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真昼のストレンジャー
第八章 1
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休日、街に買い物に出てきた庄野は、あの公園に来ていた。もちろん恋人となったルイも一緒だった。ちょっと休憩と噴水塔の前のベンチに腰を下ろせば、同じように隣にルイも座る。
「今回のこと、オレ、おっさんを見直したかも」
「うん。宮野さんて、すごいな」
これも巡り会わせでしょうね。
あの日、レンが感慨深げに言った。庄野が抱えていたトラブルを宮野は容易く解決した。
自分ではどう足掻いてもきっと無理だった。出会わなかったら、ルイとこうして迎える日々は来なかったろう。今にして思えば笑い話だが、あのとき自分はすべて投げ出し死すら頭をよぎっていたのだから。
請け負ったダンパは当初よりも安い値段になったが納品できた。広尾の社長に言わせると最初から値下げを要求されるのは織り込み済みで、落ち着くところに落ち着いたそうだ。しかし宮野が口を利かなければもっと厳しい条件を呑まなくてならなかっただろうとも言った。
そして宮野は、敷島に駄々を捏ねたらしい。駄々を捏ねるなどおよそ仕事において相応しいとはいえないが、強いていうなら駆け引きか。
『広尾さんとこから直接ダンパ買っちゃダメか?』
当然、敷島は立場がないと申し立てた。
『だってさ、敷島さん発注したダンパできないんだろ? だったらさこっちもさ、他社当たるしかないよな? 広尾さんにちょうどいいのがあるって聞いたからさ、見たらこれがうちが欲しいのドンピシャなんだよ。直接買っちゃダメっていうなら敷島さん、広尾さんとこの買ってうちに納めてよ』
この話は広尾の社長から、敷島に納品後教えてもらった。宮野は敷島を無情に切ることもできたが、予定どおりのルートで買いつけた。直接取引をすれば、敷島を飛ばす分利益が得られるにしても、それは道義に反するからと言って。
こんな商売してちゃ、上司に甘いってどやされるんだけどな、と苦笑いをしていたそうだ。
あれほど悩ませた一件はこうして片がついた。庄野は敷島の担当から外れることになったがそれも仕方がない。だが宮野に紹介してもらった新規の取引先を担当できることになって頑張ろうとやる気いっぱいだ。なにせ、業界大手の常磐物産なのだから。
「ナオ、何ぼけっとしてんだよ。まさかおっさんのこと考えちゃいないだろうな」
宮野のことを思い出していた庄野は、隣から聞こえたルイの不機嫌な声に苦笑する。
「何だよ。宮野さんの話は先にお前が振ったんだろ?」
「うるさい。おっさんにはレンがいるんだからな。ナオにはオレだからな」
「分かってるよ」
ルイは相当やきもち焼きだった。動物病院に預けていた茶トラの子猫が帰ってきたときも大変だった。
『たとえ、このちびがただの子猫でもな、ナオがちびばかり撫でるのはずるい』
ずるいと言われても。
成猫になったばかりのルイは、人でも二十歳そこそこの若者だ。レンがまだまだ子供と言うのもしかり、ルイは猫のころそのままの言動を見せて、庄野に撫でろ構えと迫ってくる。当然庄野に拒否権はなく、すぐにルイに組み敷かれて甘い時間をすごすことになるのだ。
「はつのミルク買って帰らないといけないんだよな」
今その子猫は「はつ」と名づけられてレンのところにいた。庄野の住むアパートがペット禁止という規約があったためだったが、おかげでレンはいきなりの子育てに奮闘してくれていた。
「そろそろドライフードも食べさせていいって獣医さん言ってたんだよな。でも猫缶? 銘柄指定してある」
レンから渡された買い物リストには、はつのための物がびっしり書いてあった。
「プチニャンのささみデラックスだろ? それレンの好物」
「レンさん、猫缶食べるのか? 今も……?」
人になっても、元猫だから? 気になった庄野はルイに聞く。
「いや、今は違うよ。人が食うもんだったら何でも食ってるみたいだけど。濃い味は苦手そうだな」
「じゃ、ルイとどこか店に食べに行くこともできるんだな」
レンができるなら、ルイも大丈夫。
「おうさ。おっさんとレン、たまに外でメシ食ってきてるし。でも家にいるのが一番落ち着くんだとさ」
「家のほうがいいっていうのも分かるな」
レンはルイよりも細やかな性格らしく、外出がそう好きではないそうだ。
「あれ? この子――」
庄野はふと視線を感じて下を向いた。足元に茶トラの猫がきていて、不思議そうに庄野を見上げていた。
「お、茶々じゃねえか」
ルイが嬉々とした声を上げた。
「やっぱりそうなんだ」
庄野はそっと手を伸ばしてみる。警戒されて逃げられるかと思ったが、茶々は庄野にされるがまま、大人しく撫でられた。
「茶々、お前の子猫元気になったよ。はつっていう名前つけたんだ」
膝に乗せても茶々は大人しく、「にゃあ」と声を上げごろごろと喉を鳴らし始めた。
「茶々がこんなに大人しいなんてな。ナオ、猫んとき茶々と何かあった?」
「いや? ああ、茶々に俺の子供産みたいって言われたな。そういえば……」
一緒にいた僅かなひとときを覚えていてくれているなら、嬉しかった。
「はあ? 子供!?」
そんな庄野の感傷などお構いなしで、言うが早いか、ルイは茶々を掻っ攫うように抱き上げた。
「茶々、悪いがナオはオレのだ。この公園一美人のお前でもやらないからな」
「ルイ、お前――。猫相手に……」
茶々は目を真ん丸にしてルイを見ていた。耳が後ろに倒れているから、かなり驚いているのが分かる。
「でも、茶々、初めはルイの子供を産みたいって言ってたんだぞ。もてもてだな、ルイは」
「え、オレの……?」
初耳だったらしく、きょんとした顔をルイはした。
「猫に戻る? ルイと茶々の子供ってどんな子だろうな」
「何でそういうこと言うかな、ナオは。オレが猫に戻ったら、困るのナオじゃん」
茶々を放してルイは、横目で窺うように庄野を見た。
そのとおりだった。庄野は言ってすぐに後悔していた。自分も十分嫉妬深いようだ。素直に認めるのも面映ゆく、庄野はふっと顔を背ける。
何を思ったのか、ルイが庄野の肩に手を回して引き寄せた。当然ルイの胸に倒れ込む。
「おい、ルイ。ここは外だぞ」
「いいじゃん? 見せつけてみる? あっちの噴水塔の陰とか、そっちの茂みとか。猫たちいるよ? こっち見てる」
猫だけでなく、人間も歩いていた。休日だけあって親子連れやカップルが。
「なあ、ナオ。乗っかっていいか? オレ、ナオがすっごく欲しくなってきた」
人間っていつでも発情できていいなと言ったルイを庄野は真っ赤になって、そういうことをところ構わず言うな、と張り倒す。ルイはちょくちょく口を滑らすから、きちんと教えなければ。
「今から、はつの買い物して、レンさんのところに届けるんだろ」
「家に帰ってからじゃないとダメなのか? 時間でベッド使わせてくれるとこ、あんだよな。そういうとこでもいいぞ?」
まだ言うか。
「家に帰ってからだ」
きっぱりと庄野は言い切った。
「よし、分かった。帰ってからな。帰ったらたっぷり嘗め回してから突っ込むからな。もちろんゆっくり優しくだ」
「だからルイ。外でそういうことは言わないでくれ……」
もしかしたら、墓穴を掘ってしまったかもしれない。そう心のうちで悔やみながらも、庄野は自分と肩を並べるルイに見惚れるのだった。前髪が一房白い、元月猫の青年、ルイに。
「今回のこと、オレ、おっさんを見直したかも」
「うん。宮野さんて、すごいな」
これも巡り会わせでしょうね。
あの日、レンが感慨深げに言った。庄野が抱えていたトラブルを宮野は容易く解決した。
自分ではどう足掻いてもきっと無理だった。出会わなかったら、ルイとこうして迎える日々は来なかったろう。今にして思えば笑い話だが、あのとき自分はすべて投げ出し死すら頭をよぎっていたのだから。
請け負ったダンパは当初よりも安い値段になったが納品できた。広尾の社長に言わせると最初から値下げを要求されるのは織り込み済みで、落ち着くところに落ち着いたそうだ。しかし宮野が口を利かなければもっと厳しい条件を呑まなくてならなかっただろうとも言った。
そして宮野は、敷島に駄々を捏ねたらしい。駄々を捏ねるなどおよそ仕事において相応しいとはいえないが、強いていうなら駆け引きか。
『広尾さんとこから直接ダンパ買っちゃダメか?』
当然、敷島は立場がないと申し立てた。
『だってさ、敷島さん発注したダンパできないんだろ? だったらさこっちもさ、他社当たるしかないよな? 広尾さんにちょうどいいのがあるって聞いたからさ、見たらこれがうちが欲しいのドンピシャなんだよ。直接買っちゃダメっていうなら敷島さん、広尾さんとこの買ってうちに納めてよ』
この話は広尾の社長から、敷島に納品後教えてもらった。宮野は敷島を無情に切ることもできたが、予定どおりのルートで買いつけた。直接取引をすれば、敷島を飛ばす分利益が得られるにしても、それは道義に反するからと言って。
こんな商売してちゃ、上司に甘いってどやされるんだけどな、と苦笑いをしていたそうだ。
あれほど悩ませた一件はこうして片がついた。庄野は敷島の担当から外れることになったがそれも仕方がない。だが宮野に紹介してもらった新規の取引先を担当できることになって頑張ろうとやる気いっぱいだ。なにせ、業界大手の常磐物産なのだから。
「ナオ、何ぼけっとしてんだよ。まさかおっさんのこと考えちゃいないだろうな」
宮野のことを思い出していた庄野は、隣から聞こえたルイの不機嫌な声に苦笑する。
「何だよ。宮野さんの話は先にお前が振ったんだろ?」
「うるさい。おっさんにはレンがいるんだからな。ナオにはオレだからな」
「分かってるよ」
ルイは相当やきもち焼きだった。動物病院に預けていた茶トラの子猫が帰ってきたときも大変だった。
『たとえ、このちびがただの子猫でもな、ナオがちびばかり撫でるのはずるい』
ずるいと言われても。
成猫になったばかりのルイは、人でも二十歳そこそこの若者だ。レンがまだまだ子供と言うのもしかり、ルイは猫のころそのままの言動を見せて、庄野に撫でろ構えと迫ってくる。当然庄野に拒否権はなく、すぐにルイに組み敷かれて甘い時間をすごすことになるのだ。
「はつのミルク買って帰らないといけないんだよな」
今その子猫は「はつ」と名づけられてレンのところにいた。庄野の住むアパートがペット禁止という規約があったためだったが、おかげでレンはいきなりの子育てに奮闘してくれていた。
「そろそろドライフードも食べさせていいって獣医さん言ってたんだよな。でも猫缶? 銘柄指定してある」
レンから渡された買い物リストには、はつのための物がびっしり書いてあった。
「プチニャンのささみデラックスだろ? それレンの好物」
「レンさん、猫缶食べるのか? 今も……?」
人になっても、元猫だから? 気になった庄野はルイに聞く。
「いや、今は違うよ。人が食うもんだったら何でも食ってるみたいだけど。濃い味は苦手そうだな」
「じゃ、ルイとどこか店に食べに行くこともできるんだな」
レンができるなら、ルイも大丈夫。
「おうさ。おっさんとレン、たまに外でメシ食ってきてるし。でも家にいるのが一番落ち着くんだとさ」
「家のほうがいいっていうのも分かるな」
レンはルイよりも細やかな性格らしく、外出がそう好きではないそうだ。
「あれ? この子――」
庄野はふと視線を感じて下を向いた。足元に茶トラの猫がきていて、不思議そうに庄野を見上げていた。
「お、茶々じゃねえか」
ルイが嬉々とした声を上げた。
「やっぱりそうなんだ」
庄野はそっと手を伸ばしてみる。警戒されて逃げられるかと思ったが、茶々は庄野にされるがまま、大人しく撫でられた。
「茶々、お前の子猫元気になったよ。はつっていう名前つけたんだ」
膝に乗せても茶々は大人しく、「にゃあ」と声を上げごろごろと喉を鳴らし始めた。
「茶々がこんなに大人しいなんてな。ナオ、猫んとき茶々と何かあった?」
「いや? ああ、茶々に俺の子供産みたいって言われたな。そういえば……」
一緒にいた僅かなひとときを覚えていてくれているなら、嬉しかった。
「はあ? 子供!?」
そんな庄野の感傷などお構いなしで、言うが早いか、ルイは茶々を掻っ攫うように抱き上げた。
「茶々、悪いがナオはオレのだ。この公園一美人のお前でもやらないからな」
「ルイ、お前――。猫相手に……」
茶々は目を真ん丸にしてルイを見ていた。耳が後ろに倒れているから、かなり驚いているのが分かる。
「でも、茶々、初めはルイの子供を産みたいって言ってたんだぞ。もてもてだな、ルイは」
「え、オレの……?」
初耳だったらしく、きょんとした顔をルイはした。
「猫に戻る? ルイと茶々の子供ってどんな子だろうな」
「何でそういうこと言うかな、ナオは。オレが猫に戻ったら、困るのナオじゃん」
茶々を放してルイは、横目で窺うように庄野を見た。
そのとおりだった。庄野は言ってすぐに後悔していた。自分も十分嫉妬深いようだ。素直に認めるのも面映ゆく、庄野はふっと顔を背ける。
何を思ったのか、ルイが庄野の肩に手を回して引き寄せた。当然ルイの胸に倒れ込む。
「おい、ルイ。ここは外だぞ」
「いいじゃん? 見せつけてみる? あっちの噴水塔の陰とか、そっちの茂みとか。猫たちいるよ? こっち見てる」
猫だけでなく、人間も歩いていた。休日だけあって親子連れやカップルが。
「なあ、ナオ。乗っかっていいか? オレ、ナオがすっごく欲しくなってきた」
人間っていつでも発情できていいなと言ったルイを庄野は真っ赤になって、そういうことをところ構わず言うな、と張り倒す。ルイはちょくちょく口を滑らすから、きちんと教えなければ。
「今から、はつの買い物して、レンさんのところに届けるんだろ」
「家に帰ってからじゃないとダメなのか? 時間でベッド使わせてくれるとこ、あんだよな。そういうとこでもいいぞ?」
まだ言うか。
「家に帰ってからだ」
きっぱりと庄野は言い切った。
「よし、分かった。帰ってからな。帰ったらたっぷり嘗め回してから突っ込むからな。もちろんゆっくり優しくだ」
「だからルイ。外でそういうことは言わないでくれ……」
もしかしたら、墓穴を掘ってしまったかもしれない。そう心のうちで悔やみながらも、庄野は自分と肩を並べるルイに見惚れるのだった。前髪が一房白い、元月猫の青年、ルイに。
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