20 / 127
20・黒井先輩とW巨乳なビキニをやることに1
しおりを挟む
20・黒井先輩とW巨乳なビキニをやることに1
本日の昼休み、わたしは黒井先輩と話をしていた。つい昨日、光とやった会話を話のネタにした。これは光の事を悪く言うのではなく、わたしの中にある悶々とした感じを会話で追い払いたいと思っただけの事。
「へぇ、あの彼氏くんってなかなか立派な意識の持ち主なんだね」
「えぇ、まぁ」
他人から自分の彼氏を褒められるとうれしいモノだなぁと、ちょっと顔やがニヤけそうになる自分がいた。
「でもまぁ、よかった。正直心配していたの」
「心配?」
「マリーみたいなかわいい巨乳女子、心持ちの悪い男子が彼氏だったら食われてしまうんじゃないかと思って」
「先輩……食われるなんて言い方はちょっと……」
「あ、ごめんなさい、わたしってほんとうにダメな女だ」
「あぁ、すぐに落ち込まないでくださいってば」
同じ巨乳という共通項があると、先輩と後輩って関係でも気さくに話ができてうれしい。
「ねぇ、マリー、ちょっといい?」
「なんですか?」
「わたしさぁ、いま確かに3年で受験生ではあるんだけれど、少しくらいは息抜きとか体を動かさないと腐ってしまう。だから来週の日曜日辺りに、温水プールに行かない?」
「温水プール?」
「そ、巨乳同士って2人で行きたい」
「なんかあるんですか?」
「マリーの話を聞いていたら……自分の殻を破るってためにも……わたしもビキニって水着をやってみたいと思った。せっかくFカップって巨乳だから一回くらいは……という気になった」
「先輩がビキニ!」
「マリーだってさ、まずは同じ巨乳同士でビキニ姿を経験して、そしていざ本番! と彼氏とのデートにもうひとつの本命ビキニをおっぱいに着せればいいんじゃないかなぁと思った」
「あぁ、なるほど」
「お願い! マリーといっしょだったら、わたし自分の殻を破れる」
こういう流れになって、イヤです! と言えたら外道チックですごいのかもしれない。でもやさしいエンジェル肌なわたしにはそんなことは言えなくて、じゃぁ行ってみましょうって展開を了解した。
「マリーはビキニって水着を持ってる?」
「まだ持っていないです」
「じゃぁビキニ選びのアドバイスをしてあげる」
「え、でも先輩はビキニってやった事ないんですよね?」
「ないけど知識は持ってる。いつだって女として一皮むけられるようにと思っていたから。そして今がそれだから」
黒井先輩はわたしにはどういうビキニが似合うかって話を色々と聞かせてくれた。ビキニをやった事がない人からのアドバイスだったけれど、大ベテランから教わったみたいなキブンにさせられた。
本日の昼休み、わたしは黒井先輩と話をしていた。つい昨日、光とやった会話を話のネタにした。これは光の事を悪く言うのではなく、わたしの中にある悶々とした感じを会話で追い払いたいと思っただけの事。
「へぇ、あの彼氏くんってなかなか立派な意識の持ち主なんだね」
「えぇ、まぁ」
他人から自分の彼氏を褒められるとうれしいモノだなぁと、ちょっと顔やがニヤけそうになる自分がいた。
「でもまぁ、よかった。正直心配していたの」
「心配?」
「マリーみたいなかわいい巨乳女子、心持ちの悪い男子が彼氏だったら食われてしまうんじゃないかと思って」
「先輩……食われるなんて言い方はちょっと……」
「あ、ごめんなさい、わたしってほんとうにダメな女だ」
「あぁ、すぐに落ち込まないでくださいってば」
同じ巨乳という共通項があると、先輩と後輩って関係でも気さくに話ができてうれしい。
「ねぇ、マリー、ちょっといい?」
「なんですか?」
「わたしさぁ、いま確かに3年で受験生ではあるんだけれど、少しくらいは息抜きとか体を動かさないと腐ってしまう。だから来週の日曜日辺りに、温水プールに行かない?」
「温水プール?」
「そ、巨乳同士って2人で行きたい」
「なんかあるんですか?」
「マリーの話を聞いていたら……自分の殻を破るってためにも……わたしもビキニって水着をやってみたいと思った。せっかくFカップって巨乳だから一回くらいは……という気になった」
「先輩がビキニ!」
「マリーだってさ、まずは同じ巨乳同士でビキニ姿を経験して、そしていざ本番! と彼氏とのデートにもうひとつの本命ビキニをおっぱいに着せればいいんじゃないかなぁと思った」
「あぁ、なるほど」
「お願い! マリーといっしょだったら、わたし自分の殻を破れる」
こういう流れになって、イヤです! と言えたら外道チックですごいのかもしれない。でもやさしいエンジェル肌なわたしにはそんなことは言えなくて、じゃぁ行ってみましょうって展開を了解した。
「マリーはビキニって水着を持ってる?」
「まだ持っていないです」
「じゃぁビキニ選びのアドバイスをしてあげる」
「え、でも先輩はビキニってやった事ないんですよね?」
「ないけど知識は持ってる。いつだって女として一皮むけられるようにと思っていたから。そして今がそれだから」
黒井先輩はわたしにはどういうビキニが似合うかって話を色々と聞かせてくれた。ビキニをやった事がない人からのアドバイスだったけれど、大ベテランから教わったみたいなキブンにさせられた。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。

隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる