72 / 79
乾季の終わり
14―1
しおりを挟む
「……お前たちって、本当に大きいね」
むぎゅむぎゅと身を寄せ合う二羽の連絡鳥たちに、カメリオは呆れた様子で話し掛ける。新しく増えた一羽は、つい先日に最寄りの倉庫島からタルズが連れ帰った、バハルクーヴ島専用の連絡鳥だ。鳥籠にみっちりと詰まったふてぶてしい様子で砂船に乗せられやってきた巨鳥は、さして緊張した素振りも見せず、その日のうちにカメリオと先住の連絡鳥に慣れてみせた。
「新しい奴ばっかり可愛がらないでくれよ。あいつは寂しがり屋なんだ」
とは、新たな連絡鳥を迎えたことを知ったムーシュの言である。彼はトゥルース暗殺未遂の実行犯として裁かれるため、護送船で連合――カームビズ商会他この大陸の主だった商会が所属する組織だ――が管理する、通称『監獄島』へと身柄を送られる予定だ。
砦の地下に設えられた牢の中で尋問を受ける際も、ムーシュは連絡鳥は元の雇い主から盗んだと言い張るばかりで、クーロシュから連絡鳥を通じてトゥルース暗殺の指示を受けていたことは否認していた。トゥルースを害そうとした動機についても、ムーシュが海都に居た頃に岡惚れしていた女を捨てたトゥルースが許せず、このバハルクーヴ島に来ると偶然知って殺そうとしたのだと答えるばかりであった。
トゥルースがカメリオに講義してくれた話によれば、押送先の監獄島では、捜査に非協力的な態度の囚人は厳しい拷問の末に獄死することも少なくないようだ。開き直ったような態度のムーシュは、最期まで事実を語らないつもりなのかもしれない。
「お前もクーロシュが主犯なことの証拠だそうだから、もう少ししたらお別れなんだってさ」
毎日の世話ですっかりと連絡鳥に情が湧いてしまったカメリオは、呑気に小首を傾げる連絡鳥を撫でながら溜め息を吐く。押収後、再び訓練を受けた連絡鳥がこの島に戻される可能性は、限り無く低いそうだ。
持ち主の登録番号が彫られた足輪を付けた連絡鳥は、クーロシュがムーシュに何らかの指示を下したことの重要な証拠だ。仮にクーロシュがムーシュの証言を裏付けるように盗難届を出していたとしても、海都から遠く離れたバハルクーヴ島までこの巨鳥を単身で運んだなどという証言が通るはずもない。
クーロシュが企て、ムーシュが実行に移したこの計画の顛末は、謀には疎いカメリオにも場当たり的だと思われた。だが、カメリオがこうして振り返ることができるのは、ムーシュが入念に準備した計画の実行現場を、偶然カメリオが阻止することができたからだ。
「もしあの時、番頭さんを見つけてなかったら……クーロシュの思い通りになってたのかな」
独り言ちたカメリオは、心許なげに自らの二の腕を抱く。カメリオは改めて、有り得たかもしれないその結末を恐ろしく感じた。もしカメリオの知らぬ内にトゥルースが命を落としていたら、カメリオはむしろ砦の仲間であるアルミロたちを処刑に追い込んだトゥルースに対して、一層に悪感情を抱いていたことだろう。
現在は同僚として過ごすカームビズ商会バハルクーヴ島支部の小僧たちのことも、個々に名前と性格が在ることも知らずになんとなく嫌いなままで居たことだろう。農場で働く農夫たちのことも、砦の男になれなかった男たちだと決めつけたまま、気の合う仲間たちだけと付き合い、砦の物見櫓で地平線を眺めるばかりの日々を送っていたのかもしれない。
トゥルースがこのバハルクーヴ島に来てから半年。カメリオは自分自身が暮らすこの島に対してさえ、知らないことが多すぎることを知った。そうだと気付くことができたのは、トゥルースの護衛として過ごす日々の中で、思考をする方法をトゥルースが教えてくれたからだ。海都の住民にも負けない格好良い喋り方やこの島の外に広がる世界の輪郭だけではないものを、カメリオはトゥルースから学んだ。
「……やっぱり俺、番頭さんからもらってばっかりな気がする」
面映ゆげに独り言ちるカメリオに、二羽の連絡鳥はむぎゅむぎゅと体当たりしてきた。どうやら、彼らなりの親愛表現のようだ。カメリオは苦笑して、二羽を抱きしめ返した。
「――もうそろそろ、砂蟲の休眠期間みてぇだな」
「ああ。また半年経てばワラワラ湧いてくると思うと、うんざりするけどよ」
砦の物見櫓で地平線を睨みつけるエリコとヤノは、ここ十日ばかりは姿を見せない砂蟲に予測を立てた。乾季の始めにはこの砂の大地を我が物顔で這いずり回る砂蟲も、雨季には活動を止めるのだ。
砦の男たちは、砂蟲は乾いた砂と石が好物の連中だから雨が嫌いなのだろうという漠然とした共通認識を持っており、ヤノも例外ではない。しかしエリコは、自宅に遺された母の形見である旧文明の蔵書を読み進めるうちに、一つの仮説に辿り着いていた。
(もし砂蟲の野郎もあの本に載ってた生き物みてぇに人から造られた生き物なら、暮らす上での決まり事を植え付けられてるのかもな……)
旧文明の時代には姿形から性質に至るまで、人が使役し易い生き物を造り、道具のように売っていたらしい。それらは日常生活の助けとなるものから戦いの道具まで、多岐に亘っていたようだ。
エリコからすればぞっとする話だが、かつての文明人にはそれらは当たり前のこととして受け入れられていたようだ。乳をよく出す山羊が好まれることの延長なのかもしれない。
これらの旧文明時代の営みと砂蟲とをエリコの思考の中に結び付けさせたのは、アジュガの蔵書の中の、旅の案内らしき絵入り冊子には、砂蟲に関する注意書きが一行も存在しなかったことだ。人間の姿形は旧文明時代から然程変わらないというのに、砂蟲のような存在が旧文明滅亡後に自然に湧いて出たなどとは、俄には考え難いとエリコは考えている。
(俺の予想が当たってるなら、砂蟲はあの冊子が作られたより後に誰かから造られた――戦いの道具だ)
だが、エリコはこの仮説は未だヤノにも伝えられていない。エリコ自身、脳裏に浮かんでしまったこの仮説を打ち消したいとすら考えているからだ。旧文明時代の叡智に憧れていた母アジュガを殺したのが旧文明時代の叡智そのものであるかもしれない可能性に、エリコは心をひどく痛めている。
そんなエリコの心痛が、背中越しに伝わったのだろうか。ヤノはじっと地平線を睨んだまま、ボソリとエリコに語りかけた。
「テメエが話さないうちは聞かねえけど、あんま思い詰めんなよ」
「……おう」
言わずとも察してくれる心地良さと、言えずにいるもどかしさがエリコの肩を覆う。エリコにとってヤノのぶっきらぼうな優しさは、友情以上の親愛を胸に募らせるものだ。しかし冗談めいた悪ふざけは気安くできるのに、胸の内のくすぐったい感情を言葉にして伝えるのは、まだ難しいとエリコは考えていた。
「雨季が来たら来たで、また忙しくなりそうだな?」
「おう」
自身が重苦しくしてしまった空気を変えるべく、エリコが努めて明るい声で訊ねれば、ヤノは短く返事をする。雨季の間、砦の男達の仕事はバハルクーヴ島内での自警団的な役割が多くなる。取り締まる対象の殆どは、島外からの来訪者だ。
雨季に入り砂蟲が休眠に入った頃、バハルクーヴ島には他の島からの連絡船が訪れる。来訪者の殆どは冒険を求めて訪れる旅行者や仕事にあぶれた傭兵だろうが、先に捕らえたムーシュのように、トゥルースへの悪意を抱き来島する者が紛れている可能性は高い。
乾季が終わる風の匂いに、この島に再び訪れるであろう波乱の予感を、エリコは抱いていた。
むぎゅむぎゅと身を寄せ合う二羽の連絡鳥たちに、カメリオは呆れた様子で話し掛ける。新しく増えた一羽は、つい先日に最寄りの倉庫島からタルズが連れ帰った、バハルクーヴ島専用の連絡鳥だ。鳥籠にみっちりと詰まったふてぶてしい様子で砂船に乗せられやってきた巨鳥は、さして緊張した素振りも見せず、その日のうちにカメリオと先住の連絡鳥に慣れてみせた。
「新しい奴ばっかり可愛がらないでくれよ。あいつは寂しがり屋なんだ」
とは、新たな連絡鳥を迎えたことを知ったムーシュの言である。彼はトゥルース暗殺未遂の実行犯として裁かれるため、護送船で連合――カームビズ商会他この大陸の主だった商会が所属する組織だ――が管理する、通称『監獄島』へと身柄を送られる予定だ。
砦の地下に設えられた牢の中で尋問を受ける際も、ムーシュは連絡鳥は元の雇い主から盗んだと言い張るばかりで、クーロシュから連絡鳥を通じてトゥルース暗殺の指示を受けていたことは否認していた。トゥルースを害そうとした動機についても、ムーシュが海都に居た頃に岡惚れしていた女を捨てたトゥルースが許せず、このバハルクーヴ島に来ると偶然知って殺そうとしたのだと答えるばかりであった。
トゥルースがカメリオに講義してくれた話によれば、押送先の監獄島では、捜査に非協力的な態度の囚人は厳しい拷問の末に獄死することも少なくないようだ。開き直ったような態度のムーシュは、最期まで事実を語らないつもりなのかもしれない。
「お前もクーロシュが主犯なことの証拠だそうだから、もう少ししたらお別れなんだってさ」
毎日の世話ですっかりと連絡鳥に情が湧いてしまったカメリオは、呑気に小首を傾げる連絡鳥を撫でながら溜め息を吐く。押収後、再び訓練を受けた連絡鳥がこの島に戻される可能性は、限り無く低いそうだ。
持ち主の登録番号が彫られた足輪を付けた連絡鳥は、クーロシュがムーシュに何らかの指示を下したことの重要な証拠だ。仮にクーロシュがムーシュの証言を裏付けるように盗難届を出していたとしても、海都から遠く離れたバハルクーヴ島までこの巨鳥を単身で運んだなどという証言が通るはずもない。
クーロシュが企て、ムーシュが実行に移したこの計画の顛末は、謀には疎いカメリオにも場当たり的だと思われた。だが、カメリオがこうして振り返ることができるのは、ムーシュが入念に準備した計画の実行現場を、偶然カメリオが阻止することができたからだ。
「もしあの時、番頭さんを見つけてなかったら……クーロシュの思い通りになってたのかな」
独り言ちたカメリオは、心許なげに自らの二の腕を抱く。カメリオは改めて、有り得たかもしれないその結末を恐ろしく感じた。もしカメリオの知らぬ内にトゥルースが命を落としていたら、カメリオはむしろ砦の仲間であるアルミロたちを処刑に追い込んだトゥルースに対して、一層に悪感情を抱いていたことだろう。
現在は同僚として過ごすカームビズ商会バハルクーヴ島支部の小僧たちのことも、個々に名前と性格が在ることも知らずになんとなく嫌いなままで居たことだろう。農場で働く農夫たちのことも、砦の男になれなかった男たちだと決めつけたまま、気の合う仲間たちだけと付き合い、砦の物見櫓で地平線を眺めるばかりの日々を送っていたのかもしれない。
トゥルースがこのバハルクーヴ島に来てから半年。カメリオは自分自身が暮らすこの島に対してさえ、知らないことが多すぎることを知った。そうだと気付くことができたのは、トゥルースの護衛として過ごす日々の中で、思考をする方法をトゥルースが教えてくれたからだ。海都の住民にも負けない格好良い喋り方やこの島の外に広がる世界の輪郭だけではないものを、カメリオはトゥルースから学んだ。
「……やっぱり俺、番頭さんからもらってばっかりな気がする」
面映ゆげに独り言ちるカメリオに、二羽の連絡鳥はむぎゅむぎゅと体当たりしてきた。どうやら、彼らなりの親愛表現のようだ。カメリオは苦笑して、二羽を抱きしめ返した。
「――もうそろそろ、砂蟲の休眠期間みてぇだな」
「ああ。また半年経てばワラワラ湧いてくると思うと、うんざりするけどよ」
砦の物見櫓で地平線を睨みつけるエリコとヤノは、ここ十日ばかりは姿を見せない砂蟲に予測を立てた。乾季の始めにはこの砂の大地を我が物顔で這いずり回る砂蟲も、雨季には活動を止めるのだ。
砦の男たちは、砂蟲は乾いた砂と石が好物の連中だから雨が嫌いなのだろうという漠然とした共通認識を持っており、ヤノも例外ではない。しかしエリコは、自宅に遺された母の形見である旧文明の蔵書を読み進めるうちに、一つの仮説に辿り着いていた。
(もし砂蟲の野郎もあの本に載ってた生き物みてぇに人から造られた生き物なら、暮らす上での決まり事を植え付けられてるのかもな……)
旧文明の時代には姿形から性質に至るまで、人が使役し易い生き物を造り、道具のように売っていたらしい。それらは日常生活の助けとなるものから戦いの道具まで、多岐に亘っていたようだ。
エリコからすればぞっとする話だが、かつての文明人にはそれらは当たり前のこととして受け入れられていたようだ。乳をよく出す山羊が好まれることの延長なのかもしれない。
これらの旧文明時代の営みと砂蟲とをエリコの思考の中に結び付けさせたのは、アジュガの蔵書の中の、旅の案内らしき絵入り冊子には、砂蟲に関する注意書きが一行も存在しなかったことだ。人間の姿形は旧文明時代から然程変わらないというのに、砂蟲のような存在が旧文明滅亡後に自然に湧いて出たなどとは、俄には考え難いとエリコは考えている。
(俺の予想が当たってるなら、砂蟲はあの冊子が作られたより後に誰かから造られた――戦いの道具だ)
だが、エリコはこの仮説は未だヤノにも伝えられていない。エリコ自身、脳裏に浮かんでしまったこの仮説を打ち消したいとすら考えているからだ。旧文明時代の叡智に憧れていた母アジュガを殺したのが旧文明時代の叡智そのものであるかもしれない可能性に、エリコは心をひどく痛めている。
そんなエリコの心痛が、背中越しに伝わったのだろうか。ヤノはじっと地平線を睨んだまま、ボソリとエリコに語りかけた。
「テメエが話さないうちは聞かねえけど、あんま思い詰めんなよ」
「……おう」
言わずとも察してくれる心地良さと、言えずにいるもどかしさがエリコの肩を覆う。エリコにとってヤノのぶっきらぼうな優しさは、友情以上の親愛を胸に募らせるものだ。しかし冗談めいた悪ふざけは気安くできるのに、胸の内のくすぐったい感情を言葉にして伝えるのは、まだ難しいとエリコは考えていた。
「雨季が来たら来たで、また忙しくなりそうだな?」
「おう」
自身が重苦しくしてしまった空気を変えるべく、エリコが努めて明るい声で訊ねれば、ヤノは短く返事をする。雨季の間、砦の男達の仕事はバハルクーヴ島内での自警団的な役割が多くなる。取り締まる対象の殆どは、島外からの来訪者だ。
雨季に入り砂蟲が休眠に入った頃、バハルクーヴ島には他の島からの連絡船が訪れる。来訪者の殆どは冒険を求めて訪れる旅行者や仕事にあぶれた傭兵だろうが、先に捕らえたムーシュのように、トゥルースへの悪意を抱き来島する者が紛れている可能性は高い。
乾季が終わる風の匂いに、この島に再び訪れるであろう波乱の予感を、エリコは抱いていた。
1
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
くまさんのマッサージ♡
はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。
2024.03.06
閲覧、お気に入りありがとうございます。
m(_ _)m
もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。
2024.03.10
完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m
今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。
2024.03.19
https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy
イベントページになります。
25日0時より開始です!
※補足
サークルスペースが確定いたしました。
一次創作2: え5
にて出展させていただいてます!
2024.10.28
11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。
2024.11.01
https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
本日22時より、イベントが開催されます。
よろしければ遊びに来てください。
生涯の伴侶
希紫瑠音
BL
■古強者は恋慕う
騎士×騎士(二人ともおっさん)
・宗とクレイグは五十近いベテランの騎士。ある日、クレイグが宗へ伴侶になって欲しいと婚姻を申し込む。
■王子は船乗りに恋をする
第三王子(家事が得意/世話好き/意外と一途)と船長(口が悪い/つれない)
■騎士隊長×第六王子
はじめは第六王子を嫌っていたが、のちに溺愛していく。
ゆるふわメスお兄さんを寝ている間に俺のチンポに完全屈服させる話
さくた
BL
攻め:浩介(こうすけ)
奏音とは大学の先輩後輩関係
受け:奏音(かなと)
同性と付き合うのは浩介が初めて
いつも以上に孕むだのなんだの言いまくってるし攻めのセリフにも♡がつく
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
Estrella
碧月 晶
BL
強面×色素薄い系
『Twinkle twinkle little star.How I wonder what you are?
────きらきらきらめく小さな星よ。君は一体何ものなの?』
それは、ある日の出来事
俺はそれを目撃した。
「ソレが大丈夫かって聞いてんだよ!」
「あー、…………多分?」
「いや絶対大丈夫じゃねぇだろソレ!!」
「アハハハ、大丈夫大丈夫~」
「笑い事じゃねぇから!」
ソイツは柔らかくて、黒くて、でも白々しくて
変な奴だった。
「お前の目的は、何だったんだよ」
お前の心はどこにあるんだ───。
───────────
※Estrella→読み:『エストレージャ』(スペイン語で『星』を意味する言葉)。
※『*』は(人物・時系列等の)視点が切り替わります。
※BLove様でも掲載中の作品です。
※最初の方は凄くふざけてますが、徐々に真面目にシリアス(?)にさせていきます。
※表紙絵は友人様作です。
※感想、質問大歓迎です!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる