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第一章 異世界転生ってやつですよね!?

チートの予感が…(しない!)

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 少し長くなりました。(私にとっては)
 自分が好きな場面だと長くなる現象が起きました。m(__)m

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 どうも、こんにちは。ソフィア・スイートです。お題はなんと!魔法を使ってみようです!




 自室で一人適当なボケをするほど憂鬱な気分なソフィアですがその理由がわかると思う。


 あの、お母様魔法事件(勝手に名付けた)がおきて一番初めに魔力の存在について調べた。調べたといってもあのあと身ぶり手ぶりで魔法のこと表して、
 「教えて?」ってしたらお母様が教えてくれただけだけど。(目をキラキラして、おねだりポーズした。)

 まとめると

・魔法を使うには魔力が必要である。
・魔力の発現するタイミングは人それぞれである。
・基本、魔力は貴族に発現する。だけど、ときどき平民に発現する。
・魔力の多さは人それぞれである。

と言うことだ。

 

 

 基本的には『魔力発現』に関係のない情報だったけど少し早めに知れてよかったなって思った感じだった。



 それから一年と数ヵ月。


 だいたい、転生ものは
 『身体からだに魔力の廻りがあり血のように通っているから、それを動かす、廻らせれば良い。』
というのが定番であるためまずは魔力の廻りを確認することにした。


 …だけど、これが本当に難しくて、血がどこに流れているかだいたいは予想つくよ?だけど何も感じないの!なにこれって自分で思いつつやってた。

 それから半年かけてようやく、魔力の廻りを確認できた。


 いまの段階は完全には動いてないけど少しだけ廻らせることができる。
 言うなれば、歯の抜けそうな時のグラグラしてる歯みたいな感じ。(分かりにくい?それはごめんなさいとしか言いようがない)



 もうちょっとでぎこちなくだけど動かせるようになると思うんだけどね。

 先が長い。
 はぁ、とため息をついて(つけてない)未来の事を思い浮かべた。


 こんこんとドアがなって「失礼します」とメイドが部屋に入ってきた。
 

「ソフィア様は相変わらず可愛らしいわね!将来は求婚をいっぱい受けるでしょうね。愛らしい」


 このメイド達は癒しを求めてなにかと理由をつけてやって来るのだ。公爵家私達のために働いている彼女たちを拒絶する理由はないしわたしも暇だからちょうどいいのだ。


「かわいい?ソフィアのこと?」

 あざとく聞くソフィアに対して、メイド達は一斉にこくこくと頭を動かす!「もちろんです」と。

「えへへ、うれしいな♪」

 そう微笑んだソフィアの笑みはなんと可愛らしいことか。ふんわりと揺れた穂を思わせる金色の髪、透き通る水色の瞳。それは見る人によっては天使に思えるような微笑み。

 

 この微笑みにメイド達はノックアウトされている。その為失礼と分かっているがきてしまうのだ。名残惜しいが、最後にアメやチョコなどを渡して失礼しましたと言って帰っていった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ちなみに

 ソフィアのメイドさんに対する印象。

・自分のこと可愛いっていってくれる人(気分が良い)
・おかしくれる人
・公爵家の為に頑張って仕事してる人


 メイドさんのソフィアに対する印象。

・癒し
・天使
・公爵家の偉い子供
・優しくて良い子

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