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第二章 魔力無し転生者は仲間を探す

第四十二話 鬼瓦仁VS藤堂影光

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 10月9日火曜日。
 すっかり元気になった影光を病院にまで迎えに行った俺たち。
 それにしても眠い。
 昨日は警邏隊の連中に事情聴取されて丸一日を潰されてしまったから依頼を受けるどころの話じゃなかった。
 病院の受付で待っていると少ない荷物を手にした影光がやって来た。

「仁、それにアインも迎えに来てくれたのか」
「まあな。それよりも行こうぜ」
「そうだな」
 俺たちは病院を後にすると歩きながら拠点へと向かう。
 電光掲示板には先日冒険者連続殺人事件の犯人がSランク冒険者藤堂影光によって討伐されたと報道されていたが、街の様子はいつもと変わらない。
 たまに影光に気づいて視線を向けてくる冒険者も居るが、一般人は背の高い和装姿の異国人としか思われていなかった。
 だけどやはりいつも以上に視線を感じるのは間違いない。
 奇妙な連中でも見るような好奇心の視線。ま、無理も無いが。だってメイドに和装姿の侍、銀のメッシュが入った黒髪を持つ青年。そんな3人が一緒に歩いているんだ。どうみても異様な集団と思われてもおかしくない。どっかのサーカス団にでも所属しているのかと思われていそうだな。
 そんなどうでも良いことを考えていると小腹が空いた俺たちは近くのお店で少し早めの昼食を取る事にした。
 動物、魔物OKのお店だった事もありアインが暴れることも無く俺たちは平和に昼食を堪能する。
 入ったお店はカジュアルな喫茶店。
 そこで働くウエイトレスの制服も清潔感漂う服装でフリルやカチューシャなんかはついていなかった。
 俺はサンドイッチとコーヒー。アインは砂糖とミルクたっぷりのコーヒー。いや、もうカフェオレと言うべきか。影光はカレーライスをそれぞれ堪能する。

「それで俺のギルドに入ってくれる事考えてくれたか?」
「先日にも言ったはずであろう。拙者は自分より強い人間の下でしか働かぬ。と」
「ああ、知ってるよ。だからお前の怪我が完治して戦えるのを待ってたんだ」
「後悔するで無いぞ」
「それはこっちの台詞だよ」
 この話を持ち出した時から互いに分かっていた事だ。
 だからこそ皮肉を含んで俺はああ、言ったのだ。
 互いに闘志をぶつけ合う。
 アインは平然と甘ったるいカフェオレを飲むが、店員たちは俺たちが発する異様な空気に怯えていた。
 おっとこのままではお店に迷惑が掛かるな。
 さっさと食事を終えた俺たちは拠点に戻り地下1階へとやってきた。
 喫茶店から拠点まで徒歩30分以上はかかるが食後の運動には丁度良かった。
 軽くストレッチを終えた俺たちは地下1階の訓練所中央で対峙する。
 お互いの距離は約4メートルと言ったところだろう。

「拙者はいつでも構わぬよ」
「俺もだ。それよりも本当に良いんだな?」
「それはこっちの台詞だ。期待のルーキーなんて言われているようだが、所詮はCランクの冒険者。Sランクの拙者に勝てると思っているのか?」
「ああ」
「なんたる豪気。だが嫌いではないぞ」
 その言葉を最後に俺たちは戦闘体勢に入る。
 2人して見学しているアインに視線を向ける。

「はぁ……分かりましたよ」
 アインは直ぐにその意味を汲み取ると嘆息しながらも一歩前に出た。嘆息しなくても良いだろうに。それにこの場に来たら審判をさせられるぐらい分かっていたはずだろうに。
 銀を左腕一本で抱きかかえ、右腕を真上に上げると、

「それでは……始め!」
 強く真っ直ぐ突き進むかの様な合図と共に右腕が振り下ろされた。
 その言葉を耳にした俺は地面を蹴って影光の懐に入り込――

「シッ!」
 めなかった。
 振り下ろされた刀をギリギリで躱した俺は軽く飛び跳ねて一旦下がる。
 危なかった。
 影光の強さは最初に出会った時から只者では無いと思っていた。だから始まった時から5%の力で近づいたのにそれを平然と斬ろうとしやがった。
 やはり仲間に欲しいぜ。
 イザベラ相手時でも最高で2%以下だった。
 だけど影光から感じる強さは2%ではこっちが確実に負けると思っていきなり5%の力で向かったんだがな。

「得物を使う拙者相手に真正面から突っ込んでくるとは随分と舐められたものだな」
「別に舐めちゃいないさ。ただ、仲間にするなら小細工無しで倒さないと認めて貰えないと思っただけさ」
「フッ、なるほどな。なら次はこちらから行かせて貰うぞ!」
「っ!」
 速い!
 一瞬で間合いを詰めてきやがった!
 影光はそのまま横一閃に刀を振るうが、俺は体を反らしてどうにか躱す。
 危ねぇ!危うく死ぬところだったぜ。

「今の一撃を躱すか」
 きっと褒めてくれてるんだろうが、全然嬉しくねぇよ。
 だけど拙いな。陽宵との戦いを見ていたからこれでも充分勝てると思ったんだがそうも言ってられないようだ。
 まだ影光の本気を出してすらいない。となると上げるなら1%は上げないと駄目だろうな。

「ここからは少し本気で戦わせて貰うぜ」
「そうでないと面白くないわ」
 互いに地面を蹴る。先ほどよりも速く俺たちの距離が零距離となる。
 上から振り下ろされてきた刀。
 ここだ!

「なにっ!?」
 俺は横から殴って軌道を逸らせる。
 そのまま体を回転させて右拳の裏拳を影光の顔に叩き込む!

「グハッ!」
 吹き飛ばされた影光だったが、倒れる事は無くどうにか態勢を立て直す。

「危なかった。あれほどの速さと威力の裏拳を食らったのは初めてだ」
「流石は世界最強の剣豪。スピードや技だけじゃなくタフネスさもはんぱねぇな」
 おいおいマジかよ!6%の力で殴ったんだぞ!なのに倒れるどころか平然としてるなんて本当に人間かよ!
 動揺を表に出さないように平静を装う俺は拳を構える。
(これが本当にCランク冒険者の一撃か!Aランク。いや、Sランクって言われても拙者は納得するレベルだぞ)
 自然と闘いは膠着状態に入る。
 互いの闘志がぶつかり合い、相手の隙を窺う。
 静寂が支配する訓練所にコップにお茶が注ぎ込まれる音が耳に入ってくる。

「ってなにやってんだ、お前は!」
 俺は訓練場の壁際で見学するアインに声を怒鳴る。

「何って見て分かりませんか?暇でしたから紅茶でも飲みながら観戦しようかと」
「いや、俺が聞きたいのは時と場所を考えろって言いたいんだよ!」
「貴方だけには言われたくありません。王族殴りさん」
「くっ」
「それよりも余所見していて良いんですか?」
「え?ってぅおっ!」
 一瞬視線を離した隙を狙われた俺は影光の一閃をギリギリで躱す。
 あ、危なかった。今のはマジで危なかった。

「おいおい、外野が教えては駄目だろ」
「はっ!私とした事が今のはあの男が殺される絶好のチャンス。なのに私とした事がやはり聖女とも謳われ自愛と優しさに満ちた心がそれを許してくれなかったのですね」
 あの女はいったい何を言ってるんだ?
 それに何が聖女だ。平然と俺に死んで欲しいって思ってる奴が聖女なわけないだろ!
 だが、ここで再び膠着状態に入るわけにはいかない。
 そう思った俺は1%上げて7%の力で闘う事にした。そう言えば初めてだな。あの気まぐれ島を出てから1対1で闘う相手にこれだけの力を出したのは。
(なんだ。また仁から感じる力が上がった。いったい何をした。こんな相手と闘うのは初めてだ)
 再び地面を蹴った俺は相手の懐に入り込む。よし!さっきと違って入り込めた。
(速い!さっきとは比べ物にならない!)

「おらっ!」
 さっきよりも強い一撃で倍以上の距離まで吹き飛ばされた影光。
 今度こそ。と思ってがやはり世界最強の剣豪。そうやすやすと勝てせてくれる相手じゃない。

「まさか鞘でガードしつつ後方に跳んで威力を殺すなんてな」
 完全に懐に入り込んだから勝ったと思ったが、やはり決着が着くまでは過信しちゃ駄目だな。
(なんて威力だ。咄嗟に鞘で防いで後方に跳んだのにこんな所まで吹き飛ばさせるなんて。いったい何者なんだ、この男は。だが本気で闘う必要がありそうだ)

「っ!」
 さっきと気配が違う。影光め、とうとう本気を出してきやがったな。
 ひりつく様な気配に思わず笑みが零れる。ああ、これだ。命を賭けた戦いじゃないが、気を抜けば死んでしまうような緊張感。これを待ってたんだ。

「行くぞ、仁!」
「来い!」
 地面を蹴って接近してくる影光。速い。さっきとは比べ物にならない速さだ。陽宵の時よりも速いんじゃないのか。
(陽宵の時は互いの技と技、同じ武術、流派を使う者同士の勝負だった。だがこれは違う。これはもうプライドとプライドの戦い。武士と拳闘士もののふの戦い。だから遠慮なく魔法を使わせてもらうぞ!)
 あと少し。あと少しで奴の刀が届く距離まで近づく。

「壱の太刀、閃鳶せんえん斬り!」
「なっ!」
 残り5メートルと言う距離でいきなり斬撃を飛ばして来た影光。俺は咄嗟に左に跳んで躱す。

「っ!」
 が、俺の動きを予測したのか俺が態勢を崩しているところを攻撃してきた。
 しかし、刀が振り下ろされるより前に回避行動をしていた俺はどうにか影光の一撃を躱す。

「危ねぇな。あんな攻撃が出来るなんて」
 土煙が舞い上がりさっきまで立っていた後ろの壁には景光の攻撃で着いた斬撃の痕があった。まったく真剣勝負とは言え間違えたら死んでるぞ。
 そう思いながら影光に視線を向けると黙り込んだまま目を大きく見開いていたように気がした。

「ん?どうかしたのか?なんか言い返して来いよ」
「いや、驚いているだけだ」
「ん?よく分からないが、続けようぜ」
 なんで影光が驚いているのかさっぱり分からない。今の攻撃を躱したからか?だが俺の力は影光も分かっているはずだ。ならそこまで驚く事じゃないよな。ま、そんな事どうでも良いか。それよりも今はこの男をどう倒すかだ。
(やはりこの男。アレ・・が使えるな。ならここからは全て解禁して闘うしかないだろう)
 来るっ!
 影光が動く数瞬前に感じ取った俺は構える。
 だけどこのままじゃ拙いな。3%でも勝てるかどうか。ま、仲間にするなら手加減している場合じゃないんだろうが、俺的にはもう少し楽しみたかったんだがな。

「シッ!」
 斬れる距離まで来た影光の一撃を躱した俺は再び力を上げる。
 今度は遊びも躊躇いも無い。一気に1%上げさせて貰うぜ!
 振り下ろした刀を切り返して二撃目が来る前に俺は地面を蹴って影光の側面に回りこむ。

「おらっ!」
「がはっ!」
 今度は対応できなかったのかまともに食らった影光は吹き飛ばされて地面を転げる。
 言っておくがさっきまでの俺とは違う。ここからは追撃ありだぜ!
 立ち上がろうとする影光に一蹴りで近づいた俺はそのままお腹を殴る。

「ぐはっ!」
 宙を舞う影光に追い撃ちとばかりに俺はジャンプして影光の背中を殴り地面に叩き付けた。
 地揺れと轟音が鳴り響き、土煙が舞う。
 地面に着地した俺は土煙が晴れるのを待つ。

「流石にやったか?」
 あ、これ完全にフラグじゃん。
 気づいた時には遅く土煙が晴れると口から血を流しながらも立っている影光がそこに居た。
 ああ、やっぱり気づいても回避出来なかったか。
 数秒前の自分を呪ってやりたい想いに駆られながらも俺は影光から視線を逸らさない。
 それにしてもあの連続攻撃を食らいながらも立ち上がるなんて本当に人間か?そう言えば陽宵の目は人間じゃなかったな。だから種族は人間じゃ無いんだろうがそれでも疑ってしまう。

「まさか拙者が得物無しの相手にここまでやられるとは何時以来だろうな」
 なんて独り言を呟いているがもう体力的にも限界の筈だ。どうにか強い意志で立っているそんな感じだ。だからと言って手加減したりはしない。それは戦ってくれている相手に対して失礼と言うものだからな。
 それにだ。手加減なんかしてみろ。間違いなく次の瞬間には俺が殺られる。
 これまで感じた事の無い量の闘気を全身から発する影光。やばい久々に冷や汗をかきそうだ。
 揺ら揺らと振り子のように体を揺らしながらも影光は前に前にと、そして俺に一歩ずつ近づいて来る。本当はもう闘えないんじゃないのか?誰だってそう思うだろう。だがここで気を抜けば間違いなく殺られる。
 そう思った瞬間これまでに無いスピードで距離を詰めてきた。ほら見ろ!

「はああああああああああぁぁぁ!!」
 無謀とも言える攻撃。何も考えずに振り下ろされた一撃を俺は真正面から殴り返す。
 今の光景を見ている者なら馬鹿だと思うだろう。だがそれを突破して勝たなければならないんだ!
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