そして彼は魔王となった

 長い外套を身に纏い、銀色の長い髪を靡かせた青年レシェス。彼が辿る道程には、日々を懸命に生きる人々の営みが詰まっていた。

 主人公のレシェスは世界で1、2を争うチートです。
 ただし、チート過ぎるので基本無双はしません。
 あくまで傍観者として人々の暮らしを書き綴りながら、世界中を巡っている温厚な旅人ですが、様々な人たちの思惑や争いに巻き込まれ、無常な時代の渦に飲み込まれていきます。

 彼はどんな生い立ちを持ち、どう生き、どんな運命が待ち受けるのでしょうか。

※本作品に登場するリトは、性格が似ている部分はありますが、『転生チートに出遅れて』のリトとは全くの別人です。

※相方の神羅真と、原案を共有しています。時代背景や、作風は全く違い、別作品としてそれぞれ好き勝手に書いていますので、気になる方は合わせてお楽しみ下さい。
 そのうち公開するかもということです。

※表紙について
 狛鷲様、ソラ様、素材サイト『シルエットAC』様より拝借、加工しております。
 転載・二次使用はなさらないようお願いいたします。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,163 位 / 192,163件 ファンタジー 44,590 位 / 44,590件

あなたにおすすめの小説

その科学は魔法をも凌駕する。

神部 大
ファンタジー
科学が進みすぎた日本の荒廃。 そんな中最後の希望として作られた時空転移プログラムを用い歴史を変える為に一人敵陣に乗り込んだフォースハッカーの戦闘要員、真。 だが転移した先は過去ではなく、とても地球上とは思えない魔物や魔法が蔓延る世界だった。 返る術もないまま真が選んだ道は、科学の力を持ちながらその世界でただ生き、死ぬ事。 持ちうる全ての超科学技術を駆使してそんな世界で魔法を凌駕しろ。

流星痕

サヤ
ファンタジー
転生式。 人が、魂の奥底に眠る龍の力と向き合う神聖な儀式。 失敗すればその力に身を焼かれ、命尽きるまで暴れ狂う邪龍と化す。 その儀式を、風の王国グルミウム王ヴァーユが行なった際、民衆の喝采は悲鳴へと変わる。 これは、祖国を失い、再興を望む一人の少女の冒険ファンタジー。 ※一部過激な表現があります。 ―――――――――――――――――――――― 当サイト「花菱」に掲載している小説をぷちリメイクして書いて行こうと思います!

とある滅亡について

あきづきみなと
ファンタジー
とある小国が滅んだ。その事情とは。

樹海暮らしの薬屋リヒト

高崎閏
ファンタジー
人里離れた広大な樹海でひっそりと暮らすリヒトは薬の知識がある。 薬草や薬木などを育てて薬を精製したり、はたまた貴重な草花などを採取しては商人に卸し、隠居生活を満喫していた。そんなある日、樹海の中で竜人族の子どもと出会う。 そこからリヒトの生活は一変してしまった。 ※他投稿サイトにも掲載済みです

秘密

紫月音湖(旧HN/月音)
恋愛
ただ見ているだけの初恋は、少年から渡された一枚の手紙で静かに終わった。 ※1ページで終わる、大正浪漫風の物語です※

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

拝啓神様。転生場所間違えたでしょ。転生したら木にめり込んで…てか半身が木になってるんですけど!?あでも意外とスペック高くて何とかなりそうです

熊ごろう
ファンタジー
俺はどうやら事故で死んで、神様の計らいで異世界へと転生したらしい。 そこまではわりと良くある?お話だと思う。 ただ俺が皆と違ったのは……森の中、木にめり込んだ状態で転生していたことだろうか。 しかも必死こいて引っこ抜いて見ればめり込んでいた部分が木の体となっていた。次、神様に出会うことがあったならば髪の毛むしってやろうと思う。 ずっとその場に居るわけにもいかず、森の中をあてもなく彷徨う俺であったが、やがて空腹と渇き、それにたまった疲労で意識を失ってしまい……と、そこでこの木の体が思わぬ力を発揮する。なんと地面から水分や養分を取れる上に生命力すら吸い取る事が出来たのだ。 生命力を吸った体は凄まじい力を発揮した。木を殴れば幹をえぐり取り、走れば凄まじい速度な上に疲れもほとんどない。 これはチートきたのでは!?と浮かれそうになる俺であったが……そこはぐっと押さえ気を引き締める。何せ比較対象が無いからね。 比較対象もそうだけど、とりあえず生活していくためには人里に出なければならないだろう。そう考えた俺はひとまず森を抜け出そうと再び歩を進めるが……。 P.S 最近、右半身にリンゴがなるようになりました。 やったね(´・ω・`) 火、木曜と土日更新でいきたいと思います。

旦那様、離縁の申し出承りますわ

ブラウン
恋愛
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」 大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。 領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。 旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。 その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。 離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに! *女性軽視の言葉が一部あります(すみません)

処理中です...