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第1話その2
しおりを挟む「あはははは!!あはははは!!」
ああ、神よ。何故私は机の上で仁王立ちしながら両手を高々と挙げて高笑いしているのであろうか。
「な・・・何言ってんだけこいつ!」
「頭おかしいんじゃね!?」
「ほらほらほらぁー!びびってんのか陽キャベツ共ぉー!陰キャからの宣戦布告だぁー!」
違う違う!こんな事言ったらみんなにきらわれちゃう!
「ねえどうする!?先生呼んでくる!?」
「危ねえよな!」
うわうわうわ!先生呼ばれたらヤバい!でも捻くれてなきゃ落ち着かない!
「あはははは!群れてなきゃ何にも出来ないカースト上位(笑)が!!一人でも堂々としていられる私を見やがれ!ほらっ!ほらっ!」
「先生呼んで来たぞ!」
「何してるんだ!」
・・・もうどうにでもなれ!
「早くそこを降りなさい!」
「やーだよ!あっかんべー!」
もうこうなったら徹底的に抵抗してやる!
「やだよってここ今から軽音楽部が使うのに!!」
えっ。・・・けいおん!?
けいおんってあのスクールカースト最上位な上に楽器も出来る人達が集う伝説の!?
う・・・う・・・
「うおおおおおおおおお覚えてろよおおおおおおおお!!逃げろおおおおおおおお!!」
ガラッ!
バタバタバタ・・・
「何だったんだあいつ。」
「日寝田・・・。先生、ちょっと心配だぞ。」
バタバタバタバタ・・・
私、やっぱり一人が好き。
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