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68話 『千差万別』
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「ふぁ~……あ~よく寝た」
「クルルルル」
「お? ルークも起きてたか、おはよう」
「クゥ~」
ルークと一緒にのんびり背伸びをし、顔を洗おうと水辺へ向かうとすでにリリアが顔を洗っていた。
「あ、二人ともおはよう」
「おはよう、リリアは相変わらず朝が早いなぁ」
「クゥ~」
「そうかな? お婆ちゃんと一緒に起きてたからそのせいかも」
元気にそういうと髪を結び直した。確かにあの婆さんなら規則正しい生活をしてるだろうからな、朝が早いのも頷ける。隣で顔を洗っているとミントがフラフラと飛んできた。
「やぁ…………みんなおはよ~…………」
「おい大丈夫か? やっぱり魔法のせいで……」
昨晩、俺が警戒のため起きていると提案したがリリアがそれなら全員でと言い出した。さすがに全員じゃ休めるものも休めないため話し合いをすると、ミントがトラップ魔法を周りに設置しておくということで折り合いがついていた。
やっぱりいくらなんでも無理があったか……。心の中でミントに謝ると、まともに開いてない目を向け自慢げに口を開いた。
「いや、これくらい僕には楽勝さ……いつもライムから隠れて休んでたからね……」
今、結構な失言をしたような気がするが、ミントは寝ぼけた様子で気づいてなさそうだ。助けてもらった恩もあるし今のは聞かなかったことにしておこう。
「じゃあなんでそんなに辛そうなんだ?」
「ここ最近美味しいものばっかり食べてたじゃん……? それが夢に出てきてさ……食べようと思ったら目が覚めるし、お腹が空いて気が気じゃなかったよ……」
「はっはっは! そうだったのか! 朝飯も美味いやつを作ってやるからな」
「ミントは食いしん坊だね~」
「ククゥー」
「君たちも人の事を言えない食べっぷりだと思うけど……それより早く何か作ってよ」
「すぐ準備するから待っててくれ。リリア、すまんが魔法で火を出してもらっていいか?」
「うん! ルーちゃん、ミントのことよろしくね」
「クゥー」
「それじゃ僕は君の背中でもう一眠りさせてもらうよ……できたら起こして……」
ミントがルークの背中に乗り二度寝を始めると、ルークはゆっくりと座った。ルークは安定感があるからな、俺もルークに背中を預けていると、そのまま眠りたくなるときがある。
「気持ちよさそうね。こうしてみるとお人形さんみたい」
「ははは、確かに大人しく寝てれば可愛いかもしれないな」
そんな冗談を言いつつ朝食の準備を始める。何を作るかは決まっていたから早かった。
材料を混ぜリリアに火をだしてもらい、それを焼き始める――甘い香りが漂い、ふっくらとしたパンケーキが出来上がる。あとは様々な果物を並べて好きなようにアレンジしてもらえば各々が楽しめるだろう。
昨日、改めて町に行くと果物屋の店主と再会した。数日だけ残ると伝えたところ、色々な果物を紹介してくれてなんとも気さくな人だった。俺もついつい財布の紐が緩んでしまい……という訳だ。
「よし、完成!」
「うわ~いい匂い……これってお菓子じゃないの? 朝からこんなの食べて太らないかなぁ……」
「大丈夫、ある国じゃ朝食として食べることもあるんだ。お菓子にもなるけど食べ過ぎなければ太ることもないから安心して」
「う~……それって、おかわりあんまりできないんじゃ……」
あんまりって……おかわりをする前提なのね。さすが女の子というか……俺がおっさんになっただけか? すでに精神年齢はおっさんだけど。
「まぁ、果物も一緒に食べれば大丈夫だよ。意外な組み合わせで美味しくなったり微妙だったり、それもこの料理の醍醐味だから」
「そうなんだ! 楽しみだな~早く持っていこッ!」
俺たちはテーブルに料理を並べミントを起こした。ミントは夢現の状態だったが、匂いを感じた瞬間目を覚まし飛んでくる。
「な、なんだこの甘い匂い! 昨日のデザートより甘そうだけど大丈夫なの!?」
「あぁ、食べてみればわかる。果物も色々あるから好きなように組み合わせて食べてみてくれ」
ミントとリリアはもう待てなさそうだったのでさっそく朝食を食べることにした。
「ルーク、お前は苦手な味とかあるのか?」
「クゥ? ククゥー」
ふむ、好き嫌いがないとはいい子だ。まぁ単純に考えれば敵に噛みついたりするだろうから、まずいから嫌だとかならないようになってるんだろう。
俺は自分の分とルークの分に木の実をチョイスする。ふわふわとした食感に木の実のアクセントが加わり絶妙なバランスだ。ただ一つ、見た目に華やかさがないあたりが俺らしいといえば俺らしいが……。まさかパンケーキに個性がバレるとは思わなかった。
「クゥ!」
「お、そうか。果物もあるから食べたいのがあればそのまま食ってもいいからな」
ルークも気に入ってくれたみたいでよかった。微妙な反応されると悲しいからな、いっそまずいとはっきりいってもらうのが一番いい。それにしても…………。
「ねぇミント、見て! ほら可愛いでしょ!」
「僕のだって負けてないよ! どうだいこのボリューム!」
リリアは皿の周りに綺麗に果物を並べ、パンケーキの上にはアクセントに少しだけ果物を乗せている。対するミントは果物を土台にし、なぜかパンケーキを祀っている。なんなんだそれは。
「やるわねミント……」
「そっちこそ……」
「それじゃあ……」
「「いっただっきま~す!」」
二人は自分で作った作品を楽しみながら味わっていた。食事を楽しむって色々あったんだなぁ……。考えてみればスパイスや調味料を混ぜて好みの味にするってのも、この二人がやっていることと似たようなものなのかもしれない……形はどうあれ。
久しぶりに賑やかな食事が終わると、ゆっくり片付けをし今日の予定を話し合う。
「それで、今日はどうする予定なんだい?」
「それなんだがみんなも十分休めただろうし、荷物のチェックをして明日ここを出発しようと思う」
「行き先は決まってるの?」
「町でこの周辺のことを聞いてきたんだが、一つはこのまま砂漠を進んでいくと海にでて、その先に水の都があるらしい」
「海か~私見たことがないからみてみたいなぁ」
「もう一つは商人が集まる街、人が多く結構栄えてるって話だ」
「うへ~話を聞いただけで人酔いしそう……」
「クゥ? ククゥー」
「ん? あ、そうか。ミントとはここでお別れになるんだったな」
「そうだったの!? 寂しくなるね……」
「…………そうだ、僕用事があったんだ。ちょっと出掛けてくるよ」
そういうとミントはどこかへ飛び去っていった。色々助けてもらったし何かあれば渡してやりたいところだが、そんなもの持ち合わせていないしな……。戻ってきたら何かほしいものがないか聞いてみるか。
「それじゃあ今日はすぐに発てるように準備をしよう。ルークも荷物が増えるから試しに鞄をつけるぞ」
「クゥ~」
「そうだ、私も日記がどうなってるかチェックしなきゃ」
そして、各自明日に備え準備を始める――そしてその夜、最後の食事を済ませたがミントは戻ってくることはなかった。
「クルルルル」
「お? ルークも起きてたか、おはよう」
「クゥ~」
ルークと一緒にのんびり背伸びをし、顔を洗おうと水辺へ向かうとすでにリリアが顔を洗っていた。
「あ、二人ともおはよう」
「おはよう、リリアは相変わらず朝が早いなぁ」
「クゥ~」
「そうかな? お婆ちゃんと一緒に起きてたからそのせいかも」
元気にそういうと髪を結び直した。確かにあの婆さんなら規則正しい生活をしてるだろうからな、朝が早いのも頷ける。隣で顔を洗っているとミントがフラフラと飛んできた。
「やぁ…………みんなおはよ~…………」
「おい大丈夫か? やっぱり魔法のせいで……」
昨晩、俺が警戒のため起きていると提案したがリリアがそれなら全員でと言い出した。さすがに全員じゃ休めるものも休めないため話し合いをすると、ミントがトラップ魔法を周りに設置しておくということで折り合いがついていた。
やっぱりいくらなんでも無理があったか……。心の中でミントに謝ると、まともに開いてない目を向け自慢げに口を開いた。
「いや、これくらい僕には楽勝さ……いつもライムから隠れて休んでたからね……」
今、結構な失言をしたような気がするが、ミントは寝ぼけた様子で気づいてなさそうだ。助けてもらった恩もあるし今のは聞かなかったことにしておこう。
「じゃあなんでそんなに辛そうなんだ?」
「ここ最近美味しいものばっかり食べてたじゃん……? それが夢に出てきてさ……食べようと思ったら目が覚めるし、お腹が空いて気が気じゃなかったよ……」
「はっはっは! そうだったのか! 朝飯も美味いやつを作ってやるからな」
「ミントは食いしん坊だね~」
「ククゥー」
「君たちも人の事を言えない食べっぷりだと思うけど……それより早く何か作ってよ」
「すぐ準備するから待っててくれ。リリア、すまんが魔法で火を出してもらっていいか?」
「うん! ルーちゃん、ミントのことよろしくね」
「クゥー」
「それじゃ僕は君の背中でもう一眠りさせてもらうよ……できたら起こして……」
ミントがルークの背中に乗り二度寝を始めると、ルークはゆっくりと座った。ルークは安定感があるからな、俺もルークに背中を預けていると、そのまま眠りたくなるときがある。
「気持ちよさそうね。こうしてみるとお人形さんみたい」
「ははは、確かに大人しく寝てれば可愛いかもしれないな」
そんな冗談を言いつつ朝食の準備を始める。何を作るかは決まっていたから早かった。
材料を混ぜリリアに火をだしてもらい、それを焼き始める――甘い香りが漂い、ふっくらとしたパンケーキが出来上がる。あとは様々な果物を並べて好きなようにアレンジしてもらえば各々が楽しめるだろう。
昨日、改めて町に行くと果物屋の店主と再会した。数日だけ残ると伝えたところ、色々な果物を紹介してくれてなんとも気さくな人だった。俺もついつい財布の紐が緩んでしまい……という訳だ。
「よし、完成!」
「うわ~いい匂い……これってお菓子じゃないの? 朝からこんなの食べて太らないかなぁ……」
「大丈夫、ある国じゃ朝食として食べることもあるんだ。お菓子にもなるけど食べ過ぎなければ太ることもないから安心して」
「う~……それって、おかわりあんまりできないんじゃ……」
あんまりって……おかわりをする前提なのね。さすが女の子というか……俺がおっさんになっただけか? すでに精神年齢はおっさんだけど。
「まぁ、果物も一緒に食べれば大丈夫だよ。意外な組み合わせで美味しくなったり微妙だったり、それもこの料理の醍醐味だから」
「そうなんだ! 楽しみだな~早く持っていこッ!」
俺たちはテーブルに料理を並べミントを起こした。ミントは夢現の状態だったが、匂いを感じた瞬間目を覚まし飛んでくる。
「な、なんだこの甘い匂い! 昨日のデザートより甘そうだけど大丈夫なの!?」
「あぁ、食べてみればわかる。果物も色々あるから好きなように組み合わせて食べてみてくれ」
ミントとリリアはもう待てなさそうだったのでさっそく朝食を食べることにした。
「ルーク、お前は苦手な味とかあるのか?」
「クゥ? ククゥー」
ふむ、好き嫌いがないとはいい子だ。まぁ単純に考えれば敵に噛みついたりするだろうから、まずいから嫌だとかならないようになってるんだろう。
俺は自分の分とルークの分に木の実をチョイスする。ふわふわとした食感に木の実のアクセントが加わり絶妙なバランスだ。ただ一つ、見た目に華やかさがないあたりが俺らしいといえば俺らしいが……。まさかパンケーキに個性がバレるとは思わなかった。
「クゥ!」
「お、そうか。果物もあるから食べたいのがあればそのまま食ってもいいからな」
ルークも気に入ってくれたみたいでよかった。微妙な反応されると悲しいからな、いっそまずいとはっきりいってもらうのが一番いい。それにしても…………。
「ねぇミント、見て! ほら可愛いでしょ!」
「僕のだって負けてないよ! どうだいこのボリューム!」
リリアは皿の周りに綺麗に果物を並べ、パンケーキの上にはアクセントに少しだけ果物を乗せている。対するミントは果物を土台にし、なぜかパンケーキを祀っている。なんなんだそれは。
「やるわねミント……」
「そっちこそ……」
「それじゃあ……」
「「いっただっきま~す!」」
二人は自分で作った作品を楽しみながら味わっていた。食事を楽しむって色々あったんだなぁ……。考えてみればスパイスや調味料を混ぜて好みの味にするってのも、この二人がやっていることと似たようなものなのかもしれない……形はどうあれ。
久しぶりに賑やかな食事が終わると、ゆっくり片付けをし今日の予定を話し合う。
「それで、今日はどうする予定なんだい?」
「それなんだがみんなも十分休めただろうし、荷物のチェックをして明日ここを出発しようと思う」
「行き先は決まってるの?」
「町でこの周辺のことを聞いてきたんだが、一つはこのまま砂漠を進んでいくと海にでて、その先に水の都があるらしい」
「海か~私見たことがないからみてみたいなぁ」
「もう一つは商人が集まる街、人が多く結構栄えてるって話だ」
「うへ~話を聞いただけで人酔いしそう……」
「クゥ? ククゥー」
「ん? あ、そうか。ミントとはここでお別れになるんだったな」
「そうだったの!? 寂しくなるね……」
「…………そうだ、僕用事があったんだ。ちょっと出掛けてくるよ」
そういうとミントはどこかへ飛び去っていった。色々助けてもらったし何かあれば渡してやりたいところだが、そんなもの持ち合わせていないしな……。戻ってきたら何かほしいものがないか聞いてみるか。
「それじゃあ今日はすぐに発てるように準備をしよう。ルークも荷物が増えるから試しに鞄をつけるぞ」
「クゥ~」
「そうだ、私も日記がどうなってるかチェックしなきゃ」
そして、各自明日に備え準備を始める――そしてその夜、最後の食事を済ませたがミントは戻ってくることはなかった。
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