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深夜の来客
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手紙で詫びようにも文面が浮かばず、一日が過ぎていった。あとに延ばせば事態はよりこじれてしまう。
向こうが悪いのはわかっているが、ここで謝らなければ今後の付き合いに影響が出る。
KSノベルズの編集者は無礼だと噂が流れることだけは、避けたかった。
夜、編集部に残って、梶への手紙を書いた。
室内には皆川しか残っていなかった。桧山に届ける資料のコピーをまとめていた。
省エネのため、部屋の明かりはひとつ置きに灯っている。これで視力が悪くなったら労災が下りるのかと、ふたりで冗談を言い合った。
ファックスを使うと言って、皆川は席を立った。
「もっと早くできていたら、桧山先生に直接届けられたな。自分の仕事さえ終われば俺も手伝いたかった」
逢坂は、手紙の下書きを書いたノートを指で叩いた。あとは、便箋に書き写すだけった。ペン立てに入っていたブルーの万年筆を取った。
「どちらにしろ、先生の家には行きづらいですよ。彼女が来ているでしょうから」
手を止めて逢坂は聞き返した。
皆川は俯き、ファックスのボタンを押していた。逢坂は横顔を見つめた。作家の原稿について伝える表情とあまり変わらないように見えた。
「子供、できたらしいです。もう籍は入れたと聞きました」
「どうして、皆川がいるのに」
言ってすぐに、逢坂は謝った。答えにくいところまで踏み込んでしまったと感じた。
「遊び……違うな。親しすぎたから試してみただけなんです」
皆川が送信ボタンを押した。機械に吸い取られる紙を二人で見つめた。送り終えると、皆川が紙を取り出して顔を上げた。
「お願いだから、そんな顔しないでください。私は引きずっていません」
「自分のことを思い出していた。似ているなと思った」
ノートの隅に逢坂は万年筆を走らせ、試し書きした。
「学生のとき、すごく仲良くなった奴がいるんだ。友達以上の関係だったよ。親しくなりすぎていろんなことをした」
皆川は何も言わずに椅子に座った。逢坂は目を合わせなかった。言いながら、ノートにらせんを描いた。
「別れたとき、自由になれると思ったけど考え込んだよ」
便箋に、言葉を書き始めた。
「抱かれてもよかったなって、ときどき考えた」
「抱かれなくてよかったの間違いでしょう?」
皆川は紙の端を揃えていた。同じことをくり返している。
(皆川はきっともう仕事を終えている。俺と話すためにわざと……)
「抱かれなければよかったと思うよりも、ずっといいですよ」
逢坂は頷き、万年筆を動かした。
今日の昼休みに書評を書いた。謝罪とともに、書籍を雑誌で紹介することを手紙で伝えた。
お詫びのために書評を載せるのではない。初めからあなたの本について書こうと思っていた、と便箋に綴った。
途中まで書き、万年筆を置いた。逢坂は腕を伸ばした。久しぶりに手紙を書いた。近頃は、作家との連絡をほとんどメールで済ませていた。首と肩を動かしていると、床に目が留まった。
何か落ちている。煙草の空き箱だった。
「ごみはゴミ箱だろ」
独り言を言いながら、席を立って拾い上げた。緑から青にかけての濃淡が描かれた箱だった。
「珍しいな、見たことない銘柄だ」
書類を鞄にしまいながら、皆川が顔を上げた。
「中島のだと思います。休憩所で吸っているのを見ました」
先週中島が喫煙所にいたのを、逢坂は思い出した。今まで、中島が煙草を吸っているのを見たことがなかった。
「煙草に手を出すなんて、大人ぶっているのかな」
「学生時代も結構吸っていたみたいです。就職してから禁煙したけど、また手放せなくなったと言っていました」
逢坂は、空き箱を自分のデスクに置いた。椅子に座り、ぼんやりと眺めていた。
「原因はわかっている。あいつの心を埋めてやりたいのに、俺は傷をつけて逃げた」
両手で空き箱を包むように握った。手の平で滑らかな表面を撫でて、ゆっくりと温めた。逢坂に背を向けて、皆川はコートを着た。
「傷つけたと思うなら、手当てして癒してやりましょうよ」
静かに皆川は言った。逢坂が顔を上げると、皆川はコートの襟を整えながら振り返った。全てを受け入れるような、柔らかい笑みだった。
「いつだって、私は編集長に手当てしてもらっています。中島にも同じことをしてあげてください」
「そうだな。また、一緒に昼食でも取るよ」
ありがとう、と逢坂は言った。皆川は頷き、編集部を出て行った。
逢坂は書き終えた便箋を折り、宛名を書いた封筒に入れた。封をするとき、予備の切手がないことを思い出した。帰りにコンビニで買おうと思い、封筒を鞄に閉まった。
誰かが廊下を歩く音がした。皆川が忘れ物を取りに来たのだろうと思った。
ノックもなしにドアが開いた。顔を上げた逢坂は表情を固くした。
梶が立っていた。灰色のジャケットを着て、笑みを浮かべながら。
「用がないなら帰れと皆川さんに怒られました。あの人は、あなたの忠実な部下ですね」
逢坂は息を吐くと、席を立った。
「ああ、かわいい部下ばかりだよ」
「あまりのかわいさに自分から躯を開いたんですか」
梶を睨みつけたが、何も言えなかった。梶は室内を見回した。
「中島に会えなくて残念です」
数日前の中島とのトイレでの会話を、逢坂は思い出した。
「誰に聞いた?」
「知人がここの営業にいます。中島のようにかわいい奴がね。少しおしゃべりなのが欠点です。あ。僕ね。ここの警備員とも仲良しなんですよ。こうやって、ネズミみたいなことをするのは簡単なんです」
梶が近づいてくる。逢坂は逃げなかった。梶が肩に触れてくる。逢坂の耳元に囁いた。
「中島はいくつですか」
「二十七だ」
「へえ。結構、離れているな」
抱き寄せられくちづけられた。
「盛んな年頃だから、淡白なあなたは躯が持たないでしょう?」
返事をしなかったら、梶が唇を重ねてきた。反応を確かめるように舌が侵入してきた。拒むことができない。
「逢坂さん、察しているんじゃないですか。僕が来た理由。ねえ……取り引きしませんか」
梶の手が逢坂のネクタイを緩める。もう片方の手が腰へと降りてきた。引き寄せられ、梶の昂りに気づいた。
「知られたくないことを知られちゃいましたね。逢坂さん。僕に身を任せれば、悪いようにはしませんよ。どうですか」
「……俺たちは元恋人だろ。それくらい」
「できるんですか。潔癖なあなたが?」
「……できる」
抱き上げられ、逢坂は自分のデスクに腰かけた。梶が蹴った椅子は壁に当たり止まった。
「ここでするのか」
逢坂のシャツのボタンを外していた梶が頷く。冷えた梶の手が逢坂の肌を滑る。
「あなたの大好きな場所であなたを犯す」
シャツが肩から落ちた。逢坂は、胸にキスを落とす梶の髪を掴んだ。
「本当に俺が言うことを聞けば、そいつに口止めしてくれるのか」
「ええ。でも、あれから何日も経つから手遅れかもしれないですね」
逢坂は、梶の中心を見た。布越しに硬さを主張している。逢坂は目を逸らした。
「銜えろとは言いません。ここで吐かれたら困ります」
デスクに上体を押しつけられた。照明が眩しくて目を瞑った。梶が両手を机に置いた。
「怖いですか」
「……違う」
梶は笑みを浮かべていた。言われた通りに腰を浮かすと、下着ごとスラックスを下ろされた。指で中心を撫でられた。
向こうが悪いのはわかっているが、ここで謝らなければ今後の付き合いに影響が出る。
KSノベルズの編集者は無礼だと噂が流れることだけは、避けたかった。
夜、編集部に残って、梶への手紙を書いた。
室内には皆川しか残っていなかった。桧山に届ける資料のコピーをまとめていた。
省エネのため、部屋の明かりはひとつ置きに灯っている。これで視力が悪くなったら労災が下りるのかと、ふたりで冗談を言い合った。
ファックスを使うと言って、皆川は席を立った。
「もっと早くできていたら、桧山先生に直接届けられたな。自分の仕事さえ終われば俺も手伝いたかった」
逢坂は、手紙の下書きを書いたノートを指で叩いた。あとは、便箋に書き写すだけった。ペン立てに入っていたブルーの万年筆を取った。
「どちらにしろ、先生の家には行きづらいですよ。彼女が来ているでしょうから」
手を止めて逢坂は聞き返した。
皆川は俯き、ファックスのボタンを押していた。逢坂は横顔を見つめた。作家の原稿について伝える表情とあまり変わらないように見えた。
「子供、できたらしいです。もう籍は入れたと聞きました」
「どうして、皆川がいるのに」
言ってすぐに、逢坂は謝った。答えにくいところまで踏み込んでしまったと感じた。
「遊び……違うな。親しすぎたから試してみただけなんです」
皆川が送信ボタンを押した。機械に吸い取られる紙を二人で見つめた。送り終えると、皆川が紙を取り出して顔を上げた。
「お願いだから、そんな顔しないでください。私は引きずっていません」
「自分のことを思い出していた。似ているなと思った」
ノートの隅に逢坂は万年筆を走らせ、試し書きした。
「学生のとき、すごく仲良くなった奴がいるんだ。友達以上の関係だったよ。親しくなりすぎていろんなことをした」
皆川は何も言わずに椅子に座った。逢坂は目を合わせなかった。言いながら、ノートにらせんを描いた。
「別れたとき、自由になれると思ったけど考え込んだよ」
便箋に、言葉を書き始めた。
「抱かれてもよかったなって、ときどき考えた」
「抱かれなくてよかったの間違いでしょう?」
皆川は紙の端を揃えていた。同じことをくり返している。
(皆川はきっともう仕事を終えている。俺と話すためにわざと……)
「抱かれなければよかったと思うよりも、ずっといいですよ」
逢坂は頷き、万年筆を動かした。
今日の昼休みに書評を書いた。謝罪とともに、書籍を雑誌で紹介することを手紙で伝えた。
お詫びのために書評を載せるのではない。初めからあなたの本について書こうと思っていた、と便箋に綴った。
途中まで書き、万年筆を置いた。逢坂は腕を伸ばした。久しぶりに手紙を書いた。近頃は、作家との連絡をほとんどメールで済ませていた。首と肩を動かしていると、床に目が留まった。
何か落ちている。煙草の空き箱だった。
「ごみはゴミ箱だろ」
独り言を言いながら、席を立って拾い上げた。緑から青にかけての濃淡が描かれた箱だった。
「珍しいな、見たことない銘柄だ」
書類を鞄にしまいながら、皆川が顔を上げた。
「中島のだと思います。休憩所で吸っているのを見ました」
先週中島が喫煙所にいたのを、逢坂は思い出した。今まで、中島が煙草を吸っているのを見たことがなかった。
「煙草に手を出すなんて、大人ぶっているのかな」
「学生時代も結構吸っていたみたいです。就職してから禁煙したけど、また手放せなくなったと言っていました」
逢坂は、空き箱を自分のデスクに置いた。椅子に座り、ぼんやりと眺めていた。
「原因はわかっている。あいつの心を埋めてやりたいのに、俺は傷をつけて逃げた」
両手で空き箱を包むように握った。手の平で滑らかな表面を撫でて、ゆっくりと温めた。逢坂に背を向けて、皆川はコートを着た。
「傷つけたと思うなら、手当てして癒してやりましょうよ」
静かに皆川は言った。逢坂が顔を上げると、皆川はコートの襟を整えながら振り返った。全てを受け入れるような、柔らかい笑みだった。
「いつだって、私は編集長に手当てしてもらっています。中島にも同じことをしてあげてください」
「そうだな。また、一緒に昼食でも取るよ」
ありがとう、と逢坂は言った。皆川は頷き、編集部を出て行った。
逢坂は書き終えた便箋を折り、宛名を書いた封筒に入れた。封をするとき、予備の切手がないことを思い出した。帰りにコンビニで買おうと思い、封筒を鞄に閉まった。
誰かが廊下を歩く音がした。皆川が忘れ物を取りに来たのだろうと思った。
ノックもなしにドアが開いた。顔を上げた逢坂は表情を固くした。
梶が立っていた。灰色のジャケットを着て、笑みを浮かべながら。
「用がないなら帰れと皆川さんに怒られました。あの人は、あなたの忠実な部下ですね」
逢坂は息を吐くと、席を立った。
「ああ、かわいい部下ばかりだよ」
「あまりのかわいさに自分から躯を開いたんですか」
梶を睨みつけたが、何も言えなかった。梶は室内を見回した。
「中島に会えなくて残念です」
数日前の中島とのトイレでの会話を、逢坂は思い出した。
「誰に聞いた?」
「知人がここの営業にいます。中島のようにかわいい奴がね。少しおしゃべりなのが欠点です。あ。僕ね。ここの警備員とも仲良しなんですよ。こうやって、ネズミみたいなことをするのは簡単なんです」
梶が近づいてくる。逢坂は逃げなかった。梶が肩に触れてくる。逢坂の耳元に囁いた。
「中島はいくつですか」
「二十七だ」
「へえ。結構、離れているな」
抱き寄せられくちづけられた。
「盛んな年頃だから、淡白なあなたは躯が持たないでしょう?」
返事をしなかったら、梶が唇を重ねてきた。反応を確かめるように舌が侵入してきた。拒むことができない。
「逢坂さん、察しているんじゃないですか。僕が来た理由。ねえ……取り引きしませんか」
梶の手が逢坂のネクタイを緩める。もう片方の手が腰へと降りてきた。引き寄せられ、梶の昂りに気づいた。
「知られたくないことを知られちゃいましたね。逢坂さん。僕に身を任せれば、悪いようにはしませんよ。どうですか」
「……俺たちは元恋人だろ。それくらい」
「できるんですか。潔癖なあなたが?」
「……できる」
抱き上げられ、逢坂は自分のデスクに腰かけた。梶が蹴った椅子は壁に当たり止まった。
「ここでするのか」
逢坂のシャツのボタンを外していた梶が頷く。冷えた梶の手が逢坂の肌を滑る。
「あなたの大好きな場所であなたを犯す」
シャツが肩から落ちた。逢坂は、胸にキスを落とす梶の髪を掴んだ。
「本当に俺が言うことを聞けば、そいつに口止めしてくれるのか」
「ええ。でも、あれから何日も経つから手遅れかもしれないですね」
逢坂は、梶の中心を見た。布越しに硬さを主張している。逢坂は目を逸らした。
「銜えろとは言いません。ここで吐かれたら困ります」
デスクに上体を押しつけられた。照明が眩しくて目を瞑った。梶が両手を机に置いた。
「怖いですか」
「……違う」
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