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73・そして23歳の現在
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ある日の午後6時頃、ひとりの20代前半の小説家がゴージャスな自宅のだだっ広い居間に置かれた200インチという壁面丸ごとディスプレイみたいなTVを見入る。
「よし、望の勝ちだ。そりゃそうだろう、なんせ望は日本が生んだスペシャルゲーマーだからな」
小説家が見ているのはアメリカで開催されているホットロードという名前のレースゲーム大会。優勝したNOZOMIこと田中望は賞金として10億円をゲットする。
NOZOMIは格闘やパズルなどのゲームも得意としているが、とりわけレースゲームの強さは圧倒的であり太陽系で最高のプレーヤーという称号を得ている。NOZOMI曰く、レースゲームは自分のゲーマーとしての原点だから簡単に負けるわけにはいかないとのこと。
「お、望へインタビューか」
売れっ子で大当たりで爆進中の小説家、向きを変えてイスに座る。背もたれに腕を置き友人が語るところをジッと見つめる。
「おめでとう望、いまのキブンは?」
「最高だよ、今なら空を飛べるような気がする。今なら月まで行けるかもね」
「そりゃすごい! じゃぁそのグレイトなキモチ、まずは誰に伝えたい?」
「そりゃぁ愛しの妻に言いたい」
「お、だったらぜひここで奥さんに!」
「翠名、勝ったよ。いつも応援して見守ってくれてほんとうにありがとう。翠名が心の支えなんだ、きみがいてくれてこそのおれだよ」
そんな愛のメッセージを笑顔で言ってのける姿を見た小説家、いいねぇ、そういうのって最高だよねぇとイスに座ったままパチパチと拍手。
23歳の小説家というのはMOERUこと火高燃得であり、ドエロから一般まで幅広く手掛ける小説家。ドエロ方面でいえば、巨乳小説を書かせると世界ナンバーワンって評価をされており、実際数えきれないほどの者の心と股間に放火しまくった。しかし一般小説でも評価があり、かなりのたくさんの作品がコミック化されたりアニメ化されたりした。おかげで23歳にして自分の家を持ち高級車を有し、会社勤めなんてしなくても生活できる身文に成り上がった。燃得はそんな自分を自由の戦士と言ったりする。
―ピンポーンー
ここで自宅のインターホンが鳴った。お、来たか! とうれしそうな顔をして玄関に飛んでいった燃得、待っていたぜ! と勢いよくドアを開ける。
「椎名、待っていたぜ、会いたかったぜ」
「あんた安定してテンションが高いわね、まぁ、そこが燃得のいいところだけど」
燃得家にやってきた女、それは佐藤椎名であり、いまや24歳が目前って美人にしてすごいグラマーさん! って爆乳OLだったりする。
「望が優勝したぞ」
「そりゃそうでしょう、望だしね、翠名の夫だからね。で、燃得、今日はスパゲッティー作って欲しいって?」
「だな、ミートソースとナポリタンと絶望の3つで頼む。だってほら望が勝つだろうと思ってワイン買ってあるんだよ、それを椎名と2人で味わいたいんだよ」
「ワインか……いいね」
「だろう、しかもロマネコンティだぜ」
「うそ! いくらのやつ」
「聞いておどろけ、2本で800万円。椎名と2人でロマネコンティというのは、いつかやってみたいと思っていたんだ」
「だったら今日の夕飯は忘れられない時間になりそうね」
仕事が終わってすぐ燃得家にやってきた椎名、靴を脱いで上がって歩きゴージャス過ぎる居間に到着。すると突然に後ろから燃得に抱きつかれる。
「ん……どうした?」
「どうしたじゃねぇよ」
燃得、両絵を椎名のお腹の辺りに回して抱きついたら、椎名の98cmとかHカップってふくらみが大きく揺れ動く。妹である翠名の105cmのIカップってボリュームには負けるが、すごい豊満であり燃得はそれに甘えまくるが大好き!
「椎名、結婚しようぜ。おれ小説家として安定領域に入ってきた。つまり一回失敗したらら終わりって段階は超えたんだ。お金だっていっぱいあるぞ、だから今宵はロマネコンティなんだぞ、ガレージに行けば高級車だってあるんだ。そして何より、おれの親友である望とおまえの妹は結婚している。なのにおれと椎名が結婚していないとかあまりにおかしいだろう」
燃得、グイグイっと後ろから押して椎名の豊かでやわらかい美爆乳を揺らし熱い思いで結婚を迫る。
「まぁ……そうかもね、そろそろしなきゃいけないとは思っている」
後ろの彼氏から甘えな揺さぶりを受ける椎名はもうすぐ24歳になる。なぜ燃得と深く愛し合う仲なのにまだ結婚していないのかといえば、OLって仕事がそれなりにおもしろく、そして独身性活もそれなりに楽しいと思っているからだった。
「それはズルいぞ、許されないぞ椎名」
燃得は言う、自分は椎名と結ばれるために泣けるような努力をして成功する事ができた。ひたすら椎名を想い現在も続いている。それなのに椎名がいつまでも一人暮らしを楽しみたいとかいうのはマナー違反だとする。
「マナー違反……そうかもね」
「そうだよ、OLを辞めろとは言わないからさ、椎名も腹をくくれつーんだよ」
燃得、グイグイっとつよく甘えな揺さぶりをかけ、早く豊満な乳を揉みたいという思いをオーラで伝える。
「燃得……」
「なんだ?」
「なんでそんなにもわたしと結婚したい? 結婚しなくても愛し合う事はできるじゃん、それでも結婚したい」
「椎名、おれに名言を言って欲しいのか?」
「言って」
「男はなぁ、心底好きになった女が近くにいてくれなきゃ安心できないんだよ。どんなに愛し合っても結婚していなきゃ、魅力的な女は自分から離れるんじゃないかって不安になるんだよ。椎名しかいないんだよ、たとえ金がいっぱいになっても、その気になったら浮気くらい何とでもできるような身文になっても、それでもおれは椎名しか見えないんだよ。椎名、今まで一度も浮気せずひたすらおまえが好きと思い続けたおれのキモチに応えろよ、いつまでも独身生活がたのしいとか子どもみたいな事を言うんじゃねぇよ」
「子どもか……」
「なんだよ?」
「いや、わたしのおっぱいに甘えまくる燃得に子どもとか言われたなぁと思って」
椎名、そう言ってから赤らめた顔を横に向ける。するとすぐさま燃得と唇の重ね合いが始まった。
「ん……」
「ぅ……んぅ……」
少しという時間を濃厚に過ごしてから、唇が離れた時に椎名は決意表明した。24歳になったら結婚する、火高椎名になると。
「ほ、ほんとうか? 冗談とか言わせねぇぞ」
「冗談なんか言わないよ……燃得といっしょに暮らすよ、一人暮らしもそれなりにたのしいって思いを終わりにするよ」
「し、椎名……」
燃得、たまらず椎名のシャツボタンを外し始める。ハァハァと息を切らし焦りまくっているのに、すっと手早くボタン外してシャツを広げていく。そうするとプクッとやわらかい谷間が顔を出す。
「スパゲッティー作らなきゃいけないんだけれど」
「後でいいじゃんかよ、人間なにより愛し合うが大事なんだから」
燃得、そう言って椎名を浴室へと引っ張り込みたいとする。そうして洗面所のドアが閉められ2人の時間が始まったが、それは2人がもうすぐ結婚するという話につながる愛し合いだった。田中望と翠名が幸せな結婚をして家庭を築こうとしている真っ最中なのを、これから燃得と椎名が追いかけ追いつくという物語が始まるのだ。
「よし、望の勝ちだ。そりゃそうだろう、なんせ望は日本が生んだスペシャルゲーマーだからな」
小説家が見ているのはアメリカで開催されているホットロードという名前のレースゲーム大会。優勝したNOZOMIこと田中望は賞金として10億円をゲットする。
NOZOMIは格闘やパズルなどのゲームも得意としているが、とりわけレースゲームの強さは圧倒的であり太陽系で最高のプレーヤーという称号を得ている。NOZOMI曰く、レースゲームは自分のゲーマーとしての原点だから簡単に負けるわけにはいかないとのこと。
「お、望へインタビューか」
売れっ子で大当たりで爆進中の小説家、向きを変えてイスに座る。背もたれに腕を置き友人が語るところをジッと見つめる。
「おめでとう望、いまのキブンは?」
「最高だよ、今なら空を飛べるような気がする。今なら月まで行けるかもね」
「そりゃすごい! じゃぁそのグレイトなキモチ、まずは誰に伝えたい?」
「そりゃぁ愛しの妻に言いたい」
「お、だったらぜひここで奥さんに!」
「翠名、勝ったよ。いつも応援して見守ってくれてほんとうにありがとう。翠名が心の支えなんだ、きみがいてくれてこそのおれだよ」
そんな愛のメッセージを笑顔で言ってのける姿を見た小説家、いいねぇ、そういうのって最高だよねぇとイスに座ったままパチパチと拍手。
23歳の小説家というのはMOERUこと火高燃得であり、ドエロから一般まで幅広く手掛ける小説家。ドエロ方面でいえば、巨乳小説を書かせると世界ナンバーワンって評価をされており、実際数えきれないほどの者の心と股間に放火しまくった。しかし一般小説でも評価があり、かなりのたくさんの作品がコミック化されたりアニメ化されたりした。おかげで23歳にして自分の家を持ち高級車を有し、会社勤めなんてしなくても生活できる身文に成り上がった。燃得はそんな自分を自由の戦士と言ったりする。
―ピンポーンー
ここで自宅のインターホンが鳴った。お、来たか! とうれしそうな顔をして玄関に飛んでいった燃得、待っていたぜ! と勢いよくドアを開ける。
「椎名、待っていたぜ、会いたかったぜ」
「あんた安定してテンションが高いわね、まぁ、そこが燃得のいいところだけど」
燃得家にやってきた女、それは佐藤椎名であり、いまや24歳が目前って美人にしてすごいグラマーさん! って爆乳OLだったりする。
「望が優勝したぞ」
「そりゃそうでしょう、望だしね、翠名の夫だからね。で、燃得、今日はスパゲッティー作って欲しいって?」
「だな、ミートソースとナポリタンと絶望の3つで頼む。だってほら望が勝つだろうと思ってワイン買ってあるんだよ、それを椎名と2人で味わいたいんだよ」
「ワインか……いいね」
「だろう、しかもロマネコンティだぜ」
「うそ! いくらのやつ」
「聞いておどろけ、2本で800万円。椎名と2人でロマネコンティというのは、いつかやってみたいと思っていたんだ」
「だったら今日の夕飯は忘れられない時間になりそうね」
仕事が終わってすぐ燃得家にやってきた椎名、靴を脱いで上がって歩きゴージャス過ぎる居間に到着。すると突然に後ろから燃得に抱きつかれる。
「ん……どうした?」
「どうしたじゃねぇよ」
燃得、両絵を椎名のお腹の辺りに回して抱きついたら、椎名の98cmとかHカップってふくらみが大きく揺れ動く。妹である翠名の105cmのIカップってボリュームには負けるが、すごい豊満であり燃得はそれに甘えまくるが大好き!
「椎名、結婚しようぜ。おれ小説家として安定領域に入ってきた。つまり一回失敗したらら終わりって段階は超えたんだ。お金だっていっぱいあるぞ、だから今宵はロマネコンティなんだぞ、ガレージに行けば高級車だってあるんだ。そして何より、おれの親友である望とおまえの妹は結婚している。なのにおれと椎名が結婚していないとかあまりにおかしいだろう」
燃得、グイグイっと後ろから押して椎名の豊かでやわらかい美爆乳を揺らし熱い思いで結婚を迫る。
「まぁ……そうかもね、そろそろしなきゃいけないとは思っている」
後ろの彼氏から甘えな揺さぶりを受ける椎名はもうすぐ24歳になる。なぜ燃得と深く愛し合う仲なのにまだ結婚していないのかといえば、OLって仕事がそれなりにおもしろく、そして独身性活もそれなりに楽しいと思っているからだった。
「それはズルいぞ、許されないぞ椎名」
燃得は言う、自分は椎名と結ばれるために泣けるような努力をして成功する事ができた。ひたすら椎名を想い現在も続いている。それなのに椎名がいつまでも一人暮らしを楽しみたいとかいうのはマナー違反だとする。
「マナー違反……そうかもね」
「そうだよ、OLを辞めろとは言わないからさ、椎名も腹をくくれつーんだよ」
燃得、グイグイっとつよく甘えな揺さぶりをかけ、早く豊満な乳を揉みたいという思いをオーラで伝える。
「燃得……」
「なんだ?」
「なんでそんなにもわたしと結婚したい? 結婚しなくても愛し合う事はできるじゃん、それでも結婚したい」
「椎名、おれに名言を言って欲しいのか?」
「言って」
「男はなぁ、心底好きになった女が近くにいてくれなきゃ安心できないんだよ。どんなに愛し合っても結婚していなきゃ、魅力的な女は自分から離れるんじゃないかって不安になるんだよ。椎名しかいないんだよ、たとえ金がいっぱいになっても、その気になったら浮気くらい何とでもできるような身文になっても、それでもおれは椎名しか見えないんだよ。椎名、今まで一度も浮気せずひたすらおまえが好きと思い続けたおれのキモチに応えろよ、いつまでも独身生活がたのしいとか子どもみたいな事を言うんじゃねぇよ」
「子どもか……」
「なんだよ?」
「いや、わたしのおっぱいに甘えまくる燃得に子どもとか言われたなぁと思って」
椎名、そう言ってから赤らめた顔を横に向ける。するとすぐさま燃得と唇の重ね合いが始まった。
「ん……」
「ぅ……んぅ……」
少しという時間を濃厚に過ごしてから、唇が離れた時に椎名は決意表明した。24歳になったら結婚する、火高椎名になると。
「ほ、ほんとうか? 冗談とか言わせねぇぞ」
「冗談なんか言わないよ……燃得といっしょに暮らすよ、一人暮らしもそれなりにたのしいって思いを終わりにするよ」
「し、椎名……」
燃得、たまらず椎名のシャツボタンを外し始める。ハァハァと息を切らし焦りまくっているのに、すっと手早くボタン外してシャツを広げていく。そうするとプクッとやわらかい谷間が顔を出す。
「スパゲッティー作らなきゃいけないんだけれど」
「後でいいじゃんかよ、人間なにより愛し合うが大事なんだから」
燃得、そう言って椎名を浴室へと引っ張り込みたいとする。そうして洗面所のドアが閉められ2人の時間が始まったが、それは2人がもうすぐ結婚するという話につながる愛し合いだった。田中望と翠名が幸せな結婚をして家庭を築こうとしている真っ最中なのを、これから燃得と椎名が追いかけ追いつくという物語が始まるのだ。
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