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第三章 魔力無し転生者はランクを上げていく

第五十二話 眠りし帝国最強皇女 ㉓

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大樹喰らいフォレスト・イーターの皮膚は強靭かつ柔らかい。魔力量が少ない魔導弾や魔法弾では跳ね返し、刃も通らない」
 なるほどな。
 炎龍のように硬い鱗で弾き返すのではなく、威力を吸収して跳ね返すと言った感じか。なら中途半端な打撃じゃあの超特大ミミズ野郎には効かないだろうな。
 だからと言って不安にも焦りもない。この程度あの島で何度も経験済みだ。


「真面な攻撃手段が無いのなら手出しするな。と言いたいところだが、貴様なら大丈夫だろう」
「ああ、問題ない」
 俺の実力を信用してくれているのか。普通なら、後方に下がって見ていろ。って言われてもおかしくないんだが。あの時の模擬戦がこうも役に立つとは。

「そうか、なら左右から挟み込むように攻撃するぞ」
「了解だ」
 一瞬だけ視線を交えた俺たちは互いに不敵な笑みを浮かべると地面を蹴り一斉に超特大ミミズ野郎目掛けて駆けた。
 ジャンヌは先ほどと同じ氷の魔法剣を片手に。
 俺は1.5%の力で。

「それと言い忘れていたが――」
 ほぼ零距離まで接近し互いに攻撃を始めようとした途端、突如ジャンヌが意味深な事を言ってくる。
 おいおいまさか、超特大ミミズ野郎の表面は毒の粘液とか言うんじゃないだろうな。

「私の事を呼び捨てにするなと言っただろう!」
 そう叫びながらジャンヌは超特大ミミズ野郎の胴体に剣を振り下ろし、

「申し訳ありません、ジャンヌ皇女殿下っ!」
 反対側から俺が新しい技で突き刺す。てか、今更な気もするが……まあ良いか。

「ッギャァアアアアアアアアアア!」
 まるで金属音のような絶叫が波動のように響き渡る。ったくなんて耳障りな叫び声なんだ。危うく鼓膜が破れるかと思ったぞ。それよりその見た目で声帯を持っていた事に驚きなんだが。
 反対側にジャンヌが居るため吹き飛ばす事が出来ないため打撃攻撃は止め突攻撃で超特大ミミズ野郎の身体に突き刺した左腕を引き抜くと同時に後方に跳ぶ。
 着地する一瞬自分の左腕を見て後悔する。
 吐き気が襲う程の孵卵臭に似た臭いに生暖かい黄緑色の粘着液が指先から肘までビッシリと付着していた。ほんとこれが血液って今でも信じられないぜ。まだ脂肪って言われた方が信じられるわ。
 絶対皇宮に戻ったら嫌な顔されるんだろうな。なんせこのタイプの血液は臭いがなかなか落ちないからな。遠距離攻撃が出来る奴が羨ましいぜ。え?パチンコ玉があるだろうって?これだけ大きいと当てるのは楽だが、殺すまでに時間が掛かるんだよ。それに接近戦を行うジャンヌに万が一当たったらシャレにならないどころか、間違いなく俺はあの世行きだからな。
 あれから二度後方に跳んで超特大ミミズ野郎から15メートルほど離れた場所に着地した俺の右隣に、ほぼ同じタイミングでジャンヌも着地した。
 どうやらジャンヌも上手く行ったらしくジャンヌの剣にも黄緑色の血液が付着していたが、ジャンヌの服や手には一滴も付着していなかった。それだけジャンヌの剣術が優れていると言う事なんだろう。いや、それだけじゃないか。
 ジャンヌが攻撃した個所を見ると一切の凹凸の無い断面。如何に剣術が優れていたとしても超特大ミミズ野郎の身体をあれだけ綺麗に切り裂く事は魔力無しでは出来ないだろう。
 つまりあの超特大ミミズ野郎を切り裂けるだけの魔力を魔法剣に流し込み鋭利さを上げたのだろう。まったく恐ろしいぜ。
 それよりもジャンヌさんや。頼むから俺の左腕を見て顔を顰めないで欲しい。精神的に辛いから。
 超特大ミミズ野郎はこれまで経験した事のない激痛に暴れまわっていた。
 3トンは余裕でありそうなその巨体で暴れまわる超特大ミミズ野郎は周囲の木々を薙ぎ払い、押し潰し、土煙を舞い上がらせる。
 土煙のせいで視界が悪くなるが、あの巨体を見失うほどではない。それにしてもちょっとした災害だな。俺から言わせれば、ここら一帯に生息していた魔獣が居なくなると依頼が減って困るんだが。ま、依頼のランクを考えると請ける理由がないが。小遣い稼ぎが出来なくなると感がるとちょっと悲しくなる。

「あの程度の攻撃でこれだけ暴れられると接近戦による連続攻撃はちょっと危険だな」
「それは貴様の場合だろ」
 独り言のつもりで呟いた言葉にジャンヌが挑発的としか思えない言葉を返して来た。
 魔力が無く、武器も使えない俺に対しての当てつけか?

「ならジャンヌ皇女殿下には遠距離攻撃が可能だと?だがその手にしているのは魔法剣であって魔法銃剣ガンソードでは無かったと思うが?」
「その通りだ。だが魔法銃や魔法銃剣ガンソードでなくても魔法は発動できる」
 そう言えばそうだったな。すっかり忘れていた。イザベラと初めて模擬戦をしたときも魔法の遠距離攻撃をしていた事を思い出す。

「だがそれでも魔法銃が有るのと無いのとでは大きな差がある」
 何となく想像は出来るが聞かないとダメだろうな。
 そう思いながら俺はジャンヌに「それで何が違うんだ?」と聞いた。

「命中精度の低下、魔力消費量の増加、魔法発動時間の増加と言ったところか」
 おいおい、全部じゃないか。
 魔力の無い俺は魔力のある冒険者や軍人よりも魔力や魔法に関しての知識が遥かに乏しい。それでもスヴェルニ学園に通っていたお陰で一般常識程度の事はは知っているつもりだ。
 魔法銃と魔法剣にそれぞれ組み込まれている術式回路は別物だ。どんな術式回路が使われているのかは知らないけど。
 それでも何も持たないで発動するよりかはマシらしい。よく分からないけど。

「だが、攻撃してくる気配のない大樹喰らいフォレスト・イーターなら集中して攻撃出来るだろう」
 そうそこがおかしい。
 こうしてジャンヌと会話を初めて約3分は経過しただろう。なのに未だ攻撃する気配がないどころか未だに痛みで暴れまわっている。
 その姿に俺は疑問に感じていた。
 本当は戦闘が今回初めてなんじゃないか?と思えるほど痛みに対して耐性が無さすぎる。どれだけ魔力や魔法属性が多かろうが、武の才に恵まれていようが、痛みに対する耐性は持って生まれて事は出来ない。これだけは戦場での経験でしか得られないのだから。
 それは軍人や冒険者に限った話ではない。魔物もまた同じなのだ。
 だからこそ不思議でしかならない。あれだけの巨体を持つ超特大ミミズ野郎が、まるで初めて銃弾で負傷した貴族のお坊ちゃんのような反応をしているのか理解できない。
 ワームは魔力を含んだ物を食べれば食べるほど肉体は大きくなり強力になっていく。だがあれだけの巨体を得るには長い年月が必要だ。
 短期間であれだけの大きさを手に入れるには膨大な魔力を持った生物を食べるほかない。だがそんな生物がそこ等中に転がっているわけがない。
 なら、人が殆ど立ち寄ったり入ってこれないような場所で暮らしていたのか?それこそ可能性は低い。
 人が殆ど入らない場所ってのは近づけない場所ってことだ。それはつまりそれだけその場所に危険が潜んでいる証拠なのだ。
 そんな場所に痛みに対する耐性がまったくないこの超特大ミミズ野郎が生きて行けるわけがない。
 ならどうやってこれほどの大きさになるまで誰も気づかず戦う事無く生きてこれたんだ?なんらかの固有スキル持ちなのか?それなら既に固有スキルを使っていても良い筈だ。なのに俺たちに害が及んだ形跡はない。となると固有スキル持ちと言う可能性も低いか。
 それに俺たちが攻撃する前、俺がライアンと会話していた時だってそうだ。警戒はしていたとはいえ、強烈な殺気を放って牽制していたわけでもない。ジャンヌに至っては恐怖と葛藤していて即座に動ける様子でもなかった。なのに超特大ミミズ野郎ヤツは即座に攻撃してこなかった。
 最初は様子でも窺っているのかと思ったが、戦闘経験がある奴なら即座に相手の状況を判断して攻撃してくるはずだ。確かに奴も最後のほうで攻撃して来たが、あまりにも判断が遅すぎる。まるで戦闘が初めての初心者のように。

「……い」
 なら何故そんな奴が俺たちを襲って来た?魔物を探すため俺もジャンヌも極力魔力と気配を抑えていた。だから勝てると思ったのか?
 いや、奴は逃げる魔獣にも気にする様子も無く俺たち目掛けて襲い掛かって来た。ならジャンヌの膨大な魔力量に気が付いて、それが目当てで襲って来た?
 だがそれだけの魔力感知の能力を手に入れるには戦闘経験が必要な筈だ。それとも戦う事を恐れて過ごして来た結果、魔力感知だけ上手くなったのか?
 いや、地中で暮らす事の多いワーム種が怯えるような敵は少ないはずだ。それこそ自分より圧倒的に強い奴でなければ。
 だが戦闘経験のない超特大ミミズ野郎ヤツが生きて居られるとも思えない。
 もしかして超特大ミミズ野郎ヤツは攻撃系ではなく探知系の固有スキル持ちって事なのか?
 その可能性は否定できないが、なら何故今になって襲う事を選んだんだ?
 魔物が逃げる姿を感じて自分でも倒せると思ったのか?
 いや、何か引っかかる。なんだこの違和感は――

「おい!」
「っ!」
 突然ジャンヌが大声で叫ぶ。ったくいきなり叫ぶなんて怪我でもしたのか?
 そう思ったが怪我をした様子はない。それどころか元気に俺に対してもの凄い眼光で睨んでいた。

「どうかしたのか?」
「どうかしたのかだとぉ……敵を前に随分と呑気なものだな。本当にAランク冒険者なのか疑いたくなるものだ」
 その言葉で俺は理解した。
 どうやら俺はそこそこの時間思考の海に潜り続けていたらしい。その間ジャンヌが俺の分も警戒してくれていたのだ。まったく守らなければならない相手に守られるなんて俺もまだまだだな。ライアンに知られたら文句を言われそうだ。

「それで何か分かったのか?貴様の事だ、ただ呆けていたわけではないのだろ?」
 その言葉に一瞬驚きを隠せなかったが、即座に平静を取り戻す。流石は帝国最強の軍人と言われているだけの事はある。
 そう思うと俺は心強いと感じながら、超特大ミミズ野郎に意識を向けながら口を開いた。

「ああ。1つ気になる事があってな」
「気になる事?」
 ジャンヌは視線を超特大ミミズ野郎から視線を外す事無く問い返して来た。

「あまりにも戦闘慣れしていない気がしてな」
「そう言われてみれば確かに……」
 ジャンヌも言われてここまでの戦闘での違和感に気付いたのだろう。

「それで作戦はあるのか?」
「まあな。出来るだけ傷つけずに倒したい。ジャンヌ皇女殿下には大樹喰らいフォレスト・イーターの動きを一瞬でも構わないから封じて貰いたい。あとは俺が止めを刺す」
 俺は冒険者だが魔物の専門家じゃない。だが調べて貰うにしてもグチャグチャのミンチ状態で渡すよりかは外傷が少ない状態で調べて貰った方が分かる事も多い筈だ。

「分かった。まったく折角の復帰戦だと言うのに美味しいところを持っていかれるとはな」
「ジャンヌ皇女殿下なら復帰戦が霞むほどの敵を倒せるようになるさ」
「ふっ、いつのまに煽てるような言葉が言えるようになったんだか」
 鼻で笑い飛ばすと皮肉を言い返してきた。だがその表情は楽しそうに笑みを浮かべていた。
 それじゃ戦闘再開と行くとしよう。
 先ほどよりかは暴れる勢いが収まって来た超特大ミミズ野郎に殺気を飛ばしながら照準を合わせるように見据える。

「ジャンヌ皇女殿下の攻撃に合わせて俺も出る」
「私の攻撃に合わせるだと?まったくどこまでも生意気だな!」
 力強く言葉を発したジャンヌの闘気が増していく。ははっ、流石は帝国最強皇女。もしかしたらイザベラよりも速く本気を出して闘える相手かもしれないな。
 そう思うと心が躍るが今は目の前の超特大ミミズ野郎に集中するとしよう。

「……行くぞ!氷槍牢獄アイスィクル・プリズン!」
 ジャンヌが魔法名を叫んだ瞬間、超特大ミミズ野郎の周囲に直径2メートルの氷の柱が何本も地面から出現すると超特大ミミズ野郎をその場に押し付けて固定するような形になる。
 突然の事に困惑しているのか身動きが取れなくなった超特大ミミズ野郎。だが直ぐに気付くだろう。
 破壊して抜け出す必要は無く前か後ろに身体を滑らすようにして移動すれば抜け出すことが出来ると。
 四肢がある動物なら完璧に動きを封じる事の出来る魔法だが、蛇のように地面を這って移動するタイプの魔物を完全に封じる事は難しい。

「私の魔法でもそう長くは持たないぞ!」
 ジャンヌも分かっていたらしく忠告してくる。大丈夫だから任せろ。
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