」と気合いをいれて鼻息を荒くしていたからほどほどにしてねと伝えてある。
クラス表を見て自分の名前を探す。
(おっ見つけた!Sクラスで準首席か、剣術はそこそこ頑張ったと思うんだけど…)
剣術も一応試験に入っているが女子は受けるか受けないか決められる。大半の女子は剣術などやらないが時々、騎士家の娘が評価を上げるために使ってるだけだったが今回私もエントリーした。
レイピアで相手を追い詰めて時間ギリギリでの勝利でそこそこいけたと思ったのだが、試験官相手に瞬殺したアルに勝てると思ってなかったが…相当悔しい。
練習増やそうなんて考えながらSクラスの教室へ向かう。アルと恋人繋ぎをしながら…。
正気か!?
と、問いたいが
「身分は関係ないんでしょ?城下町だと恋人たちとの間で有名らしいじゃん」
案外ちゃんとした理由を出されてグっと息をつまらす。言ってないのに先手を打たれたせいもあるが。
この学校は身分関係なし、平等!という決まりがあるから強く言えないのだ。
勘弁して教室へと向かう。
心を無にするの!と自分に言い聞かせながら教室へと向かった気持ちは、好きな人と手を繋げたという喜びと見られたら恥ずかしいという羞恥とどう思われるのかという不安が混ざり複雑な思いをしていた。
ルンルンとしたアルを見ながら複雑な思いをして教室へと向かいドアを開ける。
人数が結構少なくて八人しかいない。このクラスで一年過ごしていくんだと思うと楽しみで仕方ない。
ヒロインちゃんもこちらを向いていた。仲良くなれたらいいなぁ。
無意識に、アルの手をぎゅっと握り返していたが気づかなかった。これからの学校生活に思いをはせていたため気づかなかった。
皆がこちらを見ていることが不意に現実に帰って分かった。だけど顔っていうより手の辺りを…
思い出した!私、アルと手繋いでたんだった!自分の手を驚きで凝視する。
(ヤバイ、完全に忘れてた。え、引かないでね、仲良くしてね。…スタートダッシュまさかの失敗?)
私とアルの学校生活が始まった。シナリオは変えられるのか…。
入学式ではちゃんとしてよう。
入学式に期待して会場へ足をはこんだ。
アルを添えて…。
最近何をしてもアルがついてくる。
さすがに恥ずかしいぞ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
補足
Sクラス
10人
Aクラス
20人
Bクラス
30人
Dクラス
20人
Eクラス
20人
が目安みたいな感じ。人数で上下する。
以上補足でした。(*´∇`*)
あと、このとき(入学式、また、前後)は従者等は寮で主人の住む場所をつくっていた、又は整えていました。
寮は身分関係なしといっていますが一応部屋の大きさは生まれが関係しています。
(それは大人たちが納得しなかった)
よろしくお願いしますm(__)m
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