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自信と弱気
施設育ち※排泄言葉あり5
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翌日、目覚まし時計が鳴り目を覚ます
時刻は5時半だがまだ地下なので
窓は無いがカーテンはあるので地上と
変わらない毎朝のルーティンをこなす
カーテンを開けコーヒーの豆をミルで
挽きドリップが出来る全自動に豆を入れ
スイッチを押すコーヒーができるまでの
間に顔を洗い歯を磨き髪を整え仕事着に
着替える
薄く水色のストライプが入った
ワイシャツに無地だが黒に近い紺色で
襟付きダブルベストにチェンジポケット
上側はフラップレスで口部分が開いたり
下側が盛り上がらない様に外側の部分は多めの毛芯を使い内側にはゆとらのある広さと柔らかさに加え出し入れしやすく
外から見た時に口が開いたりポケットが膨らむ様には見えない型にした
ポケットの口部分が擦れたりよれたりし見た目が悪くならない為に光沢感を少し黒の下地に紺色の光沢感を残し縫い目を
内側と外側重なるようピックステッチでラインを縫うことでよれたり型崩れにも
すぐ気づけるようにしてある
ジャケットはサイドベンツで黒の下地に紺色の光沢感を出し襟にはミシンステッチたまま縫糸は黒と紺の間の色縫い光沢感を出し威厳と優雅さのある服装
重視で至る所に内ポケットを付け
貰っているジャケットと同じ柄でサイドポケットにピスポケット(後ろポケット)ツータックに袖口はダブルのスラックス
白と水色と紺色の斜め線のネクタイに
黒に細くシルバーの横線が入った
ネクタイピンと胸ポケットに淡い白と
水色のポケットチーフを挿し襟にはこの
施設の地位を表すラペルピンを付け終え
コーヒーを注ぎ椅子に座った
今日の懲罰内容に思考を巡らせていた時
部屋の扉をノックする音がしたので
テーブルにコーヒーを置き立ち扉を開け
扉の前に居る人物と目が合う
今日も朝から見事なカーテシーを披露し頭から爪先に至るまで何の綻びや無駄も埃や糸くずも無い完璧に洗練された様な立ち振る舞いをする
端整な顔立ちから発せられる声色は低く澄み切った湖を連想させる人物は私専用専属従者だ
「おはよういつもすまないね」と言うと
「おはようございます これは私が勝手にやっている事ですのでお気にならさらないで下さい」と言い
いつもの様にテーブル食事を置くなり
部屋から出ていき扉の前で
「それでは失礼致します」と
見事なカーテシーを披露し扉を閉めた
ロールパンとクロワッサンソーセージに
オムライスの奥に小さめのソースポット3つトマトソースとオニオンソース
デミグラスソースがあり隣にはパンに
合わせたのかカボチャのポタージュが
朝から食べるには少し多い気もするが
今日の懲罰によっては食事が取れない
可能性を考えぬるくなったコーヒーを
入れ直し「いただきます」と手を合わせ
食事を始めた
食事が終わり「ごちそうさま」と言い
食後の珈琲を飲みながら朝食前と同じく今日の懲罰に考えを巡らせた
昨日は浣腸と道具での尻叩きがメイン
浣腸はやり過ぎれば排便時に浣腸を
しなければ出せなくなる事がある為
何度も行うのは危険だがグリセリンが
残らぬようにお湯浣腸で綺麗にした事を
考えれば考慮すべき点は拭い去ったと
判断して問題は無いだろう。
支度と食事を済ませ今日の懲罰内容を
決めたところで時間を確認する
まだ6時半前だが道具を用意したりする
時間を考えれば懲罰室に行っても良い頃
執務用の机の横には壁に取り付けられた
銀色の呼び鈴には鈴を鳴らす為に短めの紐がついており指を掛けて鳴らせるよう
輪っか状になっている先に指をかけ
呼び鈴を三度鳴らす暫く経つと扉を
ノックする音がした「入っておいで」と
言うと朝食を運んで来た私の専属従者が
綺麗で完璧なカーテシーをし披露した後
「失礼致します」と言い部屋に入る
「ご主様が必要になりそうな物と懲罰具
1式お持ち致しましたが足りない道具や追加で必要な道具がありましたら今ある道具の確認が済み次第すぐに取りに行き持って参ります」と軽く頭を下げた
「すまないねありがとう」と頭を下げた
専属従者の頭を撫でながら
「頭を上げていいよ」と言うとゆっくり
頭を上げた仕草で昔の事を思い出した
専属従者になる前はスラム街でも道と
呼ぶにはかなり粗末な場所で倒れ衰弱し倒れていたのを私の独断で連れて帰った
暫くの間は休暇届けを提出し出来る限り私の部屋から1番近い病室で休ませてた
最初は髪を洗い(美容室にある様な台で)清拭で体を綺麗にしポタージュや水気が多く粘り気が少ないサラッとした粥には
卵をといたものやミルクを少し入れ鮭をほぐしたものを少し入れたりしていた
食事を残しても完食しても必ずリンゴの
ジュースと言って飲ませていた
(ミキサーにリンゴを入れ水気が多くなり普通に嚥下が出来る状態になるまで待つ1度ミキサーを止め蜂蜜を入れたらもう一度ミキサーにかけコップに注ぐ)他に梨やオレンジに桃やぶどうと苺にバナナ他にも思いついた果物の種類を増やして
ジュースにしたりしていた
普通に食事が出来る様になり野菜嫌いにならない為にスムージーを作り少しずつスムージーに柔らかい野菜それから固形
と段階を踏んでからスムージーでは無く食べやすい大きさに切るなりサラダには苦味がないものと工夫すればいい
蒸して温野菜にした
大根や人参とゴボウにカブをミキサーでオニオンドレッシングを入れスムージー火が通った(煮焼きした)
じゃがいもやメークインにレッドムーン
バターと塩を入れてスムージーにする
茹でたもの
トマトや白菜に小松菜やチンゲン菜を
コンソメとブイヨンにケチャップに少しスパイス系調味を入れスムージーにする
こうして他の色々な野菜を使い蒸したり焼いたり茹でたり野菜に合わせてソース
ドレッシングを作って一緒に入れてからスムージーにしポタージュの皿に入れる
コップにジュースを入れ3つ目の太さの
ストローを挿す
少し深いスーパー楕円のコップは蓋付き4種類のストローを挿せる使わない時は
それぞれに栓が出来るようになっている
点滴で食事しなくても大丈夫で栄養剤や
必要な事が増えたらその度に考え 体力等最低限まで良くなれば食事をだすと言う医者の考えが分からない訳では無い
だがスラム街で何故かあんな場所で倒れ
今にも死んでしまうかの様な者を連れて来られた場所でも口かは食事を取るのが許されないのは断固拒否した何を言われ
何か説得している様でも耳を貸さない
「私が面倒をみるがやむを得ない仕事の
時だけ常駐の医者や看護師に頼む」
毎日が灰のような色の中単調で同じ事の繰り返し
そんな中で彼が来た弱々しく今にも消え失ってしまいそうな彼の傍に居ると色が鮮やかに鮮明に見えた私はきっと惚れた彼に恋心を抱いているのだと感じた
それでも外せない私がいなければならぬ仕事がある
常駐している医者や看護師に任せる時に
必ず「もしも彼を傷つけたり何かあれば
ここに居る職員は全員連帯責任として
エース1の処罰室に入る事になるからね」
1年が過ぎた頃
健康な身体になりリハビリや体操をして過ごしていた
リハビリ等も出来るようになった頃に
施設長に私の専属従者にしたいと話した
特に反対されたり嫌味を言うでもなく
快く許可して頂けたのであとは本人に
私の専属従者にならないか聞いたら
喜んで引き受けてくれた事を思い出した
本当に良く私の為に働いてくれている
「元から他の物より見るからに小振りに作られている革製と木製のパドルが確かあるはずだが最後に使った時に綺麗にはしたがその後は特に手入れなど何もせず
放置した状態のまま何処に閉まったかも覚えていないから急がないで他の仕事の合間にでも探して見つけたら埃と汚れを綺麗にして持ってきてもらえるかな懲罰室に入るの嫌だと思うからこれを片耳に付けて用意が出来たらボタンを押したら私だけに繋がるようにしたから懲罰室に入らずに済むからね怖いものを見る事は無いから安心して大丈夫だからねそれに私からも追加で必要になった物等も直接その場ですぐに伝え持って来て貰う事も
色々お願いも出来るからねそれと周りの音や声が聞こえるなんてことも無いから
必要であれば会話も出来るから怖いとか辛いとか思ったら1人で耐えて頑張らず無理はしないで私に伝える事も出来る」
「お気遣いありがとうございます」
と言い専属従者の頭を下げた専属従者の頭をまた撫でながら頭を上げさせ棚から箱に入った2つの小型無線機を従者と
私のみと繋がる様に設定し専属従者に
耳にはめるように指示すると丁寧に多少忙しくばたつく時も外れないよう付けた
「先程話した内容で言い忘れた事だけど怖い辛い苦しいと感じたり思った瞬間に何処であろうと何をしていようと必ず
小さな吐息の様な声しか出せなくても
必ず怖いとか辛い苦しいが言える余裕がある時はどれか1つ単語を声にして
どの単語を言うのも無理なら助けてとか私の名を必ず言うんだよどんなに小さな悲鳴でも君の声を私が聞き逃すなどない聞き漏らすなんて更に有り得ないしかし逆に言えば君の意思で私に助けを求めて貰わないと何もしてあげられない
心配はするが助ける必要は無い程度だと判断するからね
君が言いつけと約束を破り無理に耐えて何かあったと周りかは聞かされたら体調状態にもよるけど尻叩きか罰はきっちり与えるよ
私は君には仕置をしたくないから約束は守ってしつこいようだけど怖いとか辛い苦しいと感じたり思ったら私の仕事の事様態の重症度など関係なく呼ぶ事いいねこの約束が第一優先で他の事は後だ」
私の話を聴きながら時折ぴくりと背中を震わせながら約束をした後はいつもより幼く見えたがしっかりと
「どんな場合においても私がまた恐怖に飲み込まれる前に助けを呼ぶ事が約束で合っていますか?」
私は頭を撫でながら「正解」と答えた
持ってきたパドルや浣腸道具だけでも
罰を与えられるが今日は浣腸よりも尻を
厳しく打ち据える事にしたので昨日より全体的にかなり厳しい道具で打ち据えて更に数を増やす事にしたこの地下で最も
厳しいと言われているパドルを使う事に決めたので先に部屋に1式道具を運んで来た時に探すようお願いしたのはこの為だが先にも伝えたが何処かにまだあるか捨てたりはしないだろうが倉庫の可能性地下の普段は使わない物をしまい込む用
ハシゴを使わなければ取り出せない場所計3部屋ある中も全て探す他ないだろう
1番奥の部屋は通気性がとても良い為に叩く用の道具だけ壁に掛けたり背もたれ無しガーデンベンチ金属製だが錆びないアンティーク調で花を描くように作られ隙間が多い物や果物などの柄を描く様に作られ隙間が多い物の上には木製の道具
背もたれなし木製のガーデンベンチには様々な革の道具が並べてあるこの部屋にしまわれている部屋
奥より一つ手間の場所でハシゴを登った先の1つ奥の部屋つまり中央の部屋には浣腸や叩く時に縛り上げる道具や叩く用道具にフィギング用ナイフ並べ錆びたり刃こぼれしないよう日差しはカーテンで閉ざされている
奥から3番目ハシゴを登った最初の部屋
大きくても軽いものや折りたたみ可能で軽い固定具や椅子のような形の固定台や四つん這いになる固定台や固定具や拘束道具など他にも叩く道具や強制剃毛用具
恥部を叩く用拘束台や固定具に拘束道具
今はあまり使う必要が無くなった恐怖の拘束台や拘束道具に固定具が幾つもある
だが使いたい道具は最後に使ってからは
手入れもせず放置しているので使い物になるかは見つからない限り分からないが
綺麗に保つ事など一切していない粗末な状態でも使い物になるなら埃や汚れだけ綺麗にして手入れは使われる本人にさせ棘など血が出る原因が残っていなければ問題ない事にして扱う事にした
「大きめから小さめまで全て形や種類に厚みのある物から薄い物でがある
小さない穴が空いてる革製と木製の2種大きめで厚い物と大きめで薄い物
小さめの厚い物と小さめで薄い物
平たいパドル革製と木製2種
大きめで厚い物と大きめで薄い物
小さめの厚い物と小さめで薄い物
確かこれらは一緒の種類事に紐を通してあるはずだから見つけたら埃や汚れだけ
取り払ったら持ってきて貰えるかな」
「かしこまりましたお時間を頂きますが
必ず持って参ります」
いつもと雰囲気の違う可愛らしく綺麗な完璧なカーテシーを見たあと頭を撫で「今日もよろしく」と言った
やんわりと微笑みながら
「それでは失礼致します」と言うと
部屋を出る時に食事した食器をワゴンに
乗せ私に小さくお辞儀をして出て行った
「あの子もこれくらい良い子になれば」と
1人呟いた時に厳しい罰を与えながら
あの子も同じように出来るよう躾ていき
良い子になるまで地下で生活をさればと
考え思い立った瞬間に呼び鈴の下の台に置いてある電話の受話器を取り幾つものボタンの中から1つだけ番号を押す
「おはよう朝から電話を掛けてくるなんて珍しいわね何かあったのかしら」
施設長の声はいつも柔らかい
「おはようございます実は昨日から
懲罰室に来ている子を私の専属従者並に
良い子になるまで地下で生活する事を
許可して頂きたく電話を致しました」と口にした後に長い沈黙の時間が流れ私は
『さすがに無理か』と諦めかけた時
「今回の件以外にも色々と悪さをし皆を困らせているみたいだから責任を持って良い子に出来るなら許可する条件として毎晩懲罰内容と進捗状況を必ず電話する一日でも怠ったらそこまでとする」
「分かりました懲罰と躾が終わり雑務を片し私の部屋に戻りましたら必ず電話でご報告致します許可して頂きありがとうございます」と言うなり
「大変だと思うけど頑張って」と言われ
通話が切れた
今日は初日だが昨日と同じ拘束台では
時間が掛かるため一番厳しい懲罰室に
変更する事にしたので各懲罰員達に
知らせるために呼び鈴を1度だけ鳴らす
すぐに専属従者が扉をノックした
「入っておいで」と言うと扉を開け入り
静かに閉め今日で何度目かの可愛らしく綺麗で完璧なカーテシーを披露する
「何度も呼び出してすまないね」と言い
専属従者の頭を撫でた
「私に出来る事がございましたら
何度でも呼び鈴を鳴らし呼んで下さい」
と頭を下げた
セミロングより長い髪は柔らかく細くてふわふわなくせ毛を撫でるのが私は好きなのだがいくら私の専属だからと言って嫌な思いをさせてはいないか気になり聞いたことがあった
実は私に撫でられるのは好きらしく他の人に触れたくはないですがと照れながら
言われた頃から頭を撫でる癖がついた
「私の専属従者並に良い子になるまで
地下で生活するので地下での生活中は
最後まで0番懲罰屋を使う事にした」と報告して貰えるかな
「自分並に良い子と言われて少し照れるかもしれないけれどそれぞれが懲罰室に合わせた物を持ってくるのに不要な物を持って来たら邪魔になってしまうからね
懲罰員達に知らせたら1度戻ってきて」と話すとやはり照れながら
「かしこまりました復唱致します
専属従者並に良い子になるまで地下で
生活するので地下での生活中は最後まで
0番懲罰室を使う事にした」これで
間違いないですか?と聞いてきたので
「よく言えたね偉いね」と軽く抱きしめ
頭を撫で背中を摩りながら
「怖い単語もはっきり言えていたよ
大丈夫だよ懲罰員達に知らせたらすぐに私の部屋へ戻っておいで」と言うと
「いつもありがとうございます
嫌な事はすぐに済ませます終わり次第
すぐにご主人様の部屋へ戻ります」と
震えていた身体に力が入ったので離すと
お辞儀をした後すぐに部屋を出て行った
時計の針は7時過ぎを指していた
しばらくすると扉がノックされたので
扉が開く分より一歩後ろに立ち
「おいで」と言うといつもより少し強めに
扉が開き目の前に居る従者は1度も顔を上げず他の者ならこの程度かもしれないだが私を見ることもせず姿勢もいつもの完璧どころか綺麗さも可愛さも何も無いカーテシーしながら感情を殺している様な声色で「伝えて参りました」と報告し部屋に入る様に促せば俯いて服を握った状態だった事でかなり恐怖で精神状態と感情と行動が伴わない状態であることが分かった
「ありがとうとりあえず部屋に入って」と
いうと焦った様子で部屋に入り扉を閉め
「申し訳ございません」と震えている
「大丈夫だよ謝ることは何もしていない
よく頑張って懲罰員に報告してくれたね
助かったよだからそんなに自分を
責めなくていいよ私の仕事を手伝って
辛い思いさせてしまいごめんよ部屋は
防音だから泣いていいよ」と言いながら
頭を撫で背中を力を一切入れず優しく
トントンと叩いても震えるばかりなので
ベッドに寝かせ掛布団をかけ少しだけ自分も横向きに寝て腕枕をしながら余った
手をおり頭を撫で反対の手は布団の中に入れ力を入れず優しくトントンと叩く
暫くしたら嗚咽混じりの泣き声が聞こえ
それでも耐えよとしているので1度座り
ワイシャツとズボン以外は全て脱いで
布団の中に入り腕枕をしながら抱き寄せ
背中をトントンしたり背中を撫でたりし頭をただ撫で頭を撫でながら髪を梳かすようにしていたら抱きついて唸るような声を出したと思ったらグズグズと泣いた
抱き寄せて頭を撫で背中をトントンして「よく耐えて頑張ったね朝から疲れたね今日は仕事を休みなさい専属は君1人だ君以外の専属従者は要らないからね今日1日くらいは仕事を任せる事が出来るであろう従者を宛がってもらう無理に私の部屋から自分の部屋に移動なんてせずに私の部屋にいた方が安心するだろうから私の仕事が終わるまで待ってて食事とか必要な物は運ばせるから今日は従者ではなく私と同格の部屋の主として過ごして食事も無理しないで食べられる量だけは食べてあとは残して構わないよ」と
話をていると大泣きし嗚咽が混じり時折ティッシュで鼻をかんだりしている
いつも私は出勤の10分前にアラームが鳴るようにしているが報告から戻って
くる前にアラームは切っておいた
「すぐに戻るから少しだけ離れるね」と
言い抱きしめ抱きついていた手を離した
途端に声を上げて泣き出したてしまった
受話器を手に取り施設長に電話した
「2度もかけてくるなんて明日は雪でもふるのかな」と実に不愉快な冗談を放ち「泣いているのは誰だ」と聞かれた
「専属従者です今回の件で変更になった内容を他の懲罰員に報告に行くようにと指示を出し報告が終わったら私の部屋にすぐ戻るよう指示も出しました実は例の事件の克服が出来ていないと思っていたですが懸念を払拭する為の方法を探して何か分かればと思い今回の指示を出した結果がこの受話器からも聞こえる程の泣き声です送り込んできた医者と名乗った者たちは金に目が眩んだ低俗な詐欺師とペテン師ばかり
そういった輩を連れ込んだのは貴方です施設長これは謀計ですねどう責任を取るおつもりかお聞かせ願いたい」
どう判断しようとこの要求は変えないと
先手をうってから
「今日から暫くの間は専属従者ではなく
私と同等の地位や役職に立場とするので地位と立場を証明するラペルピンを付け
ラペルピンに値する役職と証明する為のネクタイピンを付けさせるので仕事着の作りは寸分たがわず同じ物を色は明るく落ち着いたデザインで部屋着と寝間着を数着それと寝間着は前ボタンか被る形でどちらも長袖長ズボンにすること
色は明るめで何処かしら最低1箇所にはお洒落なアクセントを入れた落ち着いたデザインで私の部屋にも合うような物を数着ずつと私の部屋に居れば一人きりになっても落ち着き生活が出来るくらいになってから出勤を致しますが問題はありませんよね
暫くの間は私の部屋で生活させますので私と同じラペルピンとネクタイピン両方
用意して下さい
地位と立場を証明する物に殉じた役職を示す物がどれ程までに貴重で大事か等はこの施設を任されている貴方には嫌でも分かりますね
私があえて要求した訳なども話しました
聞いた上でこの要求をはねのけた場合はしかる所に報告させて頂きますよ
それから日用品からから服等全て男物に戻しますが何の問題もありませんね」
私はあまり感情的にはならないのだが
大事に大切にしている者を傷つけられて更には思い出してしまうと身体が震えて声が上ずるが恐怖と緊張のせいだろうと決めつけた医者を名乗った者達と適当に招き入れた施設長への怒りに憤慨し更に腸が煮えくり返る
「分かりました私が招き入れたもの達の私とその者達の処罰はあなた一任します
医者の振りをした詐欺師とペテン師達の居場所は常に分かっているのでどんなに遅く時間がかかっても明日か明後日には必ず連れてこれます
今日は出勤が出来なくとも出勤した事にしますので仕事には行けなくて休んでもなんの問題もありませんそれから2人に3つの階級を飛ばした昇進の証としてのラペルピンとネクタイピンに羽根ペンと万年筆をお渡しするわね
いくら専属でも従者に対しラペルピンやネクタイピン等を譲渡するなど前代未聞
ですが原因を作ったのも私なので余計な口出しもできません
最高峰のラペルピンを譲渡された時からこの国や近隣諸国等も含めた最高峯の物
それが手に入れば公爵の地位等も容易く授与され公爵家や別荘等も好きな場所に建てられるから口には出さないですが少しでも高い地位に登り詰めるために人を騙しくるめ利用し相手を陥れてきた
その結果がこの国で随一の孤児院の院長
それも今日までだが
「ラペルピンとネクタイピンと羽根ペン
万年筆を2人分の用意と準備が整い次第すぐ王宮に行き授与式を行う手筈ですがまだ日時を要する為その間に私をも騙し金だけ受け取ったペテン師や下船の者を1人残らずまずは私と貴方が会い一緒に〚制裁の館〛へ連れて行きその後についてその度に考えるでいいかしら」
それと
「罰せられて当然だと思っていますので
貴方にお願いしますがどうするのが1番
良いか等は宮廷官僚の中枢の方々が数名施設の運営や管理をし子供から大人まで尻へ罰を与え生活させる施設や人を騙す様な犯罪者用の施設や無節操で色好みの女性がいたらすぐ情事に持込む者達すぐ
女性を抱きたいと思うと見境が無くなり節操がない者達
貞操観念が薄く幾人の男性と関係を保つ淫乱な女達みだらに行為に浸かる女達を二度としなくなるまで言葉通り
打ちのめされながら紳士淑女に更生して
品行方正で洗練された動きや言葉遣いが
出来てから3ヶ月ごとに各屋敷に赴いて変わりはないかまた前の様に浅ましいくなっていないか聞く施設もあるそうよ」
今日はとりあえず昨日の子については
理由を説明した上で他の懲罰員に頼み
愛するあの子が私が居ない部屋でも安心
しながら過ごせる精神状態になるまでは
たくさん甘やかし街にも出かけようと
自分の心に強く誓ったのだった
時刻は5時半だがまだ地下なので
窓は無いがカーテンはあるので地上と
変わらない毎朝のルーティンをこなす
カーテンを開けコーヒーの豆をミルで
挽きドリップが出来る全自動に豆を入れ
スイッチを押すコーヒーができるまでの
間に顔を洗い歯を磨き髪を整え仕事着に
着替える
薄く水色のストライプが入った
ワイシャツに無地だが黒に近い紺色で
襟付きダブルベストにチェンジポケット
上側はフラップレスで口部分が開いたり
下側が盛り上がらない様に外側の部分は多めの毛芯を使い内側にはゆとらのある広さと柔らかさに加え出し入れしやすく
外から見た時に口が開いたりポケットが膨らむ様には見えない型にした
ポケットの口部分が擦れたりよれたりし見た目が悪くならない為に光沢感を少し黒の下地に紺色の光沢感を残し縫い目を
内側と外側重なるようピックステッチでラインを縫うことでよれたり型崩れにも
すぐ気づけるようにしてある
ジャケットはサイドベンツで黒の下地に紺色の光沢感を出し襟にはミシンステッチたまま縫糸は黒と紺の間の色縫い光沢感を出し威厳と優雅さのある服装
重視で至る所に内ポケットを付け
貰っているジャケットと同じ柄でサイドポケットにピスポケット(後ろポケット)ツータックに袖口はダブルのスラックス
白と水色と紺色の斜め線のネクタイに
黒に細くシルバーの横線が入った
ネクタイピンと胸ポケットに淡い白と
水色のポケットチーフを挿し襟にはこの
施設の地位を表すラペルピンを付け終え
コーヒーを注ぎ椅子に座った
今日の懲罰内容に思考を巡らせていた時
部屋の扉をノックする音がしたので
テーブルにコーヒーを置き立ち扉を開け
扉の前に居る人物と目が合う
今日も朝から見事なカーテシーを披露し頭から爪先に至るまで何の綻びや無駄も埃や糸くずも無い完璧に洗練された様な立ち振る舞いをする
端整な顔立ちから発せられる声色は低く澄み切った湖を連想させる人物は私専用専属従者だ
「おはよういつもすまないね」と言うと
「おはようございます これは私が勝手にやっている事ですのでお気にならさらないで下さい」と言い
いつもの様にテーブル食事を置くなり
部屋から出ていき扉の前で
「それでは失礼致します」と
見事なカーテシーを披露し扉を閉めた
ロールパンとクロワッサンソーセージに
オムライスの奥に小さめのソースポット3つトマトソースとオニオンソース
デミグラスソースがあり隣にはパンに
合わせたのかカボチャのポタージュが
朝から食べるには少し多い気もするが
今日の懲罰によっては食事が取れない
可能性を考えぬるくなったコーヒーを
入れ直し「いただきます」と手を合わせ
食事を始めた
食事が終わり「ごちそうさま」と言い
食後の珈琲を飲みながら朝食前と同じく今日の懲罰に考えを巡らせた
昨日は浣腸と道具での尻叩きがメイン
浣腸はやり過ぎれば排便時に浣腸を
しなければ出せなくなる事がある為
何度も行うのは危険だがグリセリンが
残らぬようにお湯浣腸で綺麗にした事を
考えれば考慮すべき点は拭い去ったと
判断して問題は無いだろう。
支度と食事を済ませ今日の懲罰内容を
決めたところで時間を確認する
まだ6時半前だが道具を用意したりする
時間を考えれば懲罰室に行っても良い頃
執務用の机の横には壁に取り付けられた
銀色の呼び鈴には鈴を鳴らす為に短めの紐がついており指を掛けて鳴らせるよう
輪っか状になっている先に指をかけ
呼び鈴を三度鳴らす暫く経つと扉を
ノックする音がした「入っておいで」と
言うと朝食を運んで来た私の専属従者が
綺麗で完璧なカーテシーをし披露した後
「失礼致します」と言い部屋に入る
「ご主様が必要になりそうな物と懲罰具
1式お持ち致しましたが足りない道具や追加で必要な道具がありましたら今ある道具の確認が済み次第すぐに取りに行き持って参ります」と軽く頭を下げた
「すまないねありがとう」と頭を下げた
専属従者の頭を撫でながら
「頭を上げていいよ」と言うとゆっくり
頭を上げた仕草で昔の事を思い出した
専属従者になる前はスラム街でも道と
呼ぶにはかなり粗末な場所で倒れ衰弱し倒れていたのを私の独断で連れて帰った
暫くの間は休暇届けを提出し出来る限り私の部屋から1番近い病室で休ませてた
最初は髪を洗い(美容室にある様な台で)清拭で体を綺麗にしポタージュや水気が多く粘り気が少ないサラッとした粥には
卵をといたものやミルクを少し入れ鮭をほぐしたものを少し入れたりしていた
食事を残しても完食しても必ずリンゴの
ジュースと言って飲ませていた
(ミキサーにリンゴを入れ水気が多くなり普通に嚥下が出来る状態になるまで待つ1度ミキサーを止め蜂蜜を入れたらもう一度ミキサーにかけコップに注ぐ)他に梨やオレンジに桃やぶどうと苺にバナナ他にも思いついた果物の種類を増やして
ジュースにしたりしていた
普通に食事が出来る様になり野菜嫌いにならない為にスムージーを作り少しずつスムージーに柔らかい野菜それから固形
と段階を踏んでからスムージーでは無く食べやすい大きさに切るなりサラダには苦味がないものと工夫すればいい
蒸して温野菜にした
大根や人参とゴボウにカブをミキサーでオニオンドレッシングを入れスムージー火が通った(煮焼きした)
じゃがいもやメークインにレッドムーン
バターと塩を入れてスムージーにする
茹でたもの
トマトや白菜に小松菜やチンゲン菜を
コンソメとブイヨンにケチャップに少しスパイス系調味を入れスムージーにする
こうして他の色々な野菜を使い蒸したり焼いたり茹でたり野菜に合わせてソース
ドレッシングを作って一緒に入れてからスムージーにしポタージュの皿に入れる
コップにジュースを入れ3つ目の太さの
ストローを挿す
少し深いスーパー楕円のコップは蓋付き4種類のストローを挿せる使わない時は
それぞれに栓が出来るようになっている
点滴で食事しなくても大丈夫で栄養剤や
必要な事が増えたらその度に考え 体力等最低限まで良くなれば食事をだすと言う医者の考えが分からない訳では無い
だがスラム街で何故かあんな場所で倒れ
今にも死んでしまうかの様な者を連れて来られた場所でも口かは食事を取るのが許されないのは断固拒否した何を言われ
何か説得している様でも耳を貸さない
「私が面倒をみるがやむを得ない仕事の
時だけ常駐の医者や看護師に頼む」
毎日が灰のような色の中単調で同じ事の繰り返し
そんな中で彼が来た弱々しく今にも消え失ってしまいそうな彼の傍に居ると色が鮮やかに鮮明に見えた私はきっと惚れた彼に恋心を抱いているのだと感じた
それでも外せない私がいなければならぬ仕事がある
常駐している医者や看護師に任せる時に
必ず「もしも彼を傷つけたり何かあれば
ここに居る職員は全員連帯責任として
エース1の処罰室に入る事になるからね」
1年が過ぎた頃
健康な身体になりリハビリや体操をして過ごしていた
リハビリ等も出来るようになった頃に
施設長に私の専属従者にしたいと話した
特に反対されたり嫌味を言うでもなく
快く許可して頂けたのであとは本人に
私の専属従者にならないか聞いたら
喜んで引き受けてくれた事を思い出した
本当に良く私の為に働いてくれている
「元から他の物より見るからに小振りに作られている革製と木製のパドルが確かあるはずだが最後に使った時に綺麗にはしたがその後は特に手入れなど何もせず
放置した状態のまま何処に閉まったかも覚えていないから急がないで他の仕事の合間にでも探して見つけたら埃と汚れを綺麗にして持ってきてもらえるかな懲罰室に入るの嫌だと思うからこれを片耳に付けて用意が出来たらボタンを押したら私だけに繋がるようにしたから懲罰室に入らずに済むからね怖いものを見る事は無いから安心して大丈夫だからねそれに私からも追加で必要になった物等も直接その場ですぐに伝え持って来て貰う事も
色々お願いも出来るからねそれと周りの音や声が聞こえるなんてことも無いから
必要であれば会話も出来るから怖いとか辛いとか思ったら1人で耐えて頑張らず無理はしないで私に伝える事も出来る」
「お気遣いありがとうございます」
と言い専属従者の頭を下げた専属従者の頭をまた撫でながら頭を上げさせ棚から箱に入った2つの小型無線機を従者と
私のみと繋がる様に設定し専属従者に
耳にはめるように指示すると丁寧に多少忙しくばたつく時も外れないよう付けた
「先程話した内容で言い忘れた事だけど怖い辛い苦しいと感じたり思った瞬間に何処であろうと何をしていようと必ず
小さな吐息の様な声しか出せなくても
必ず怖いとか辛い苦しいが言える余裕がある時はどれか1つ単語を声にして
どの単語を言うのも無理なら助けてとか私の名を必ず言うんだよどんなに小さな悲鳴でも君の声を私が聞き逃すなどない聞き漏らすなんて更に有り得ないしかし逆に言えば君の意思で私に助けを求めて貰わないと何もしてあげられない
心配はするが助ける必要は無い程度だと判断するからね
君が言いつけと約束を破り無理に耐えて何かあったと周りかは聞かされたら体調状態にもよるけど尻叩きか罰はきっちり与えるよ
私は君には仕置をしたくないから約束は守ってしつこいようだけど怖いとか辛い苦しいと感じたり思ったら私の仕事の事様態の重症度など関係なく呼ぶ事いいねこの約束が第一優先で他の事は後だ」
私の話を聴きながら時折ぴくりと背中を震わせながら約束をした後はいつもより幼く見えたがしっかりと
「どんな場合においても私がまた恐怖に飲み込まれる前に助けを呼ぶ事が約束で合っていますか?」
私は頭を撫でながら「正解」と答えた
持ってきたパドルや浣腸道具だけでも
罰を与えられるが今日は浣腸よりも尻を
厳しく打ち据える事にしたので昨日より全体的にかなり厳しい道具で打ち据えて更に数を増やす事にしたこの地下で最も
厳しいと言われているパドルを使う事に決めたので先に部屋に1式道具を運んで来た時に探すようお願いしたのはこの為だが先にも伝えたが何処かにまだあるか捨てたりはしないだろうが倉庫の可能性地下の普段は使わない物をしまい込む用
ハシゴを使わなければ取り出せない場所計3部屋ある中も全て探す他ないだろう
1番奥の部屋は通気性がとても良い為に叩く用の道具だけ壁に掛けたり背もたれ無しガーデンベンチ金属製だが錆びないアンティーク調で花を描くように作られ隙間が多い物や果物などの柄を描く様に作られ隙間が多い物の上には木製の道具
背もたれなし木製のガーデンベンチには様々な革の道具が並べてあるこの部屋にしまわれている部屋
奥より一つ手間の場所でハシゴを登った先の1つ奥の部屋つまり中央の部屋には浣腸や叩く時に縛り上げる道具や叩く用道具にフィギング用ナイフ並べ錆びたり刃こぼれしないよう日差しはカーテンで閉ざされている
奥から3番目ハシゴを登った最初の部屋
大きくても軽いものや折りたたみ可能で軽い固定具や椅子のような形の固定台や四つん這いになる固定台や固定具や拘束道具など他にも叩く道具や強制剃毛用具
恥部を叩く用拘束台や固定具に拘束道具
今はあまり使う必要が無くなった恐怖の拘束台や拘束道具に固定具が幾つもある
だが使いたい道具は最後に使ってからは
手入れもせず放置しているので使い物になるかは見つからない限り分からないが
綺麗に保つ事など一切していない粗末な状態でも使い物になるなら埃や汚れだけ綺麗にして手入れは使われる本人にさせ棘など血が出る原因が残っていなければ問題ない事にして扱う事にした
「大きめから小さめまで全て形や種類に厚みのある物から薄い物でがある
小さない穴が空いてる革製と木製の2種大きめで厚い物と大きめで薄い物
小さめの厚い物と小さめで薄い物
平たいパドル革製と木製2種
大きめで厚い物と大きめで薄い物
小さめの厚い物と小さめで薄い物
確かこれらは一緒の種類事に紐を通してあるはずだから見つけたら埃や汚れだけ
取り払ったら持ってきて貰えるかな」
「かしこまりましたお時間を頂きますが
必ず持って参ります」
いつもと雰囲気の違う可愛らしく綺麗な完璧なカーテシーを見たあと頭を撫で「今日もよろしく」と言った
やんわりと微笑みながら
「それでは失礼致します」と言うと
部屋を出る時に食事した食器をワゴンに
乗せ私に小さくお辞儀をして出て行った
「あの子もこれくらい良い子になれば」と
1人呟いた時に厳しい罰を与えながら
あの子も同じように出来るよう躾ていき
良い子になるまで地下で生活をさればと
考え思い立った瞬間に呼び鈴の下の台に置いてある電話の受話器を取り幾つものボタンの中から1つだけ番号を押す
「おはよう朝から電話を掛けてくるなんて珍しいわね何かあったのかしら」
施設長の声はいつも柔らかい
「おはようございます実は昨日から
懲罰室に来ている子を私の専属従者並に
良い子になるまで地下で生活する事を
許可して頂きたく電話を致しました」と口にした後に長い沈黙の時間が流れ私は
『さすがに無理か』と諦めかけた時
「今回の件以外にも色々と悪さをし皆を困らせているみたいだから責任を持って良い子に出来るなら許可する条件として毎晩懲罰内容と進捗状況を必ず電話する一日でも怠ったらそこまでとする」
「分かりました懲罰と躾が終わり雑務を片し私の部屋に戻りましたら必ず電話でご報告致します許可して頂きありがとうございます」と言うなり
「大変だと思うけど頑張って」と言われ
通話が切れた
今日は初日だが昨日と同じ拘束台では
時間が掛かるため一番厳しい懲罰室に
変更する事にしたので各懲罰員達に
知らせるために呼び鈴を1度だけ鳴らす
すぐに専属従者が扉をノックした
「入っておいで」と言うと扉を開け入り
静かに閉め今日で何度目かの可愛らしく綺麗で完璧なカーテシーを披露する
「何度も呼び出してすまないね」と言い
専属従者の頭を撫でた
「私に出来る事がございましたら
何度でも呼び鈴を鳴らし呼んで下さい」
と頭を下げた
セミロングより長い髪は柔らかく細くてふわふわなくせ毛を撫でるのが私は好きなのだがいくら私の専属だからと言って嫌な思いをさせてはいないか気になり聞いたことがあった
実は私に撫でられるのは好きらしく他の人に触れたくはないですがと照れながら
言われた頃から頭を撫でる癖がついた
「私の専属従者並に良い子になるまで
地下で生活するので地下での生活中は
最後まで0番懲罰屋を使う事にした」と報告して貰えるかな
「自分並に良い子と言われて少し照れるかもしれないけれどそれぞれが懲罰室に合わせた物を持ってくるのに不要な物を持って来たら邪魔になってしまうからね
懲罰員達に知らせたら1度戻ってきて」と話すとやはり照れながら
「かしこまりました復唱致します
専属従者並に良い子になるまで地下で
生活するので地下での生活中は最後まで
0番懲罰室を使う事にした」これで
間違いないですか?と聞いてきたので
「よく言えたね偉いね」と軽く抱きしめ
頭を撫で背中を摩りながら
「怖い単語もはっきり言えていたよ
大丈夫だよ懲罰員達に知らせたらすぐに私の部屋へ戻っておいで」と言うと
「いつもありがとうございます
嫌な事はすぐに済ませます終わり次第
すぐにご主人様の部屋へ戻ります」と
震えていた身体に力が入ったので離すと
お辞儀をした後すぐに部屋を出て行った
時計の針は7時過ぎを指していた
しばらくすると扉がノックされたので
扉が開く分より一歩後ろに立ち
「おいで」と言うといつもより少し強めに
扉が開き目の前に居る従者は1度も顔を上げず他の者ならこの程度かもしれないだが私を見ることもせず姿勢もいつもの完璧どころか綺麗さも可愛さも何も無いカーテシーしながら感情を殺している様な声色で「伝えて参りました」と報告し部屋に入る様に促せば俯いて服を握った状態だった事でかなり恐怖で精神状態と感情と行動が伴わない状態であることが分かった
「ありがとうとりあえず部屋に入って」と
いうと焦った様子で部屋に入り扉を閉め
「申し訳ございません」と震えている
「大丈夫だよ謝ることは何もしていない
よく頑張って懲罰員に報告してくれたね
助かったよだからそんなに自分を
責めなくていいよ私の仕事を手伝って
辛い思いさせてしまいごめんよ部屋は
防音だから泣いていいよ」と言いながら
頭を撫で背中を力を一切入れず優しく
トントンと叩いても震えるばかりなので
ベッドに寝かせ掛布団をかけ少しだけ自分も横向きに寝て腕枕をしながら余った
手をおり頭を撫で反対の手は布団の中に入れ力を入れず優しくトントンと叩く
暫くしたら嗚咽混じりの泣き声が聞こえ
それでも耐えよとしているので1度座り
ワイシャツとズボン以外は全て脱いで
布団の中に入り腕枕をしながら抱き寄せ
背中をトントンしたり背中を撫でたりし頭をただ撫で頭を撫でながら髪を梳かすようにしていたら抱きついて唸るような声を出したと思ったらグズグズと泣いた
抱き寄せて頭を撫で背中をトントンして「よく耐えて頑張ったね朝から疲れたね今日は仕事を休みなさい専属は君1人だ君以外の専属従者は要らないからね今日1日くらいは仕事を任せる事が出来るであろう従者を宛がってもらう無理に私の部屋から自分の部屋に移動なんてせずに私の部屋にいた方が安心するだろうから私の仕事が終わるまで待ってて食事とか必要な物は運ばせるから今日は従者ではなく私と同格の部屋の主として過ごして食事も無理しないで食べられる量だけは食べてあとは残して構わないよ」と
話をていると大泣きし嗚咽が混じり時折ティッシュで鼻をかんだりしている
いつも私は出勤の10分前にアラームが鳴るようにしているが報告から戻って
くる前にアラームは切っておいた
「すぐに戻るから少しだけ離れるね」と
言い抱きしめ抱きついていた手を離した
途端に声を上げて泣き出したてしまった
受話器を手に取り施設長に電話した
「2度もかけてくるなんて明日は雪でもふるのかな」と実に不愉快な冗談を放ち「泣いているのは誰だ」と聞かれた
「専属従者です今回の件で変更になった内容を他の懲罰員に報告に行くようにと指示を出し報告が終わったら私の部屋にすぐ戻るよう指示も出しました実は例の事件の克服が出来ていないと思っていたですが懸念を払拭する為の方法を探して何か分かればと思い今回の指示を出した結果がこの受話器からも聞こえる程の泣き声です送り込んできた医者と名乗った者たちは金に目が眩んだ低俗な詐欺師とペテン師ばかり
そういった輩を連れ込んだのは貴方です施設長これは謀計ですねどう責任を取るおつもりかお聞かせ願いたい」
どう判断しようとこの要求は変えないと
先手をうってから
「今日から暫くの間は専属従者ではなく
私と同等の地位や役職に立場とするので地位と立場を証明するラペルピンを付け
ラペルピンに値する役職と証明する為のネクタイピンを付けさせるので仕事着の作りは寸分たがわず同じ物を色は明るく落ち着いたデザインで部屋着と寝間着を数着それと寝間着は前ボタンか被る形でどちらも長袖長ズボンにすること
色は明るめで何処かしら最低1箇所にはお洒落なアクセントを入れた落ち着いたデザインで私の部屋にも合うような物を数着ずつと私の部屋に居れば一人きりになっても落ち着き生活が出来るくらいになってから出勤を致しますが問題はありませんよね
暫くの間は私の部屋で生活させますので私と同じラペルピンとネクタイピン両方
用意して下さい
地位と立場を証明する物に殉じた役職を示す物がどれ程までに貴重で大事か等はこの施設を任されている貴方には嫌でも分かりますね
私があえて要求した訳なども話しました
聞いた上でこの要求をはねのけた場合はしかる所に報告させて頂きますよ
それから日用品からから服等全て男物に戻しますが何の問題もありませんね」
私はあまり感情的にはならないのだが
大事に大切にしている者を傷つけられて更には思い出してしまうと身体が震えて声が上ずるが恐怖と緊張のせいだろうと決めつけた医者を名乗った者達と適当に招き入れた施設長への怒りに憤慨し更に腸が煮えくり返る
「分かりました私が招き入れたもの達の私とその者達の処罰はあなた一任します
医者の振りをした詐欺師とペテン師達の居場所は常に分かっているのでどんなに遅く時間がかかっても明日か明後日には必ず連れてこれます
今日は出勤が出来なくとも出勤した事にしますので仕事には行けなくて休んでもなんの問題もありませんそれから2人に3つの階級を飛ばした昇進の証としてのラペルピンとネクタイピンに羽根ペンと万年筆をお渡しするわね
いくら専属でも従者に対しラペルピンやネクタイピン等を譲渡するなど前代未聞
ですが原因を作ったのも私なので余計な口出しもできません
最高峰のラペルピンを譲渡された時からこの国や近隣諸国等も含めた最高峯の物
それが手に入れば公爵の地位等も容易く授与され公爵家や別荘等も好きな場所に建てられるから口には出さないですが少しでも高い地位に登り詰めるために人を騙しくるめ利用し相手を陥れてきた
その結果がこの国で随一の孤児院の院長
それも今日までだが
「ラペルピンとネクタイピンと羽根ペン
万年筆を2人分の用意と準備が整い次第すぐ王宮に行き授与式を行う手筈ですがまだ日時を要する為その間に私をも騙し金だけ受け取ったペテン師や下船の者を1人残らずまずは私と貴方が会い一緒に〚制裁の館〛へ連れて行きその後についてその度に考えるでいいかしら」
それと
「罰せられて当然だと思っていますので
貴方にお願いしますがどうするのが1番
良いか等は宮廷官僚の中枢の方々が数名施設の運営や管理をし子供から大人まで尻へ罰を与え生活させる施設や人を騙す様な犯罪者用の施設や無節操で色好みの女性がいたらすぐ情事に持込む者達すぐ
女性を抱きたいと思うと見境が無くなり節操がない者達
貞操観念が薄く幾人の男性と関係を保つ淫乱な女達みだらに行為に浸かる女達を二度としなくなるまで言葉通り
打ちのめされながら紳士淑女に更生して
品行方正で洗練された動きや言葉遣いが
出来てから3ヶ月ごとに各屋敷に赴いて変わりはないかまた前の様に浅ましいくなっていないか聞く施設もあるそうよ」
今日はとりあえず昨日の子については
理由を説明した上で他の懲罰員に頼み
愛するあの子が私が居ない部屋でも安心
しながら過ごせる精神状態になるまでは
たくさん甘やかし街にも出かけようと
自分の心に強く誓ったのだった
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