(R18)おとなのお話BOX(短編集)

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教え子は金持ちのHカップって巨乳娘で日給は8万円32(ファイナル)

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「ハァハァ……先生、先生……」

「あんぅ……夢尾さん……」

「んぅ……ぅ……」

 女2人に男1人の声が熱くねっとり室内で絡み合う。それは恋がまちがいを犯したときに発生しやすい3Pというモノだった。それは朝までずっと続くのだ、ひたすら、終わりのない恋をむさぼるように。

「ハァハァ……ぅ……」

 いま、見矢は自分にまたがってユッサユッサと勢いよく巨乳を揺らすみちるの温かさに震えながら、顔にはみちよの爆乳を押し付けられたまらない快感におぼれまくっている。

 だが実を言うと、このときすでに危険だったのだ。見矢はみちよを12回、みちるを13回と絶え間なく抱いて、ひたすら大量の白い想いを吐き出している。だがまだ朝は遠い、まだ夜は長い。見矢のペニスは見矢のモノではなく女2人のモノなのだ。

 そしてまた3時間くらいが経過した時、見矢の射精合計数は30回になっていた。こうなると心臓に痛みが走る。呼吸できなくなるのではないかという不安がでてくる。

「み、みちるちゃん、みちるちゃん」

 いま、見矢は四つん這いになっているみちるの安産型ってやわらかい尻を両手でぐっとつかんで腰を動かしている。だが意識がちょっと揺らぐ。体が……こわれそうな気がすると思いながらはげしいピストンをしている。

 そのときだ! 見矢の脳にどこからか声が聞こえてきた。それはどこか見えない領域、大げさに言えば神の声みたいに思えた。そして見矢はピストンしながらその声と会話した。

―見矢、それ以上射精してはならないー

(誰だ!)

―見矢、おまえの体はもう限界に達しているー

(限界? まさか……)

―引き返せ見矢、射精してはならん! 次に射精したら死ぬぞ!-

(ひ、引き返すとか……できるわけがない……男としてそれはない)

―おまえは死んでもいいのかー

(死にたくない、死にたくないけれど……男としての責任は果たさなきゃいけない。途中で止めるなんて、そんなひどいこと……どうしてできるっていうんだ)

 見矢は神の声を振り切ろうとさらに勢いよく動き出した。引き返せ! という声を無視してどんどん動きを加速させる。

「み、みちるちゃん、みちるちゃん……」

 見矢はみちるにかぶさるように密接した。そして上から両手を回し、勢いよく揺れている左右のふくらみをギュウっと乱暴につかむ。

「み、みちるちゃん、みちるちゃん」

 伝えたいと思った、みちるに白い想いを伝えなければいけないと思った。たとえ危険だとか死ぬとか言われても、男として引き返すことはできないと突き進む。

(あ、あぁ……)

 突然、見矢の前に白い広がりが見えてきた。それはもしかすると死への入り口かもしれない。そしてここで止めれば死なないで済むのかもしれない。だが見矢は男として究極的に男らしい選択をする。パートナーへの想いを伝えきるという責任の全うにすべてをささげる。

(ひ、光が……)

 まぶしさが見矢を包んでいくとき、見矢は自分の体から何かが抜き取られていくように感じていた。そしてそうなったら……自分が消えるような気がした。そしてその光が見矢のすべて包んだとき、見矢は射星した。温もりの中で勢いよく尋常ではない大量の想いを吐き出す。そして……そして……見矢はあまりのまぶしさに何も見えなくなってしまった。それは見矢のすべてを包んだ白く温かい闇だったのだ。
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