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第二十七話 右近が付き合わない条件
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教室内を静寂が包み込んでいた。普段であれば話し声が途切れることのない時間帯ではあるのだけれど、今は衣擦れの音すら聞こえぬ真の静寂に包まれていると言ってもいいだろう。それくらいみんなの注目が鬼仏院右近に注がれていたのだ。
「なんか逆に言いにくい雰囲気になっちゃったな。ま、いいか。俺が好きになれないタイプってのはね、政虎が好きになった人だね。やっぱり俺は親友であるお前が好きになった女とだけは付き合えないんだよ」
右近の発言を受けてほとんどの人はホッと胸をなでおろしたのだろうが、この教室内でただ一人だけ顔面蒼白になっている人がいたのだ。
「なんで政虎君は私の事を好きなんだろう」
唯菜ちゃんが発したその言葉は喧騒を取り戻しつつある教室の中に置いても不思議と俺の耳に届いていた。俺は唯菜ちゃんに好かれているとは思っていないのだけれど、そこまで嫌われてはいないと思っていたのだが、いつもとは違うその声と喋り方で本気で落ち込んでいるんだという事は気付いてしまったのだった。
俺は唯菜ちゃんと鬼仏院右近が付き合うことに反対なんてしていないし、唯菜ちゃんが付き合う相手が鬼仏院右近だとしたら素直に祝福することが出来ると思う。俺と唯菜ちゃんが付き合ったとしても俺の一方的な想いで終わってしまうと思うのだが、右近であれば俺よりも唯菜ちゃんを幸せにして楽しませることも出来るのではないかと思っている。実際に鬼仏院右近と付き合っていた女の子は右近に振られた後も悪口を言っている人は見た事が無いくらいである。一時期は三日に一回くらいの割合で彼女が変わっていたこともあったと思うのだけれど、そんな時でも別れた後に鬼仏院右近の事を悪く言っている人なんて誰もいなかったのだ。
「なあ、お前が桜の事を好きじゃなくなったら鬼仏院とサクラが付き合う可能性もあったりするのか?」
「どうなんだろう。俺は右近に唯菜ちゃんと付き合わないでくれって言ったことは無いし、どっちかって言うと唯菜ちゃんが右近以外の人と付き合うくらいだったら右近と付き合ってくれた方が良いと思っているよ。これは右近に何度も言ってるんだけどさ、こいつはそれだけは聞いてくれないんだよな」
「そこまでお前に義理立ててこいつに何の得があるんだろうな。私にはさっぱりわからないよ」
「俺もこいつがなんでそんな事を考えてるのかわからないんだよな」
右近は行動も読みやすいし考えている事も割と表情に出ていると思うのだけれど、なぜか唯菜ちゃんに対しての感情は読み取ることが出来ない。唯菜ちゃんと付き合うことは無いと俺に何度も宣言はしているにもかかわらず二人だけで遊んだりすることもあるみたいだし、俺が唯菜ちゃんと同じカフェでバイトをして守ってあげて欲しいと言ったことも素直に聞いてくれている。それなのに、俺が出来ない夢をかなえるつもりで唯菜ちゃんと付き合って欲しいという事だけはかたくなに拒んでくるのだ。二人で何度か遠出もしてるみたいだし付き合っているような事もしているとは思うんだけど、それでも俺に悪いからという理由で最後の一線だけは超えないようにしているらしい。
「なあ、お前って誰とでも付き合うのになんで桜とは付き合わないんだ?」
「なんでって、さっきも言ったけどさ。政虎が唯菜の事を好きだって思ってるうちは俺は唯菜と付き合うことは出来ないんだって。親友の好きな人を奪い取るのって良くないと思わない?」
「まあ、お前の言うことは理解出来るけどさ、こいつが桜と付き合う可能性なんて無いんだしこいつの言う通り一度桜と付き合ってみたらいいんじゃないか?」
「なんで政虎も愛華も俺と唯菜をくっつけようとするんだろうな。俺と唯菜が付き合う事で何かメリットでもあるの?」
「そんなもんは無いけどさ、別に減るもんじゃないと思うんだよな。ちょっとくらい付き合って見てもいいと思うんだけど」
鬼仏院右近と髑髏沼愛華のこのやり取りを聞きながらちょっとだけ後ろの方を見てみたのだけれど、髑髏沼愛華が話している時には唯菜ちゃんの表情が明るくなっていて、それを右近が否定すると途端に表情が曇っていたのだ。俺が同じことを何度言っても同じ返しが返ってくるだけであったし、今日みたいに髑髏沼愛華が鬼仏院右近を説得しようとしても全く耳を傾けてくれないのだ。
鵜崎唯にも鬼仏院右近を説得してみて欲しいと頼んだことはあったのだけれど、俺の言うことを代替肯定してくれる鵜崎唯でもその頼みは聞き入れてくれなかった。彼女曰く、誰かに頼まれたからと言って人と付き合うのはおかしいことだそうだ。確かに言われてみればそうだと思うのだけれど、自分の好きな相手が自分以外とは誰とでも付き合っているというのに自分とだけは付き合ってくれないというのは中々に辛いものがあると思う。
「そんなに無理な事言ったらダメだよ。右近君は親友である政虎の事を大切に思ってるだけなんだからね。それにさ、右近君が政虎に私と付き合った方が良いって言っても政虎はきかないと思うんだ。恋愛ってさ、第三者に言われてするものじゃないと思うんだよね。だから、あんまり右近君に無理強いさせちゃ可哀想だよ」
「唯が言いたいことはわかるし、俺の気持ちを代弁してくれるのはありがたいんだけどさ、俺は政虎に唯と付き合った方が良いって言うことは絶対にないと思うよ」
「え、そうなの?」
鵜崎唯は悲しい目をしてこちらを見てきたのだけれど、俺は思わずその視線を避けるように外の景色を眺めてしまった。すぐ隣にいる髑髏沼愛華も俺と同じように外を見ていたのだけれど、どんな時でも鵜崎唯を助ける髑髏沼もこんな時は深くかかわらないようにするんだなという事がわかったのだった。
「なんか逆に言いにくい雰囲気になっちゃったな。ま、いいか。俺が好きになれないタイプってのはね、政虎が好きになった人だね。やっぱり俺は親友であるお前が好きになった女とだけは付き合えないんだよ」
右近の発言を受けてほとんどの人はホッと胸をなでおろしたのだろうが、この教室内でただ一人だけ顔面蒼白になっている人がいたのだ。
「なんで政虎君は私の事を好きなんだろう」
唯菜ちゃんが発したその言葉は喧騒を取り戻しつつある教室の中に置いても不思議と俺の耳に届いていた。俺は唯菜ちゃんに好かれているとは思っていないのだけれど、そこまで嫌われてはいないと思っていたのだが、いつもとは違うその声と喋り方で本気で落ち込んでいるんだという事は気付いてしまったのだった。
俺は唯菜ちゃんと鬼仏院右近が付き合うことに反対なんてしていないし、唯菜ちゃんが付き合う相手が鬼仏院右近だとしたら素直に祝福することが出来ると思う。俺と唯菜ちゃんが付き合ったとしても俺の一方的な想いで終わってしまうと思うのだが、右近であれば俺よりも唯菜ちゃんを幸せにして楽しませることも出来るのではないかと思っている。実際に鬼仏院右近と付き合っていた女の子は右近に振られた後も悪口を言っている人は見た事が無いくらいである。一時期は三日に一回くらいの割合で彼女が変わっていたこともあったと思うのだけれど、そんな時でも別れた後に鬼仏院右近の事を悪く言っている人なんて誰もいなかったのだ。
「なあ、お前が桜の事を好きじゃなくなったら鬼仏院とサクラが付き合う可能性もあったりするのか?」
「どうなんだろう。俺は右近に唯菜ちゃんと付き合わないでくれって言ったことは無いし、どっちかって言うと唯菜ちゃんが右近以外の人と付き合うくらいだったら右近と付き合ってくれた方が良いと思っているよ。これは右近に何度も言ってるんだけどさ、こいつはそれだけは聞いてくれないんだよな」
「そこまでお前に義理立ててこいつに何の得があるんだろうな。私にはさっぱりわからないよ」
「俺もこいつがなんでそんな事を考えてるのかわからないんだよな」
右近は行動も読みやすいし考えている事も割と表情に出ていると思うのだけれど、なぜか唯菜ちゃんに対しての感情は読み取ることが出来ない。唯菜ちゃんと付き合うことは無いと俺に何度も宣言はしているにもかかわらず二人だけで遊んだりすることもあるみたいだし、俺が唯菜ちゃんと同じカフェでバイトをして守ってあげて欲しいと言ったことも素直に聞いてくれている。それなのに、俺が出来ない夢をかなえるつもりで唯菜ちゃんと付き合って欲しいという事だけはかたくなに拒んでくるのだ。二人で何度か遠出もしてるみたいだし付き合っているような事もしているとは思うんだけど、それでも俺に悪いからという理由で最後の一線だけは超えないようにしているらしい。
「なあ、お前って誰とでも付き合うのになんで桜とは付き合わないんだ?」
「なんでって、さっきも言ったけどさ。政虎が唯菜の事を好きだって思ってるうちは俺は唯菜と付き合うことは出来ないんだって。親友の好きな人を奪い取るのって良くないと思わない?」
「まあ、お前の言うことは理解出来るけどさ、こいつが桜と付き合う可能性なんて無いんだしこいつの言う通り一度桜と付き合ってみたらいいんじゃないか?」
「なんで政虎も愛華も俺と唯菜をくっつけようとするんだろうな。俺と唯菜が付き合う事で何かメリットでもあるの?」
「そんなもんは無いけどさ、別に減るもんじゃないと思うんだよな。ちょっとくらい付き合って見てもいいと思うんだけど」
鬼仏院右近と髑髏沼愛華のこのやり取りを聞きながらちょっとだけ後ろの方を見てみたのだけれど、髑髏沼愛華が話している時には唯菜ちゃんの表情が明るくなっていて、それを右近が否定すると途端に表情が曇っていたのだ。俺が同じことを何度言っても同じ返しが返ってくるだけであったし、今日みたいに髑髏沼愛華が鬼仏院右近を説得しようとしても全く耳を傾けてくれないのだ。
鵜崎唯にも鬼仏院右近を説得してみて欲しいと頼んだことはあったのだけれど、俺の言うことを代替肯定してくれる鵜崎唯でもその頼みは聞き入れてくれなかった。彼女曰く、誰かに頼まれたからと言って人と付き合うのはおかしいことだそうだ。確かに言われてみればそうだと思うのだけれど、自分の好きな相手が自分以外とは誰とでも付き合っているというのに自分とだけは付き合ってくれないというのは中々に辛いものがあると思う。
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