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198・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)14
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198・息吹争奪戦(巨乳ばっかりのバトル大会)14
うぉぉ!! 観客のボルテージが一気に上がった。かすみは白いパーカーをはおっているが、下のスポーツブラをたったいま相手のトマトに切られてしまった。だからパーカーの下で生の美巨乳がフルフルっと揺れるわけだが、それがほどよく見えたり見えづらかったりというのが、観客の心に切ないという名の燃料の投げ込みにつながる。
「おのれ……トマト……」
「どうするの? まさか、スポーツブラもなしで戦うの? そんなのって乙女の巨乳がやる事じゃないと思うんだ」
ククっと笑うビキニ姿のトマト。パーカーの下で息づくかすみの生乳に目をやりながら、みっともないから降参したら? と言ってすぐ煽りに入る。かすみの心を不健康色のむらさきに染めようって魂胆だ。
「かすみ、なんなら脱いじゃえば? だってさぁ、パーカーをはおってもおっぱい見えるじゃん。それともジップ上げて隠す? このわたしより格上の巨乳とか言っていたくせに、偉そうにああだこうだ言っていたくせに根性なし! しょせんその程度の廃スペックなんだねかすみの巨乳って」
そう言ってすぐビキニ姿のトマトは観客をグルっと見渡しながら大きな声でコールするように誘った。
「ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ!」
すると観客に火が付いた。彼らの多くはにぎったこぶしを突き上げ、トマトと同じように叫びだす。
「ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ!」
リクエストに応じないのはただの生き恥という空気が会場を包み込む。そこでにっこりと心地よく相手を見下げるトマトの顔があったりすると、かすみの女心がボッと燃えた。
「おっしゃぁ、このビューティーかすみを甘く見るべからず!」
かすみが叫んだのでトマトがドキッとした。まさかほんとうに脱ぐのでは? と思ったら、ほんとうにかすみがパーカーをグワっと開けた。するとボワン! と94cmの美巨乳が丸ごと外に出る。
「ちょ、ちょっと……」
トマトは自分が煽っておきながら止めようとした。しかしもう手遅れだ。かすみは勢いよくパーカーを脱ぎ捨てた。そうして切られてしまったブラの残骸も、その色白むっちりな体からすべて追い払う。
(実況)「あぁ~っとビューティーかすみが燃える女になった! すごい美巨乳だ、それは豊かだ、きれいだ、やわらかそうだ、一見したら二度と忘れられないような神々しさだぁ!」
実況のその声と同時に、それまでトマトの方がかわいくて魅力的な巨乳とか言っていた者たちが一気にかすみへ傾く。
「すげぇ美巨乳!」
「女神だ、あの子は女神なんだよ……」
湧き上がるかすみコール。それで上半身の巨乳を隠さず戦闘モードに入り、もう容赦はしないという目を向けられたら……ビキニ姿のトマトはズズっと後ずさりしてから、ごめんなさい! と謝る。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
連呼して頭を下げれば中1の自分は絶対に許してもらえるとトマトは信じていた。しかし世の中はそんなに甘くない。
「ハッ……」
ふっと顔を上げてみたらトマトの眼前にかすみが立っている。そして、ほんとうならグーで殴るところをギリギリのお情けとして平手打ちに変換。だがそれでもパーン! っときれいで痛々しい音が響く。
「きゃんぅ!」
トマトが吹っ飛んだ。そしてリングに転がって肩を横にすると、ビキニに包まれたふっくらなふくらみが上下に重なり合う。そこをすかさずカメラがドアップでとらえ巨大モニターに映せば観客が沸く。
「おら、ふざけんなよ、このビューティーかすみを怒らせた罪は重いんだからな。謝ったくらいで済むと思うなよ」
かすみ、上半身の美巨乳が揺れ動くのも気にせず勢いよくトマトの背中にまたがる。そうして少しだけ体をかがめると、両手を下から回しトマトのEカップって巨乳を揉み始める。
「あんぅ、な、何を……」
「感じるって声を出せ、それくらいしないと許さない」
かすみがゆっくりとトマトの巨乳を揉み解す。いかんせん女同士であるため、やんわり感じさせるというツボが心得られている。
「はんぅ……ん……」
乳を揉まれるトマトの顔がクッと歪む。しかし怒りに燃えているかすみは、もっと大きな声を出せと攻撃の手を緩めない。
「ぁぁんぅ……う!!」
ブルっと身震いをし、たまらないと大きな声を出してしまうトマトだったそしてその声はマイクに拾われるので会場にでっかく響き渡る。
「もういいでしょう、降参、降参だから許して……」
ちょっと涙目のトマトが降参を訴える。
「よし、許してやる……と言いたいところだけど、わたしをこんな目に遭わせたのだから、同じ思いをしてもらう」
「え、ちょ、ちょっと……やだ……」
「うるせぇ、だまれ!」
かすみ、じたばたする相手の背中に手を向ける。そうして中央のホックをクッと外したら、トドメだ! とばかりグッと勢いよくビキニを引っ張り取ってしまう。
「ひゃん!!」
ビキニを取られ顔を真っ赤にしたトマト、反射的にふくらみを腕で隠そうとかしたら、それより早くかすみに立たされてしまう。しかも両手を後ろに回された状態だから、92cmの巨乳は出血大サービスとして大勢の目にプレゼントされたのである。
「負けを認めるな?」
「み、認めるから手を離して……」
「よし!」
かすみは後ろに回させていたトマトの両手を解放。そうするとビキニを手にした中1のEカップって少女は、色白ふっくらな胸を腕で覆い隠しながらすたこらさっさとリングから逃げるように去っていく。だがそんなトマトに同情したり感情移入する声はけっこう多かった。
「トマト、おれはおまえの方が好きだぞ」
「トマト、息吹とかいう男じゃなく、おれの彼女になってくれよぉ!」
「トマトみたいな妻が欲しい!」
一方のかすみ、自分に拍手と歓声を送る者たちに見つめられながら、パーカーを着て美巨乳を隠す。いきなり疲れた……とため息を落としたりもする。
(実況)「いやぁ解説の致乳我大隙さん、しょっぱなから熱い試合でした、どうご覧になりましたか?」
(解説)「実力的にはビューティーかすみでしたね。でも茨木トマト、やってくれましたね、期待を裏切らない活躍を見せてくれましたね」
(実況)「試合はまだまだ続きますが、熱い女心のバトルを期待したい! というところですね」
(解説)「はい、わたしも心を燃やしたいと思います」
うぉぉ!! 観客のボルテージが一気に上がった。かすみは白いパーカーをはおっているが、下のスポーツブラをたったいま相手のトマトに切られてしまった。だからパーカーの下で生の美巨乳がフルフルっと揺れるわけだが、それがほどよく見えたり見えづらかったりというのが、観客の心に切ないという名の燃料の投げ込みにつながる。
「おのれ……トマト……」
「どうするの? まさか、スポーツブラもなしで戦うの? そんなのって乙女の巨乳がやる事じゃないと思うんだ」
ククっと笑うビキニ姿のトマト。パーカーの下で息づくかすみの生乳に目をやりながら、みっともないから降参したら? と言ってすぐ煽りに入る。かすみの心を不健康色のむらさきに染めようって魂胆だ。
「かすみ、なんなら脱いじゃえば? だってさぁ、パーカーをはおってもおっぱい見えるじゃん。それともジップ上げて隠す? このわたしより格上の巨乳とか言っていたくせに、偉そうにああだこうだ言っていたくせに根性なし! しょせんその程度の廃スペックなんだねかすみの巨乳って」
そう言ってすぐビキニ姿のトマトは観客をグルっと見渡しながら大きな声でコールするように誘った。
「ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ!」
すると観客に火が付いた。彼らの多くはにぎったこぶしを突き上げ、トマトと同じように叫びだす。
「ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ、ぬーげ!」
リクエストに応じないのはただの生き恥という空気が会場を包み込む。そこでにっこりと心地よく相手を見下げるトマトの顔があったりすると、かすみの女心がボッと燃えた。
「おっしゃぁ、このビューティーかすみを甘く見るべからず!」
かすみが叫んだのでトマトがドキッとした。まさかほんとうに脱ぐのでは? と思ったら、ほんとうにかすみがパーカーをグワっと開けた。するとボワン! と94cmの美巨乳が丸ごと外に出る。
「ちょ、ちょっと……」
トマトは自分が煽っておきながら止めようとした。しかしもう手遅れだ。かすみは勢いよくパーカーを脱ぎ捨てた。そうして切られてしまったブラの残骸も、その色白むっちりな体からすべて追い払う。
(実況)「あぁ~っとビューティーかすみが燃える女になった! すごい美巨乳だ、それは豊かだ、きれいだ、やわらかそうだ、一見したら二度と忘れられないような神々しさだぁ!」
実況のその声と同時に、それまでトマトの方がかわいくて魅力的な巨乳とか言っていた者たちが一気にかすみへ傾く。
「すげぇ美巨乳!」
「女神だ、あの子は女神なんだよ……」
湧き上がるかすみコール。それで上半身の巨乳を隠さず戦闘モードに入り、もう容赦はしないという目を向けられたら……ビキニ姿のトマトはズズっと後ずさりしてから、ごめんなさい! と謝る。
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
連呼して頭を下げれば中1の自分は絶対に許してもらえるとトマトは信じていた。しかし世の中はそんなに甘くない。
「ハッ……」
ふっと顔を上げてみたらトマトの眼前にかすみが立っている。そして、ほんとうならグーで殴るところをギリギリのお情けとして平手打ちに変換。だがそれでもパーン! っときれいで痛々しい音が響く。
「きゃんぅ!」
トマトが吹っ飛んだ。そしてリングに転がって肩を横にすると、ビキニに包まれたふっくらなふくらみが上下に重なり合う。そこをすかさずカメラがドアップでとらえ巨大モニターに映せば観客が沸く。
「おら、ふざけんなよ、このビューティーかすみを怒らせた罪は重いんだからな。謝ったくらいで済むと思うなよ」
かすみ、上半身の美巨乳が揺れ動くのも気にせず勢いよくトマトの背中にまたがる。そうして少しだけ体をかがめると、両手を下から回しトマトのEカップって巨乳を揉み始める。
「あんぅ、な、何を……」
「感じるって声を出せ、それくらいしないと許さない」
かすみがゆっくりとトマトの巨乳を揉み解す。いかんせん女同士であるため、やんわり感じさせるというツボが心得られている。
「はんぅ……ん……」
乳を揉まれるトマトの顔がクッと歪む。しかし怒りに燃えているかすみは、もっと大きな声を出せと攻撃の手を緩めない。
「ぁぁんぅ……う!!」
ブルっと身震いをし、たまらないと大きな声を出してしまうトマトだったそしてその声はマイクに拾われるので会場にでっかく響き渡る。
「もういいでしょう、降参、降参だから許して……」
ちょっと涙目のトマトが降参を訴える。
「よし、許してやる……と言いたいところだけど、わたしをこんな目に遭わせたのだから、同じ思いをしてもらう」
「え、ちょ、ちょっと……やだ……」
「うるせぇ、だまれ!」
かすみ、じたばたする相手の背中に手を向ける。そうして中央のホックをクッと外したら、トドメだ! とばかりグッと勢いよくビキニを引っ張り取ってしまう。
「ひゃん!!」
ビキニを取られ顔を真っ赤にしたトマト、反射的にふくらみを腕で隠そうとかしたら、それより早くかすみに立たされてしまう。しかも両手を後ろに回された状態だから、92cmの巨乳は出血大サービスとして大勢の目にプレゼントされたのである。
「負けを認めるな?」
「み、認めるから手を離して……」
「よし!」
かすみは後ろに回させていたトマトの両手を解放。そうするとビキニを手にした中1のEカップって少女は、色白ふっくらな胸を腕で覆い隠しながらすたこらさっさとリングから逃げるように去っていく。だがそんなトマトに同情したり感情移入する声はけっこう多かった。
「トマト、おれはおまえの方が好きだぞ」
「トマト、息吹とかいう男じゃなく、おれの彼女になってくれよぉ!」
「トマトみたいな妻が欲しい!」
一方のかすみ、自分に拍手と歓声を送る者たちに見つめられながら、パーカーを着て美巨乳を隠す。いきなり疲れた……とため息を落としたりもする。
(実況)「いやぁ解説の致乳我大隙さん、しょっぱなから熱い試合でした、どうご覧になりましたか?」
(解説)「実力的にはビューティーかすみでしたね。でも茨木トマト、やってくれましたね、期待を裏切らない活躍を見せてくれましたね」
(実況)「試合はまだまだ続きますが、熱い女心のバトルを期待したい! というところですね」
(解説)「はい、わたしも心を燃やしたいと思います」
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