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202・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)18
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202・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)18
「おぉ~!!」
観客が吹き上がるように沸く。気合とともに閻美が上半身を着物から出そうってアクションを発生させたからだ。
「おぉ、閻美がプライドより勝利を選ぶ?」
サキュバスは両目を丸くした。女しかいない場所での戦いならともかく、大勢の観客(ほとんどが男でおっぱい星人)という中で上半身を裸にするというのは、閻美にとってはプライド的に許せないはず。それをやるとは……と感心させられてしまう。
「うあぁぁぁ!」
閻美が吠えた。それと同時に色白むっちりな柔肌が外に出る。そしてお待ちかね! とばかり、ボワン! って音が揺れ動く。閻美の100cmオーバーってうつくしい美爆乳が丸ごと呼吸して外に出る。
「うぉぉぉ!!!」
観客、総立ちで大興奮。それまで閻美をつまらない女だとか負けてしまえ! とか言っていた者たちの言う事が突然に変化する。
「うぉ閻美ってすげぇきれいな美爆乳、女神だよ、女神だよ!」
「おれ、最初から閻美はステキな女だと思ってた」
「おれも最初から閻美の応援だったぞ。リディエなんかよりずっと魅力的でいい女」
「いけ閻美、リディエみたいなつまらない女に負けるな!」
観客に生じる閻美コール。それは別に気にしないとするリディエだが、クッと左手をにぎり開けた右手を伸ばしてから問う。
「ほんとうにそんな格好で戦うのですか? 容赦しませんよ?」
言われた閻美、くっと前髪をなぞり上げながら言い返す。
「容赦しないはこっちのセリフだ。リディエには日本の救急車ってモノを体験させてやろう」
閻美、今さら息づく美爆乳を隠す気なし。そして体の熱さが少しマシになったので、勢いよく相手を倒すって目を浮かべる。
「そういかない、閻美が勝ったらつまらないんだって。悪いけど閻美に勝たせる気ってないから」
サキュバス、イヤらしくトロっとした目を閻美に向ける。すると見えない何かが閻美に向かって飛んでいく。
(ん!?)
閻美、一瞬ドキッとしたが眼前のリディエが向かってきたのでそっちに集中するしかない。
「月下八連桜!」
リディエの突き連打が来た。
「それはさっき見たぞ!」
上半身裸で豊満バストが揺れても気にせず流れるようにして避ける。そして閻美、さっきはこの後に「八連桜開花!」 という技が来たはずと思い返し、それに意識を備える。
しかしリディエの足が予想外に、あまりに見事という他なく垂直にピーン! と上がった。
「ぅ……」
命取りの一瞬、されどおどろきで動けない一瞬、閻美……ヤバい! と思うのに体が反応できなかった。
「せい!」
リディエの気合、かかと落としの発生。それは閻美の首筋辺りにぶつけられた。ドーン! と激痛が走る。
「あんぅぅ……」
たまらずうずくまる閻美。だがその姿勢では豊満な美爆乳が拝めないので、それを目にしたい観客は閻美にエールを送る。
「立て、立つんだ閻美!」
「閻美、おまえはその程度の女なのかよ」
「閻美、おまえ日本の美人としてあっさり負けたら恥だぞ。負けたら切腹しやがれ!」
観客に言われ怒りに燃える閻美、こんな程度で終わるわけがあるか! と立ち上がろうとする。
しかし……サキュバスから飛んでくる目線が閻美の体にいけない魔法をふりかけた。
「はんぅ!」
ビクン! っとなった閻美、顔を真っ赤にしブルブル震える。左右の美爆乳ってやわらかいふくらみ全体に突然エクスタシーな感覚が満ち溢れる。それが全身にすごいスピードで女の芯へと回っていく。
「ククク、いくら戦う女として燃えようと、感じる女になってしまってはどうしようもないよねぇ。それでも戦闘を続行できるなら続行してみなさいな」
サキュバスがエロくかわいく笑うと、立ち上がった閻美の目はとてもうつろだった。それは戦う女というよりは、熱い時間に心身を燃やす女。
「なんてみっともない顔をしているのですか……」
リディエ、閻美のだらしない顔にあきれる。そしてそういう下品な冗談は好かないと表情を引き締める。
「ぁ……」
閻美、なんとか意識を戦闘に傾けようとするが女という感覚にスイッチが入ってしまってはムリだった。だからブルブルっと震えながら、達してしまったという声を何度もこぼしピンク色の空間を見つめるような目をする。
「閻美、見損ないました。あなたはサイテーです」
リディエ、残念という顔をしてから一気攻める。突きの連打、そして下からの足払い、苦悩する閻美の体を宙高くに浮かせる蹴り上げ、そして落下してくる閻美を見ながらグッと右腕に力を込めて右ストレート放つ。
「徒桜(あだざくら)!」
決まった、あざやかに見事に……そして残酷なまでに重たく……閻美の顔面に激烈な一撃がプレゼントされた。
「あぅうおう!!」
鼻血ブーの仰向けとなってリングにぶっ倒れる閻美。そのとっても哀れな姿を真上からカメラがとらえると、美爆乳をスクリーンで拝める観客はあざとく半々の声援を送るのだった。
「立て、閻美、カウントギリギリまで休憩してから立て!」
「いや、ムリをするな、そのまま倒れていろ、動くんじゃない」
そして審判がカウントを開始。10,9,8,7,6,5,4,3,2,1、0! となる。
「キキキ、閻美の負け、残念でしたぁ♪ 鼻血ブーでひっくり返るとか、閻美のプライドは粉々だぁ♪」
腹を抱えゲハゲハ笑うサキュバス、久しぶりにめちゃくちゃ楽しいと目から涙まで出している。
(実況)「日本の美人爆乳って閻美が負けてしまいましたね」
(解説)「日本の心をもっと見たかったですね、残念です」
閻美、ヒクヒクって格好悪いまま担架に乗っけられる。サキュバスのかけたオーガズムとリディエの攻撃を食らった事による痛み、この2つがあまりに強烈だから、普段の本人が見たら激怒するような情けない顔のまま医務室へ運ばれる事になった。
しかし観客のほとんどは運ばれていく閻美を気にしない。なぜなら担架に乗せられるとき、着物の乱れや外に出ている美爆乳を元に戻されたからだ。だから運ばれていく閻美を心配して目を向ける者はほとんどいなかったのである。
「おぉ~!!」
観客が吹き上がるように沸く。気合とともに閻美が上半身を着物から出そうってアクションを発生させたからだ。
「おぉ、閻美がプライドより勝利を選ぶ?」
サキュバスは両目を丸くした。女しかいない場所での戦いならともかく、大勢の観客(ほとんどが男でおっぱい星人)という中で上半身を裸にするというのは、閻美にとってはプライド的に許せないはず。それをやるとは……と感心させられてしまう。
「うあぁぁぁ!」
閻美が吠えた。それと同時に色白むっちりな柔肌が外に出る。そしてお待ちかね! とばかり、ボワン! って音が揺れ動く。閻美の100cmオーバーってうつくしい美爆乳が丸ごと呼吸して外に出る。
「うぉぉぉ!!!」
観客、総立ちで大興奮。それまで閻美をつまらない女だとか負けてしまえ! とか言っていた者たちの言う事が突然に変化する。
「うぉ閻美ってすげぇきれいな美爆乳、女神だよ、女神だよ!」
「おれ、最初から閻美はステキな女だと思ってた」
「おれも最初から閻美の応援だったぞ。リディエなんかよりずっと魅力的でいい女」
「いけ閻美、リディエみたいなつまらない女に負けるな!」
観客に生じる閻美コール。それは別に気にしないとするリディエだが、クッと左手をにぎり開けた右手を伸ばしてから問う。
「ほんとうにそんな格好で戦うのですか? 容赦しませんよ?」
言われた閻美、くっと前髪をなぞり上げながら言い返す。
「容赦しないはこっちのセリフだ。リディエには日本の救急車ってモノを体験させてやろう」
閻美、今さら息づく美爆乳を隠す気なし。そして体の熱さが少しマシになったので、勢いよく相手を倒すって目を浮かべる。
「そういかない、閻美が勝ったらつまらないんだって。悪いけど閻美に勝たせる気ってないから」
サキュバス、イヤらしくトロっとした目を閻美に向ける。すると見えない何かが閻美に向かって飛んでいく。
(ん!?)
閻美、一瞬ドキッとしたが眼前のリディエが向かってきたのでそっちに集中するしかない。
「月下八連桜!」
リディエの突き連打が来た。
「それはさっき見たぞ!」
上半身裸で豊満バストが揺れても気にせず流れるようにして避ける。そして閻美、さっきはこの後に「八連桜開花!」 という技が来たはずと思い返し、それに意識を備える。
しかしリディエの足が予想外に、あまりに見事という他なく垂直にピーン! と上がった。
「ぅ……」
命取りの一瞬、されどおどろきで動けない一瞬、閻美……ヤバい! と思うのに体が反応できなかった。
「せい!」
リディエの気合、かかと落としの発生。それは閻美の首筋辺りにぶつけられた。ドーン! と激痛が走る。
「あんぅぅ……」
たまらずうずくまる閻美。だがその姿勢では豊満な美爆乳が拝めないので、それを目にしたい観客は閻美にエールを送る。
「立て、立つんだ閻美!」
「閻美、おまえはその程度の女なのかよ」
「閻美、おまえ日本の美人としてあっさり負けたら恥だぞ。負けたら切腹しやがれ!」
観客に言われ怒りに燃える閻美、こんな程度で終わるわけがあるか! と立ち上がろうとする。
しかし……サキュバスから飛んでくる目線が閻美の体にいけない魔法をふりかけた。
「はんぅ!」
ビクン! っとなった閻美、顔を真っ赤にしブルブル震える。左右の美爆乳ってやわらかいふくらみ全体に突然エクスタシーな感覚が満ち溢れる。それが全身にすごいスピードで女の芯へと回っていく。
「ククク、いくら戦う女として燃えようと、感じる女になってしまってはどうしようもないよねぇ。それでも戦闘を続行できるなら続行してみなさいな」
サキュバスがエロくかわいく笑うと、立ち上がった閻美の目はとてもうつろだった。それは戦う女というよりは、熱い時間に心身を燃やす女。
「なんてみっともない顔をしているのですか……」
リディエ、閻美のだらしない顔にあきれる。そしてそういう下品な冗談は好かないと表情を引き締める。
「ぁ……」
閻美、なんとか意識を戦闘に傾けようとするが女という感覚にスイッチが入ってしまってはムリだった。だからブルブルっと震えながら、達してしまったという声を何度もこぼしピンク色の空間を見つめるような目をする。
「閻美、見損ないました。あなたはサイテーです」
リディエ、残念という顔をしてから一気攻める。突きの連打、そして下からの足払い、苦悩する閻美の体を宙高くに浮かせる蹴り上げ、そして落下してくる閻美を見ながらグッと右腕に力を込めて右ストレート放つ。
「徒桜(あだざくら)!」
決まった、あざやかに見事に……そして残酷なまでに重たく……閻美の顔面に激烈な一撃がプレゼントされた。
「あぅうおう!!」
鼻血ブーの仰向けとなってリングにぶっ倒れる閻美。そのとっても哀れな姿を真上からカメラがとらえると、美爆乳をスクリーンで拝める観客はあざとく半々の声援を送るのだった。
「立て、閻美、カウントギリギリまで休憩してから立て!」
「いや、ムリをするな、そのまま倒れていろ、動くんじゃない」
そして審判がカウントを開始。10,9,8,7,6,5,4,3,2,1、0! となる。
「キキキ、閻美の負け、残念でしたぁ♪ 鼻血ブーでひっくり返るとか、閻美のプライドは粉々だぁ♪」
腹を抱えゲハゲハ笑うサキュバス、久しぶりにめちゃくちゃ楽しいと目から涙まで出している。
(実況)「日本の美人爆乳って閻美が負けてしまいましたね」
(解説)「日本の心をもっと見たかったですね、残念です」
閻美、ヒクヒクって格好悪いまま担架に乗っけられる。サキュバスのかけたオーガズムとリディエの攻撃を食らった事による痛み、この2つがあまりに強烈だから、普段の本人が見たら激怒するような情けない顔のまま医務室へ運ばれる事になった。
しかし観客のほとんどは運ばれていく閻美を気にしない。なぜなら担架に乗せられるとき、着物の乱れや外に出ている美爆乳を元に戻されたからだ。だから運ばれていく閻美を心配して目を向ける者はほとんどいなかったのである。
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