「強くてニューゲーム」で異世界無限レベリング ~美少女勇者(3,077歳)、王子様に溺愛されながらレベリングし続けて魔王討伐を目指します!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
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第3章 「私が魔王国内で大暴れする話」
103(2,974歳)「奴隷の初仕事」
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首輪を嵌められた。
首輪の鍵は私の所有者である大宝石商ビジューさんが【アイテムボックス】に保管してた。
で、鍵の所有者が言うことに逆らうと【取引契約】魔法や私の【契約】魔法と同様に頭痛や吐き気、果ては死に至るらしい。
だけど、私がサインして血液を垂らした【隷属契約】書の条件と異なる命令には逆らっても問題ないらしい。
便利だねぇ……【契約】系魔法。
なんて考えてたら、
「ふぉっ!?」
いきなり視界がブレて、どこかの家の、何かの部屋の、扉の前が目の前に現れた。
「しゅ、【瞬間移動】ですか……?」
「許可された時以外は喋るな」
「…………」
ビジューさんからの冷たい声。
「返事は?」
え?
「はい!」
……まぁ、わざわざ心証を悪くすることもない。従順な振りをするとしよう。
「貴様、【瞬間移動】は使えんのか?」
「……?」
質問されたってことは、答えていいのかな?
「つ、使えます」
「じゃあなぜ、わざわざ質問した」
「あ、えーと……人を【瞬間移動】で一緒に連れて行く時は、一言声をかけるのがマナーかな、なんて――うげっ」
いきなり腹を蹴られ、からのぉ【テレキネシス】で胸倉掴まれ吊り上げられる。
「買われて早々、ご主人様に意見とはいい度胸だ」
まぁそれは確かに認めるけどさ。
「しゃ、謝罪させてください……申し訳ございませんでした。ただ」
「ただ、なんだ?」
「ふ、不当な暴力はいけないと、【隷属契約】書に――うげっ」
また蹴られた。
「だから何だと言うのだ。私はこの街で最も魔力が高いんだぞ? 領主だって私には逆らえんのだ」
【テレキネシス】が切れた。華麗に着地したらまた怒らせそうだから、どさっと落ちた。
「ここがお前の部屋だ。荷解きが終わったら1階に来い」
言って、ビジューさんは廊下の先に消えていった。
ひえぇ~……魔力至上主義ってこれほどまでにか!
扉を開けると、埃っぽい小さな部屋に2段ベッドが2つ。うち3つのベッドは日頃から使われている気配。で、2段目がひとつ、猛烈に埃がたまった状態になってる。あれが私のベッドってわけね。
じゃあとりま汚れを【探査】! からのぉ【アイテムボックス】!
【ホットウォールシャワー】からのぉ【ドライ】!
んで、デスキラービー・クイーンのハッチちゃんからもらった蜜蝋ワックスで床磨いて――
◇ ◆ ◇ ◆
「貴様、ただの荷ほどきにいったいいつまでかかって――」
部屋に入部屋に入ってきたビジューさんが、
「な、ななな……!?」
先日の牢屋と同様、魔改造された部屋の様子に驚いたご様子。
「これは……お前がやったのか?」
「はい」
「この短時間で?」
「はい」
「…………ふむ。他の部屋も頼めるか?」
うおっ、いきなり『頼めるか』とはね。
さっき『美』少女のお腹をさんざん蹴られた時には引っ叩いてやろうかと思ったけど、私が有用らしき魔法使いだと分かったとたん、下手に出てきたよ。
ホント、魔力――正確に言うと魔法力の方も含む――至上主義なんだねぇ。
ってことで3階建ての宝石店兼住居の廊下という廊下、部屋という部屋、倉庫という倉庫を全部洗浄して回った。
「汚れを【探査】! からのぉ【アイテムボックス】!」
「き、綺麗に埃やカビだけが除去され、床・壁・天井ともわずかばかりも削れていない……アリソン、君の【探査】と【アイテムボックス】は少なくとも聖級かな?」
おお、さらにさらに『お前』や『貴様』から名前呼びや『君』への格上げ。
「あ、あはは……ええと、からのぉ【ホットウォールシャワー】!」
で、アデスさん常識講座ではたとえ奴隷であろうとも基本的に魔法方面のスキルはプライバシーが重視されるということだったので、ビジューさんの質問は笑ってごまかす。
バッシャァ~~~~ッ!!
「からのぉ【ドライ】!」
カラッ!
「物凄い勢いの温水だったが、飛沫が全く飛んでこなかった」
「あ、すみません。口には出してませんでしたが、【物理防護結界】と【魔法防護結界】を我々の周囲に張っていましたから」
「ふむ……」
「次は倉庫ですね――【探査】からのぉ汚れを【アイテムボックス】! からのぉ在庫を【アイテムボックス】!」
一瞬にして倉庫から消える全在庫。
「なななっ!? この容量、この距離のものを、触れさえせずに収納できるのか!?」
「えへへ、まぁ……」
「ちゃんと同じものを、元の位置に戻せるのだろうな!?」
「それはもちろん。【ホットウォールシャワー】からのぉ【ドライ】! で【テレキネシス】でワックス塗って~【アイテムボックス】!」
ででんっと元の場所に出てくる在庫たち。
「は、ははは……」
乾いた笑いのビジューさん。
◇ ◆ ◇ ◆
「たまたま【アイテムボックス】が得意なだけの、思い上がったガキだと思っていたが……」
家丸ごとの大掃除を1時間ほどで終えたあと、感心しきりといった表情でうなずくビジューさん。
って、そんな風に思われてたのね。だからってお腹蹴るなよマジで。
「先ほどの暴力は謝罪しよう。しかしなぜ【物理防護結界】で防御しなかったのかね?」
「いえ……下手に防ぐと、余計にご主人様のご気分を害しそうな気がしまして」
「はは……寝首を掻かれないように、せいぜい気をつけるとしよう」
へぇ~……こりゃ異国での奴隷生活も、イージーモードかも知れんねぇ。
***********************************************
追記回数:26,042回 通算年数:2,974年 レベル:5,100
次回、アリス、フェッテン様とイチャつきつつフェッテン様の理性の限界を計測する。
首輪の鍵は私の所有者である大宝石商ビジューさんが【アイテムボックス】に保管してた。
で、鍵の所有者が言うことに逆らうと【取引契約】魔法や私の【契約】魔法と同様に頭痛や吐き気、果ては死に至るらしい。
だけど、私がサインして血液を垂らした【隷属契約】書の条件と異なる命令には逆らっても問題ないらしい。
便利だねぇ……【契約】系魔法。
なんて考えてたら、
「ふぉっ!?」
いきなり視界がブレて、どこかの家の、何かの部屋の、扉の前が目の前に現れた。
「しゅ、【瞬間移動】ですか……?」
「許可された時以外は喋るな」
「…………」
ビジューさんからの冷たい声。
「返事は?」
え?
「はい!」
……まぁ、わざわざ心証を悪くすることもない。従順な振りをするとしよう。
「貴様、【瞬間移動】は使えんのか?」
「……?」
質問されたってことは、答えていいのかな?
「つ、使えます」
「じゃあなぜ、わざわざ質問した」
「あ、えーと……人を【瞬間移動】で一緒に連れて行く時は、一言声をかけるのがマナーかな、なんて――うげっ」
いきなり腹を蹴られ、からのぉ【テレキネシス】で胸倉掴まれ吊り上げられる。
「買われて早々、ご主人様に意見とはいい度胸だ」
まぁそれは確かに認めるけどさ。
「しゃ、謝罪させてください……申し訳ございませんでした。ただ」
「ただ、なんだ?」
「ふ、不当な暴力はいけないと、【隷属契約】書に――うげっ」
また蹴られた。
「だから何だと言うのだ。私はこの街で最も魔力が高いんだぞ? 領主だって私には逆らえんのだ」
【テレキネシス】が切れた。華麗に着地したらまた怒らせそうだから、どさっと落ちた。
「ここがお前の部屋だ。荷解きが終わったら1階に来い」
言って、ビジューさんは廊下の先に消えていった。
ひえぇ~……魔力至上主義ってこれほどまでにか!
扉を開けると、埃っぽい小さな部屋に2段ベッドが2つ。うち3つのベッドは日頃から使われている気配。で、2段目がひとつ、猛烈に埃がたまった状態になってる。あれが私のベッドってわけね。
じゃあとりま汚れを【探査】! からのぉ【アイテムボックス】!
【ホットウォールシャワー】からのぉ【ドライ】!
んで、デスキラービー・クイーンのハッチちゃんからもらった蜜蝋ワックスで床磨いて――
◇ ◆ ◇ ◆
「貴様、ただの荷ほどきにいったいいつまでかかって――」
部屋に入部屋に入ってきたビジューさんが、
「な、ななな……!?」
先日の牢屋と同様、魔改造された部屋の様子に驚いたご様子。
「これは……お前がやったのか?」
「はい」
「この短時間で?」
「はい」
「…………ふむ。他の部屋も頼めるか?」
うおっ、いきなり『頼めるか』とはね。
さっき『美』少女のお腹をさんざん蹴られた時には引っ叩いてやろうかと思ったけど、私が有用らしき魔法使いだと分かったとたん、下手に出てきたよ。
ホント、魔力――正確に言うと魔法力の方も含む――至上主義なんだねぇ。
ってことで3階建ての宝石店兼住居の廊下という廊下、部屋という部屋、倉庫という倉庫を全部洗浄して回った。
「汚れを【探査】! からのぉ【アイテムボックス】!」
「き、綺麗に埃やカビだけが除去され、床・壁・天井ともわずかばかりも削れていない……アリソン、君の【探査】と【アイテムボックス】は少なくとも聖級かな?」
おお、さらにさらに『お前』や『貴様』から名前呼びや『君』への格上げ。
「あ、あはは……ええと、からのぉ【ホットウォールシャワー】!」
で、アデスさん常識講座ではたとえ奴隷であろうとも基本的に魔法方面のスキルはプライバシーが重視されるということだったので、ビジューさんの質問は笑ってごまかす。
バッシャァ~~~~ッ!!
「からのぉ【ドライ】!」
カラッ!
「物凄い勢いの温水だったが、飛沫が全く飛んでこなかった」
「あ、すみません。口には出してませんでしたが、【物理防護結界】と【魔法防護結界】を我々の周囲に張っていましたから」
「ふむ……」
「次は倉庫ですね――【探査】からのぉ汚れを【アイテムボックス】! からのぉ在庫を【アイテムボックス】!」
一瞬にして倉庫から消える全在庫。
「なななっ!? この容量、この距離のものを、触れさえせずに収納できるのか!?」
「えへへ、まぁ……」
「ちゃんと同じものを、元の位置に戻せるのだろうな!?」
「それはもちろん。【ホットウォールシャワー】からのぉ【ドライ】! で【テレキネシス】でワックス塗って~【アイテムボックス】!」
ででんっと元の場所に出てくる在庫たち。
「は、ははは……」
乾いた笑いのビジューさん。
◇ ◆ ◇ ◆
「たまたま【アイテムボックス】が得意なだけの、思い上がったガキだと思っていたが……」
家丸ごとの大掃除を1時間ほどで終えたあと、感心しきりといった表情でうなずくビジューさん。
って、そんな風に思われてたのね。だからってお腹蹴るなよマジで。
「先ほどの暴力は謝罪しよう。しかしなぜ【物理防護結界】で防御しなかったのかね?」
「いえ……下手に防ぐと、余計にご主人様のご気分を害しそうな気がしまして」
「はは……寝首を掻かれないように、せいぜい気をつけるとしよう」
へぇ~……こりゃ異国での奴隷生活も、イージーモードかも知れんねぇ。
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追記回数:26,042回 通算年数:2,974年 レベル:5,100
次回、アリス、フェッテン様とイチャつきつつフェッテン様の理性の限界を計測する。
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