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いじめっ子にメスイキさせられるいじめられっ子の話

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「もっとこっち来いよ」

 屋敷が僕の腰に手を回し、自分のほうへと引き寄せる。昼休み、一緒に昼食を食べようと誘われて連れ込まれた理科準備室の古いソファの上に僕は彼と並んで座っていた。
 ソファとその前に置かれたローテーブルは薬品棚の間に置かれていて、ひとつしかない部屋の入り口からは見えないようになっている。それを知っている屋敷は引き寄せた僕の顎に手をかけ、唇を重ねてきた。

「んっ、んぅっ」

 ヌルッと入ってきた舌は僕のそれに絡められ、ピチャピチャと湿った音を立てる。僕は彼のシャツをつかみながら弱々しく抵抗を試みた。昼休みは昼食を摂るための時間だ。こんなことをするためにあるんじゃない。すると、屋敷から離れようとした僕を、彼はあっさりと解放した。相変わらず彼を恐れている僕は強く抵抗できないから、自分から唇を離してくれたことに感謝する。いや、感謝はおかしいか。

「……やだった?」

 唾液に濡れた唇で聞いてきた。

「い、嫌じゃない、けど」

 嫌に決まっている。制服のポケットから取り出したハンカチで口元を拭いながら僕の口からは反対の言葉が流れ出す。それから誤魔化すように付け加えた。

「ご飯、食べないと、時間無くなるし……」

 乱れた制服を直してから購買で買ったパンの袋を開ける。屋敷は家政婦が作ったとかいう弁当を持ってきていた。

「お前、そんだけ?」

 屋敷が僕の膝に手を乗せて聞いてきた。こうしていちいち僕に触れるのをやめて欲しい。

「う、うん」

 パックの飲み物とパンがひとつ、というのが僕のいつもの昼食だ。屋敷と一緒に摂らされる昼食なのだから、食欲なんてわくはずもない。けれど会話はもっとしたくないから、僕は開封したパンを早々に齧った。

「だから最近抱き心地悪いんだな。もっと食えよ」

 目線を逸らす僕の横で弁当の蓋を開けながら屋敷が言った。僕はそれを聞こえないふりでやり過ごす。
 そこそこの大きさの上に二段重ねの弁当箱には、彩りのいいおかずがギッシリと入っていた。毎日の弁当だというのに、プロの家政婦が作ると、こんなに綺麗な見た目になるのかと感心してしまう。きっと見た目だけじゃなく、味も良いのだろう。
 パンを齧りながら横目でそれをぼんやり見ていると、僕がそれを食べたがっていると誤解した屋敷が声をかけてきた。

「食う?」
「え、あ、い、いいよ」
「食えって。お前痩せてるから心配になるわ」

 彼は箸で唐揚げを挟むと僕の口元へとそれを寄越す。閉じた唇にグイッと押し付けられ、仕方なく僕は口を開く。
 唐揚げは店で売っているレベルの美味しさだった。弁当箱に入っていたにしては衣はベチャベチャしていないし、鶏肉もパサパサしていない。両親が仕事で遅くなる日は自炊していた僕にとって、それはなかなかの驚きだ。

「うまい?」

 咀嚼する僕の口元をみて屋敷が聞いてくる。頷くと嬉しそうに笑った。
 最近、彼は良く笑顔を見せてくる。みんなに見せているような信用のできない爽やかなそれでもなく、以前僕に見せていた見下すようなそれでも無い、普通の笑顔だ。そしてそれを見せられるたび、僕の体は嫌悪感を覚える。
 唐揚げを飲み込んだ僕は手に持ったままのパンを齧った。これ以上屋敷の弁当を分けさせないためだ。笑顔だって見たくない。
 彼は弁当を食べながら色々と僕に話しかけてきたが、僕は曖昧に頷くことしかしなかった。会話なんてしたくない。けれどそれでも彼は僕に笑顔を向けて話している。何がそんなに楽しいのか僕にはさっぱり分からなかった。

 僕が食べ終わるのとそう変わらないタイミングで屋敷も弁当を食べ終わる。話しながらなのに、どうやってあの大きさのものを、と思うけれど、僕の食べるスピードが遅いだけなのかもしれない。今までそんな自覚はなかったのだけれど。
 弁当箱を包みに入れて脇へ押しやると、彼は当然のようにまた僕に触れてきた。頬を撫でられ、指先で唇をつつかれる。それはセックスをする時のように直接的で欲望を隠さないものだった。

「……聡司。したい」

 囁かれた声と共に唇を重ねられる。そのままゆっくりとソファに押し倒された僕のベルトを、彼は片手で器用に外した。

「腰、浮かせろ」

 制服の下を脱がされ、下着の裾から彼の手が滑り込む。クロッチの部分を引っ張られ、横にずらされた。唾液と共に舌を絡められながら、長い指が僕のアナルの縁をなぞる。

「ん、んっ……!」

 それだけで僕の体は熱くなり、アナルはヒクヒクと反応した。男なのに、尻に挿入してほしいとでも言うかのように腰が揺れる。それに気づいたのか、唇を離した屋敷は少し笑って体を起こした。
 気が変わったのかと思っていると、彼は薬品棚から小さなプラスチックの円筒の容器を持ってすぐに戻る。そして蓋を開けたそれをローテーブルに置くと、僕の足元に座った。

「これ、ワセリン。ローションじゃねぇけど、滑りは良いから」

 言いながら指にそれを取り、下着の裾からアナルへと指を入れてくる。

「ん、あ、あっ」
「一本はもう、すぐ入るよな。ハハ、毎日してるからか」

 根本まで入れていた人差し指が一旦引き抜かれ、中指を添えて挿入される。二本の指で中を拡げるように抜き差しされると、僕の口からは勝手に喘ぎ声が出た。

「指だけで気持ちいーの?」

 興奮した声で屋敷が言う。言いながら彼は、僕の制服のシャツのボタンを外して中に着ていたアンダーシャツを胸の上まで捲り上げた。そして下着の中で窮屈にしていた僕のペニスをそこから取り出す。下着を腰まで下げられたせいで解放された僕のペニスは固く勃起している。指で前立腺を擦られると、反射的にそうなるようになってしまったのだ。

「聡司。答えろよ」

 閉じていた目を開けると、彼が見下ろしていた。嫌なことを言わせたがる癖はそのままだ。フイ、と目を逸らした先には壁掛け時計があって、昼休みの終了まであと十五分の時刻を示していた。答えない僕に焦れたのか、彼はもう一本指を入れてきた。いきなりきた圧迫感に、僕は頭をのけ反らせる。

「ひっ、ん、あぁっ……!」
「っと、……痛かったか?」

 指が止まり、彼の声に違う色が混ざった。僕は首を横に振り、自分から下着を脱いで膝を曲げ、両手で自分の足を拡げるように固定して彼に告げる。

「もう……挿れて欲しい。ここ、昴くんのおちんちん、挿れて」

 気遣いなんか見せて欲しくない。僕は上目遣いで彼を見上げた。時間もない。どうせするしかないのだから、授業に間に合うように終わらせて欲しい。

「まだキツいだろ?」
「いいから、昴くんので拡げて……ください」

 見上げた先にあった、男らしい喉がゴクリと動くのが見える。彼の両手が僕の膝を掴み、更に左右へと押し広げた。股関節が痛くなるほど押さえつけられ、尻がソファから浮き上がる。アナルに先走りでぬめったペニスが押し付けられ、僕のそこはそれを呑み込もうと貪欲に収縮を繰り返していた。

「んな、煽んなよっ」

 切羽詰まったように言うと、屋敷は僕のアナルに自分のペニスを挿入した。毎日抱かれて柔らかいままのそこは、嬉しそうに彼のモノをズブズブと受け入れる。

「あ、あっ……ん、……ふ、う……っ」
「すげ、吸い付く……っ」

 押し広げられ、体が奥まで開かれた。太くて長いそれは固く、僕の奥深くまでこじ開けてくる。後ろからするより、前から入れられるほうが奥まで届くと知ったのはいつだっただろう。結腸の手前の窄まった部分をゆっくりと突かれ、僕は喘ぎながらそんなことを考えていた。

「き、もち、いっ……昴くん、昴くんっ、あ、ああっ、好き、昴くん」
「聡司、ほら、もっと突いてやる」
「ん、気持ちいい、そこ、好き、好き」
「あー、かわいい、聡司、好きだ、聡司」

 前立腺を竿で擦られて、亀頭で奥を突かれる。それがたまらなくて僕は屋敷の体にしがみついた。

「ほら、ここもだろ? こうやってゴリゴリされんの好きだよな」
「ん、んっ、あ、い、あっ」

 幾つかある僕の良いところを覚えている彼は的確にその部分を突いてくる。早く済ませようと彼を煽るために発したはずの言葉は次第に意味を変えていく。体を貫くような快感に頭が痺れて、僕の頭の中は白く染まり、セックスのことしか考えられなくなった。
 屋敷は、聡司と名前を呼んで僕を抱きしめ、キスをしながら奥を突いてくる。そうすると姿勢のせいか、より深い場所を穿たれて、僕の体は快感に打ち震えた。気持ちがいい。腹の奥が切ない。たまらない。
 ペニスを触るよりもアナルに挿入されるほうが気持ち良いと感じるようになってしまった僕は、もう以前のように純粋に彼を嫌うことはできていないのかもしれない。好きと口走り、同じ言葉を返されることに嫌悪感を覚え、口の中を舐められて嫌だと感じても、同時に性的な気持ち良さも感じているのだ。

「あー気持ちいいっ」

 もっと締めろ、と言って彼は僕の奥をガンガンと突き始めた。彼の形に変えられてしまった直腸はさして抵抗もなく、その行為を受け入れた。ヌプヌプとペニスを出し入れされ、快感が僕の背筋を駆け上る。よく知ったそれに支配されるのを喜びだと感じた。そうするのが楽なのだ。楽で、早く終わって、そして、気持ち良い。彼の機嫌も損ねない。地元の有力者の優秀な息子と仲が良いからと、引っ越して数年しか経たない僕の両親も地域に溶け込みやすくなる。良いことづくめだ。悪いことなんて一つもない。
 彼のペニスは大きさを増して僕のアナルを責め立てる。ヌプヌプと湿った音をさせて抜き差しされている。奥に当たって、それからギリギリまで抜かれて、また奥まで差し込まれる。

「あ、あっ、あっ」
「すげ、締まるっ……!」

 気持ちよくて快感を感じると体に力が入った。僕の体は中にあるペニスを勝手に締め付け、その形をありありと伝えてくる。大きくて太くて固いそれは、何度も僕を犯してきたものだ。それが前立腺と直腸の終わりの部分を刺激して、射精を促してくる。たまらなくなって目を閉じると、目尻から涙が溢れるのが分かった。そしてそれを掬い取るように熱い舌が僕の頬に触れる。

「聡司っ……!」

 低い声で僕の名前が呼ばれた少しあと、中に生暖かい精液が出されたのが分かった。出されている最中に唇を塞がれ、上顎を舌で舐め上げられる。ペニスを奥まで挿れられた状態でそうされるのが僕は好きらしかった。そうじゃないのに、屋敷はそう言って憚らない。そうされると僕はすぐに射精してしまうからだ。だから今日もそうなってしまった。絶頂を迎えた僕と彼の腹に挟まれたペニスからは少量の精液がドロリと流れ出している。

「……もーちょっと、かな」

 勢いなく鈴口から垂れ落ちるそれを見ながら、唇を離した屋敷は呟くように言った。

「……?」
「メスイキできそうだな、って。お前もしたいだろ? めちゃくちゃ気持ち良いらしいじゃん」

 意味が分からなかった僕へ説明するように彼が言った。

「そうなったらもうさ、女とはできねーだろ。……お前のこと完全に俺だけのモンにしてやりたいし」
「……っ」
「んな不安そうな顔すんなよ。大丈夫だって。俺もお前だけだから」
「……そ、そうじゃ……」
「ん?」

 思わず否定しようとしたけれど、彼に聞き返された僕は言うべき言葉を持たないことに気づく。メスイキなんてしたくない。こんな事になる前には、女の子と付き合う未来だって想像してドキドキしたりしていた。僕はものじゃない。屋敷なんかのものになんてなりたくない。
 僕は屋敷のことなんて少しも好きじゃない。

「…………」

 心の中では明確な拒絶の意志を持っているのに、現実の僕に出来ることと言ったら、何も口に出せず目を逸らすことだけだった。彼はそんな僕の唇に、チュッと音を立ててキスをする。そうすると中に入ったままの屋敷のペニスが芯を持ち、大きくなった。

「ま、また……」
「もっかい、な? 気持ちよくしてやるから」
「あ、い、いや、あっ、昴くんっ」

 今度は最初から激しく揺さぶられる。その動きに合わせて腹の上に散っていた自分の精液が脇腹へと伝った。



 結局その日は午後からの授業に出ることはできなかった。セックスは二回で終わらず、彼は三回目の射精も僕の中で行ったからだ。一度も抜かずに何度も中に出された僕は腹を壊して保健室へと向かうことになった。
 数回トイレと保健室を往復して、ようやく症状がおさまったのは六限が終わる頃だった。僕はベッドを降り、保健室の先生に礼を言って部屋を出る。そして、家へ帰るために教室に置いたままの荷物を取りに行こうと廊下をそろそろと歩き始めた。

「聡司」

 俯きながら歩いていると声がかかる。顔を上げなくても、僕には声の主が分かっていた。

「や、屋敷…くん」
「名前で呼べってんだろ」

 セックスのときだけじゃなく、普段でも名前で呼ぶように言われたのは最近のことだ。そう言ってきた頃から、僕を自分のものにしたいと思い始めたのかもしれない。彼の、『好き』は恐らく支配欲の表れなのだと僕は思っている。他人を支配して自分の好きなように扱いたい、思った通りに行動させたい。だから彼は、思い通りに動いて逆らわない僕のことを好きだなどと言うのだ。
 頭ではそんなことを思いながら、けれども僕は口を開いて彼の名前を呼んだ。彼の望むがままに。

「昴、くん……」
「ほら。鞄、持ってきてやったから」

 そう言いながら彼は、片手を上げて僕の鞄を見せてくる。慌てて鞄を受け取ろうと手を伸ばすと、彼は僕を押し留めた。

「いいから。お前、まだ……調子良くねぇだろ」
「も、もう治ったよ」
「無理すんな」

 そう言うと彼は僕の肩を抱いて昇降口へと歩き始めた。大股な彼の歩みについて行くため、必然的に僕の歩調は早くなる。そのせいで少し切れ気味になった息のまま僕は彼に聞いた。

「これから部活だよね? だから……」

 流石に今日くらいは先に帰らせて貰えるだろうと思っていた僕は、続けてその旨を話そうとした。しかし彼は首を振って嬉しそうに答える。

「部活は休んだ」
「……え?」
「お前のこと心配だからさ。家まで送ってやる」

 どの口が言うのか。腹痛の原因を作ったのは屋敷なのに。
 しかしそんなことは言えるはずもなく、僕は曖昧な笑顔を浮かべつつ、彼に抱かれたままの肩を振り払うことすらできなかった。
 僕は弱い。弱くて臆病だ。嫌なのに、抗おうとする勇気も持てない。頭の中では雄弁なのに、それを実際に口に出すことが出来ないでいる情けない人間だ。だから屋敷なんかに捕まって、あんなことをされても逃げられないでいる。

「お前ん家、親、共働きだったよな」
「う、うん」
「じゃあ中洗うの、お前ん家でしてやるよ」

 グイと肩を強く抱き寄せられ、耳元で囁かれた。背筋に寒気が走る。

「早く行こうぜ」

 拒否の意思を示そうと、微かに振った僕の首の動きなど彼は見ていない。楽しそうな横顔で僕の肩を掴み、自分のペースで歩きながら前だけを見ている。僕はと言えば、そんな彼に荷物を取り上げられ、引き摺られるように連れられているだけだ。こんな僕に何が出来るというのか。

「…………っ」

 逆らわずに全て受け入れるのが楽なはずなのに。抗う勇気を持てなかった僕が選んだ方法がそれだったはずなのに。
 彼とセックスをすることも、セックスのときに彼を名前で呼ぶことも、彼に好きだと言うことも、もう慣れてしまった。嫌だとは思うけれど、最初の頃に感じていた吐きそうなほどの嫌悪感はもう無い。我慢して受け入れるしかないことなのだから受け入れている。それしか方法がなかった。だから大丈夫なのだと思っていた。慣れて、麻痺して、やり過ごせていると思っていた。
 なのに今更、体はもう慣れてしまったというのに、どうして心がこんなに苦しくなっているんだろう。



 誰もいない僕の家に入り、玄関に鞄を置いた屋敷は、僕に早速バスルームを案内させた。玄関から廊下を通ってリビングを抜けた場所にあるバスルームの扉を勝手に開けた彼は開口一番、狭いな、と言った。敷地内に子供専用の離れを作ってもなお、広大な庭を持つ彼の実家に比べれば、大抵の家のバスルームは手狭に感じるだろう。
 バスルームへのドアを半開きにしたまま、手前の脱衣所で、彼は僕の制服のシャツのボタンに指をかける。

「じ、自分で脱ぐから……っ」
「俺がやりてぇの」

 慌てて押し留めようとした僕の手は軽く振り払われ、僕は脱衣所の壁に押し付けられた。片手で顎を掴まれてキスをされ、反対の手で制服のボタンをひとつひとつ外されていく。足の間に左足を入れられて動けないように固定され、太腿で股間を擦られた。

「ん、んっ」
「……、……ふ、お前、もう勃ってんじゃん」

 唾液の溢れた唇をネットリと舐めて彼が言う。顎を離した手がベルトを外してスラックスのボタンも外し、ジッパーを引き下げた。彼の左足が足の間から外されると、制服のスラックスは何にも引っ掛からずストンと床に落ち、それを見た彼は呆れたように口を開いた。

「やっぱお前、痩せすぎだって」
「…………」
「……毎日こうやって運動してんだからさ、もっと食わねぇと」
「あ、……ぅ、……っ」

 下着の中へ無遠慮に手を突っ込まれ、ペニスを粗く握られる。痛い、と思うけれど、同時に体が熱くなった。中を洗うだけじゃないのか。彼から逃れようと壁沿いに体をずらすと、それまで彼の体が邪魔をして見えなかった洗面台の鏡が見えた。そこには顔と体を赤くして、涙を目に浮かべた僕が映っている。半裸のままガタガタと細かく震え、熱い息を吐いて股間を勃起させ、嫌がるどころか男を欲しがっているとしか見えない、いやらしい僕の姿が。

「い、いやだ……」
「嫌じゃねぇだろ? 俺にこうされんの好きだろが」

 思わず漏らした本心からの言葉を、彼はあっさりと否定する。言いながら、僕の先走りを絡めた指でアナルに触れた。昼休みに何度もしたせいで少し腫れているのか、ピリッと刺激が走る。

「い、痛っ」
「ちょっと痛いくらいが良いんだろ、聡司は」
「そ、そんなことは……」

 何とかして逃れようと、僕は必死に身を捩った。けれど。

「だってお前、Mじゃん」

 とんでもないことを言い出す彼に、僕の抵抗らしくもない抵抗は一瞬にして止まる。そんな力の抜けた体に、彼の指がツプリと入ってきた。

「……っ、やめ、ぬ、抜いてっ」
「とか言って、本当はこのまま挿れて欲しいんだろ? 大丈夫、分かってっし。……お前、無理矢理されんの好きだもんな。最初は嫌がんのにさ、俺の挿れてキスして奥突いてやったら好き好き言ってよ、いっつもトロトロになんじゃん?」
「ちが、そんなこと……っ」
「えー? 自覚ねぇのかよ? ハハ。そんときのお前、めちゃくちゃ可愛いからさ、今度ハメ撮りして見せてやるよ」
「やめて、や、やめて……っ」
「なに? そういうプレイ? ……まあ付き合ってやるけど? 俺もお前のそういうとこ含めて好きになったわけだし」
「僕はそういうのじゃ……」

 言いかけた僕の口を彼の唇が塞いだ。そのまま舌で口の中を掻き回され、アナルに二本目の指を挿れられてしまう。

「んっ、んぅっ……」
「……はぁっ」

 唇を離した彼は、僕の中に三本目の指を捻じ込んだ。痛みに顔を歪める僕の目の前で、その顔が嬉しそうに歪む。

「なに言ってんだよ。マゾでもなけりゃ自分をいじめてた奴に股開かねえよ」

 ヒュッと僕の喉が鳴った。
 反論しようとして口を開いたまま言葉を失った僕の口内に再び彼の舌が入ってくる。上顎の裏側を舐められ、僕の体が勝手にビクンと跳ねる。僕の意思じゃない。歯の裏を舐められ、舌を絡められると、たまらなく感じた。僕のペニスは緩く芯を持ち、腹の奥に切なさを感じ始めてしまう。僕のせいじゃない、そうなるように躾けられたのだ。

「あ……あぁっ……」

 僕の両目から涙がボロボロと溢れた。
 抗うのよりも楽だから、と抵抗しなかった結果が鏡に映る僕だった。顔を赤くして息は乱れ、何度も口付けてくる屋敷に体を預け、尻には指を入れられてペニスを勃たせている。

「……かわいい、かわいくてたまんねぇ。好きだ、聡司。……お前も俺のこと好きだろ?」

 彼は僕の首筋を吸い、アナルに入れた指を中で開き、動かした。問いに答えないままでいると、首筋を軽く噛まれる。

「俺のこと好きなんだろ?」
「う、うん……好き。好き、好きだよ、昴くん」

 怒気を孕んだ声で促されると抵抗できなかった。こんな姿を晒しながら言いなりになってしまう自分が嫌なはずなのに、取り繕うように嘘の言葉を吐いてしまう。震えた声で答えようとも、目を逸らそうとも、屋敷はそれを嘘だとは受け取らない。自分の都合の良いように、それが僕の本心で、両思いなんだと思い込む。
 向かい合った形のまま、彼は僕の片足をグイッと持ち上げた。膝を胸辺りまで高く持ち上げられて不安定な姿勢になった僕は転びそうになり、思わず目の前の彼の体にしがみついてしまう。それを見た彼は低く笑うと、僕のアナルに自分のペニスを挿れてきた。

「ひ、あっ」
「すっげ、柔らかい」

 しがみついた腕に力が入る。

「もう何回もヤッてんのに、締め付け良いよな、お前のここ」

 言いながら彼は僕の中へとペニスを埋め込んだ。昼間したばかりのそこは敏感になっているのか、彼のものを挿れられただけでビリビリと刺激が走る。腰を抱えられ、揺すられ、根元まで挿れられると、それだけで僕の体に快感が走った。

「は、あ、あっ……」
「んなトロットロの顔しやがって……」

 薄く開けたままの僕の目には、震えながら勃ちあがる自分のペニスが映っている。それを見たくなくて視線を上げると、僕を見下ろす彼の視線にぶつかった。顔を赤くして息は荒く、細めた目で僕だけを見つめている。みんなは彼を格好いいと言うけれど、やっぱり僕には恐ろしい存在だった。

「聡司……っ」

 彼は僕の尻を抱え上げて洗面台に乗せると、そのまま両足を持ち上げて膝を曲げるように命令した。僕は逆らわず、従順に従い、更に言われるがまま、彼の首に腕を回す。

「離すなよ?」

 頷くと彼は、僕の膝裏から通した腕で僕の尻を抱え上げた。いわゆる駅弁という体位で僕は彼に抱かれる。

「い、ああっ、あ、あんんっ」

 自重で奥まで貫かれたあと、彼の腕と腰の動きで上に戻され、そして再び重力によって奥まで穿たれた。それ以上は入らないはずの場所を何度も突かれた僕は、制止の言葉も告げられずにただ喘ぐのみだった。

「やっぱ前より軽くなってるって、お前。……でもこの体位で出来んのはいいかもな」
「ひ、いっ、あんっ、あんっ、あああっ、あっ、んっ」

 奥の部分がペニスによって解される。行き止まりなのに、それ以上進みたいとノックを繰り返される。

「これだとさ、お前の好きな結腸まで、……ん、くっ……ほら、届いたっ」

 言いながら彼は僕の体を何度も揺すり、ぐぽりとペニスをそこへ嵌め込んだ。

「い、ぁ……っ」
「はは。すげ」

 声もあげられず好きなように揺さぶられる僕の目から涙が溢れる。拭いたいけれど、腕は彼の首に回したままだから何もできない。彼はそんな僕の顔を、面白いものでも見るように見つめていた。結腸にペニスを挿入された僕は難しいことなんて考えることもできず、ただその視線を受け止めることしか出来ない。腹の奥へ、強制的に与えられた快感を逃すこともできず、抱えられたままズポズポとペニスで中を擦られて、僕を犯す彼に身を委ねていた。

「中、キュンキュンしてんぞ? 俺のこと離したくないって。すげー締め付けてくる」
「ん、ん、はぁっ、し、締め、…け、ん……」
「もう俺の形になってんのな、お前の体。手前も奥も、めちゃくちゃ馴染んでる」
「はぁっ、はぁ、な、じんで……?」

 屋敷が何か言っているけれど、僕にはもう分からない。彼の首の後ろで手を組み、肩に頭を乗せたまま、ずっと喘いで開けたままの口からは唾液を垂らしている。そこから出る言葉にも意味なんてない。

「ははっ。なんだよ、めっちゃ気持ちよさそう。結腸、好き?」
「ん、……す、すき」
「グポグポして、って言ってみ?」
「ん、グポ……グ、ポ、……ん、ふ、ぅっ、し、してっ」
「分かった」

 屋敷は短く答えると、脱衣所からバスルームへと入った。もちろん僕を抱えたままで、だ。洗面台という支えがなくなり、そのうえ歩きながら揺さぶられると、振動がダイレクトに体へと伝わる。歩いたのはたった数歩だけだったけれど、その間に僕のペニスからはタラリと少量の精液が流れ出した。
 彼は浴槽の淵に腰掛けると、僕の尻を掴んで左右に広げ、それから腰を激しく打ちつけた。その激しさに僕は彼の体にしがみつき、甘い声をあげて喘ぐ。普通なら痛みを感じるはずの激しいセックスなのに、体の奥深くまで犯された僕は、それを気持ち良いと感じてしまっていた。直腸を抜けて結腸という普通じゃない場所にまで入り込まれて、それでも痺れるような快感を覚えてしまう。

「っと……」

 流石に疲れたのか、彼の動きが緩やかになった。それと共に、快感に支配されていた僕の頭が少し醒める。それに気づいた彼は、尻から離した手で僕の顎をとり、口付けてきた。嫌だ、と思うけれど体は動かない。閉じようとした口は舌でこじ開けられ、僕の体は従順にそれを受け入れた。ネロネロと口内を舐め回され、仕上げのように舌を吸われると、下半身が熱くなり、何かが迫り上がる気配がする。

「あ、なに……っ」

 微かにそう呟いたあと、僕のペニスから透明な液体が吹き出した。

「ひ、あ……あ……、…めんなさ、ご、ごめんなさ……っ!」

 僕は粗相をしてしまったのだと思い、慌てて立ち上がろうとした。けれど、後ろにペニスを嵌められたままなので上手く立ち上がれない。目から先ほどとは違う意味の涙が流れ、口からは意味をなさない言葉が零れ落ちた。

「ははっ」

 屋敷はそんな僕に対して笑い声を上げると、もう一度ねっとりとしたキスをしてきた。

「んん、んぅ……」

 ヌチュッと音を立てて唇を離すと、彼はもう一度笑った。馬鹿にしたようなそれではなく、僕の目を見て、僕の頬に触れて。

「潮吹いただけだから大丈夫だって。前も吹いただろ? 忘れた?」
「し、お……」
「そんだけ気持ちよかったってことだな。……マジでかわいいよ、お前」

 頬に触れた手が僕の涙を拭う。その手が背中に回り、肌を撫でながら腰にまで落ちた。両手でしっかりと掴まれ、彼が自分の腰を動かし始める。バランスを崩しそうになった僕は再び、彼にしがみつくしかない。
 泣きながら喘ぐ僕のペニスからはプシャプシャと透明な液体が何度か溢れていった。彼はそんな僕を見つめ、笑い、それから何度も唇を重ねてくる。繰り返すうちに僕のペニスからは液体が出なくなり、僕の体内にある快感逃せる方法が無くなった。彼の律動はそれでも止むことはなく、だから僕は彼の膝に跨り、体にしがみついてだらしなく喘ぐしかない。彼はそんな僕の耳元に口を寄せてこう言った。

「ほら、イケよ」
「も、もう、出な…っ」
「出なくてもイケるって。な? やってみ?」

 何が楽しいのか、弾むような口調で無理難題を突きつける。機嫌を損ねないためには言うことを聞くしかない。断るための言い訳を考えだしたかったけれど、うまく頭を働かせられなくなっていた僕は、素直に頷いて従った。膝を立てて折り曲げ、彼のペニスをより深くまで受け入れる。そして自分から彼にキスをねだった。彼の命令を実行するのに必要だったからだ。

「キ、キス、し、して、あっ、んんっ」
「……聡司、もしかしてさ、ヨすぎてブッ飛んでる? ハハハ。お前、ホントに最高だな」

 何かを言いながらも、彼は僕の口を塞いで舌で上顎の裏を舐め、僕がイクための手助けをしてくれた。僕はアナルにペニスを突っ込まれながらキスされるのが好き。そう言ったのは彼だからかもしれない。ぼんやりとそう思ったけれど、僕の頭はすぐに快楽に支配され、何も考えられなくなった。

「ああ、あああっ、ん、いい、あ、あああっ」
「ほらっ、イケ、イケっ。俺のチンポでメスイキしろっ……!」

 突かれ、衝動で唇が離れるタイミングで屋敷は僕に命令した。そしてすぐに唇を塞がれ、下からズブズブと奥を突かれる。苦しくて逃げようとする僕の体を彼は離さず、逆に肩を掴まれて深くまでペニスを突き入れられた。

「ふ、んんぅー……っ!」

 目の前にチカチカと光が飛び、そのあと視界が暗くなる。背中からゾワゾワとした何かが這い上って、僕の腹の奥がギュウッと締まるのを感じた。
 僕を抑えていた力が弱まり、塞がれていた唇が開放される。口で息を吸い、涙に濡れた目をあけようとしたところで、僕の意識は途切れた。



 目の前のベッドには可愛い恋人が眠っている。
 ベッドの脇に腰をかけ、屋敷昴は中野聡司の額にかかった前髪をそろっと払った。少し顔色が悪いのに、先ほどまでのセックスのせいか、頬はピンクに染まっていた。薄く開いた唇はとても扇情的で、今すぐこじ開けて舌を吸ってやりたい、という衝動に駆られてしまう。

「……だめだろ、流石に」

 呟き、そんな風に思える自分に少し驚いた。
 射精を伴わないメスイキを初めてさせ、体に負担をかけてしまった恋人を無理に起こしたくはない。家族でもない赤の他人に対して、欲望よりも思いやりが先に立ったのは、昴の人生の中でこれが初めてだった。それだけではない。この自分が、セックスの最中に気を失った恋人に対し、体を洗ったり、着替えさせてベッドまで運んでやったこと自体が信じられないことだった。
 今まで付き合った女性は何人かいたけれど、優等生の仮面を被りながらいつも自分の好きなように扱い、飽きれば笑顔で上手く言いくるめてすぐに別れるのが常だった。体の関係を持ってしまえば別れるときに揉める確率が上がるので、そういう相手にはそれとなく次の相手を紹介して揉め事を避けていた。おかげでこれまで元彼女たちからも、周囲の生徒たちからも、教師連中からも、親からも、昴の評判が落ちたことはない。
 男と付き合うのは聡司が初めてで、始まりがあんな風だったのも初めてだった。
 最初は単に、いつも一人でいる奴ならば皆にバレる心配も無さそうだ、とストレス解消のためにいじめていた。思った以上に気弱だった聡司は親にも教師にも相談せず、問題を一人で抱え込んだので、昴にとっては結果的に最適だと言えた。
 それから、一度アナルセックスをしてみたい、どうせなら女よりも男を服従させてヤッてみたい、と思ったのがきっかけで、経験が無さそうなら性病も持っていないだろう、と犯した。存外具合が良くて、でも男と何度もヤりたいと思っているなどと伊藤や箱崎に悟られるのが嫌で、複数人で何度か聡司を犯した。いや、理由はそれだけではない。昴以外の他の男にも抱かれろ、という自分の命令を嫌がりながらも受け入れる聡司の姿にこれ以上なく興奮したのだ。
 命令を嫌がる素振りを見せながら、しかし従順に従う彼に惹かれ始めたのはこのころだっただろうか。
 けれどそれを自分では認められないでいるうちに、箱崎が聡司に執着を見せ始め、昴の命令に従わなくなった。だから、ああいう手を使って追放した。ついでに人前でも聡司の隣にいてもおかしくないという状況を作り上げ、聡司が自分から離れられなくなるように追い込んでいった。時間はかかったけれど上手くいったとは思う。

 昴は立ち上がり、窓に引かれたカーテンの隙間から外を覗いた。外はもう暗く、街灯がポツポツと点いているのみで人影は見当たらない。時刻は夜の七時を回ったところで、大抵の家では夕食を摂る時刻だ。帰宅が遅れると前もって家には連絡したものの、昴もそろそろ帰宅しなくてはならない。家政婦から親に報告されると面倒だからだ。

「う、ん……」

 可愛い声がして、窓辺に佇んだままの昴は急いでベッドへと戻った。戻る、と言っても聡司の部屋は狭く、たった数歩のことではあったが。
 再び腰掛けたベッドが軋んだ音に反応したのか、恋人がゆっくりと目を開ける。寝惚けているのか、ぼんやりとしたままの目は昴を捉えず通り過ぎていく。それに苛つきを覚えた昴は聡司の上に覆い被さり、唇を押し付けた。舌を入れるのまでは何とか我慢する。
 唇を離すと、開いた両目が昴だけを映していた。それに満足した昴は笑みを浮かべて体を起こす。

「す……ばる、くん」
「良く寝てたな」
「っ……ご、ごめ……なさい」

 気分はどうか、と続ける前に、聡司はビクリと体を震わせて謝罪の言葉を口にした。怯えの色が見える双眸が昴はとても好きだった。昴だけを見つめ、昴の仕草に敏感に反応し、こちらの反応を窺って、決して逆らわない。そんな聡司が愛おしくてたまらず、離したくなかった。
 高校を卒業すれば昴は東京の大学に進学する。その際には聡司も連れて行き、親が持っているマンションで一緒に住むつもりだ。この間提出した進路希望調査票には進学希望に印が付けてあったので、同じ東京の大学を受けさせようと昴は考えていた。昴とは違って運動はからきしだが、成績だけは良いので、昴の目指す大学に一緒に通わせられる可能性もそんなに低くはない。
 一緒に住む将来のために、昴は聡司の親に対する態度にも注意を払っていた。地元の有力者の息子というアドバンテージを生かし、更に頼れる同級生という実績を上積みする。進学を機に一緒に住んでもおかしくない状況を作り上げていた。

「謝んなよ」

 頬を撫で、笑顔を見せてやる。聡司は怯えたように昴の顔を見上げ、そして取り繕うように引き攣った笑顔を見せた。可愛い。可愛くてたまらない。

「好きだ」

 ポツリと呟き、もう一度唇を重ねる。今度は舌を入れた。多少強引に入れたはずのそれに、聡司の舌が戸惑いながらも絡み付いてくる。そうするように躾けたのは昴だった。
 自分の思うような反応を返すように強要し、相手にそれを受諾させる。それにたまらなく興奮する自分を見せても受け入れてくれたのは聡司だけだった。高校二年生という年齢で、そんな存在に出会えたなんて奇跡でしかない。だからこそ、昴は聡司を離したくないのだ。

「お前は?」

 唇を離して返事を促す。

「ぼ、僕も……っ、す、昴くんが、す、好き……」

 つっかえながらも必死に愛の言葉を返す存在が腕の中にいる。昴はそのことに、今まで感じたことのなかった幸福を感じていた。


 もう一度長いキスを交わした後、昴は聡司の家を後にした。
 玄関先で抱きしめた体は怯え、震えていた。それを思い出すと言い表せないような興奮が蘇る。

「今日は脱衣所とバスルームでセックスして、聡司の部屋でキスして、玄関で……」

 一つ一つの行為を思い出し、指を折って数えながら昴は嬉しそうに笑った。これで聡司は家にいるときも自分との行為を思い出して震えるのだろう。恐れからなのか、快感を思い出して、なのかは今はどうでも良い。重要なのは、聡司が自宅でも自分の存在を忘れられないという事実だ。気持ちなど後からいくらでもついてくる。
 自分は聡司を愛している。
 そして聡司も、昴が促せば同じ言葉を返してくる。
 今はその事実だけで良かった。
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