95 / 204
南部辺境遠征編
095 カナタ、課金の罠にはまりそうになる
しおりを挟む
『期間限定 武器防具限定ガチャ開催中 1回1万DG』
カナタが【携帯ガチャ機】を出すと、【携帯ガチャ機】の表面に嵌められたタッチパネルにデカデカとメッセージが表示されていた。
「何これ?」
カナタがそのメッセージをタップすると次の文章が表示された。
『おめでとうございます。只今武器防具限定ガチャ開催中です。
これは武器と防具しか出ないガチャで期間限定で行え、今がチャンスです!
ただし1回1万DGかかり、レアリティ確率は1回1000DGのものと全く同じになります』
「つまり10倍払うことによって、武器と防具しか出なくなるということ?」
以前カナタが引いた課金アイテムガチャは、9割が日用品や消耗品の一般アイテムだった。
それが全て武器防具となるのなら、今のカナタにとって有難かった。
武器防具が欲しい時になんというご都合主義、これも女神ソフィアの加護のおかげなのだろうか?
この幸運の裏に女神様が居るような気がしてならないカナタだった。
カナタは女神様に感謝の祈りを捧げようとして、ふと気付いた。
「いや、待って。
普通のアイテムガチャならば、1万DG払えば10連ガチャとなってオーブ1つレアリティが上がる。
元々9割が一般アイテムだとして、1割武器防具が出るのなら、1万DGで手に入る武器防具は1割の1つで同じになるんじゃないか?
普通のアイテムガチャはそれに一般アイテムが9つ付いて、武器防具1つ含めてそのうち1つはレアリティが1つ上になる。
武器防具がそのレアリティアップの恩恵を授かる可能性が充分ある」
つまり、同じ1万DGを払っているにも関わらず、武器防具限定ガチャならばHN武器かHN防具が1つ出るだけ。
普通のアイテムガチャならば、1万DGを払えば10連ガチャとなりHNアイテム9つとHN武器かHN防具が1つ、更にその中の1つはRアイテムとなるはずだった。
「危ない。罠か!」
課金というものはお得なようでいてしっかりお金を使わせる仕組みなのだと、カナタに知らないはずの知識が警告する。
ただし、カナタが失念しているのは、必ず1割の確率で武器防具が出るわけではないということだった。
必ず武器防具が出るという利点だけで、武器防具限定ガチャを選んでよいものなのかカナタは悩んだ。
「たしか、ノーマルガチャとアイテムガチャの違いでも、アイテムガチャにはアイテムの質に優遇があるという結論に達したんだった。
つまり武器防具限定ガチャも優遇があると見て良いのだろうか?」
これはもう賭けだった。
カナタは慎重派なので、200万DGを使って検証もすることにした。
100万DGを使って普通のアイテムガチャ――1000連ガチャ――を引く。
これはRが100確定してSR確率20倍とUR確率2倍が付く。
ただし高レアリティを得るのが一般アイテムである可能性が9割となる。
その中の100は武器防具が出るのではないかという予想だ。
もう100万DGは武器防具限定ガチャ――100連ガチャ――を引く。
これはRが10確定してSR確率2倍が付く。
なぜカナタが100万DGも使おうとしているのかというと、カナタが狙っているのはSR武器防具だったからだ。
R武器防具ならば魔鋼シリーズを持っていた。
Dランク冒険者ならその程度でも良い方なのだ。
しかし、魔物の氾濫を生き残ろうというならば、SR以上のミスリル製が欲しいところだったのだ。
HNの武器防具と一般アイテムが大量に手に入ってしまうが、それは市場に流せば良いとカナタは思っていた。
「よし課金するぞ」
カナタは携帯ガチャ機のタッチパネルにお財布をあてて200万DGを課金した。
そしてアイテムガチャ1000連をタップするとアイテムガチャを引いた。
ガチャガチャ どっぱーーーーーーーーーーーーーーーん
ガチャオーブが1000個飛び出す映像がAR表示されガチャ機が排出エフェクトで光る。
1000個分の光が高速で変わるので、色で何が出たかは判断できなかった。
そして自動開放で中身の情報が空中にAR表示される。
さすがに1000個の詳細は割愛させてもらうが、一般アイテム913個に武器防具が87個出た。
内訳はHN武器が41、HN防具が27、R武器が8、R防具が7、SR武器が1、SR防具が2、UR武器が1、UR防具が0だった。
Rが100個確定だと言っても、一般アイテムのRも出るわけで、武器防具で限定すれば1割以上の15個も出たのはむしろ良い方だった。
さらにSRが3にURが1はさすがカナタの幸運値88のおかげか。
SRアイテム ミスリルの剣
SRアイテム ミスリルのチェーンメイル
SRアイテム ミスリルのハーフメイル
URアイテム ヒヒイロカネの刀
「あれ? もうこれで良くない?」
UR武器のヒヒイロカネの刀が出てしまった。
SR武器のミスリルの剣もある。
カナタとサキの武器防具強化なので、これで充分ではある。
この後武器防具限定ガチャを引いてもURは出ないことが判っている。
最高でもSRなのだ。
ここでカナタのもったいない精神が出た。
「実験なら武器防具限定ガチャを1回引いて中身のグレードを見れば良いよね?」
カナタは100万DGの武器防具限定ガチャ100連ガチャをやめて、1万DGで武器防具限定ガチャを1回だけ引くことにした。
この中身を確認して実験を終了するつもりで。
携帯ガチャ機のタッチパネルで武器防具限定ガチャ1回をタップする。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
SRオーブの確定エフェクトだ。
ガチャオーブが自動開放されて空中に中身の情報がAR表示される。
SRアイテム ミスリルの槍
1回でSRアイテムが出てしまったことで、武器防具限定ガチャの中身が良質になるかもという判断がつかなくなってしまった。
「ないわー。実験にならないじゃないか」
贅沢な話だが、カナタは落胆した。
実験の意味が無くなってしまったからだ。
カナタは、この1回を無かったことにして、もう1回引くことにした。
携帯ガチャ機のタッチパネルで武器防具限定ガチャ1回をタップする。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
またSRオーブの確定エフェクトだ。
ガチャオーブが自動開放されて空中に中身の情報がAR表示される。
SRアイテム ミスリルの盾(魔法防御付き)
カナタの目が点になる。
カナタはもう1度武器防具限定ガチャを引く。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
またまたSRオーブの確定エフェクトだ。
SRアイテム ミスリルのハーフメイル(自動調整機能付き)
カナタの目がジト目になる。
カナタはもう1度武器防具限定ガチャを引く。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
またまたSRオーブの確定エフェクトだ。
SRアイテム ミスリルのショートソード
カナタはこのあからさまな結果に自分のあるステータスを思い出した。
加護:女神ソフィアの加護(小)
鎧に自動調整機能が付いているなんて、カナタにも使えるようにということで、あまりにも都合がよすぎる。
どうやら武器防具限定ガチャには女神様の加護がてんこ盛りだったようだ。
カナタはミスリルのハーフメイル(自動調整機能付き)とショートソードを装備した。
ヒヒイロカネの刀は予備として【ロッカー】に仕舞う。
サキにはミスリルの剣とミスリルのハーフメイルを渡す。
ニクにはミスリルの槍とミスリルの盾(魔法防御付き)、ミスリルのチェーンメイルを渡した。
そして、もしもの事があるといけないので、予備の武器防具(R相当)や一般アイテムとして出たポーション類や水食料も多数渡してマジックバッグに入れてもらう。
サキにもニクにもシフォン印のアイテムバッグを渡し済みなのでいくらでも携行できるのだ。
「よし、これで最低限の準備は出来たと思う。
一度転移で屋敷に帰って皆に説明してから、明日国境に向かおう」
カナタ、初めての参戦だった。
カナタが【携帯ガチャ機】を出すと、【携帯ガチャ機】の表面に嵌められたタッチパネルにデカデカとメッセージが表示されていた。
「何これ?」
カナタがそのメッセージをタップすると次の文章が表示された。
『おめでとうございます。只今武器防具限定ガチャ開催中です。
これは武器と防具しか出ないガチャで期間限定で行え、今がチャンスです!
ただし1回1万DGかかり、レアリティ確率は1回1000DGのものと全く同じになります』
「つまり10倍払うことによって、武器と防具しか出なくなるということ?」
以前カナタが引いた課金アイテムガチャは、9割が日用品や消耗品の一般アイテムだった。
それが全て武器防具となるのなら、今のカナタにとって有難かった。
武器防具が欲しい時になんというご都合主義、これも女神ソフィアの加護のおかげなのだろうか?
この幸運の裏に女神様が居るような気がしてならないカナタだった。
カナタは女神様に感謝の祈りを捧げようとして、ふと気付いた。
「いや、待って。
普通のアイテムガチャならば、1万DG払えば10連ガチャとなってオーブ1つレアリティが上がる。
元々9割が一般アイテムだとして、1割武器防具が出るのなら、1万DGで手に入る武器防具は1割の1つで同じになるんじゃないか?
普通のアイテムガチャはそれに一般アイテムが9つ付いて、武器防具1つ含めてそのうち1つはレアリティが1つ上になる。
武器防具がそのレアリティアップの恩恵を授かる可能性が充分ある」
つまり、同じ1万DGを払っているにも関わらず、武器防具限定ガチャならばHN武器かHN防具が1つ出るだけ。
普通のアイテムガチャならば、1万DGを払えば10連ガチャとなりHNアイテム9つとHN武器かHN防具が1つ、更にその中の1つはRアイテムとなるはずだった。
「危ない。罠か!」
課金というものはお得なようでいてしっかりお金を使わせる仕組みなのだと、カナタに知らないはずの知識が警告する。
ただし、カナタが失念しているのは、必ず1割の確率で武器防具が出るわけではないということだった。
必ず武器防具が出るという利点だけで、武器防具限定ガチャを選んでよいものなのかカナタは悩んだ。
「たしか、ノーマルガチャとアイテムガチャの違いでも、アイテムガチャにはアイテムの質に優遇があるという結論に達したんだった。
つまり武器防具限定ガチャも優遇があると見て良いのだろうか?」
これはもう賭けだった。
カナタは慎重派なので、200万DGを使って検証もすることにした。
100万DGを使って普通のアイテムガチャ――1000連ガチャ――を引く。
これはRが100確定してSR確率20倍とUR確率2倍が付く。
ただし高レアリティを得るのが一般アイテムである可能性が9割となる。
その中の100は武器防具が出るのではないかという予想だ。
もう100万DGは武器防具限定ガチャ――100連ガチャ――を引く。
これはRが10確定してSR確率2倍が付く。
なぜカナタが100万DGも使おうとしているのかというと、カナタが狙っているのはSR武器防具だったからだ。
R武器防具ならば魔鋼シリーズを持っていた。
Dランク冒険者ならその程度でも良い方なのだ。
しかし、魔物の氾濫を生き残ろうというならば、SR以上のミスリル製が欲しいところだったのだ。
HNの武器防具と一般アイテムが大量に手に入ってしまうが、それは市場に流せば良いとカナタは思っていた。
「よし課金するぞ」
カナタは携帯ガチャ機のタッチパネルにお財布をあてて200万DGを課金した。
そしてアイテムガチャ1000連をタップするとアイテムガチャを引いた。
ガチャガチャ どっぱーーーーーーーーーーーーーーーん
ガチャオーブが1000個飛び出す映像がAR表示されガチャ機が排出エフェクトで光る。
1000個分の光が高速で変わるので、色で何が出たかは判断できなかった。
そして自動開放で中身の情報が空中にAR表示される。
さすがに1000個の詳細は割愛させてもらうが、一般アイテム913個に武器防具が87個出た。
内訳はHN武器が41、HN防具が27、R武器が8、R防具が7、SR武器が1、SR防具が2、UR武器が1、UR防具が0だった。
Rが100個確定だと言っても、一般アイテムのRも出るわけで、武器防具で限定すれば1割以上の15個も出たのはむしろ良い方だった。
さらにSRが3にURが1はさすがカナタの幸運値88のおかげか。
SRアイテム ミスリルの剣
SRアイテム ミスリルのチェーンメイル
SRアイテム ミスリルのハーフメイル
URアイテム ヒヒイロカネの刀
「あれ? もうこれで良くない?」
UR武器のヒヒイロカネの刀が出てしまった。
SR武器のミスリルの剣もある。
カナタとサキの武器防具強化なので、これで充分ではある。
この後武器防具限定ガチャを引いてもURは出ないことが判っている。
最高でもSRなのだ。
ここでカナタのもったいない精神が出た。
「実験なら武器防具限定ガチャを1回引いて中身のグレードを見れば良いよね?」
カナタは100万DGの武器防具限定ガチャ100連ガチャをやめて、1万DGで武器防具限定ガチャを1回だけ引くことにした。
この中身を確認して実験を終了するつもりで。
携帯ガチャ機のタッチパネルで武器防具限定ガチャ1回をタップする。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
SRオーブの確定エフェクトだ。
ガチャオーブが自動開放されて空中に中身の情報がAR表示される。
SRアイテム ミスリルの槍
1回でSRアイテムが出てしまったことで、武器防具限定ガチャの中身が良質になるかもという判断がつかなくなってしまった。
「ないわー。実験にならないじゃないか」
贅沢な話だが、カナタは落胆した。
実験の意味が無くなってしまったからだ。
カナタは、この1回を無かったことにして、もう1回引くことにした。
携帯ガチャ機のタッチパネルで武器防具限定ガチャ1回をタップする。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
またSRオーブの確定エフェクトだ。
ガチャオーブが自動開放されて空中に中身の情報がAR表示される。
SRアイテム ミスリルの盾(魔法防御付き)
カナタの目が点になる。
カナタはもう1度武器防具限定ガチャを引く。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
またまたSRオーブの確定エフェクトだ。
SRアイテム ミスリルのハーフメイル(自動調整機能付き)
カナタの目がジト目になる。
カナタはもう1度武器防具限定ガチャを引く。
ガチャガチャ キン!
カナタがダイヤルを回すと、銀色のエフェクトが出た。
またまたSRオーブの確定エフェクトだ。
SRアイテム ミスリルのショートソード
カナタはこのあからさまな結果に自分のあるステータスを思い出した。
加護:女神ソフィアの加護(小)
鎧に自動調整機能が付いているなんて、カナタにも使えるようにということで、あまりにも都合がよすぎる。
どうやら武器防具限定ガチャには女神様の加護がてんこ盛りだったようだ。
カナタはミスリルのハーフメイル(自動調整機能付き)とショートソードを装備した。
ヒヒイロカネの刀は予備として【ロッカー】に仕舞う。
サキにはミスリルの剣とミスリルのハーフメイルを渡す。
ニクにはミスリルの槍とミスリルの盾(魔法防御付き)、ミスリルのチェーンメイルを渡した。
そして、もしもの事があるといけないので、予備の武器防具(R相当)や一般アイテムとして出たポーション類や水食料も多数渡してマジックバッグに入れてもらう。
サキにもニクにもシフォン印のアイテムバッグを渡し済みなのでいくらでも携行できるのだ。
「よし、これで最低限の準備は出来たと思う。
一度転移で屋敷に帰って皆に説明してから、明日国境に向かおう」
カナタ、初めての参戦だった。
0
お気に入りに追加
60
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
死んでないのに異世界に転生させられた
三日月コウヤ
ファンタジー
今村大河(いまむらたいが)は中学3年生になった日に神から丁寧な説明とチート能力を貰う…事はなく勝手な神の個人的な事情に巻き込まれて異世界へと行く羽目になった。しかし転生されて早々に死にかけて、与えられたスキルによっても苦労させられるのであった。
なんでも出来るスキル(確定で出来るとは言ってない)
*冒険者になるまでと本格的に冒険者活動を始めるまで、メインヒロインの登場などが結構後の方になります。それら含めて全体的にストーリーの進行速度がかなり遅いですがご了承ください。
*カクヨム、アルファポリスでも投降しております
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる