54 / 201
54話 『情報屋①』
しおりを挟む
この先にある砂漠地帯――そこでは一つの国があり、行き交う商人たちの間である噂が立っていた。砂漠の民に、救いの魔女が現れたと。
「なんでも現れたのは最近のことらしいよ。もしかしたらって思って」
「救いの魔女か……情報をありがとう」
「クゥー?」
なんとなく気になったことがあったのかルークが俺に意志を伝えてくる。ミントはなんでそこにいったの? と。
「確かに……なぁ、なんでミントは砂漠にいったんだ?」
「そ、そ、それはあれだよ! 僕も色々と疲れたしオアシスで少し癒されてから帰ろうかなーって……」
なるほど、つまりは寄り道ってことだ。色々言い訳しようにもすべて無理があるからな。
「よし、それじゃ案内は頼んだ」
「僕これから帰るんだけどッ!?」
「いいのか? 中途半端に遅く帰るとライムに寄り道がばれるぞ」
「うっ……」
「俺を連れていってくれれば遅くなった理由にするにも十分だし、もう一度オアシスにだっていける。いっそ小旅行感覚で俺たちと一緒に行動したほうが得だと思うんだけどなー」
「………………し、仕方ないなぁ。君がどうしてもっていうなら案内するよ」
よし、ミントの説得完了。俺はみんなに事情を説明し急いで旅支度を済ませた。
「何度もいうがお主には本当に世話になった」
「うん、本当にありがとう」
「友よ、またどこかで会ったときは話を聞かせてくれ。それまで元気でな」
「俺も皆さんにはお世話になりました。また、必ず会いましょう!」
散々お礼も言われていたし一通り簡単な挨拶が終わるとリビアが俺の前に歩いてくる。
「次会ったときはどっちが上か勝負よ」
リビアはそれだけいうと俺に握手を求めてきた。これは鍛冶師として兄弟子への挑戦状だな……。
ナイフ一本しか製作経験のない俺に勝負を挑むとはいい度胸だ。勝負にならない勝負になっても知らないぞ。
「楽しみにしてるよ、師匠にもよろしくな」
最後にみんなへ一礼し、ルークの元へいくとミントは背中に乗っている。どうやら今回はルークの背に乗って移動したいようだ。ルークも嬉しそうだし道案内だけしてくれればいいか。
「待たせたな、いこう」
「クゥ!」
「それじゃよろしくねー」
ミントの指示する方向へとルークが走っていく。そのまま俺たちはいくつかの山を越え陽も沈みかけた頃、徐々に枯れた大地が見え始めてくる。
「そろそろ砂漠地帯か。とりあえず今日はここで休もう」
「君、体力ありすぎない……?」
「気にするな、それにしてもこんな遠くまでよく来たもんだ」
「僕だってたまには一人になりたいときがあるのさ」
「まぁ、おかげで手掛かりは得られたから感謝してるよ」
野宿の準備をすると夕飯を食べ一夜を過ごす。翌朝、砂漠地帯を進み続けると町が見え奥には大きな神殿が見えていた。
「さて僕はもう一度オアシスにいってくるよ」
「せっかくだし俺もみたいから案内してくれ」
ミントについていき神殿から少し離れた場所にいくと、そこには綺麗なオアシスがあった。だが男たちが武器を持って立っており、奥では女性たちが目隠しするように布を広げていた。
「おい、誰かいるみたいだぞ」
「なんだあいつら……僕のオアシスを占領して!」
そういってミントは男たちの元へ飛んでいく。何か言い争っているようだが……あ、武器を突き付けられてる。いったほうがよさそうだな。
「あの、どうかしたんですか」
「むッ!? 貴様もこの悪魔の手先か!」
「いや、知り合い程度ですけど」
「悪魔とは失礼な! 僕からすればあんたらのほうがよっぽど悪魔だ!」
言い争いを始める二人をなだめ男性に何があったか事情を聞いてみる。
「今は救いの魔女様が水浴び中だ。誰一人近づくことは許さん」
「なんだよそれ!」
「王子様が決めたことだ、誰一人口答えすることは許さん。捕まりたくなければ早々に立ち去れ!」
「ミント、ここはいったん引き下がろう」
「ぬ~~…………」
いったん町に戻ると辺りでは店が開き賑わっていた。ミントは人混みは嫌だと言って姿を消したが近くにはいるらしい。
さて、まずこんなときは情報収集だな。俺は近くにあった果物を売っている店にいく。
「いらっしゃい! お、旅の方かい。若いのに大変だねぇ」
「相棒もいるから楽しんでますよ」
「ククゥ」
「おや、テイマーか、しかもリザード種とは大したもんだ」
「ありがとうございます。ところでこの町に救いの魔女が現れたって噂を耳にしたのですが」
その言葉を聞いた店主は驚き、周りを確認すると俺に顔を近づけた。
「少年、その話はあまり喋らん方がいい……」
「どうしても知りたいんですよ。おじさん、ここでおすすめの果物は?」
「……おすすめはこいつだな! ココヤッシといって甘く瑞々しい果汁がたまらん。栄養満点で癖もないぞ」
「それ、三つください。あ、一つはすぐ飲むので切ってください」
「毎度あり!」
お金を渡し果物を受け取る。二つはルークの鞄にしまい、残る一つは店主がその場で切ると草の茎のようなものをつける。どうやら中が空洞でストローみたいに吸えるらしい。そして受け取る間際、店主が小さく教えてくれた。
「詳しく知りたきゃ夜にあそこの店へいけ…………中の奴にチップはいくらだと聞けばいい」
「おっちゃんありがとう、また寄らせてもらうよ」
夜まではまだ時間もあるしこの辺で宿を探すか。できればルークも一緒に入れておきたい。
そして設備が最低限の簡易的な宿を見つけ、やる気のなさそうな店主に一人分多めに料金を出すとルークも中にいれることができた。
砂漠まで旅をして至れり尽くせりの宿屋っていうのも変だしな、たまにはこういうのもいいだろう。部屋に入るとミントが姿を現す。
「うへ~汚い部屋」
「人間には十分なんだよ」
「ちょっと待ってよ」
ミントはそういうと魔法を唱える。窓から風が吹き荒れ、部屋の中の埃や汚れを取っていく。
「よし、これで少しはマシでしょ」
「お~さすがだな」
「それより、さっきの果物美味そうだったんだけど」
「そうだった」
俺はルークの鞄から二つ取り出し、ココヤッシを並べあることに気づく。
「……どうやって切ろう」
さすがにヤバい剣を出して切るわけにもいかない、ルークに噛み砕かせるか? いや、爪でうまく切って……切らずに粉砕しそうな気がする。
「も~これくらい俺がやるよ、どいて」
ミントが手短に魔法を使い果物の上だけを綺麗に切ってみせる。簡単そうにやってるけど相当繊細なんだろうな。
「これを使ってみるといい、飲みやすいぞ」
「お~これが人間の飲み方か」
ミントはストローで、ルークはそのまま舐め始めた。
「ん~美味しい」
「クゥ~」
「ところで、ミントはこれからどうするつもりだ?」
「ん~……オアシスを独占されてるのも気にくわないし、どうせ帰ってもまたこき使われそうだし……もう少し様子をみてみるよ」
戻ってライムにどやされるよりこっちにいたほうが楽ということだな。まぁ言い訳できる分、まだマシには……ライム相手になるのだろうか。とにかく、ミントがいてくれるなら心強い。
「ミントの力を貸してもらえるなんて大助かりだ」
「あんまり無理は言わないでくれよ~僕は繊細なんだから」
「ククゥ~」
「そうだな、ミントはやるときはやるから大丈夫」
聞こえないフリをしたミントは果物を抱え直すとストローで飲み始める。しばらくのんびり時間を過ごすと夜になったため、先に夕食をすませ言われた店へと向かう。
今回、ルークには悪いが留守番してもらい、ミントに姿を消してついてきてもらうことにした。店の中に入ると酒飲みたちで賑わっている。
「坊主、ここに何の用だ」
「ちょっと聞きたいことがあって……チップはいくらです?」
「何を言ってやがる。ここは酒飲みが来る場所だ」
「そうですね、だからチップはいくらなのかなって」
「…………注文があるなら上の席で待ってな」
案内され二階に行くと机が置いてあり、しばらくすると男性がやってくる。
「若い客だな……で、知りてぇことはなんだ?」
「なんでも現れたのは最近のことらしいよ。もしかしたらって思って」
「救いの魔女か……情報をありがとう」
「クゥー?」
なんとなく気になったことがあったのかルークが俺に意志を伝えてくる。ミントはなんでそこにいったの? と。
「確かに……なぁ、なんでミントは砂漠にいったんだ?」
「そ、そ、それはあれだよ! 僕も色々と疲れたしオアシスで少し癒されてから帰ろうかなーって……」
なるほど、つまりは寄り道ってことだ。色々言い訳しようにもすべて無理があるからな。
「よし、それじゃ案内は頼んだ」
「僕これから帰るんだけどッ!?」
「いいのか? 中途半端に遅く帰るとライムに寄り道がばれるぞ」
「うっ……」
「俺を連れていってくれれば遅くなった理由にするにも十分だし、もう一度オアシスにだっていける。いっそ小旅行感覚で俺たちと一緒に行動したほうが得だと思うんだけどなー」
「………………し、仕方ないなぁ。君がどうしてもっていうなら案内するよ」
よし、ミントの説得完了。俺はみんなに事情を説明し急いで旅支度を済ませた。
「何度もいうがお主には本当に世話になった」
「うん、本当にありがとう」
「友よ、またどこかで会ったときは話を聞かせてくれ。それまで元気でな」
「俺も皆さんにはお世話になりました。また、必ず会いましょう!」
散々お礼も言われていたし一通り簡単な挨拶が終わるとリビアが俺の前に歩いてくる。
「次会ったときはどっちが上か勝負よ」
リビアはそれだけいうと俺に握手を求めてきた。これは鍛冶師として兄弟子への挑戦状だな……。
ナイフ一本しか製作経験のない俺に勝負を挑むとはいい度胸だ。勝負にならない勝負になっても知らないぞ。
「楽しみにしてるよ、師匠にもよろしくな」
最後にみんなへ一礼し、ルークの元へいくとミントは背中に乗っている。どうやら今回はルークの背に乗って移動したいようだ。ルークも嬉しそうだし道案内だけしてくれればいいか。
「待たせたな、いこう」
「クゥ!」
「それじゃよろしくねー」
ミントの指示する方向へとルークが走っていく。そのまま俺たちはいくつかの山を越え陽も沈みかけた頃、徐々に枯れた大地が見え始めてくる。
「そろそろ砂漠地帯か。とりあえず今日はここで休もう」
「君、体力ありすぎない……?」
「気にするな、それにしてもこんな遠くまでよく来たもんだ」
「僕だってたまには一人になりたいときがあるのさ」
「まぁ、おかげで手掛かりは得られたから感謝してるよ」
野宿の準備をすると夕飯を食べ一夜を過ごす。翌朝、砂漠地帯を進み続けると町が見え奥には大きな神殿が見えていた。
「さて僕はもう一度オアシスにいってくるよ」
「せっかくだし俺もみたいから案内してくれ」
ミントについていき神殿から少し離れた場所にいくと、そこには綺麗なオアシスがあった。だが男たちが武器を持って立っており、奥では女性たちが目隠しするように布を広げていた。
「おい、誰かいるみたいだぞ」
「なんだあいつら……僕のオアシスを占領して!」
そういってミントは男たちの元へ飛んでいく。何か言い争っているようだが……あ、武器を突き付けられてる。いったほうがよさそうだな。
「あの、どうかしたんですか」
「むッ!? 貴様もこの悪魔の手先か!」
「いや、知り合い程度ですけど」
「悪魔とは失礼な! 僕からすればあんたらのほうがよっぽど悪魔だ!」
言い争いを始める二人をなだめ男性に何があったか事情を聞いてみる。
「今は救いの魔女様が水浴び中だ。誰一人近づくことは許さん」
「なんだよそれ!」
「王子様が決めたことだ、誰一人口答えすることは許さん。捕まりたくなければ早々に立ち去れ!」
「ミント、ここはいったん引き下がろう」
「ぬ~~…………」
いったん町に戻ると辺りでは店が開き賑わっていた。ミントは人混みは嫌だと言って姿を消したが近くにはいるらしい。
さて、まずこんなときは情報収集だな。俺は近くにあった果物を売っている店にいく。
「いらっしゃい! お、旅の方かい。若いのに大変だねぇ」
「相棒もいるから楽しんでますよ」
「ククゥ」
「おや、テイマーか、しかもリザード種とは大したもんだ」
「ありがとうございます。ところでこの町に救いの魔女が現れたって噂を耳にしたのですが」
その言葉を聞いた店主は驚き、周りを確認すると俺に顔を近づけた。
「少年、その話はあまり喋らん方がいい……」
「どうしても知りたいんですよ。おじさん、ここでおすすめの果物は?」
「……おすすめはこいつだな! ココヤッシといって甘く瑞々しい果汁がたまらん。栄養満点で癖もないぞ」
「それ、三つください。あ、一つはすぐ飲むので切ってください」
「毎度あり!」
お金を渡し果物を受け取る。二つはルークの鞄にしまい、残る一つは店主がその場で切ると草の茎のようなものをつける。どうやら中が空洞でストローみたいに吸えるらしい。そして受け取る間際、店主が小さく教えてくれた。
「詳しく知りたきゃ夜にあそこの店へいけ…………中の奴にチップはいくらだと聞けばいい」
「おっちゃんありがとう、また寄らせてもらうよ」
夜まではまだ時間もあるしこの辺で宿を探すか。できればルークも一緒に入れておきたい。
そして設備が最低限の簡易的な宿を見つけ、やる気のなさそうな店主に一人分多めに料金を出すとルークも中にいれることができた。
砂漠まで旅をして至れり尽くせりの宿屋っていうのも変だしな、たまにはこういうのもいいだろう。部屋に入るとミントが姿を現す。
「うへ~汚い部屋」
「人間には十分なんだよ」
「ちょっと待ってよ」
ミントはそういうと魔法を唱える。窓から風が吹き荒れ、部屋の中の埃や汚れを取っていく。
「よし、これで少しはマシでしょ」
「お~さすがだな」
「それより、さっきの果物美味そうだったんだけど」
「そうだった」
俺はルークの鞄から二つ取り出し、ココヤッシを並べあることに気づく。
「……どうやって切ろう」
さすがにヤバい剣を出して切るわけにもいかない、ルークに噛み砕かせるか? いや、爪でうまく切って……切らずに粉砕しそうな気がする。
「も~これくらい俺がやるよ、どいて」
ミントが手短に魔法を使い果物の上だけを綺麗に切ってみせる。簡単そうにやってるけど相当繊細なんだろうな。
「これを使ってみるといい、飲みやすいぞ」
「お~これが人間の飲み方か」
ミントはストローで、ルークはそのまま舐め始めた。
「ん~美味しい」
「クゥ~」
「ところで、ミントはこれからどうするつもりだ?」
「ん~……オアシスを独占されてるのも気にくわないし、どうせ帰ってもまたこき使われそうだし……もう少し様子をみてみるよ」
戻ってライムにどやされるよりこっちにいたほうが楽ということだな。まぁ言い訳できる分、まだマシには……ライム相手になるのだろうか。とにかく、ミントがいてくれるなら心強い。
「ミントの力を貸してもらえるなんて大助かりだ」
「あんまり無理は言わないでくれよ~僕は繊細なんだから」
「ククゥ~」
「そうだな、ミントはやるときはやるから大丈夫」
聞こえないフリをしたミントは果物を抱え直すとストローで飲み始める。しばらくのんびり時間を過ごすと夜になったため、先に夕食をすませ言われた店へと向かう。
今回、ルークには悪いが留守番してもらい、ミントに姿を消してついてきてもらうことにした。店の中に入ると酒飲みたちで賑わっている。
「坊主、ここに何の用だ」
「ちょっと聞きたいことがあって……チップはいくらです?」
「何を言ってやがる。ここは酒飲みが来る場所だ」
「そうですね、だからチップはいくらなのかなって」
「…………注文があるなら上の席で待ってな」
案内され二階に行くと机が置いてあり、しばらくすると男性がやってくる。
「若い客だな……で、知りてぇことはなんだ?」
0
お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
あの日、さようならと言って微笑んだ彼女を僕は一生忘れることはないだろう
まるまる⭐️
恋愛
僕に向かって微笑みながら「さようなら」と告げた彼女は、そのままゆっくりと自身の体重を後ろへと移動し、バルコニーから落ちていった‥
*****
僕と彼女は幼い頃からの婚約者だった。
僕は彼女がずっと、僕を支えるために努力してくれていたのを知っていたのに‥
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
異世界に来たからといってヒロインとは限らない
あろまりん
ファンタジー
※ようやく修正終わりました!加筆&纏めたため、26~50までは欠番とします(笑)これ以降の番号振り直すなんて無理!
ごめんなさい、変な番号降ってますが、内容は繋がってますから許してください!!!※
ファンタジー小説大賞結果発表!!!
\9位/ ٩( 'ω' )و \奨励賞/
(嬉しかったので自慢します)
書籍化は考えていま…いな…してみたく…したいな…(ゲフンゲフン)
変わらず応援して頂ければと思います。よろしくお願いします!
(誰かイラスト化してくれる人いませんか?)←他力本願
※誤字脱字報告につきましては、返信等一切しませんのでご了承ください。しかるべき時期に手直しいたします。
* * *
やってきました、異世界。
学生の頃は楽しく読みました、ラノベ。
いえ、今でも懐かしく読んでます。
好きですよ?異世界転移&転生モノ。
だからといって自分もそうなるなんて考えませんよね?
『ラッキー』と思うか『アンラッキー』と思うか。
実際来てみれば、乙女ゲームもかくやと思う世界。
でもね、誰もがヒロインになる訳じゃないんですよ、ホント。
モブキャラの方が楽しみは多いかもしれないよ?
帰る方法を探して四苦八苦?
はてさて帰る事ができるかな…
アラフォー女のドタバタ劇…?かな…?
***********************
基本、ノリと勢いで書いてます。
どこかで見たような展開かも知れません。
暇つぶしに書いている作品なので、多くは望まないでくださると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる