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七章 白と黒の追跡者
43 全ての始まりの物語
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「受け取った……そんな馬鹿な、あの枷を捨てずに持っていたのか……ってちょっと待て! キミはレベッカが……僕のこの件の精霊だって知っていたのか?」
シオンが驚いた様に俺に言う。 確かに今の発言は少なくとも俺から出てくる様な話では無かったのだろう。
俺がシオンの話を以前に聞いていて、先のレベッカの発言でレベッカが件の精霊だと知った。多分シオンは俺が把握しているのはそこまでで、あくまで俺に向けられたのはレベッカという精霊が人間に対してどうしてそんな事を言えたのかという事に対する疑問の問いだったのだろう。
あの時のエルにすら最後までろくな視線を向けられなかったシオンが、精霊からああいう事を言われて生まれた当然の疑問。それを解消する為の、レベッカを知る俺に対する問い。
だけど俺が口にしたのは人間に対して言葉が向けられた理由ではなく、シオン・クロウリー個人に向けられた言葉について。
間違いなくシオンからすれば、どうして俺がそれを知っているのかが分からない様な、そんな発言。
「まあ驚くのも無理ねえわな。お前の腕を奪った様な精霊と知り合ってなおかつレベッカがその精霊だって知る。どんな薄い確率だよって話だ。そんでその精霊連れてお前の前に現れてんだからもう訳わかんねえとは思うよ」
「本当だよ。一体何がどうなったらこんな奇跡みたいな巡り合わせが起きるんだ」
「だけど実際そうなったからこうしてお前とこんな話してる訳だ。その経緯はまあ後で話すよ。お前にも色々と言わなきゃいけない事は山程あるしな」
だけどそれよりも先に言うべきなのは俺の話じゃない。
「お前も俺が知ってる理由なんかより、なんでアイツが枷を捨てずに持っていてくれたのかって話の方が聞きたいだろ」
「……まあ、そうだね」
シオンは頷く。
「正直信じられないんだ。あの枷は捨てられている筈だった。僕はあの精霊にあんな言葉を掛けてもらえる筈がなかった。なのになんだ。どうしてこんな事になってくれている?」
「……結局それはお前が頑張ったからだよ」
俺はレベッカの話を思い返すようにしながらシオンに告げる。
「アイツは俺達が考えてた様にあの枷を捨てようとしたんだ。だけどな……アイツはお前があそこまでして枷を渡そうとした事に恐怖して……だけどそこまでして渡されたあの枷を捨てるのに躊躇したんだ。お前の必死さに、もしかしたらって思えたらしい」
「……本当かい、それは」
「本当じゃなきゃアイツはお前に謝ったりなんかしねえだろうし、多分俺と行動もしてねえ」
「……僕はともかくキミは関係なくないか?」
「あるんだよ。全部繋がってんだよこれが」
だけど話の脱線を止めるように、まあそれは後で話すと軌道修正して言葉を続ける。
「で、アイツはもし使う時が来たらってお前の枷を持ち続けたわけだ。此処までがアイツが枷を捨てなかった話。そして此処からが今のアイツがお前にあんな反応を見せた理由だ」
俺は軽く話を纏めるように一拍空けてから話を続ける。
「それでまあレベッカはお前の枷を持ち続けたわけだけどな……持っていただけのそれを使わざるを得ないタイミンングが来た」
「あの枷を……使うタイミンング?」
「大体二か月前か。アイツは他の精霊と絶界の楽園を目指してたんだ」
「絶界の楽園って……もしかしてキミが目指していたあの絶界の楽園かい!?」
「ああ、そうだな。あの絶界の楽園だ」
俺は頷いてから言葉を続ける。
「そしてレベッカ達は絶界の楽園まであとすぐの所にまで辿りついた。だけど今まで多くの精霊がそこに向けて移動していたのを精霊を捕獲する業者が目を付けてたらしい。最新鋭の探知機まで導入してそこで張ってたんだ」
「……そこで枷を使ったのか」
察した様にそう言うシオンの言葉に頷く。
「ああ。アイツは人に紛れてその探知機を破壊に成功した。それでな、まあそれに成功するって事は効果も表れてる訳で……そうなったら気付くだろ。お前がレベッカに掛けた言葉が全部本当で、お前がどんな思いで必死になってたかに気付いた訳だ」
「……」
「そういう事だよ。アイツはお前にずっと謝りたかったんだ」
「……そうか」
シオンはもうそこにはない左腕に視線を落としながら、静かに呟く。
「……ただ無意味に失った訳じゃなかったのか」
そう言うシオンは微かにだけど確かに笑みを浮かべていた。
浮かべて、少しだけ泣きそうになっていた。
「こんな僕にも……やれた事はあったんだ」
そして右手で目元を覆うようにして……そしてシオンは暫く黙り込んでいた。
俺もそんなシオンに無理に声を掛けるつもりは無い。気が済むまでそうしておいてやろうと思った。
……でもとりあえずこれでレベッカとの間の壁の様な物は少しは無くなってくれただろうか?
多分そう簡単には行かないだろうけども。それでも……多分これで二人の関係性はずっとマシになる筈だ。
腕を奪った加害者と被害者という様な、どうしようもない関係からは脱する事ができる筈だ。
……きっと、できる筈だ。
と、俺がそう考えながらレベッカが消えていった方向に視線を向けていた時だった。
「……ちょっと待て」
感慨に浸っていたシオンが何かに気付いた様にそう言う。
「どうした?」
「レベッカは……絶界の楽園へと向かっていて、その近辺に張っていた業者を躱す為に僕の枷を使った。そうだろう?」
「ああ」
「だったらなんでレベッカは此処に居る?」
「……」
俺がレベッカの事を知った経緯を話す事を後回しにした理由は二つある。
一つ目は単純にシオンの一番知りたいであろう情報が、レベッカの事だと思ったからだ。それを差し置いてまで。そんな大切な事を差し置いてまで自分の事を語ろうとするつもりは無い。
そしてもう一つ。
「絶界の楽園という場所に居なければおかしいんじゃないのか? まさか、存在してなかったのか?」
「……存在はしてるよ。そんでアイツは実際に辿りついてる」
「だったら何で……」
そしてシオンは何かに気付いた様に言う。
「辿りついた。だけどそこを出たという事は……いられなかった? でもこの世界以上に精霊がまともに生きられない場所って一体……」
そして考えるシオンに対して、とても言いにくかったけど、俺は告げる。
絶界の楽園の話を。
「絶界の楽園に足を踏み入れた精霊は自我を失う。暴走するんだ」
「自我を失う? 暴走? 一体キミは何を言って……」
そして、何かに気付いた様に息を飲む。
そして暫く黙り込んだ後、おそるおそるという風にシオンは俺に聞いてくる。
「……エイジ君。僕は今から酷く支離滅裂な事を言うかもしれない。それでももしそれが正しければ頷いてくれ」
「ああ」
そして一拍空けてからシオンは俺に問う。
「絶界の楽園……それはまさか、キミのいた世界だったのか?」
「……ああ」
俺はそれに静かに頷いた。
俺がレベッカの事を知った理由を後回しにしたもう一つの理由。
それは結局、態々優先的に話さなくても、レベッカの話をすれば最終的にどうやってもその話をする事になるからだ。
俺とレベッカの話は。
いや、俺の八月上旬から今に至るまでの精霊と関わった俺の話は。
全てシオン・クロウリーがレベッカに必死になって枷を渡した所から始まっているのだから。
シオンが驚いた様に俺に言う。 確かに今の発言は少なくとも俺から出てくる様な話では無かったのだろう。
俺がシオンの話を以前に聞いていて、先のレベッカの発言でレベッカが件の精霊だと知った。多分シオンは俺が把握しているのはそこまでで、あくまで俺に向けられたのはレベッカという精霊が人間に対してどうしてそんな事を言えたのかという事に対する疑問の問いだったのだろう。
あの時のエルにすら最後までろくな視線を向けられなかったシオンが、精霊からああいう事を言われて生まれた当然の疑問。それを解消する為の、レベッカを知る俺に対する問い。
だけど俺が口にしたのは人間に対して言葉が向けられた理由ではなく、シオン・クロウリー個人に向けられた言葉について。
間違いなくシオンからすれば、どうして俺がそれを知っているのかが分からない様な、そんな発言。
「まあ驚くのも無理ねえわな。お前の腕を奪った様な精霊と知り合ってなおかつレベッカがその精霊だって知る。どんな薄い確率だよって話だ。そんでその精霊連れてお前の前に現れてんだからもう訳わかんねえとは思うよ」
「本当だよ。一体何がどうなったらこんな奇跡みたいな巡り合わせが起きるんだ」
「だけど実際そうなったからこうしてお前とこんな話してる訳だ。その経緯はまあ後で話すよ。お前にも色々と言わなきゃいけない事は山程あるしな」
だけどそれよりも先に言うべきなのは俺の話じゃない。
「お前も俺が知ってる理由なんかより、なんでアイツが枷を捨てずに持っていてくれたのかって話の方が聞きたいだろ」
「……まあ、そうだね」
シオンは頷く。
「正直信じられないんだ。あの枷は捨てられている筈だった。僕はあの精霊にあんな言葉を掛けてもらえる筈がなかった。なのになんだ。どうしてこんな事になってくれている?」
「……結局それはお前が頑張ったからだよ」
俺はレベッカの話を思い返すようにしながらシオンに告げる。
「アイツは俺達が考えてた様にあの枷を捨てようとしたんだ。だけどな……アイツはお前があそこまでして枷を渡そうとした事に恐怖して……だけどそこまでして渡されたあの枷を捨てるのに躊躇したんだ。お前の必死さに、もしかしたらって思えたらしい」
「……本当かい、それは」
「本当じゃなきゃアイツはお前に謝ったりなんかしねえだろうし、多分俺と行動もしてねえ」
「……僕はともかくキミは関係なくないか?」
「あるんだよ。全部繋がってんだよこれが」
だけど話の脱線を止めるように、まあそれは後で話すと軌道修正して言葉を続ける。
「で、アイツはもし使う時が来たらってお前の枷を持ち続けたわけだ。此処までがアイツが枷を捨てなかった話。そして此処からが今のアイツがお前にあんな反応を見せた理由だ」
俺は軽く話を纏めるように一拍空けてから話を続ける。
「それでまあレベッカはお前の枷を持ち続けたわけだけどな……持っていただけのそれを使わざるを得ないタイミンングが来た」
「あの枷を……使うタイミンング?」
「大体二か月前か。アイツは他の精霊と絶界の楽園を目指してたんだ」
「絶界の楽園って……もしかしてキミが目指していたあの絶界の楽園かい!?」
「ああ、そうだな。あの絶界の楽園だ」
俺は頷いてから言葉を続ける。
「そしてレベッカ達は絶界の楽園まであとすぐの所にまで辿りついた。だけど今まで多くの精霊がそこに向けて移動していたのを精霊を捕獲する業者が目を付けてたらしい。最新鋭の探知機まで導入してそこで張ってたんだ」
「……そこで枷を使ったのか」
察した様にそう言うシオンの言葉に頷く。
「ああ。アイツは人に紛れてその探知機を破壊に成功した。それでな、まあそれに成功するって事は効果も表れてる訳で……そうなったら気付くだろ。お前がレベッカに掛けた言葉が全部本当で、お前がどんな思いで必死になってたかに気付いた訳だ」
「……」
「そういう事だよ。アイツはお前にずっと謝りたかったんだ」
「……そうか」
シオンはもうそこにはない左腕に視線を落としながら、静かに呟く。
「……ただ無意味に失った訳じゃなかったのか」
そう言うシオンは微かにだけど確かに笑みを浮かべていた。
浮かべて、少しだけ泣きそうになっていた。
「こんな僕にも……やれた事はあったんだ」
そして右手で目元を覆うようにして……そしてシオンは暫く黙り込んでいた。
俺もそんなシオンに無理に声を掛けるつもりは無い。気が済むまでそうしておいてやろうと思った。
……でもとりあえずこれでレベッカとの間の壁の様な物は少しは無くなってくれただろうか?
多分そう簡単には行かないだろうけども。それでも……多分これで二人の関係性はずっとマシになる筈だ。
腕を奪った加害者と被害者という様な、どうしようもない関係からは脱する事ができる筈だ。
……きっと、できる筈だ。
と、俺がそう考えながらレベッカが消えていった方向に視線を向けていた時だった。
「……ちょっと待て」
感慨に浸っていたシオンが何かに気付いた様にそう言う。
「どうした?」
「レベッカは……絶界の楽園へと向かっていて、その近辺に張っていた業者を躱す為に僕の枷を使った。そうだろう?」
「ああ」
「だったらなんでレベッカは此処に居る?」
「……」
俺がレベッカの事を知った経緯を話す事を後回しにした理由は二つある。
一つ目は単純にシオンの一番知りたいであろう情報が、レベッカの事だと思ったからだ。それを差し置いてまで。そんな大切な事を差し置いてまで自分の事を語ろうとするつもりは無い。
そしてもう一つ。
「絶界の楽園という場所に居なければおかしいんじゃないのか? まさか、存在してなかったのか?」
「……存在はしてるよ。そんでアイツは実際に辿りついてる」
「だったら何で……」
そしてシオンは何かに気付いた様に言う。
「辿りついた。だけどそこを出たという事は……いられなかった? でもこの世界以上に精霊がまともに生きられない場所って一体……」
そして考えるシオンに対して、とても言いにくかったけど、俺は告げる。
絶界の楽園の話を。
「絶界の楽園に足を踏み入れた精霊は自我を失う。暴走するんだ」
「自我を失う? 暴走? 一体キミは何を言って……」
そして、何かに気付いた様に息を飲む。
そして暫く黙り込んだ後、おそるおそるという風にシオンは俺に聞いてくる。
「……エイジ君。僕は今から酷く支離滅裂な事を言うかもしれない。それでももしそれが正しければ頷いてくれ」
「ああ」
そして一拍空けてからシオンは俺に問う。
「絶界の楽園……それはまさか、キミのいた世界だったのか?」
「……ああ」
俺はそれに静かに頷いた。
俺がレベッカの事を知った理由を後回しにしたもう一つの理由。
それは結局、態々優先的に話さなくても、レベッカの話をすれば最終的にどうやってもその話をする事になるからだ。
俺とレベッカの話は。
いや、俺の八月上旬から今に至るまでの精霊と関わった俺の話は。
全てシオン・クロウリーがレベッカに必死になって枷を渡した所から始まっているのだから。
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