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抜けられなくなった巨乳を救出せよ5
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おれはまず両手の平を……死ぬほどドギマギしながら上にあるTシャツに当ててみた。そこには美依のフルカップブラジャーってふくらみが姿を隠し持っているのだけれど、中2のFカップっていうボリュームにびっくりせざるを得ない。
「で、デカ!」
たまらず声を出してしまったおれ、両手の平に当たるいいニオイたっぷりな重さをゆっくり撫でてみた。揉みたいという思いに必死のブレーキをかけて。
「ひゃんぅぅ……んぅう!!」
美依が声を出す。そして左右のふくらみに手を当てられた状態でジタバタし始めた。そして言うのだった。
「は、恥ずかしい……」
「美依、どうしたんだよ」
「だ、だって、いまお兄さんがデカ! って……」
あぁ、そうか、おれは衝撃に対して素直になりすぎていた。美依みたいな魅力的な巨乳女子に対する言葉の配慮が欠けていたんだ。
「美依……美依のこの大きいっておっぱい……すごくステキだ、今はまだこうやって手のひらを当てているだけだけれど……それでもたまらないってキモチになっているんだ。ウソじゃないよ、いまのおれのこのキモチ……伝わらないかな? 伝わって欲しい……」
おれは今すぐにも揉みたい……ほんとうに揉みたい! という情熱に水をかけながら、ハァハァって息切れをやり始めながら、左右の手の平でゆっくりと……大きくて重たく、そしてやわらかいって表現といいニオイがたっぷりって、そんなふくらみを何回か上下に揺さぶった。美依への思いを込めて、ゆっくり、ゆっくりと。
「ん……ぅ……」
いま、美依がブルっと震えたのであろうって事が伝わった。見えないのに見えたという感じでしかなかった。
「く、くすぐったいけれど……でも……」
「でも?」
「な、なんでもないです」
「あぁ、美依……」
おれは今すぐにでも揉みたい、揉みほぐしたい! と思うのに、美依って巨乳女子のふくらみにやさしく接したいってブレーキをかける事ができている。ちょっと不思議な、でもこれこそがロマンスなのだと信じることすら出来ていて。
「お、お兄さん……」
「な、なに?」
「ずっと撫でられっ放しだと……ちょっと困るから……その……」
美依が言ったとき、ラブな偶然って表現されるような事が起こった。まるでタイミングを見計らっていたかのように、頭の中が白くなっているおれの手がほんとうにふくら豊かなふくらみをギュウっと掴んでしまった。
「はん……んぅ……」
美依がブルッとなったとき、おれは不器用になってしまう。ご、ごめん……とか言いながら、左右の手でふくらみを揉み続けてしまうから。
(大きい、ほんとうにすごい巨乳……ほんとうに豊かなふくらみ……)
おれは揉むと同時に大きく上下とか左右に、ユッサユッサ揺さぶりもかけていた。そうやるとほんとうにすごい。両手で味わう快感と同時に、絶妙な距離感ありって真下から見つめ続けているのだ。あげくすごくいいニオイと熱に包まれるのだ。
「ハァハァ……美依、美依、美依」
おれは夢中になって揉み揺さぶる、揉み揺さぶる、揉み揺さぶる! そしてもうすでにズボンの内側はすごい熱と固さを持つに至っていく。
「はん……んぅ……」
おれの両手に左右のふくらみを揉み揺さぶれまくっている美依が印象的な声を出した。おれはただひたすら、真上の豊かなふくらみを見つめ揉みまくっているだけだけれど……美依の声を聞いたら、美依の表情がしっかり見えた。それはもしかすると熱いタイム専用の魔法なのかもしれない。
「お兄さん、待って、一回止まって」
美依は震えながらそう言った。でもおれは思わず、まるで駄々っ子みたいに言ってしまった。
「い、イヤだ、おれは美依のおっぱいから手を離さない、離すもんか!」
すると美依、Tシャツを捲り上げるから待って! と言った。するとどうだ、おれは自分で何かを思うより先に両手の揉み揺さぶりを止めていた。
「もう!」
美依はちょっと怒った声を出した後、ウニュウニュっと動きながらTシャツを引っ張り上げようとする。そしてそれをやりながら、お兄さんはすごいおっぱい星人! と言ったり、まくり上げたTシャツがずり落ちないようにしないと……とか言ったりもして、ついにTシャツを勢いよくまくり上げたのだった。
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