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プロローグ[はじまりの終わり。]
はじまり
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母伊織の産み月の日、伊代は伯父の剣をしゃぶっていた。
『ぶぢゅっ、じゅるっ、じゅるるっ、ぴちゃぴちゃ……』
『…ハアハア…ッ、うぉ……っ!?♡う、上手くなったねぇ~♪伊代タン…ハアハアッ…ふひっ♡』
やりたくない、決して伊代が求めた事じゃない…。
拒めば祖父が、犬鳴十兵衛が母が寝ている間に犯しに来ると脅されたからだ。
その言葉を真に受けた訳じゃないが、強ち嘘でもないと確信するぐらいには祖父である十兵衛は見境ない糞である。
十兵衛の“お手付き”とされた女性は下は8歳の幼女、上は42歳までの未亡人女性…と幅が広かった。
ぺろぺろとしゃぶりたくもない男のモノをしゃぶられされる横で母は寝ている。起こす訳には行かなかった。
間もなく陣痛で飛び起きた母が祖父との子を産み出そうとする時||父は本当に気付いていなかったのか?当然そんな事はない。…明らかに暗い顔の妻に気付かない筈がなかった。
それでも問い詰める事はしなかった。母を追い詰めてしまうと心得ていたからだ。
頼る者も幕府もここには居ない。
自分が狩りの時間どうしたって妻の側には居てやれないのだから。
伊代も太一もまだまだ小さい。家族を食わせる為には自分が働くしかないのだ。
三人目の子は自分に似て居らず祖父の十兵衛に似た女の子。…そんな事は父も薄々は気付いていた、それでも足の不自由な自分と伊代と太一を連れて村を出て何処へ行こうというのか。
夜逃げ同然に逃げた所で生活を不安定にさせるだけ。
犬鳴村に居れば少なくとも村長の娘である伊織はその恩恵を受けて得られた平屋三部屋(6畳/4畳/3畳)+2畳の家を与えられた伊織を祖父はそれなりに大事にしているのだ。
夫婦の寝室が6畳、4畳は台所…居間、3畳が子供部屋、伊代と太一の部屋。外付けの*厠が2畳。
※*厠∶昔のトイレ。大概が剥き出しの土の地面を掘って穴を空けただけの簡素な造り。“ぼっとんトイレ”の前身。※
産まれた娘は“伊緒菜”と名付けられた。
伊緒菜が産まれてから高熱に悩まされた母伊織は間もなく儚くなる|||それは予め運命付けられたもので、回避しようと思えば回避出来る“死”だった。
…というのも弟が産まれた時母は1週間床から出られず助産師兼医師未満の婆が看た限りもうこれ以上の子供は負担になるから作らない方が良いだろう、と告げられたそうだ。
それは長年の経験則に則った確かな情報だった…現に三人目を産んで僅か1週間で母は帰らぬ人となったのだから。
『伊織のことは残念だったが…何、心配するでな♪ふふっ。伊代…お前が代わりとなれば産まれたばかりの妹には手を出さんからな?♡』
『・・・・・おじいちゃん…』
“いやだ”と拒めようもない。
自分は見ていたのだから。
母が犯され幾度も幾度もこの男に穢される所を。
……。
9歳の誕生日を待って父不在時を狙われて行われる蛮行……それは到底受け入れられない行為。
母を嗤いながら犯した男に||母と同じメに遭わされる…そんな不条理。
_____
___
この年春頃から冬まで続いた大日照りはまるで無念と後悔の内に亡くなった母の怨みが具現化されたようなカラッカラな天気、蝗の群れに因る田畑への大打撃はそのまま村の食料庫を枯らした。
『竜神に生贄として捧げよう。村長である儂の娘伊織の子“伊代”を捧げる事でどうにか雨を降らせて欲しいと願うのじゃ、皆の者良いな…ッ!?』
『お、おお……ッ!!』
『流石は村長だ…真村の為を思うっとる…!』
『そうじゃ…あんな余所者と祝言なんぞ挙げる女の娘じゃ。一番龍神様の生贄に相応しい…!!』
この時代は男尊女卑が当たり前で村長が村で最も権力が強い時代。
村長の意見は“王の意見”と同等の力が在った。
兎角このような辺境で辺鄙な田舎村はその傾向にある。
村人の大半が村長の子である事もザラではない。
寝取りも寝取られも…村長が言う事は“絶対”なのだ。
拒めば村八分、ないし村を追い出される。物理的に。
村での仕事、住居、田畑。
全て決定権があるのは村長。
嫌ならば出ていけ、のスタイル。
もっと主要都市や幕府に近い村ならば|||こうはならなかった。
10歳。腹には祖父の子供が宿っていた…その状態のまま伊代は龍神が祀られている泉の側の祠に生贄として閉じ込められた。
龍神。泉に宿るとされる犬鳴村が唯一信仰する土着の水と豊穣を齎すとされる神。
最後まで抵抗した父は弟の太一共々村から締め出された。
末子の伊緒菜だけは村長である祖父に引き取られた。
妹の泣き声と父の怒号、村長や村人達の聞くに耐えない罵詈雑言…私達一家が何をしたと言うのか。
『余所者のお前が…ッ!お前の所為で……ツ!!伊織さんは可笑しくなったんだ…ッ。俺が先に好きになったと言うのに……ッ⁉』
『そうだ!お前がこの村に来てからこの村は可笑しくなったんだ…ッ!!』
『とっとと出ていけ、疫病神が…ッ!!』
『そうだそうだ!!』
『余所者は出ていけ!!』
『案ずるな、余所者。忌み子は龍神様に捧げ伊緒菜は村長の将来の妻として大事に育てるからな♪』
…あの村長(祖父)は見境がない。年端もいかない女児の頃から目を付けられ手を付ける事も良くある。
体が成熟してなければ子は出来ないのが唯一の救いだ。
小さな村では良くある事…それ故の“犬鳴姓”の多さでもある。
この村はずっと昔から変わらない。
十兵衛は先代村長と2軒隣の10歳の少女から産まれた。
その少女もまた十兵衛は知らない事だが、先代村長とその少女の母は同母だ。
先代村長も正妻とは別に複数の側室、ないし愛人が多数居た。興味はなくとも閨毎自慢するようにまるで先代村長を誇るように赤裸々に語られる犯罪歴は産まれながらの強姦魔で犯罪者だと喧伝するようだった。
……ああ、思い出したくもないッ!!
10歳の少女が体験するにはあまりにも壮絶な最期。
産みたくもない、愛してすらない最低最悪な男の「子」を祠の中独り産まなければならなかった転生少女…それが“伊代”だ。
産まれた子供は男の子。
《絆》と名付けた。
祖父との子を愛せるかどうか分からない、分からないまま一人で……独りで産んだ。
服の中に刃物を隠し持っていた伊代はそれでへその緒を切った。
『ごめんね、絆…!私はあなたのお父さんを憎んでる。とてもじゃないけれど|||私はあなたを愛せそうにないわ』
『……?』
『けれど…願わくばあなたの来世が幸せである事を願うわ……あなたに罪はないのだもの』
『…キャッキャッキャッ♬』
子供は大人の話すことの意味など理解していない。
こんな事を赤子の時点で聞かされても反応などない…それでも。
残された時間は短い||||…。
食料が尽きて(龍神に捧げる名目で)僅かばかりの肉と野菜、お神酒(これは食べれないので洗濯水代わりに使った)…。下着の中には火打ち石と麦藁を入れていたので火はそれで着けていた。
祠は大人三人がやっと入れるほど。
だが、子供の伊代ならあと2、3人居ても十分な広さ。
扉は閂で栓をされていたが当然中を覗く事もない、加えて天井裏は穴が空いて居てそこから光が漏れるので生活は出来る。肉は焼けば良いし、野菜は生で食べれるものが殆どだったから生で食べて…。
器に使えそうな物はなかったので焼いたらそのまま供物を乗せていた盆の上に焼いた肉を置いて素手で食べた。
絆には母乳を…、と言ってもロクに食べていないのだ、母乳の出は芳しくない。
『ごめんね…こんなコトに巻き込んじゃって。駄目な母親よね……?』
『…うえうあああうううう~~ッ!!』
赤子は何が哀しいのか分からないまま泣いた。
…それは満足に食事が摂れないからなのか、はたまた母を悲しませるのが「自分」であると気付いていたからなのか||。
数日が経ったのか、数十日が経ったのか…月が昇って沈んでを7回は経って……絆の体は動かなくなった。
『……絆?…絆絆絆絆……ッ⁉⁉||||ああ、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!!』
衰弱し痩せこけた顔でボロボロと涙を零す。
祠の中は天井の穴が空いている以外は頑丈な作りで観音開きの扉がある表側と反対で裏側は半洞窟になっていて、半分は石造り…と言うか奥側はなく行き止まりだ。
どうしてこんな造りになっているのか…不思議で仕方ないがほぼ自然そのままの壁となる。
その三日後伊代は餓死した。
………………。
『ぶぢゅっ、じゅるっ、じゅるるっ、ぴちゃぴちゃ……』
『…ハアハア…ッ、うぉ……っ!?♡う、上手くなったねぇ~♪伊代タン…ハアハアッ…ふひっ♡』
やりたくない、決して伊代が求めた事じゃない…。
拒めば祖父が、犬鳴十兵衛が母が寝ている間に犯しに来ると脅されたからだ。
その言葉を真に受けた訳じゃないが、強ち嘘でもないと確信するぐらいには祖父である十兵衛は見境ない糞である。
十兵衛の“お手付き”とされた女性は下は8歳の幼女、上は42歳までの未亡人女性…と幅が広かった。
ぺろぺろとしゃぶりたくもない男のモノをしゃぶられされる横で母は寝ている。起こす訳には行かなかった。
間もなく陣痛で飛び起きた母が祖父との子を産み出そうとする時||父は本当に気付いていなかったのか?当然そんな事はない。…明らかに暗い顔の妻に気付かない筈がなかった。
それでも問い詰める事はしなかった。母を追い詰めてしまうと心得ていたからだ。
頼る者も幕府もここには居ない。
自分が狩りの時間どうしたって妻の側には居てやれないのだから。
伊代も太一もまだまだ小さい。家族を食わせる為には自分が働くしかないのだ。
三人目の子は自分に似て居らず祖父の十兵衛に似た女の子。…そんな事は父も薄々は気付いていた、それでも足の不自由な自分と伊代と太一を連れて村を出て何処へ行こうというのか。
夜逃げ同然に逃げた所で生活を不安定にさせるだけ。
犬鳴村に居れば少なくとも村長の娘である伊織はその恩恵を受けて得られた平屋三部屋(6畳/4畳/3畳)+2畳の家を与えられた伊織を祖父はそれなりに大事にしているのだ。
夫婦の寝室が6畳、4畳は台所…居間、3畳が子供部屋、伊代と太一の部屋。外付けの*厠が2畳。
※*厠∶昔のトイレ。大概が剥き出しの土の地面を掘って穴を空けただけの簡素な造り。“ぼっとんトイレ”の前身。※
産まれた娘は“伊緒菜”と名付けられた。
伊緒菜が産まれてから高熱に悩まされた母伊織は間もなく儚くなる|||それは予め運命付けられたもので、回避しようと思えば回避出来る“死”だった。
…というのも弟が産まれた時母は1週間床から出られず助産師兼医師未満の婆が看た限りもうこれ以上の子供は負担になるから作らない方が良いだろう、と告げられたそうだ。
それは長年の経験則に則った確かな情報だった…現に三人目を産んで僅か1週間で母は帰らぬ人となったのだから。
『伊織のことは残念だったが…何、心配するでな♪ふふっ。伊代…お前が代わりとなれば産まれたばかりの妹には手を出さんからな?♡』
『・・・・・おじいちゃん…』
“いやだ”と拒めようもない。
自分は見ていたのだから。
母が犯され幾度も幾度もこの男に穢される所を。
……。
9歳の誕生日を待って父不在時を狙われて行われる蛮行……それは到底受け入れられない行為。
母を嗤いながら犯した男に||母と同じメに遭わされる…そんな不条理。
_____
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この年春頃から冬まで続いた大日照りはまるで無念と後悔の内に亡くなった母の怨みが具現化されたようなカラッカラな天気、蝗の群れに因る田畑への大打撃はそのまま村の食料庫を枯らした。
『竜神に生贄として捧げよう。村長である儂の娘伊織の子“伊代”を捧げる事でどうにか雨を降らせて欲しいと願うのじゃ、皆の者良いな…ッ!?』
『お、おお……ッ!!』
『流石は村長だ…真村の為を思うっとる…!』
『そうじゃ…あんな余所者と祝言なんぞ挙げる女の娘じゃ。一番龍神様の生贄に相応しい…!!』
この時代は男尊女卑が当たり前で村長が村で最も権力が強い時代。
村長の意見は“王の意見”と同等の力が在った。
兎角このような辺境で辺鄙な田舎村はその傾向にある。
村人の大半が村長の子である事もザラではない。
寝取りも寝取られも…村長が言う事は“絶対”なのだ。
拒めば村八分、ないし村を追い出される。物理的に。
村での仕事、住居、田畑。
全て決定権があるのは村長。
嫌ならば出ていけ、のスタイル。
もっと主要都市や幕府に近い村ならば|||こうはならなかった。
10歳。腹には祖父の子供が宿っていた…その状態のまま伊代は龍神が祀られている泉の側の祠に生贄として閉じ込められた。
龍神。泉に宿るとされる犬鳴村が唯一信仰する土着の水と豊穣を齎すとされる神。
最後まで抵抗した父は弟の太一共々村から締め出された。
末子の伊緒菜だけは村長である祖父に引き取られた。
妹の泣き声と父の怒号、村長や村人達の聞くに耐えない罵詈雑言…私達一家が何をしたと言うのか。
『余所者のお前が…ッ!お前の所為で……ツ!!伊織さんは可笑しくなったんだ…ッ。俺が先に好きになったと言うのに……ッ⁉』
『そうだ!お前がこの村に来てからこの村は可笑しくなったんだ…ッ!!』
『とっとと出ていけ、疫病神が…ッ!!』
『そうだそうだ!!』
『余所者は出ていけ!!』
『案ずるな、余所者。忌み子は龍神様に捧げ伊緒菜は村長の将来の妻として大事に育てるからな♪』
…あの村長(祖父)は見境がない。年端もいかない女児の頃から目を付けられ手を付ける事も良くある。
体が成熟してなければ子は出来ないのが唯一の救いだ。
小さな村では良くある事…それ故の“犬鳴姓”の多さでもある。
この村はずっと昔から変わらない。
十兵衛は先代村長と2軒隣の10歳の少女から産まれた。
その少女もまた十兵衛は知らない事だが、先代村長とその少女の母は同母だ。
先代村長も正妻とは別に複数の側室、ないし愛人が多数居た。興味はなくとも閨毎自慢するようにまるで先代村長を誇るように赤裸々に語られる犯罪歴は産まれながらの強姦魔で犯罪者だと喧伝するようだった。
……ああ、思い出したくもないッ!!
10歳の少女が体験するにはあまりにも壮絶な最期。
産みたくもない、愛してすらない最低最悪な男の「子」を祠の中独り産まなければならなかった転生少女…それが“伊代”だ。
産まれた子供は男の子。
《絆》と名付けた。
祖父との子を愛せるかどうか分からない、分からないまま一人で……独りで産んだ。
服の中に刃物を隠し持っていた伊代はそれでへその緒を切った。
『ごめんね、絆…!私はあなたのお父さんを憎んでる。とてもじゃないけれど|||私はあなたを愛せそうにないわ』
『……?』
『けれど…願わくばあなたの来世が幸せである事を願うわ……あなたに罪はないのだもの』
『…キャッキャッキャッ♬』
子供は大人の話すことの意味など理解していない。
こんな事を赤子の時点で聞かされても反応などない…それでも。
残された時間は短い||||…。
食料が尽きて(龍神に捧げる名目で)僅かばかりの肉と野菜、お神酒(これは食べれないので洗濯水代わりに使った)…。下着の中には火打ち石と麦藁を入れていたので火はそれで着けていた。
祠は大人三人がやっと入れるほど。
だが、子供の伊代ならあと2、3人居ても十分な広さ。
扉は閂で栓をされていたが当然中を覗く事もない、加えて天井裏は穴が空いて居てそこから光が漏れるので生活は出来る。肉は焼けば良いし、野菜は生で食べれるものが殆どだったから生で食べて…。
器に使えそうな物はなかったので焼いたらそのまま供物を乗せていた盆の上に焼いた肉を置いて素手で食べた。
絆には母乳を…、と言ってもロクに食べていないのだ、母乳の出は芳しくない。
『ごめんね…こんなコトに巻き込んじゃって。駄目な母親よね……?』
『…うえうあああうううう~~ッ!!』
赤子は何が哀しいのか分からないまま泣いた。
…それは満足に食事が摂れないからなのか、はたまた母を悲しませるのが「自分」であると気付いていたからなのか||。
数日が経ったのか、数十日が経ったのか…月が昇って沈んでを7回は経って……絆の体は動かなくなった。
『……絆?…絆絆絆絆……ッ⁉⁉||||ああ、ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!!』
衰弱し痩せこけた顔でボロボロと涙を零す。
祠の中は天井の穴が空いている以外は頑丈な作りで観音開きの扉がある表側と反対で裏側は半洞窟になっていて、半分は石造り…と言うか奥側はなく行き止まりだ。
どうしてこんな造りになっているのか…不思議で仕方ないがほぼ自然そのままの壁となる。
その三日後伊代は餓死した。
………………。
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