121 / 121
放課後
しおりを挟む
――数十年後――
――旧アルフレド王国、現ロンダキア王国・王都――
■ ◆ ■ ◆
「大変です、陛下!」
寝起きの私の寝室に、オーギュスが転がり込んできた。
「何だ、朝っぱらから」
「魔法神アリス信者たちが、今朝、夢で託宣を受けたとの報が全国から上がっておりまして!」
魔法神アリスと言えば、東王国で言うところの魔法神アリソン。
東王国の先王であり、お師匠様――アリス・アインスの生みの親でもある。
「ふぅむ……? で、託宣とやらの内容は?」
「そ、それが……報によって若干の表現の揺れはありますが、概ね次の通りです。『今日から魔法神がアリスからエリスに代わるから、よろしくね』」
「はぁ?」
「そして実際、魔法神の信徒のステータス【称号】が、『魔法神アリスの信徒』から『魔法神エリスの信徒』に変わった。との報告も併せてございます」
「【称号】は偽れんからなぁ。お前の【称号】も、相変わらず私の奴隷のままであるし」
「陛下……こうやって数十年、献身的に仕えて参ったのです。そろそろ奴隷の身分から解放して頂けませんか……?」
「ふぅん? そうして今度は、王都の川に糞を放り込むつもりかな? それはそうと、東王国の方はどうなっている? 主神が変わったのだ。何か知らせはないのか?」
「それが、どのホットラインに繋げても『いまはそれどころじゃないから後で』といった具合で」
「【無制限収納空間】」
私は東王国全土を『世界』で覆いつくし、【目録】で中身を確認する。
『世界』はすぐに解除する。なにしろ『世界』の内側は時が止まってしまうから。
「見たところ陛下も四天王もお変わりないようだった。引き続き情報収集に当たれ」
「御意!」
■ ◆ ■ ◆
昼下がりのお茶の時間。
ノティア、シャーロッテ以下妻たちと一緒に中庭でお茶を飲んでいたそのときに。
「君が『クリス君』かな?」
そいつは、急に現れた。
目深にフードを被った人間。
何の前触れも先触れもなく、厳重な警備の敷かれている中庭に、突如として。
この空間は【瞬間移動】が封じられているはずなのに!
「【無制限収納空間】ッ!!」
咄嗟にそいつを【収納】しようとして、
――バチンッ!!
なんてこと……抵抗された!
神技にも等しいスキルレベル10の【無制限収納空間】が、だぞ!?
「悪いね、クリス君。こちとら元・神サマなんだよ」
そいつがフードを外す。
出てきたのは、金髪碧眼の、見まごうはずもない、この数十年間、結局忘れることのできなかった顔――…
「お師匠様ッ!?」
「の、マスターだよ。どうも初めまして。アリス・アリソン・フォン・ロンダキア・ルキフェル14世です」
お師匠様――いや、先王アリソンがフードとローブを【収納】すると、その下からは優美なドレス姿が現れて、
「この度、もっかい魔王になることが決まってね。隣の国の王様に、こうして挨拶に来たってわけだよ」
完璧な姿勢で、カーテシーの礼を取った。
■ ◆ ■ ◆
アリス様――もとい、ルキフェル国王陛下のお話は、それはもう荒唐無稽なものだった。
「んで魔法神マギノスぬっ殺したらさ、ゼニス様が『アリスちゃんが魔法神やりなさい! でないと世界が滅びます!』とか言うんだもの。で、いざ神様になったら自我も記憶も全部ぜぇ~んぶぶっとんじゃって。あ、お茶のお替りもらっていい? 悪いね、お妃さまに給仕なんてさせちゃって」
「い、いえ……わたくしはその、昔から料理が好きでして」
シャーロッテが恐縮しきりって感じでペコペコしてる。
「へぇ? もしかしてこの焼き菓子も?」
「あ、はい! わたくしが」
「うめぇじゃん!」
「あ、ありがとうございます……」
「んで、気がついたら数千年よ、数千年。愛娘のエリスが私をぶっ殺してくれなきゃ、もっともっと経ってただろうね。
……ここに来る前に、色々聞いたよ。悪かったね、キミにもいろいろつらい思いをさせてしまった。アルフレド王国があんなんになっちゃったのも、ルキフェル王国が荒廃したのも、元を正せば私の所為だ」
「そ、そんなことは――…」
数十年前、まだ【無制限収納空間】の使い方を知らなかった、お師匠様に会う前のあのころ……100パーティー目から追放されて、『アリソン様さえいなかったなら』って思ってしまったことを思い出す。
「ああ~……なるほど。【収納空間】使いからすりゃ、そうだよねぇ。自分の唯一の強味たる【収納空間】がゴミスキル扱いされるのは、ツライだろうと思うよ」
――え? あれ? いま私、口に出してた?
「んぉ? あーごめんごめん、神歴長かったからさ私、無意識に読んじゃうわけ。悪気はないんだけど……ごめんね」
読むって……あぁ、心を。
ま、まぁ……神様だからなぁ。
にしても、そんな神であるアリス陛下を殺すとか、エリス様というのも本当にバケモノだな。
「そうそう、エリスってば大きくなっちゃっててさぁ! まぁそりゃ数千年も経てば大きくもなるか。あ、エリスは私からカンストMPを受け継いでるから、寿命もカンストしてるんだよ。にしても生まれてずっとレベリングに明け暮れるとか頭おかしいわあの子。さすがわ私の娘だね。レベリングスキーは遺伝する!!」
「は、はぁ……」
ひとり娘のエリス様がアリス陛下を殺害して魔法神の縛りから解放させたのちに蘇らせ、自らが魔法神になったという話で、つまりエリス様は人間としては死んでしまったわけなんだけれど、アリス陛下に悲しむ様子はない。
「ん? あぁ、エリスのことなら気にするほどのことではないよ」
またも私の心を読んだらしい陛下が、手をひらひらさせながら仰る。
「私もこれから数千年くらいこっちで暴れ回ったら、がっつり修行し直してエリスぶっ殺して魔法神の座を取り戻すつもりだからね。エリスと私で数千年おきくらいに魔法神を担当するのもいいかも」
…………ぶっ飛んでる、と思った。
大陸全土を【収納】可能な私も大概に人外だが、陛下は能力も発想も何もかもがぶっ飛んでいる。
「にしても、クリス王国、とかにしなかったんだね」
今度は話題が、この国の名前のことになった。
「それは、まぁ」
『アルフレド』の名は消し去ってもいいと思ったが、お師匠様の名である『ロンダキア』は消したくなかった。
「ロンダキア、には思い入れがありますから」
「なるほど。アインスちゃん、愛されてたんだねぇ」
アリス陛下がニンマリと微笑み、
「というわけで、真打登場!!」
パンっと手を叩く。
すると私のそばに、ひとりの女性が現れた。
金髪碧眼。
着慣れた感じの旅装に身を包み、実は着痩せするタイプだった女性。
大きな三角帽子を、恥じ入るように目深にかぶっている。
「アリス・アインスちゃんだ!! 一度は私の中に統合されたけど、この通り、分離可能ってわけだよ」
「あ、あ~。その、久しぶりさね……バカ弟子」
お師匠様が、お師匠様が喋った。
その声はアリス陛下とまったく同じもののはずなのに、信じられないほど懐かしくて。
年甲斐もなく、泣いてしまった。
■ ◆ ■ ◆
「ってことでアインスちゃん、命令だよ。クリス君の寿命が尽きるまで、お話し相手になってあげなさい。もし気が変わって人間の体が欲しくなったらいつでも言ってね」
アリス陛下が、これまたとんでもないことをさらりと言う。
「御意」
お師匠様が、陛下に対して恭しく礼をする。
その姿からは、陛下――お師匠様曰く『マスター』――に対する、深い深い親愛の念が感じられる。
そんなお師匠様がこちらを向いて、
「と、言うわけさね、バカ弟子。何十年前だったかに言った、『お前さんが死ぬまで可愛がってやろう』って約束が守れそうでほっとしているよ。図らずもあのときの言葉通り、アルフレド王国だった土地での生活になるわけだしねぇ」
「アリスさんッ!!」
ノティアがバンッとテーブルを叩きながら立ち上がり、
「クリス君の夜の相手は渡しませんわよ!?」
何とも怖いことを言う。
ノティアはエルフで魔力が多く、ひとりだけ寿命が長いからって、いつまで経ってもお盛んなんだよね……。
「あぁ、心配しなさんな。何度も言ってる通り、儂ゃ異性としてのクリスには興味がない――というか、異性そのものに興味がないからね。さて、クリス――いや、国王陛下様、かな?」
お師匠様がローブの裾を持ち上げ、カーテシーの礼を取って見せる。
「改めて、よろしくさね」
私も立ち上がり、貴族の礼を取る。
「ええ――…ええ! よろしくお願いします、お師匠様!!」
そうしてふたりで、笑い合った。
***********************
『アイテムボックス無双』、これにて完結です。
最後までお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました!!
――旧アルフレド王国、現ロンダキア王国・王都――
■ ◆ ■ ◆
「大変です、陛下!」
寝起きの私の寝室に、オーギュスが転がり込んできた。
「何だ、朝っぱらから」
「魔法神アリス信者たちが、今朝、夢で託宣を受けたとの報が全国から上がっておりまして!」
魔法神アリスと言えば、東王国で言うところの魔法神アリソン。
東王国の先王であり、お師匠様――アリス・アインスの生みの親でもある。
「ふぅむ……? で、託宣とやらの内容は?」
「そ、それが……報によって若干の表現の揺れはありますが、概ね次の通りです。『今日から魔法神がアリスからエリスに代わるから、よろしくね』」
「はぁ?」
「そして実際、魔法神の信徒のステータス【称号】が、『魔法神アリスの信徒』から『魔法神エリスの信徒』に変わった。との報告も併せてございます」
「【称号】は偽れんからなぁ。お前の【称号】も、相変わらず私の奴隷のままであるし」
「陛下……こうやって数十年、献身的に仕えて参ったのです。そろそろ奴隷の身分から解放して頂けませんか……?」
「ふぅん? そうして今度は、王都の川に糞を放り込むつもりかな? それはそうと、東王国の方はどうなっている? 主神が変わったのだ。何か知らせはないのか?」
「それが、どのホットラインに繋げても『いまはそれどころじゃないから後で』といった具合で」
「【無制限収納空間】」
私は東王国全土を『世界』で覆いつくし、【目録】で中身を確認する。
『世界』はすぐに解除する。なにしろ『世界』の内側は時が止まってしまうから。
「見たところ陛下も四天王もお変わりないようだった。引き続き情報収集に当たれ」
「御意!」
■ ◆ ■ ◆
昼下がりのお茶の時間。
ノティア、シャーロッテ以下妻たちと一緒に中庭でお茶を飲んでいたそのときに。
「君が『クリス君』かな?」
そいつは、急に現れた。
目深にフードを被った人間。
何の前触れも先触れもなく、厳重な警備の敷かれている中庭に、突如として。
この空間は【瞬間移動】が封じられているはずなのに!
「【無制限収納空間】ッ!!」
咄嗟にそいつを【収納】しようとして、
――バチンッ!!
なんてこと……抵抗された!
神技にも等しいスキルレベル10の【無制限収納空間】が、だぞ!?
「悪いね、クリス君。こちとら元・神サマなんだよ」
そいつがフードを外す。
出てきたのは、金髪碧眼の、見まごうはずもない、この数十年間、結局忘れることのできなかった顔――…
「お師匠様ッ!?」
「の、マスターだよ。どうも初めまして。アリス・アリソン・フォン・ロンダキア・ルキフェル14世です」
お師匠様――いや、先王アリソンがフードとローブを【収納】すると、その下からは優美なドレス姿が現れて、
「この度、もっかい魔王になることが決まってね。隣の国の王様に、こうして挨拶に来たってわけだよ」
完璧な姿勢で、カーテシーの礼を取った。
■ ◆ ■ ◆
アリス様――もとい、ルキフェル国王陛下のお話は、それはもう荒唐無稽なものだった。
「んで魔法神マギノスぬっ殺したらさ、ゼニス様が『アリスちゃんが魔法神やりなさい! でないと世界が滅びます!』とか言うんだもの。で、いざ神様になったら自我も記憶も全部ぜぇ~んぶぶっとんじゃって。あ、お茶のお替りもらっていい? 悪いね、お妃さまに給仕なんてさせちゃって」
「い、いえ……わたくしはその、昔から料理が好きでして」
シャーロッテが恐縮しきりって感じでペコペコしてる。
「へぇ? もしかしてこの焼き菓子も?」
「あ、はい! わたくしが」
「うめぇじゃん!」
「あ、ありがとうございます……」
「んで、気がついたら数千年よ、数千年。愛娘のエリスが私をぶっ殺してくれなきゃ、もっともっと経ってただろうね。
……ここに来る前に、色々聞いたよ。悪かったね、キミにもいろいろつらい思いをさせてしまった。アルフレド王国があんなんになっちゃったのも、ルキフェル王国が荒廃したのも、元を正せば私の所為だ」
「そ、そんなことは――…」
数十年前、まだ【無制限収納空間】の使い方を知らなかった、お師匠様に会う前のあのころ……100パーティー目から追放されて、『アリソン様さえいなかったなら』って思ってしまったことを思い出す。
「ああ~……なるほど。【収納空間】使いからすりゃ、そうだよねぇ。自分の唯一の強味たる【収納空間】がゴミスキル扱いされるのは、ツライだろうと思うよ」
――え? あれ? いま私、口に出してた?
「んぉ? あーごめんごめん、神歴長かったからさ私、無意識に読んじゃうわけ。悪気はないんだけど……ごめんね」
読むって……あぁ、心を。
ま、まぁ……神様だからなぁ。
にしても、そんな神であるアリス陛下を殺すとか、エリス様というのも本当にバケモノだな。
「そうそう、エリスってば大きくなっちゃっててさぁ! まぁそりゃ数千年も経てば大きくもなるか。あ、エリスは私からカンストMPを受け継いでるから、寿命もカンストしてるんだよ。にしても生まれてずっとレベリングに明け暮れるとか頭おかしいわあの子。さすがわ私の娘だね。レベリングスキーは遺伝する!!」
「は、はぁ……」
ひとり娘のエリス様がアリス陛下を殺害して魔法神の縛りから解放させたのちに蘇らせ、自らが魔法神になったという話で、つまりエリス様は人間としては死んでしまったわけなんだけれど、アリス陛下に悲しむ様子はない。
「ん? あぁ、エリスのことなら気にするほどのことではないよ」
またも私の心を読んだらしい陛下が、手をひらひらさせながら仰る。
「私もこれから数千年くらいこっちで暴れ回ったら、がっつり修行し直してエリスぶっ殺して魔法神の座を取り戻すつもりだからね。エリスと私で数千年おきくらいに魔法神を担当するのもいいかも」
…………ぶっ飛んでる、と思った。
大陸全土を【収納】可能な私も大概に人外だが、陛下は能力も発想も何もかもがぶっ飛んでいる。
「にしても、クリス王国、とかにしなかったんだね」
今度は話題が、この国の名前のことになった。
「それは、まぁ」
『アルフレド』の名は消し去ってもいいと思ったが、お師匠様の名である『ロンダキア』は消したくなかった。
「ロンダキア、には思い入れがありますから」
「なるほど。アインスちゃん、愛されてたんだねぇ」
アリス陛下がニンマリと微笑み、
「というわけで、真打登場!!」
パンっと手を叩く。
すると私のそばに、ひとりの女性が現れた。
金髪碧眼。
着慣れた感じの旅装に身を包み、実は着痩せするタイプだった女性。
大きな三角帽子を、恥じ入るように目深にかぶっている。
「アリス・アインスちゃんだ!! 一度は私の中に統合されたけど、この通り、分離可能ってわけだよ」
「あ、あ~。その、久しぶりさね……バカ弟子」
お師匠様が、お師匠様が喋った。
その声はアリス陛下とまったく同じもののはずなのに、信じられないほど懐かしくて。
年甲斐もなく、泣いてしまった。
■ ◆ ■ ◆
「ってことでアインスちゃん、命令だよ。クリス君の寿命が尽きるまで、お話し相手になってあげなさい。もし気が変わって人間の体が欲しくなったらいつでも言ってね」
アリス陛下が、これまたとんでもないことをさらりと言う。
「御意」
お師匠様が、陛下に対して恭しく礼をする。
その姿からは、陛下――お師匠様曰く『マスター』――に対する、深い深い親愛の念が感じられる。
そんなお師匠様がこちらを向いて、
「と、言うわけさね、バカ弟子。何十年前だったかに言った、『お前さんが死ぬまで可愛がってやろう』って約束が守れそうでほっとしているよ。図らずもあのときの言葉通り、アルフレド王国だった土地での生活になるわけだしねぇ」
「アリスさんッ!!」
ノティアがバンッとテーブルを叩きながら立ち上がり、
「クリス君の夜の相手は渡しませんわよ!?」
何とも怖いことを言う。
ノティアはエルフで魔力が多く、ひとりだけ寿命が長いからって、いつまで経ってもお盛んなんだよね……。
「あぁ、心配しなさんな。何度も言ってる通り、儂ゃ異性としてのクリスには興味がない――というか、異性そのものに興味がないからね。さて、クリス――いや、国王陛下様、かな?」
お師匠様がローブの裾を持ち上げ、カーテシーの礼を取って見せる。
「改めて、よろしくさね」
私も立ち上がり、貴族の礼を取る。
「ええ――…ええ! よろしくお願いします、お師匠様!!」
そうしてふたりで、笑い合った。
***********************
『アイテムボックス無双』、これにて完結です。
最後までお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました!!
1
お気に入りに追加
225
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
ブリードスキル いじめられっこ覚醒! いじめられスキルで異世界でも怖くありません……
石のやっさん
ファンタジー
虐められ自殺までした僕が異世界転移......もう知らない。
主人公である竜崎聖夜はクラスで酷いイジメにあっていた。
その執拗なイジメに耐えかねて屋上から飛び降り自殺をした瞬間。
聖夜のクラスが光輝き女神イシュタスの元に召喚されてしまう。
話しを聞くと他の皆は既に異世界ルミナスに転移ずみ。
聖夜は自殺し、死んでいたので蘇生したぶん後になったのだと言う。
聖夜は異世界ルミナスに行きたくなかったが、転移魔法はクラス全員に掛かっているため、拒否できない。
しかも、自分のジョブやスキルは、クラスの情報でイシュタスが勝手に決めていた。
そのステータスに絶望したが……実は。
おもいつきで書き始めたので更新はゆっくりになるかも知れません。
いじめられっこ覚醒! いじめられスキルで異世界でも怖くありません……
からタイトルを『ブリードスキル いじめられっこ覚醒! いじめられスキルで異世界でも怖くありません……』に変更しました。
カクヨムコン9に出品予定でしたが、期間内に10万文字まで書けそうも無いのでカクヨムコン出品取り消しました。
ピコーン!と技を閃く無双の旅!〜クラス転移したけど、システム的に俺だけハブられてます〜
あけちともあき
ファンタジー
俺、多摩川奥野はクラスでも浮いた存在でボッチである。
クソなクラスごと異世界へ召喚されて早々に、俺だけステータス制じゃないことが発覚。
どんどん強くなる俺は、ふわっとした正義感の命じるままに世界を旅し、なんか英雄っぽいことをしていくのだ!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
Sランクパーティーから追放されたけど、ガチャ【レア確定】スキルが覚醒したので好き勝手に生きます!
遥 かずら
ファンタジー
ガチャスキルを持つアック・イスティは、倉庫番として生活をしていた。
しかし突如クビにされたうえ、町に訪れていたSランクパーティーたちによって、無理やり荷物持ちにされダンジョンへと連れて行かれてしまう。
勇者たちはガチャに必要な魔石を手に入れるため、ダンジョン最奥のワイバーンを倒し、ドロップした魔石でアックにガチャを引かせる。
しかしゴミアイテムばかりを出してしまったアックは、役立たずと罵倒され、勇者たちによって状態異常魔法をかけられた。
さらにはワイバーンを蘇生させ、アックを置き去りにしてしまう。
窮地に追い込まれたアックだったが、覚醒し、新たなガチャスキル【レア確定】を手に入れる。
ガチャで約束されたレアアイテム、武器、仲間を手に入れ、アックは富と力を得たことで好き勝手に生きて行くのだった。
【本編完結】【後日譚公開中】
※ドリコムメディア大賞中間通過作品※
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
女神のチョンボで異世界に召喚されてしまった。どうしてくれるんだよ?
よっしぃ
ファンタジー
僕の名前は 口田 士門くちた しもん。31歳独身。
転勤の為、新たな赴任地へ車で荷物を積んで移動中、妙な光を通過したと思ったら、気絶してた。目が覚めると何かを刎ねたのかフロントガラスは割れ、血だらけに。
吐き気がして外に出て、嘔吐してると化け物に襲われる…が、武器で殴られたにもかかわらず、服が傷ついたけど、ダメージがない。怖くて化け物を突き飛ばすと何故かスプラッターに。
そして何か画面が出てくるけど、読めない。
さらに現地の人が現れるけど、言葉が理解できない。
何なんだ、ここは?そしてどうなってるんだ?
私は女神。
星系を管理しているんだけど、ちょっとしたミスで地球という星に居る勇者候補を召喚しようとしてミスっちゃって。
1人召喚するはずが、周りの建物ごと沢山の人を召喚しちゃってて。
さらに追い打ちをかけるように、取り消そうとしたら、召喚した場所が経験値100倍になっちゃってて、現地の魔物が召喚した人を殺しちゃって、あっという間に高レベルに。
これがさらに上司にばれちゃって大騒ぎに・・・・
これは女神のついうっかりから始まった、異世界召喚に巻き込まれた口田を中心とする物語。
旧題 女神のチョンボで大変な事に
誤字脱字等を修正、一部内容の変更及び加筆を行っています。また一度完結しましたが、完結前のはしょり過ぎた部分を新たに加え、執筆中です!
前回の作品は一度消しましたが、読みたいという要望が多いので、おさらいも含め、再び投稿します。
前回530話あたりまでで完結させていますが、8月6日現在約570話になってます。毎日1話執筆予定で、当面続きます。
アルファポリスで公開しなかった部分までは一気に公開していく予定です。
新たな部分は時間の都合で8月末あたりから公開できそうです。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
最難関ダンジョンで裏切られ切り捨てられたが、スキル【神眼】によってすべてを視ることが出来るようになった冒険者はざまぁする
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
【第15回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作】
僕のスキル【神眼】は隠しアイテムや隠し通路、隠しトラップを見破る力がある。
そんな元奴隷の僕をレオナルドたちは冒険者仲間に迎え入れてくれた。
でもダンジョン内でピンチになった時、彼らは僕を追放した。
死に追いやられた僕は世界樹の精に出会い、【神眼】のスキルを極限まで高めてもらう。
そして三年の修行を経て、僕は世界最強へと至るのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
タイヘン面白かったです‼️
最後の方はナミダが止まりませんでした。
お師匠様との再開はホッコリしました。
ありがとうございます!!
こちらこそ、感謝感激雨霰でございます!!
めっちゃスッキリしましたうぇ乁( ˙ω˙ )厂ーい
今後にドキがムネムネなのですよ。
ありがとうございまっす!!