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 「だって、由人がわるいんだよ? 今日もここでちょっとあいつと仲よさげにしてたじゃん。だからちょっとおしおきね。ほら、もっと鳴いていいよ。俺しかきいてないから」
「んぅっ……も、もう、やめてください……」
「じゃあキスしてくれたらやめてあげる」
「……い、いやです……んむっ!」
ちゅぅっとまた唇を奪われてしまう。でも、昨日とは違って激しいキスじゃなかった。代わりにゆっくりと舌を絡ませられる。そしてそのまま、どんどんと深くなっていく。
「んっ……んちゅ……はぁ」
「……あぁ、かわいい。もう俺なしじゃいられないよね?」
「そ、そんなことありません……!」
僕は慌てて首を振る。そうだ、こんなので屈してたまるものか!
「ふーん。じゃあまだまだ続けちゃお」
またキスをされる。今度はさっきよりも激しくて少し怖かったけど、次第に気持ちよくなってきちゃった。どうしてだろう? こんなやつのことなんか嫌いなのに、どうしてこんなに感じてしまうんだろう?「どう? 気持ちいい?」
「……っ、気持ちよくなんか」
「でも由人、乳首勃ってるよ。それにここも……キスだけでこんなになっちゃったんだ。かわいいなぁ……」
僕のズボンを下ろすとパンツにシミが出来ていた。こんなのは生理現象だ! 僕は決して興奮してなんかいない!
「あ、あの……もうやめて下さい」
「えー? もう終わりにするの? まだ始めたばかりなのに?」
「だって、これ以上はだめです……」
「でもほら、体は正直だよね」
「あっ……あぁっ!」
僕のそれを優しく撫でられる。それだけで腰が浮いてしまうほど感じてしまう。こんなのはおかしい!
「ねぇ由人、俺にされるのとあいつにされるのどっちが気持ちいい?」
「そ、そんなこと……」
「正直に言ってごらん? それとももっとしてほしい?」
「……っ! いやぁっ」
もう我慢できなかった。僕は思わず彼の手を振り払っていた。すると彼は一瞬悲しそうな顔をした後、すぐにいつもの笑顔に戻った。「ごめん、冗談だよ。怖がらせちゃったね」
「あ……ごめんなさい」
思わず謝ってしまったけど、こいつは本当は悪いやつなんだ! 僕は騙されないぞ!「ううん、いいんだよ。それよりさ、俺由人のこともっと気持ちよくしてあげたいなって思うんだけど……どうかな?」
「い、いやです……」
「そっかぁ。じゃあ仕方ないね」
彼はあっさりと引き下がってくれたのでホッとしたのもつかの間だった。次の瞬間、信じられない言葉が飛び出したのだ。「じゃああいつとどっちが気持ちいいか、比べっこしようよ」
「……は?」
一瞬何を言ってるのか理解できなかった。比べっこ? 一体なにを競わせるつもりなんだろう?「ほら、俺のも気持ちよくしてよ」
そう言って彼はズボンを下ろし始めた。目の前に現れたものの大きさに思わず息を飲む。こんな大きいの、入るわけない……!「む、むりです……」
「大丈夫だよ。ゆっくり慣らしてあげれば入るから」
彼は僕の手を掴むとそれを握らせた。熱くてビクビクしている。これをどうすればいいんだろう? 戸惑っていると、彼は優しく髪を撫でてくれた。「大丈夫、俺の言うとおりにすればきっと気持ちよくなれるから」
僕は恐る恐るそれに触れた。先端から透明な液体が溢れているのが見える。少し触れただけなのにビクンと脈打ったような気がした。「そう、そのまま動かしてみて」
言われるがままに手を上下に動かすと、それはさらに大きさを増していく。どんどん硬くなっていき、熱くなっていくのを感じた。そしてついには僕の手に収まらないほど大きくなっていた。「すごい……こんなに……」
「由人の手、気持ちいいよ。もっと強く握ってみて」
言われた通りに強く握ると、それはさらに大きくなったような気がした。そして同時に先端から透明な液体がどんどん溢れてくる。それを潤滑油にしてさらに激しく動かすと、彼は切なげに吐息を漏らした。その声を聞くたびに僕の体も熱くなるような感覚に襲われた。「はぁ……っ、由人、もう出そうだ」「え……?」
次の瞬間には大量の白いものが飛び散っていた。それは僕の顔にかかり、頬を伝っていく。「ご、ごめん! すぐに拭くから!」
彼は慌ててタオルを取り出すと僕の顔を拭いてくれた。でも僕はそれどころじゃなかった。だって、こんなに出るってことは……。「由人? どうしたの?」「い、いえ! なんでもありません!」僕は慌てて首を振った。ダメだダメだ! こんなこと考えちゃいけないんだ!すると彼が不意に顔を近づけてきたので思わず後ずさってしまった。しかし彼は構わず近づいてくると耳元で囁くように言ったのだ。「ねぇ由人、俺のも気持ちよくしてくれるよね?」
「え……?」
次の瞬間にはベッドに組み敷かれていた。そしてそのままズボンを下ろされる。「や、やめてください……!」
抵抗しようとするが力が入らない。その間にも下着まで脱がされてしまった。露わになったそれを彼はじっと見つめている。「由人のこれ……かわいい」
そう言うと彼は僕のものを口に含んだ。その瞬間全身に電流が走ったような感覚に襲われた。今まで感じたことのない快感だった。思わず声が出そうになるが必死に我慢した。しかし彼は容赦なく責め立てる。裏筋を舐め上げ、先端を強く吸われるたびに体がビクンと跳ねる。「あぁっ……! やぁっ……!」
だめだ……もう我慢できない! そう思った瞬間だった。突然口を離されてしまったのだ。どうしてやめてしまうんだろう?不思議に思っていると彼はクスッと笑った。そして今度は僕自身ではなくお尻の穴に指を這わせてきたのである。「ひっ!? あ、あのっ、そこは違くないですか!?」「え? なんで?」
彼はきょとんとした顔をしている。まさか本気で言ってるんだろうか?「由人はここで感じるんだよ?」
「そんなわけ……」
反論しようとするが、彼は構わず穴の中に指を入れてきた。異物感に思わず顔をしかめる。しかしそれも最初だけだった。ある一点を掠められた瞬間、全身に電流が流れたような感覚に襲われたのだ。あまりの衝撃に言葉が出ない。まさかそんなところで感じるなんて……信じられない!「ここが気持ちいいんだね」「ち、違いますっ……!」僕は慌てて否定するが説得力はないようだ。むしろ墓穴を掘った形になってしまったようで余計に笑われてしまった。「大丈夫だよ、俺に任せておけばいいから」
彼はそう言うと再び僕のものを口に含んだ。今度はさっきよりも激しく責め立てられる。それと同時にお尻の穴も指で責められ続けた結果、ついに限界を迎えた。ビクビクと体が痙攣し、頭が真っ白になるほどの快感が押し寄せてきたのだ。そして僕はそのまま果ててしまった……
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